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e-docs > Tuxedo > Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法 > セクション 5 ―ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス |
Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法
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ファイル
${TUXDIR}/udataobj/evt_mib ${TUXDIR}/include/evt_mib.h
関連項目
factory_finder.ini(5)
名前
factory_finder.ini-FactoryFinder の Dmains コンフィギュレーション・ファイル
機能説明
factory_finder.ini は、Domains 用の FactoryFinder コンフィギュレーション・ファイルです。このテキスト (ASCII) ファイルは、Master NameManager として起動された場合に TMFFNAME サービスによって解析されます。NameManager は、このファイルに格納されている情報を使用して、ほかのドメインとの間でのファクトリ・オブジェクトのオブジェクト参照のインポートやエクスポートを制御します。factory_finder.ini ファイルの情報を使用するには、TMFFNAME サーバ・プロセスの -f オプションで factory_finder.ini ファイルを指定する必要があります。
FactoryFinder Domains コンフィギュレーション・ファイルにはどのような名前を付けることもできますが、ファイルの内容はこのリファレンス・ページで説明する形式に準拠している必要があります。
定義
BEA Tuxedo ドメインは、単一の TUXCONFIG ファイルに記述された環境として定義されます。BEA Tuxedo ドメインは、別の BEA Tuxedo ドメインや別の TP アプリケーション (別の TP システムで実行されているアプリケーション) と、ドメイン・ゲートウェイ・グループを介して通信できます。BEA Tuxedo 用語では、ドメインとアプリケーション (ビジネス・アプリケーション) は同義です。
リモート・ファクトリは、リモート・ドメイン内に存在するファクトリ・オブジェクトです。アプリケーションでは、BEA Tuxedo FactoryFinder を介してこのオブジェクトを使用できます。
ローカル・ファクトリは、ローカル・ドメイン内に存在するファクトリ・オブジェクトです。リモート・ドメインでは、BEA Tuxedo FactoryFinder を介してこのオブジェクトを使用できます。
ファイル形式
このファイルは、2 つの仕様セクションで構成されます。使用可能なセクションは、DM_REMOTE_FACTORIES および DM_LOCAL_FACTORIES です。
通常、パラメータは KEYWORD = value で指定します。これにより、KEYWORD が value に設定されます。有効なキーワードについては、以下の各セクションで説明します。KEYWORD は予約されているため、引用符が付いている場合を除き、値としては使用できません。
値が識別子の場合は、標準 C の規則が適用されます。標準 C の識別子の先頭には英字またはアンダースコア (_) を使用し、以降の識別子には英数字またはアンダースコアを使用する必要があります。KEYWORD と同じ identifier を使用することはできません。
値が識別子でない場合は、二重引用符で囲まなければなりません。
入力フィールドは、1 つ以上の空白またはタブ文字で区切ります。
# 文字はコメントを示します。復帰改行文字でコメントを終了します。
空白行とコメントは無視されます。
行は、復帰改行の後に最低 1 つのタブを置いて継続できます。コメントを継続することはできません。
このセクションは、各ローカル・ドメインによってエクスポートされたファクトリに関する情報を提供します。このセクションはオプションで、指定されていない場合はすべてのローカル・ファクトリをリモート・ドメインにエクスポートできます。このセクションを指定することにより、リモート・ドメインから取得できるローカル・ファクトリ・オブジェクトのセットが制限されます。予約されている factory_id.factory_kind 識別子 NONE を使用して、リモード・ドメインから取得するローカル・ファクトリを制限できます。
このセクション内にある各行の形式は次のとおりです。
factory_id.factory_kind
factory_id.factory_kind は、ファクトリのローカル名 (識別子) です。この名前は、1 つまたは複数の BEA Tuxedo サーバ・アプリケーションが BEA Tuxedo FactoryFinder を使用して登録したファクトリ・オブジェクトの識別子に対応している必要があります。
TMFFNAME で適切なファクトリを検索するには、factory_kind が指定されていなければなりません。factory_kind が指定されていないエントリには、デフォルト値の FactoryInterface が適用されます。
このセクションは、インポートされてリモート・ドメインで使用可能になったファクトリ・オブジェクトに関する情報を提供します。このセクション内にある各行の形式は次のとおりです。
factory_id.factory_kind required_parameters
factory_id.factory_kind は、ローカルの BEA Tuxedo システム・ドメインが特定のリモート・ファクトリ・オブジェクトに使用する名前 (識別子) です。リモート・ファクトリ・オブジェクトは、特定のリモート・ドメインに関連付けられています。
注記 TobjFactoryFinder インターフェイスを使用する場合、factory_kind は FactoryInterface でなければなりません。
以下は、必須パラメータです。
DOMAINID = domain_id
このパラメータは、ファクトリ・オブジェクトを検索するリモート・ドメインの ID を指定します。domain_id の長さは 32 オクテット以内です。文字列を指定する場合は、32 文字以内で指定する必要があります (最後の NULLを含む)。domain_id の値は、一連の文字か、または 0x で始まる 16 進数です。
以下は、オプション・パラメータです。
RNAME = string
このパラメータは、リモート・ドメインによってエクスポートされる名前を指定します。リモート・ドメインでは、この名前を使用してこのファクトリ・オブジェクトを要求します。このパラメータを指定しない場合、リモート・ファクトリ・オブジェクト名はfactory_id.factory_kind で指定した名前と同じになります。
DOMAINID または RNAME パラメータのどちらかに関連する値で固有のファクトリ・オブジェクトが識別できれば、同じ名前の複数のエントリを指定することができます。
使用例
次の FactoryFinder Domains コンフィギュレーション・ファイルは、あるファクトリ・オブジェクトの 2 つのエントリを定義しています。このファクトリ・オブジェクトは、ローカル・ドメインでは Teller.FactoryIdentity という識別子で識別され、2 つの異なるリモート・ドメインからインポートされます。
# BEA Tuxedo FactoryFinder Domains
# コンフィギュレーション・ファイル
#
*DM_REMOTE_FACTORIES
Teller.FactoryIdentity
DOMAINID="Northwest"
RNAME=Teller.FactoryType
Teller.FactoryIdentity
DOMAINID="Southwest"
最初のエントリでは、 Teller.FactoryType というファクトリ ID で登録された Northwest というID のリモート・ドメインから、ファクトリ・オブジェクトがインポートされます。
2 番目のエントリでは、 Teller.FactoryIdentity というファクトリ ID で登録された Southwest というID のリモート・ドメインから、ファクトリ・オブジェクトがインポートされます。RNAME パラメータが指定されていないため、リモート・ドメインのファクトリ・オブジェクトの名前は、ローカル・ドメインのファクトリの名前と同じとみなされます。
次に示す FactoryFinder Domains コンフィギュレーション・ファイルの定義では、ローカル・ドメインの Teller.FactoryInterface という ID で登録されたファクトリ・オブジェクトのみをリモート・ドメインにエクスポートできます。ほかのファクトリに対する要求は拒否されます。
# BEA Tuxedo FactoryFinder Domains
# コンフィギュレーション・ファイル
#
*DM_LOCAL_FACTORIES
Teller.FactoryInterface
次に示す FactoryFinder Domains コンフィギュレーション・ファイルでは、BEA Tuxedo FactoryFinder で登録されたファクトリ・オブジェクトがリモート・ドメインにエクスポートされないように定義されています。
# BEA Tuxedo FactoryFinder Domains
# コンフィギュレーション・ファイル
#
*DM_LOCAL_FACTORIES
NONE
関連項目
UBBCONFIG(5), DMCONFIG(5), TMFFNAME(5), TMIFRSVR(5)
Ferror、Ferror32(5)
名前
Ferror、Ferror32-FML エラー・コード
形式
#include "fml.h"
#include "fml32.h"
機能説明
エラー条件のシンボル名によって表される数値は、多くの FML ライブラリ・ルーチンの実行時に発生するエラー用の Ferror に割り当てられます。
名前 Ferror は、タイプ int を持つ変更可能な lvalue に拡張できます。この値は、FML ライブラリ・ルーチンによって正のエラー番号に設定されます。Ferror は、オブジェクトの識別子である必要はなく、関数呼び出しによって生じる変更可能な lvalue に拡張されます。Ferror がマクロであるかまたは外部リンクで宣言される識別子であるかは特定されていません。実際のオブジェクトをアクセスするための tperrno() マクロの定義が抑止されている場合、または、あるプログラムが名前 Ferror を使用して識別子を定義している場合、動作は不確定です。
FML ルーチンのリファレンス・ページには、各ルーチンのエラー条件とそのコンテキストにおけるエラーの意味が掲載されています。掲載されているエラーの順番は重要ではなく、優先順位を示すものでもありません。Ferror の値は、エラーが指摘された後にのみ検査します。すなわち、構成要素の戻り値がエラーを示していて、構成要素の定義で tperrno() のエラー時の設定が指定されている場合です。Ferror の値を検査するアプリケーションは、ヘッダ・ファイル fml.h をインクルードしなければなりません。
Ferror32 は、同様の機能を FML32 ルーチンのユーザに提供します。Ferror32 の値を検査するアプリケーションは、ヘッダ・ファイル fml32.h をインクルードしなければなりません。
以下に、FML および FML32 のルーチンが返すエラー・コードを示します。
#define FMINVAL 0 /* エラー・メッセージ・コードの最後尾 */
#define FALIGNERR 1 /* フィールド化バッファは整列しない */
#define FNOTFLD 2 /* バッファはフィールド化しない */
#define FNOSPACE 3 /* フィールド化バッファにスペースを入れない */
#define FNOTPRES 4 /* フィールドは存在しない */
#define FBADFLD 5 /* 不明なフィールド番号またはタイプ */
#define FTYPERR 6 /* 不正なフィールド・タイプ */
#define FEUNIX 7 /* Unix システム呼び出しエラー */
#define FBADNAME 8 /* 不明なフィールド名 */
#define FMALLOC 9 /* malloc が失敗 */
#define FSYNTAX 10 /* 論理式の構文が不正 */
#define FFTOPEN 11 /* フィールド・テーブルが見つからないかオープンできない */
#define FFTSYNTAX 12 /* フィールド・テーブル内に構文エラーがある */
#define FEINVAL 13 /* 関数に対する引数が無効 */
#define FBADTBL 14 /* フィールド・テーブルに対する破壊的な同時アクセス */
#define FBADVIEW 15 /* ビューが見つからないか取得できない */
#define FVFSYNTAX 16 /* 不正なビューファイル */
#define FVFOPEN 17 /* ビューファイルが見つからないかオープンできない */
#define FBADACM 18 /* ACM に負の値が含まれている */
#define FNOCNAME 19 /* cname が見つからない */
使用法
ルーチンには、エラーの戻り値がないものもあります。Ferror をゼロに設定するルーチンはないため、アプリケーションは、Ferror をゼロに設定し、ルーチンを呼び出してから、エラーが発生したかを調べるために再度 Ferror をチェックできます。
この変数は、DOS および OS/2 環境では FMLerror です。
関連項目
個々の FML ライブラリ・ルーチンの ERRORS の項を参照してください。
C 言語アプリケーション・トランザクション・モニタ・インターフェイスについて, tperrordetail(3c), tpstrerror(3c), tpstrerrordetail(3c), FML 関数の紹介, F_error、F_error32(3fml)
field_tables(5)
名前
field_tables-フィールド名に対する FML マッピング・ファイル
機能説明
フィールド操作言語 (FML) の関数は、フィールド化バッファのインプリメントと管理を行います。フィールド化バッファの各フィールドには、short 整数のタグを付けます。可変長フィールド (文字列など) には、長さを示す修飾子を付けます。したがって、フィールド化バッファは、数値識別子/データの組み合わせ、または数値識別子/長さ/データの組み合わせから構成されることになります。
フィールドの数値識別子をそのフィールドのフィールド識別子といい、FLDID によりそのタイプを定義します。フィールドの名前は、フィールド・テーブルの FLDID と英数字の文字列 (名前) を組み合わせて指定します。
従来の FML インターフェイスでは、16 ビットのフィールド識別子、フィールド長、およびバッファ・サイズをサポートします。新しい 32 ビット・インターフェイスである FML32 では、より大きい識別子、フィールド長、およびバッファ・サイズをサポートします。すべてのタイプや関数名などには、接尾辞として "32" (たとえば、フィールド識別子タイプ定義は FLDID32) を付けます。
フィールド識別子
FML 関数では、フィールド値のタイプを決めることができます。現在サポートされているタイプは、char、string、short、long、float、double、carray (文字配列)、ptr (バッファへのポインタ)、FML32 (埋め込み型の FML32バッファ)、および VIEW32 (埋め込み型の VIEW32 バッファ) です。ptr 型、FML32 型、および VIEW32 型は、FML32 インターフェイスでのみサポートされています。フィールド・タイプの定数は fml.h (FML32 では fml32.h) で定義します。フィールド化バッファは完全な自己記述型であるため、フィールドのタイプは FLDID でエンコードされてフィールドとともに渡されます。したがって、FLDID はフィールド・タイプとフィールド番号という 2 つの要素から構成されます。フィールド番号は、100 よりも大きくなければなりません。これは、1 から 100 までの番号がシステムで予約されているためです。
フィールド・マッピング
フィールド名からフィールド識別子へのマッピングは、コンパイル時に実行できると効率的です。また、実行時にもマッピングできればより実用的です。この両方を満たすため、FML ではテキスト・ファイルにフィールド・テーブルを保持し、対応する C ヘッダ・ファイルを生成するコマンドも用意されています。これにより、コンパイル時のマッピングは C プリプロセッサ (cpp) で通常の #define マクロを使用して実行でき、実行時のマッピングは関数 Fldid() (FML32 では Fldid32()) で実行できます。この関数は、ソース・フィールド・テーブル・ファイルを参照して、その引数 (フィールド名) をフィールド識別子にマップするものです。
フィールド・テーブル・ファイル
フィールド・テーブルを格納しているファイルの形式は以下のとおりです。
name rel-numb type
各項目の説明は次のとおりです。
エントリは空白類 (タブとスペースを任意に組み合わせたもの) で区切ります。
フィールド・テーブルからヘッダ・ファイルへの変換
既に説明したとおり、mkfldhdr (または mkfldhdr32) コマンドを実行すると、フィールド・テーブルが C コンパイラ処理に対応したファイルに変換されます。生成されたヘッダ・ファイルの各行の形式は次のとおりです。
#define name fldid
name はフィールドの名前、fldid はそのフィールド識別子です。このフィールド識別子は、前述したようにフィールド・タイプとフィールド番号から構成されています。フィールド番号は絶対数、つまり base に rel-number を足した数です。生成されたファイルは、C プログラムに組み込むことができます。
環境変数
フィールド・テーブルにアクセスする Fldid() などの関数と、それらを使用する mkfldhdr() および vuform() などのコマンドを使用する場合、メモリ内のフィールド・テーブルを作成するために、シェル変数 FLDTBLDIR と FIELDTBLS (FML32 では FLDTBLDIR32 と FIELDTBLS32) にそれぞれソース・ディレクトリとソース・ファイルを指定しておく必要があります。FIELDTBLS は、フィールド・テーブル・ファイル名の、カンマで区切られたリストを指定します。FIELDTBLS を指定しない場合は、フィールド・テーブル・ファイルの名前として fld.tbl が使用されます。FLDTBLDIR 環境変数は、コロンで区切られたディレクトリのリストで、この中から名前が絶対パス名でないフィールド・テーブルが検索されます(フィールド・テーブルの検索は、PATH 変数を使用する実行可能コマンドの検索とほぼ同じです)。FLDTBLDIR を定義しない場合、カレント・ディレクトリとみなされます。したがって、FIELDTBLS と FLDTBLDIR が設定されていない場合は、カレント・ディレクトリから取得した fld.tbl がデフォルトとなります。
フィールドをグループ (アプリケーションによってのみ使用されるデータベースのフィールドのグループなど) に分けるには、複数のフィールド・テーブルを使用すると便利です。ただし、フィールド名はフィールド・テーブル全体で一意になるようにします。これは、フィールド・テーブルが mkfldhdr コマンドによって C ヘッダ・ファイルに変換される可能性があり、同一のフィールド名があるとコンパイラ名の矛盾が生じるおそれがあるためです。また、Fldid 関数は、名前を FLDID にマップしますが、その際に複数のテーブルを検索します。最初に一致するものが見つかった時点で検索は終了します。
使用例
ベース値を 500 から 700 に変更した場合のフィールド・テーブルの例を以下に示します。
# employee ID fields are based at 500
*base 500
#name rel-numb type comment
#---- -------- ---- -------
EMPNAM 1 string emp's name
EMPID 2 long emp's id
EMPJOB 3 char job type: D,M,F or T
SRVCDAY 4 carray service date
# address fields are based at 700
*base 700
EMPADDR 1 string street address
EMPCITY 2 string city
EMPSTATE 3 string state
EMPZIP 4 long zip code
関連するヘッダ・ファイルは次のようになります。
#define EMPADDR ((FLDID)41661) /* 番号: 701 型: string */
#define EMPCITY ((FLDID)41662) /* 番号: 702 型: string */
#define EMPID ((FLDID)8694) /* 番号: 502 型: long */
#define EMPJOB ((FLDID)16887) /* 番号: 503 型: char */
#define EMPNAM ((FLDID)41461) /* 番号: 501 型: string */
#define EMPSTATE ((FLDID)41663) /* 番号: 703 型: string */
#define EMPZIP ((FLDID)8896) /* 番号: 704 型: long */
#define SRVCDAY ((FLDID)49656) /* 番号: 504 type:carray */
関連項目
『FML を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』
GWADM(5)
名前
GWADM-ドメイン・ゲートウェイ管理サーバ
形式
GWADM SRVGRP = "identifier" SRVID = "number" REPLYQ = "N"
CLOPT = "-A -- [-a {on | off}] [-t {on | off}]"
機能説明
ゲートウェイ管理サーバ (GWADM) は、BEA Tuxedo システムに組み込まれているサーバであり、Domains のゲートウェイ・グループ用の管理機能を提供します。
GWADM は、UBBCONFIG ファイルの SERVERS セクションで、特定のゲートウェイ・グループ内で動作するサーバとして定義する必要があります。すなわち、SRVGRP を、GROUPS セクションで指定した GRPNAME タグに設定する必要があります。SVRID も必須パラメータです。このパラメータの値を指定する際は、ゲートウェイ・グループ内で使用できるゲートウェイの最大数を考慮する必要があります。
GWADM のインスタンスは、Domains ゲートウェイ・グループごとに 1 つしか存在できず、そのインスタンスを、グループと関連付けられたゲートウェイに対して定義した MSSQ の一部にすることはできません。また、GWADM では REPLYQ 属性を N に設定する必要があります。
CLOPT オプションは、GWADM の起動時に渡されるコマンド行オプションの文字列です。このオプション文字列のフォーマットは次のとおりです。
CLOPT="-A -- gateway group runtime_parameters"
次のパラメータは、ゲートウェイ・グループの実行時パラメータとして認識されます。
GWADM サーバは、対応するゲートウェイを起動する前に起動する必要があります。
移植性
GWADM は、サポートされているすべてのサーバ・プラットフォームで BEA Tuxedo システム提供のサーバとしてサポートされます。
相互運用性
GWADM は、BEA Tuxedo リリース 4.2.1 以降にインストールする必要があります。リリース 4.2.2 のゲートウェイが存在するドメイン内のほかのマシンの場合は、リリース 4.1 以降でも構いません。
使用例
次の例は、UBBCONFIG ファイルで管理サーバを定義する方法を示しています。この例では、GWTDOMAIN ゲートウェイ・プロセスを使用して別の BEA Tuxedo ドメインと通信します。BEA TOP END システムとの相互運用性を実現するには、GWTOPEND ゲートウェイ・プロセスを使用してください。GWTOPEND ゲートウェイ・プロセスの詳細と GWTOPEND の使用例については、GWTOPEND(5) を参照してください。
#
*GROUPS
DMADMGRP GRPNO=1
gwgrp GRPNO=2
#
*SERVERS
DMADM SRVGRP="DMADMGRP" SRVID=1001 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
GWADM SRVGRP="gwgrp" SRVID=1002 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
CLOPT="-A -- -a on -t on"
GWTDOMAIN SRVGRP="gwgrp" SRVID=1003 RQADDR="gwgrp" REPLYQ=N RESTART=Y MIN=1 MAX=1
関連項目
dmadmin(1), tmboot(1), DMADM(5), DMCONFIG(5), DMCONFIG for GWTOPEND(5), GWTOPEND(5), servopts(5), UBBCONFIG(5)
『BEA Tuxedo アプリケーション実行時の管理』
『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』
『BEA Tuxedo Domains コンポーネント』
GWTDOMAIN(5)
名前
GWTDOMAIN-TDomain ゲートウェイ・プロセス
形式
GWTDOMAIN SRVGRP = "identifier" SRVID = "number" RQADDR = "queue_name"
REPLYQ = value RESTART = Y [MAXGEN = value] [GRACE = value]
機能説明
GWTDOMAIN は、ドメイン間の通信を実現するドメイン・ゲートウェイ・プロセスです。GWTDOMAIN プロセスは、リモート・ドメインにあるほかの GWTDOMAIN プロセスと通信します。
ドメイン・ゲートウェイは、UBBCONFIG ファイルおよび BDMCONFIG ファイルの SERVERS セクションに記述されます。ドメイン・ゲートウェイは、常に特定のゲートウェイ・グループと関連付ける必要があります。つまり、SRVGRP には、GROUPS セクションで指定された GRPNAME タグに対応する値を設定する必要があります。SVRID も必須パラメータです。このパラメータの値を指定する際は、ドメイン・グループ内で使用できるゲートウェイの最大数を考慮する必要があります。RESTART パラメータは Y に設定します。REPLYQ パラメータは Y または N に設定できます。
GWTDOMAIN プロセスは、GWADM(5) プロセスと同じグループ (先頭は GWADM) に指定する必要があります。1 つのドメインに対して複数の GWTDOMAIN プロセスを設定することもできまが、その場合は各プロセスを異なる BEA Tuxedo グループに設定する必要があります。
使用例
次の例は、UBBCONFIG ファイル内のドメイン・ゲートウェイ・グループの定義を示しています。
*GROUPS
DMADMGRP LMID=mach1 GRPNO=1
gwgrp LMID=mach1 GRPNO=2
*SERVERS
DMADM SRVGRP="DMADMGRP" SRVID=1001 REPLYQ=N RESTART=Y MAXGEN=5 GRACE=3600
GWADM SRVGRP="gwgrp" SRVID=1002 REPLYQ=N RESTART=Y MAXGEN=5 GRACE=3600
GWTDOMAIN SRVGRP="gwgrp" SRVID=1003 RQADDR="gwgrp" REPLYQ=N RESTART=Y MAXGEN=5 GRACE=3600
UBBCONFIG(5) および DMCONFIG(5) の使用例も参照してください。
関連項目
tmadmin(1), tmboot(1), DMADM(5), DMCONFIG(5), GWADM(5), servopts(5), UBBCONFIG(5)
『BEA Tuxedo Domains コンポーネント』
『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』
『BEA Tuxedo アプリケーション実行時の管理』
GWTOPEND(5)
名前
GWTOPEND-TOP END ドメイン・ゲートウェイ・プロセス
形式
GWTOPEND SRVGRP = "identifier" SRVID = "number" RQADDR = "queue_name"
REPLYQ = N RESTART = Y [MAXGEN = value] [GRACE = value]
機能説明
GWTOPEND は、BEA Tuxedo ドメインと BEA TOP END システム間の通信を提供するドメイン・ゲートウェイ・プロセスです。GWTOPEND ゲートウェイ・プロセスは、単一のシングル BEA TOP END システムの 1 つ以上のノード上のネットワーク・インターフェイス (NI) コンポーネントと通信します。異なる BEA Tuxedo グループで異なる GWTOPEND ゲートウェイを設定して、異なる BEA TOP END システムにアクセスしたり、負荷を分散することができます。GWTOPEND では、要求/応答、擬似会話、キュー操作、およびトランザクションがサポートされています。
ドメイン・ゲートウェイは、UBBCONFIG ファイルおよび BDMCONFIG ファイルの SERVERS セクションに記述されます。ドメイン・ゲートウェイは、特定のグループと関連付ける必要があります。つまり、SRVGRP には、GROUPS セクションで指定された GRPNAME タグに対応する値を設定する必要があります。
SVRID も必須パラメータです。このパラメータの値を指定する際は、ドメイン・グループ内で使用できるゲートウェイの最大数を指定する必要があります。RESTART パラメータは Y に設定します。REPLYQ パラメータは N に設定します。
GWTOPEND プロセスは、GWADM(5) プロセスと同じグループ (先頭は GWADM) に指定する必要があります。1 つのドメインに対して複数の GWTOPEND プロセスを設定することもできまが、その場合は各プロセスを異なる BEA Tuxedo グループに設定する必要があります。
BEA TOP END セキュリティをゲートウェイに対して設定する場合、BEA TOP END セキュリティ・サービス製品をノードにインストールし、TP_SYSTEM 名の srvtab ファイルを、下記の「ファイル」セクションに示すノードにコピーする必要があります。long 型のノード名がサポートされる場合は、下記の「ファイル」セクションに示すノードに nodemap ファイルをコピーする必要があります。
ファイル
$TUXDIR/udataobj/nodemap
$APPDIR/srvtab.system (system は BEA TOP END システム名)
/usr/lib/libtp_krb.so (BEA TOP END セキュリティがコンフィギュレーションされた UNIX プラットフォーム上にインストールされる)
%TOPENDDIR%¥bin¥krb.dll (BEA TOP END セキュリティがコンフィギュレーションされた Windows プラットフォーム上にインストールされる)
使用例
次の例は、UBBCONFIG ファイル内のドメイン・ゲートウェイ・グループの定義を示しています。
*GROUPS
DMADMGRP LMID=mach1 GRPNO=1
gwgrp LMID=mach1 GRPNO=2
*SERVERS
DMADM SRVGRP="DMADMGRP" SRVID=1001 REPLYQ=N RESTART=Y MAXGEN=5 GRACE=3600
GWADM SRVGRP="gwgrp" SRVID=1002 REPLYQ=N RESTART=Y MAXGEN=5 GRACE=3600
GWTOPEND SRVGRP="gwgrp" SRVID=1003 RQADDR="gwgrp" REPLYQ=N RESTART=Y MAXGEN=5 GRACE=3600
詳細については、 UBBCONFIG(5) および DMCONFIG for GWTOPEND(5) の使用例も参照してください。
関連項目
tmadmin(1), tmboot(1), DMADM(5), DMCONFIG for GWTOPEND(5), GWADM(5), servopts(5), UBBCONFIG(5)
『BEA TOP END Programmer’s Reference Manual』: ext_srvtab(1T)、nodemap(5T)
『BEA Tuxedo アプリケーション実行時の管理』
『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』
『BEA Tuxedo Domains コンポーネント』
『ATMI アプリケーションでの BEA Tuxedo TOP END Domain Gateway の使用』
GWTUX2TE、GWTE2TUX(5)
名前
GWTUX2TE、GWTE2TUX-BEA Tuxedo / BEA TOP END ゲートウェイ・サーバ
形式
GWTUX2TE SRVGRP = "identifier" SRVID = "number"
CLOPT = "-- -f service_definition_file
[-c TOPEND_remote_configuration_file]
[-R sec] [-w wait_time] [[-u username] [-p password_file]]"
GWTE2TUX SRVGRP = "identifier" SRVID = "number"
CLOPT = "-- -f service_definition_file
[-c TOPEND_remote_configuration_file]
[-R sec] [[-u username] [-g groupname]]"
機能説明
GWTUX2TE および GWTE2TUX はゲートウェイ・サーバです。GWTUX2TE は、BEA Tuxedo クライアントと BEA TOP END サーバとの接続を実現します。GWTE2TUX は、BEA TOP END クライアントと BEA Tuxedo サーバとの接続を実現します。ドメインに対して、これらのゲートウェイ・サーバの一方または両方をコンフィギュレーションできます。
GWTUX2TE および GWTE2TUX は、特定のサーバ・グループ内で動作するサーバとして、UBBCONFIG ファイルの SERVERS セクションで定義します。したがって、SRVGRP には GRPNAME パラメータ (GROUPS セクションで指定) の値に対応する値を設定する必要があります。SVRID パラメータも必須です。また、GWTUX2TE と GWTE2TUX には、ゲートウェイ・インスタンスの MIN 値と MAX 値を指定できます。これらのゲートウェイ・サーバは同期型ですが、複数のインスタンスを使用してスループットを向上させることも可能です。
CLOPT パラメータは、サーバの起動時にゲートウェイ・サーバにコマンド行オプションのセットを渡すパラメータです。CLOPT を使用してオプションを指定するには、次の形式を使用します。
CLOPT="-- gateway_group_run_time_parameters"
認識される CLOPT オプションは以下のとおりです。
プログラミング・パラダイム
ゲートウェイ・サーバ GWTUX2TE および GWTE2TUX では、要求/応答メッセージのみがサポートされています。要求の送受信を行う BEA Tuxedo クライアント API 呼び出しとしては以下がサポートされています。
BEA TOP END サーバでは、APPL_CONTEXT フラグは設定できません。このフラグが設定されていると、ゲートウェイ・サーバは BEA TOP END ダイアログを解析し、BEA Tuxedo クライアントにエラー (TPESVCFAIL) を返します。
BEA TOP END クライアント API 呼び出しとしては以下がサポートされています。
バッファ型
ゲートウェイ・サーバ GWTUX2TE および GWTE2TUX では、BEA Tuxedo CARRAY (X_OCTET) バッファのみがサポートされています。その他のバッファ・タイプを BEA Tuxedo アプリケーションから送信しようとすると、エラーが生成されてゲートウェイ・サーバによって記録されます。
コンフィギュレーション
ゲートウェイ・サーバ GWTUX2TE および GWTE2TUX は、BEA TOP END のリモート・クライアントとリモート・サーバのサービスを使用します。GWTUX2TE は BEA TOP END クライアントとして機能するため、リモート・クライアントのサービスを使用します。GWTE2TUX は BEA TOP END サーバとして機能するため、リモート・サーバのサービスを使用します。したがって、これらのゲートウェイ・プロセスを実行している BEA Tuxedo ノード上で、BEA TOPEND のリモート・クライアント/サーバ・コンフィギュレーション・ファイルを作成する必要があります。
BEA TOP END のリモート・クライアント/サーバ・コンフィギュレーション・ファイル
BEA TOP END のリモート・クライアント/サーバ・コンフィギュレーション・ファイルについては、『BEATOP END Remote Client Services Guide』で詳しく説明しています。ここでは、このファイルを簡単に説明します。
このコンフィギュレーション・ファイル内のエントリの形式は次のとおりです。
[top end configuration file]
[component type] remote server
[system] sysname
[primary node] machine_name portnum
component type には、リモート・サーバ (remote server) を設定します。system には、BEA TOP END システムの名前を設定します。primary node には、BEA TOPEND Network Agent (NA) のマシン名とポート番号を設定します。
セカンダリ・ノードを指定することもできます。セカンダリ・ノードは、プライマリ・ノードへの接続が確立できない場合に使用します。BEA TOP END システムでは、セカンダリ・ノードを複数指定すると、接続のロード・バランシングがラウンド・ロビン方式で行われます。この機能により、ゲートウェイ・サーバの複数のインスタンスを BEA TOP END システムの異なるノードに対して接続できます。次に例を示します。
[secondary node] machine 28001
[secondary node] machine2 28001
ゲートウェイ・サーバ GWTUX2TE および GWTE2TUX では、オプションの target パラメータもサポートされています。
以下のパラメータは、ゲートウェイ・サーバ GWTUX2TE および GWTE2TUX ではサポートされません。コンフィギュレーション・ファイルでは、これらのパラメータを指定しないようにしてください。
1 つのゲートウェイ・プロセスから接続できるシステムは、TOPENDRC.cfg ファイルの [system] に指定した 1 つのBEA TOP END システムのみです。2 つ目のゲートウェイ・プロセスを使用して、ほかの BEA TOP END システムに接続できるよう設定することも可能です。2 つ目のコンフィギュレーション・ファイルを指すようにするには、CLOPT -c パラメータを使用します。
サービス定義ファイル
サービス定義ファイルの構文は次のとおりです。
*TE_LOCAL_SERVICES # TOP END クライアントからアクセス可能な BEA Tuxedo サービス
Servicename PRODUCT=product_name FUNCTION=function_name
QUALIFIER=function_qualifier
*TE_REMOTE_SERVICES # BEA Tuxedo クライアントからアクセス可能な TOP END サービス
Servicename PRODUCT=product_name FUNCTION=function_name
QUALIFIER=function_qualifier TARGET=target_name
Servicename は、インポート (TE_REMOTE_SERVICE) またはエクスポート (TE_LOCAL_SERVICE) される BEA Tuxedo サービスを示します。
PRODUCT パラメータは必須パラメータで、FUNCTION、QUALIFIER、および TARGET パラメータはオプション・パラメータです。また、TARGET パラメータは、TE_REMOTE_SERVICES に対してのみ有効です。
次の構文を使用すると、サービス定義ファイルのパラメータをデフォルトとして定義できます。
DEFAULT: PRODUCT=product_name
TE_LOCAL_SERVICES セクション内のすべてのサービスには、同じ PRODUCT 名を指定する必要があります。
FUNCTION パラメータを指定しない場合、関数名はサービス名とみなされます。サービス・エントリに対して QUALIFIER パラメータおよび TARGET パラメータを指定しない場合、そのサービスに対して関数修飾子およびターゲット名は使用されません。
BEA Tuxedo サービスの有効な名前については、『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』 を参照してください。PRODUCT パラメータ、FUNCTION パラメータ、QUALIFIER パラメータ、および TARGET パラメータに設定できる有効値については、『BEA TOP ENDAdministrator’s Guide』を参照してください。
制限事項
以下の機能は、ゲートウェイではサポートされません。
セキュリティ
次の表は、さまざまなコンフィギュレーションにおけるセキュリティの設定を示しています。
また、CLOPT を使用して指定された username と groupnameの組み合わせまたは username と password の組み合わせを、対応する BEA Tuxedo または BEA TOP END のセキュリティ・データベースに入力する必要もあります。BEA Tuxedo のセキュリティ・データベースでは、ユーザ名は tpusradd() を使用して作成するのが一般的です。グループ名は、tpgrpadd() を使用して作成するのが一般的です。 移植性 ゲートウェイ・サーバ GWTUX2TE および GWTE2TUX は、Windows、Sun Solaris、HP-UX、IBM AIX、および NCR MP-RAS でサポートされます。 相互運用性 ゲートウェイ・サーバ GWTUX2TE および GWTE2TUX を実行するには、BEA Tuxedo リリース 6.5 以降が必要です。これらのゲートウェイ・サーバは、BEA TOP END 2.05 以上と相互運用できます。 使用例 次の例では、BEA Tuxedo の UBBCONFIG ファイルおよび BEA TOP END のサービス定義ファイルにおけるゲートウェイ・サーバの定義方法を示します。 この例では、BEA Tuxedo クライアントが RSERVICE サービスに対して tpcall() を発行しています。要求は GWTUX2TE ゲートウェイを介して BEA TOP END システム (pluto) に転送され、BEA TOP END サービス (RPRODUCT:RFUNC) が呼び出されます。 同様に、BEA TOP END クライアントが tp_client_send を発行し、PRODUCT として LPRODUCT を指定し、FUNCTION として LFUNC を指定しています。要求は、GWTE2TUX ゲートウェイを介して BEA Tuxedo システムに転送され、BEA Tuxedo サービス (LSERVICE) が呼び出されます。 コード リスト 37-1 BEA Tuxedo の UBBCONFIG ファイル コード リスト 37-2 BEA TOP END のサービス定義ファイル コード リスト 37-3 BEA TOP END のリモート・コンフィギュレーション・ファイル 注記 primary node エントリの port 値(BEA TOP END のリモート・コンフィギュレーション・ファイル の 28001) は、BEA TOP END Network Agent のポート番号と一致している必要があります。 ソフトウェア要件 次のソフトウェア・コンポーネントが必要です。
##############
#UBBCONFIG
*GROUPS
TOPENDGRP GRPNO=1
#
*SERVERS
GWTE2TUX SRVGRP="TOPENDGRP" SRVID=1001 RESTART=Y MAXGEN=3 GRACE=10
CLOPT="-- -f servicedefs -R 30"
GWTUX2TE SRVGRP="TOPENDGRP" SRVID=1002 RESTART=Y MAXGEN=3 GRACE=10
MIN=5 MAX=5
CLOPT="-- -f servicedefs"############
#サービス定義ファイル
*TE_LOCAL_SERVICES
DEFAULT: PRODUCT=LPRODUCT
LSERVICE FUNCTION=LFUNC
*TE_REMOTE_SERVICES
RSERVICE PRODUCT=RPRODUCT FUNCTION=RFUNC# TOP END リモート・コンフィギュレーション・ファイル
[top end configuration file]
[component type] remote server
[system] pluto
[primary node] topendmach 28001
エラー
次のいずれかの状況が発生すると、BEA Tuxedo クライアントに TPESVCFAIL が送信されます。
次のいずれかの状況が発生すると、詳細なステータス TP_EXT_SERVER_APPL とともにエラー・メッセージ TP_RESET が BEA TOP END クライアントに送信されます。
上記の例のように、ゲートウェイが対応するシステムでは利用できないサービスを提供している場合、クライアントにエラー (TPESVCFAIL) が送信されます。これは、ローカル・サービスの呼び出し後に返されるエラーとは異なります。ローカル・サービスを呼び出した場合は、クライアントに TPENOENT (BEA Tuxedo システムの場合) または TP_SERVICE (BEA TOP END システムの場合) が送信されます。
関連項目
tmboot(1), servopts(5), UBBCONFIG(5)
『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』
『BEA Tuxedo アプリケーション実行時の管理』
『BEA TOP END Remote Client/Server Services Guide』
langinfo(5)
名前
langinfo-言語情報定数
形式
#include <langinfo.h>
機能説明
このヘッダ・ファイルには、langinfo データの項目の識別に使用する定数が格納されています。各項目のモードは nl_types(5) で定義されています。
この情報は、nl_langinfo(3c) を使用して検索します。
項目は、LANGINFO という特別なメッセージ・カタログから検索します。このカタログは、各ロケールごとに生成され、適切なディレクトリにインストールしておきます (mklanginfo(1) を参照)。
関連項目
mklanginfo(1), nl_langinfo(3c), strftime(3c), nl_types(5)
LAUTHSVR
名前
LAUTHSVR-WebLogic Server 組み込み LDAP ベース認証サーバ
形式
LAUTHSVR SRVGRP="identifier" SRVID=number other_parms CLOPT="-A -- -f filename"
機能説明
LAUTHSVR は System/T サーバで、ユーザ・セキュリティ情報が WebLogic Server に保持されている場合でも認証サービスを提供します。このサーバを保護されたアプリケーションで使用することにより、クライアントがアプリケーションに参加するときにユーザ単位の認証を行うことができます。このサーバは、パスワードとして TPINIT 型付きバッファを含むサービス要求を受け付け、これを WebLogic Server に格納されたコンフィギュレーション済みパスワードによって検証します。要求が妥当であると認められると、クライアントが使用するためのチケットとしてアプリケーション・キーが返されます。
注記 tpsysadm と tpsysop に対応するアプリケーション・キーは、それぞれ 0x80000000 と 0xC0000000 でなければなりません。
デフォルトでは、$TUXDIR/udataobj/tpldap ファイルを使用して、LDAP のコンフィギュレーション情報を取得します。このファイルは、ファイル名を指定することでオーバライドできます。ファイル名は、サーバのコマンド行オプションで "-f filename" オプションを使用して指定します。たとえば、CLOPT="-A -- -f/usr/tuxedo/myapp/myldap" のように指定します。このコンフィギュレーション・ファイルを、マスタ・マシンから Tuxedo UBBCONFIG ファイル内のほかのマシンに自動的に伝達することはできません。複数の LAUTHSVR を使用するには、複数のマシンを別々にコンフィギュレーションする必要があります。
LAUTHSVR の詳細については、LAUTHSVR に関する追加情報を参照してください。
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