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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_SERVERCTXT クラスの定義

概要

T_SERVERCTXT クラスは、アプリケーション内の各サーバ・ディスパッチ・コンテキストのコンフィギュレーション属性と実行時属性を表します。このクラスは、シングルコンテキスト・サーバおよびマルチコンテキスト・サーバの両方に対して定義されます。シングルコンテキスト・サーバでは、このクラスの値を T_SERVER クラスの一部として繰り返し使用します。T_SERVERCTXT クラスの属性は読み取り専用です。

これらの属性値によって、各サーバ・ディスパッチ・コンテキストに関連する統計値やリソースを実行時にトラッキングすることができます。

属性表

表 57 TM_MIB(5): T_SERVERCTXT クラス定義の属性表

属性 (注 1)

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_SRVGRP(k)

string

r--r--r--

string[1..30]

N/A

TA_SRVID(k)

long

r--r--r--

1 <= num < 30,001

N/A

TA_CONTEXTID(k)

long

r--r--r--

-2 <= num < 30,000

N/A

TA_CLTLMID

string

r--r--r--

LMID

N/A

TA_CLTPID

long

r--r--r--

1 <= num

N/A

TA_CLTREPLY

string

r--r--r--

"{Y | N}"

N/A

TA_CMTRET

string

R--R--R--

"{COMPLETE | LOGGED}"

N/A

TA_CURCONV

long

r--r--r--

0 <= num

N/A

TA_CURREQ

long

r--r--r--

0 <= num

N/A

TA_CURRSERVICE

string

r--r--r--

string[0..15]

N/A

TA_LASTGRP

long

r--r--r--

1 <= num <30,000

N/A

TA_SVCTIMEOUT

long

r--r--r--

0 <= num

N/A

TA_TIMELEFT

long

r--r--r--

0 <= num

N/A

TA_TRANLEV

long

r--r--r--

0 <= num

N/A

(k)-GET キー・フィールド


  注 1T_SERVERCTXT クラスのすべての属性はローカル属性です。

属性の意味

TA_SRVGRP: string[1..30]

サーバ・グループの論理名。また、サーバ・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:) は使用できません。

TA_SRVID: 1 <= num < 30,001

サーバ・グループ内で一意なサーバ識別番号。

TA_CONTEXTID: 0 <= num < 30000

この特定のサーバ・コンテキストの識別子。

TA_CLTLMID:LMID

要求元のクライアントまたはサーバの論理マシン。要求元のクライアントまたはサーバとは、サーバが現在実行しているサービスを要求したプロセスです。

TA_CLTPID: 1 <= num

要求元のクライアントまたはサーバの UNIX システム・プロセス識別子。

制限事項: UNIX システム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームが UNIX ベースでない場合、この属性は返されないことがあります。

TA_CLTREPLY: "{Y | N}"

要求元のクライアントまたはサーバが応答を要求しているか ("Y")、いないか ("N") を指定します。

TA_CMTRET: "{COMPLETE | LOGGED}"

このサーバの TP_COMMIT_CONTROL 特性の設定。この特性の詳細については、BEA Tuxedo ATMI 関数 tpscmt(3c) の説明を参照してください。

TA_CURCONV: 0 <= num

このサーバが tpconnect() を使用して開始した会話のうち、現在もアクティブな会話の数。

TA_CURREQ: 0 <= num

このサーバが tpcall() または tpacall() を使用して開始した要求のうち、現在もアクティブな要求の数。

TA_CURRSERVICE: string[0..15]

サーバが現在処理中のサービスがある場合、そのサービスの名前。

TA_LASTGRP: 1 <= num < 30,000

最後に開始されたサービス要求またはこのサーバから開始された会話のサーバ・グループ番号 (T_GROUP:TA_GRPNO)。

TA_SVCTIMEOUT: 0 <= num

このサーバが現在のサービス要求を処理するのに残された時間 (単位は秒)。

アクティブなサービスに対して 0 を指定すると、タイムアウト処理は行われません。詳細については、T_SERVICE:TA_SVCTIMEOUT を参照してください。

TA_TIMELEFT: 0 <= num

このサーバが現時点で待っている応答がタイムアウトするまでの残り時間 (単位は秒)。タイムアウトは、トランザクション・タイムアウトまたはブロック・タイムアウトです。

TA_TRANLEV: 0 <= num

このサーバの現在のトランザクション・レベル。値がゼロの場合は、サーバが現在トランザクションに関与していないことを示します。

制限事項

なし

 

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