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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_CLASSATT クラスの定義

概要

T_CLASSATT クラスは、管理属性の特性をクラス/属性ごとに表します。

属性表

表 40 T_CLASSATT クラス定義の属性表

属性

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_CLASSNAME(r)(*)

TA_ATTRIBUTE(r)(*)

string

long

ru-r--r--

ru-r--r--

string

0 <= num—>

N/A

N/A

TA_STATE(k)

string

rw-r--r--

GET: VAL

SET: {NEW | INV}

GET:N/A

SET:N/A

TA_PERM(r)

TA_FACTPERM

TA_MAXPERM

long

long

long

rw-r--r--

r--r--r--

r--r--r--

0000 <= num <= 0777

0000 <= num <= 0777

0000 <= num <= 0777

N/A

N/A

N/A

TA_ATTFLAGS

TA_DEFAULT

TA_VALIDATION

long

string

string

r--r--r--

r--r--r--

r--r--r--

long

string

string

N/A

N/A

N/A

(k)-GET キー・フィールド
(r)-オブジェクトの作成に必要なフィールド (SET TA_STATE NEW)
(*)-GET/SET キー、SET 操作では 1 つ以上必要


 

属性の意味

TA_CLASSNAME:string

クラス名。システムによって認識されているクラス名にのみアクセスできます。

TA_ATTRIBUTE:long

システム提供のヘッダ・ファイル(たとえば tpadm.h)に定義されている属性フィールド識別子。

TA_STATE:

GET: VALid

GET 操作は、選択した T_CLASSATT オブジェクトの情報を検索します。以下に示す状態は、GET 要求への応答で返される TA_STATE の意味を示します。


 

SET: {NEW | INValid}

SET 操作は、選択した T_CLASSATT オブジェクトのコンフィギュレーション情報を更新します。以下に示す状態は、SET 要求で設定される TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。


 

TA_PERM: 0000 <= num <= 0777

このクラス属性の組み合わせに対するアクセス・パーミッション。パーミッションを設定する際、要求された設定値がその属性に対して許されるパーミッションを超えていると、設定された実際の値が自動的に再設定されます。属性に許容される最大パーミッションは、管理者用に記述されているパーミッションをオペレータとその他の位置で繰り返したものです。たとえば、T_MACHINE クラスの TA_TYPE 属性のパーミッションは rw-r--r-- と記述されており、最大パーミッションは rw-rw-rw- です。

TA_FACTPERM: 0000 <= num <= 0777

BEA Tuxedo システムの出荷時に設定されたこのクラス属性の組み合わせに対するパーミッション。このパーミッションは、オブジェクトの TA_STATEINValid に変更する SET 操作の後に適用されます。

TA_MAXPERM: 0000 <= num <= 0777

このクラス属性の組み合わせに対する最大パーミッション。

TA_ATTFLAGS:long

この属性の特性を示す以下のフラグの一部または全部のビット単位の論理和。

MIBATT_KEYFIELD

属性はこのクラスのキー・フィールド。

MIBATT_LOCAL

属性はローカル情報を表す。

MIBATT_REGEXKEY

属性はこのクラスの正規表現キー・フィールド。

MIBATT_REQUIRED

属性はこのクラスの NEW オブジェクトを作成するときに必要。

MIBATT_SETKEY

属性はこのクラスの SET キー。

MIBATT_NEWONLY

属性は、TA_STATEINValid から NEW に変えることによって NEW オブジェクトを作成するときにのみ、このクラスの非アクティブ同等のオブジェクトに対して書き込み可能。

TA_DEFAULT:string

このクラスの NEW オブジェクトを作成する際のこの属性のデフォルト。Admin API を使用して NEW オブジェクトを作成できないクラスでは、この属性は必ず長さゼロの文字列として返されます。また、NEW オブジェクトの作成時に SET できない属性も長さゼロの文字列として返されます。long 値をもつ属性には、long 値を表す文字列として返されるデフォルト値があります。属性の中には、ここで返される以下のような値で示される特殊な性質を持つものもあります。

# Inherited:Classname[:Attribute]

属性のデフォルトは、指定したクラスの同名の属性から継承されます。Attribute を指定した場合は、同名の属性の 1 つからではなく、この属性から継承されます。

# Required

属性は NEW オブジェクトを作成するときに必要です。

# Special

属性には、デフォルト値を定義するための特別な規則があります。詳細については、該当するコンポーネント MIB のリファレンス・ページを参照してください。

TA_VALIDATION:string

新しい値が SET されるときに、このクラス/属性の組み合わせに適用する検証規則を表す文字列。この文字列の形式は以下のいずれかになります。

CHOICES=string1|string2|...

示された選択肢の 1 つのみと一致する文字列属性値。

RANGE=min-max

min から max までの値でなければならない数値属性値。

SIZE=min-max

min から max までのバイト長でなければならない string またはcarray 属性値。

READONLY=Y

書き込み操作に対する検証規則を持たない読み取り専用属性。

SPECIAL=Y

特別な検証規則。詳細については、該当するコンポーネント MIB リファレンス・ページを参照してください。

UNKNOWN=Y

不明な検証規則。通常、詳細がコア・システムで認識されていない追加コンポーネントの属性エントリに関連付けられています。

 

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