bea ホーム | 製品 | dev2dev | support | askBEA
BEA Logo Tuxedo
 ドキュメントのダウンロード   サイトマップ   用語集 
検索
0

Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

 Previous Next Contents View as PDF  

T_DEVICE クラスの定義

概要

T_DEVICE クラスは、BEA Tuxedo システムのデバイス・リストの格納に使用する raw ディスク・スライスまたは UNIX システム・ファイルのコンフィギュレーション属性と実行時属性を表します。このクラスを使用すると、raw ディスク・スライスまたは UNIXシステム・ファイルに格納するデバイス・リストのエントリを作成および削除できます。

属性表

表 45 TM_MIB(5): T_DEVICE クラス定義の属性表

属性 (注 1)

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_LMID(*)

string

ru-r--r--

LMID

"local_lmid"

TA_CFGDEVICE(r)(*)

string

ru-r--r--

string[2..64]

N/A

TA_DEVICE(*)

string

ru-r--r--

string[2..64]

"TA_CFGDEVICE"

TA_DEVOFFSET(*)

long

ru-r--r--

0 <= num

0

TA_DEVSIZE(r)

long

rw-r--r--

0 <= num

1000 (注 3)

TA_DEVINDEX(*)(注 2)

long

r--r--r--

0 <= num

N/A


TA_STATE(k)

string

rwxr--r--

GET: "VAL"

SET: "{NEW | INV}"

N/A

N/A

(k)-GET キー・フィールド
(r)-オブジェクトの作成に必要なフィールド (SET TA_STATE NEW)
(*)-GET/SET キー、SET 操作では 1 つ以上必要


  注 1 T_DEVICE クラスのすべての属性はローカル属性です。
注 2 SET 操作では、デバイス・リストの特定のエントリを識別するために TA_DEVINDEX が必要となります。ただし、新たなデバイス・リスト・エントリを作成する目的で状態を NEW にセットする場合は例外です。この場合、TA_DEVINDEX は設定しないでください。値は、システムによって割り当てられ、エントリが正常に作成された時点で返されます。
注 3 TA_DEVSIZE は、オブジェクトの作成時にのみ SET されます。

属性の意味

TA_LMID:LMID

デバイスが存在する論理マシンの識別子。この属性は、コンフィギュレーションが済んでいる (少なくとも 1 つの T_MACHINE エントリが定義されている) アプリケーションでは、そのアプリケーションがブートされていてもブートされていなくてもキー・フィールドとして使用できます。SET 操作では、ブートされたアプリケーションにアクセスする際にこの属性がキー・フィールドとして必要になります。コンフィギュレーションの済んでいないアプリケーションで T_DEVICE クラスにアクセスする場合、この属性は指定されていても無視されます。

TA_CFGDEVICE: string[2..64]

BEA Tuxedo のファイル・システムが格納されている、または格納するためのファイルやデバイスの絶対パス名。

TA_DEVICE: string[2..64]

デバイス・リスト・エントリの絶対パス名。

TA_DEVOFFSET: 0 <= num

TA_CFGDEVICE で指定した BEA Tuxedo システム VTOC で使用する TA_DEVICE の領域の開始点を示すオフセット (単位はブロック)。制限事項: BEA Tuxedo ファイル・システム (TA_CFGDEVICE) 上の最初のデバイス・リスト・エントリ (TA_DEVICE) では、この属性をゼロに設定する必要があります。

TA_DEVSIZE: 0 <= num

デバイス・リスト・エントリとして使用するディスク領域のサイズ (単位はページ)。制限事項: この属性は、状態を NEW に変更する場合にのみ設定できます。

TA_DEVINDEX: 0 <= num

TA_CFGDEVICE が指すデバイス・リスト内の TA_DEVICE のデバイス・インデックス。この属性の値は、BEA Tuxedo ファイル・システムの特定のデバイスに関係のある属性を取得または設定する場合に限り、識別子として使用できます。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET 操作は、選択した T_DEVICE オブジェクトの実行時情報を検索します。以下に示す状態は、GET 要求への応答で返される TA_STATE の意味を示します。


 

SET: "{NEW | INValid}"

SET 操作は、選択した T_DEVICE オブジェクトの情報の更新、または指定したオブジェクトの追加を実行します。以下に示す状態は、SET 要求で設定される TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。


 

制限事項

なし

 

Back to Top Previous Next
Contact e-docsContact BEAwebmasterprivacy