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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_SERVER クラスの定義

概要

T_SERVER クラスは、アプリケーション内のサーバのコンフィギュレーション属性と実行時属性を表します。これらの属性値によって、コンフィギュレーション済みのサーバを識別したり、各サーバ・オブジェクトに関連する統計値やリソースを実行時にトラッキングしたりできます。返される情報には、サーバのすべてのコンテキストで共通のフィールドが常に含まれています。また、システムにマルチコンテキストとして定義されていないサーバ (TA_MAXDISPATCHTHREADS の値が 1) の場合は、このクラスにサーバのコンテキストに関する情報が含まれます。システムにマルチコンテキストとして定義されているサーバの場合は、プレースホルダの値がコンテキストごとの属性に対して通知されます。コンテキストごとの属性は、常に T_SERVERCTXT クラスにあります。T_SERVERCTXT クラスは、シングル・コンテキストのサーバに対しても定義されます。

TA_CLTLMIDTA_CLTPIDTA_CLTREPLYTA_CMTRETTA_CURCONVTA_CURREQTA_CURRSERVICETA_LASTGRPTA_SVCTIMEOUTTA_TIMELEFT、および TA_TRANLEV の各属性は、サーバ・ディスパッチ・コンテキストごとに固有な属性です。これら以外の属性は、すべてのサーバ・ディスパッチ・コンテキストで共通です。

属性表

表 56 TM_MIB(5): T_SERVER クラス定義の属性表

属性

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_SRVGRP(r)(*)

string

ru-r--r--

string[1..30]

N/A

TA_SRVID(r)(*)

long

ru-r--r--

1 <= num < 30,001

N/A

TA_SERVERNAME(k)(r)

string

rw-r--r--

string[1..78]

N/A

TA_GRPNO(k)

long

r--r--r--

1 <= num < 30,000

N/A

TA_STATE(k)

string

rwxr-xr--

GET: "{ACT | INA | MIG | CLE | RES | SUS | PAR | DEA}"

N/A

SET: "{NEW | INV | ACT | INA | DEA}"

N/A

TA_BASESRVID

long

r--r--r--

1 <= num < 30,001

N/A

TA_CLOPT

string

rwyr--r--

string[0..256]

"-A"

TA_ENVFILE

string

rwyr--r--

string[0..256] (注 2)

""

TA_GRACE

long

rwyr--r--

0 <= num

86,400

TA_MAXGEN

long

rwyr--r--

1 <= num < 256

1

TA_MAX

long

rwxr--r--

1 <= num < 1,001

1

TA_MIN

long

rwyr--r--

1 <= num < 1,001

1

TA_MINDISPATCHTHREADS

long

rwyr--r--

1 <= num < 1,000

1

TA_MAXDISPATCHTHREADS

long

rwyr--r--

0 <= num < 1,000

0

TA_THREADSTACKSIZE

long

rwyr--r--

0 <= num <= 2147483647

0

TA_CURDISPATCHTHREADS

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_HWDISPATCHTHREADS

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMDISPATCHTHREADS

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_RCMD

string

rwyr--r--

string[0..256] (注 2)

""

TA_RESTART

string

rwyr--r--

"{Y | N}"

N

TA_SEQUENCE(k)

long

rwxr--r--

1 <= num < 10,000

>= 10,000

TA_SYSTEM_ACCESS

string

rwyr--r--

"{FASTPATH | PROTECTED}"

(注 1)

TA_CONV(k)

string

rw-r--r--

"{Y|N}"

"N"

TA_REPLYQ

string

rw-r--r--

"{Y|N}"

"N"

TA_RPPERM

long

rw-r--r--

0001 <= num <= 0777

(注 1)

TA_RQADDR(k)

string

rw-r--r--

string[0..30]

"GRPNO. SRVID"

TA_RQPERM

long

rw-r--r--

0001 <= num <= 0777

(注 1)

TA_LMID(k)

string

R--R--R--

LMID

N/A

TA_GENERATION

long

R--R--R--

1 <= num < 32,768

N/A

TA_PID(k)

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_RPID

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_RQID

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_TIMERESTART

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_TIMESTART

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME

TA_SEC_PRINCIPAL_LOCATION

TA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR

string

string

string

rwxr--r--

rwxr--r--

rwxr--r--

string[0..511]

string[0..511]

string[0..511]

""

""

""

TA_SICACHEENTRIESMAX

string

rw-r--r--

{"0"-"32767" | "DEFAULT"}

"DEFAULT"

T_SERVER クラス:ローカル属性

TA_NUMCONV

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMDEQUEUE

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMENQUEUE

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMPOST

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMREQ

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMSUBSCRIBE

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMTRAN

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMTRANABT

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_NUMTRANCMT

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_TOTREQC

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_TOTWORKL

long

R-XR-XR--

0 <= num

N/A

TA_CLTLMID

string

R--R--R--

LMID

N/A

TA_CLTPID

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_CLTREPLY

string

R--R--R--

"{Y | N}"

N/A

TA_CMTRET

string

R--R--R--

"{COMPLETE | LOGGED}"

N/A

TA_CURCONV

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_CUROBJECTS

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_CURINTERFACE

string

R--R--R--

string[0..128]

N/A

TA_CURREQ

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_CURRSERVICE

string

R--R--R--

string[0..15]

N/A

TA_CURTIME

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_LASTGRP

long

R--R--R--

1 <= num < 30,000

N/A

TA_SVCTIMEOUT

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_TIMELEFT

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_TRANLEV

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

(k)-GET キー・フィールド
(r)-オブジェクトの作成に必要なフィールド (SET TA_STATE NEW)
(*)-GET/SET キー、SET 操作では 1 つ以上必要


  注 1デフォルト設定は、T_DOMAIN クラスでこの属性に指定したのと同じ値になります。
注 2 BEA Tuxedo 8.0 以前では、この属性の文字列の最大長は 78 バイトです。

属性の意味

TA_SRVGRP: string[1..30]

サーバ・グループの論理名。また、サーバ・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:) は使用できません。

TA_SRVID: 1 <= num < 30,001

サーバ・グループ内で一意なサーバ識別番号。

TA_SERVERNAME: string[1..78]

サーバの実行可能ファイルの名前。TA_SERVERNAME によって識別されるサーバは、このサーバのサーバ・グループの T_GROUP:TA_LMID によって識別されるマシン上で実行されます。相対パス名を指定すると、実行ファイルの検索が、最初 TA_APPDIR で実行されてから、TA_TUXDIR/bin/bin/usr/binpath の順番で実行されます。なお、path はマシン環境ファイルで最初に現れる PATH= 行の値です。アクティブなサーバに返される属性値は、常に絶対パス名になることに注意してください。TA_APPDIRTA_TUXDIR の値は、適切な T_MACHINE オブジェクトから取得します。環境変数の処理方法については、T_MACHINE:TA_ENVFILE 属性の項を参照してください。

TA_GRPNO: 1 <= num < 30,000

このサーバのグループに関連付けられたグループ番号。

TA_STATE:

GET: "{ACTive | INActive | MIGrating | CLEaning | REStarting |
SUSpended | PARtitioned | DEAd}"

GET 操作は、選択した T_SERVER オブジェクトのコンフィギュレーション情報および実行時情報を検索します。以下に示す状態は、GET 要求への応答で返される TA_STATE の意味を示します。

ACTive

T_SERVER オブジェクトは、定義済みでアクティブ状態です。これは、サーバがビジーかアイドルかを示すものではありません。長さがゼロでない TA_CURRSERVICE 属性を持ったアクティブ・サーバは、ビジー・サーバつまりサーバ要求を処理中のサーバとして解釈されます。

INActive

T_SERVER オブジェクトは、定義済みで非アクティブ状態です。

MIGrating

T_SERVER オブジェクトは定義済みで、現時点でサーバ・グループのセカンダリ論理マシンへの移行状態にあります。セカンダリ論理マシンとは、T_GROUP:TA_LMID 属性に登録された論理マシンのうち、T_GROUP:TA_CURLMID 属性に該当しない論理マシンです。この状態は、パーミッションの決定においては ACTive と同等です。

CLEaning

T_SERVER は定義済みで、異常終了が発生したためシステムによってクリーンアップされている状態です。実行可能サーバは、TA_GRACE の時間内に TA_MAXGEN の起動/再起動時間を超えるとこの状態に移行します。この状態は、パーミッションの決定においては ACTive と同等です。

REStarting

T_SERVER は定義済みで、異常終了が発生したためシステムによって再起動されている状態です。この状態は、パーミッションの決定においては ACTive と同等です。

SUSpended

T_SERVER オブジェクトは定義済みで、現在シャットダウンを保留して停止している状態です。この状態は、パーミッションの決定においては ACTive と同等です。

PARtitioned

T_SERVER オブジェクトは定義済みでアクティブな状態ですが、サーバが動作しているマシンは現在 T_DOMAIN:TA_MASTER サイトから分断されています。この状態は、パーミッションの決定においては ACTive と同等です。

DEAd

T_SERVER オブジェクトは定義済みで、掲示板ではアクティブと識別されているにもかかわらず、異常終了が原因で現在は実行されていないことを示します。この状態が維持されるのは、サーバのローカル BBL が終了を検知し、動作 (REStarting|CLEaning) を行うまでです。この状態が返されるのは、MIB_LOCAL TA_FLAGS 値が指定され、サーバが動作しているマシンが接続可能な場合のみです。この状態は、パーミッションの決定においては ACTive と同等です。


 

SET: "{NEW | INValid | ACTive | INActive | DEAd}"

SET 操作は、選択した T_SERVER オブジェクトのコンフィギュレーション情報および実行時情報を更新します。以下に示す状態は、SET 要求で設定される TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。

NEW

アプリケーションに対する T_SERVER オブジェクトを作成します。状態の変更は INValid 状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は INActive になります。

unset

既存の T_SERVER オブジェクトを変更します。この組み合わせは、ACTive 状態または INActive 状態でのみ可能です。正常終了した場合、オブジェクトの状態は変わりません。

INValid

アプリケーションに対する T_SERVER オブジェクトを削除します。状態の変更は、INActive 状態でのみ可能です。正常終了すると、オブジェクトの状態は INValid になります。

ACTive

T_SERVER オブジェクトをアクティブにします。状態の変更は、INActive 状態でのみ可能です (MIGrating 状態のサーバは、T_GROUP:TA_STATEACTive に設定して再起動する必要があります)。この状態遷移に対するパーミッションの決定に際しては、アクティブなオブジェクトのパーミッション (--x--x--x) が考慮されます。正常に終了すると、オブジェクトの状態は ACTive になります。サーバをアクティブにする際に個々のサーバの状態が必要な場合には、TMIB_NOTIFY TA_FLAG 値を使用します。

INActive

T_SERVER オブジェクトを非アクティブにします。状態の変更は、ACTive 状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は INActive になります。サーバを非アクティブにする際に個々のサーバの状態が必要な場合には、TMIB_NOTIFY TA_FLAG 値を使用します。

DEAd

適切なタイムアウト間隔 (MIB(5)TA_MIBTIMEOUT を参照) 後もまだサーバが動作している場合に、サーバに SIGTERM シグナルと SIGKILL シグナルを送信して T_SERVER オブジェクトを非アクティブ化します。デフォルトでは、SIGTERM シグナルによってサーバの順序立てたシャットダウンが開始され、サーバは再起動可能であっても非アクティブになります。サーバが 1 つのサービスを長時間にわたって処理している場合、または SIGTERM シグナルが無効になっている場合は、SIGKILL が使用され、システムはそれを異常終了として処理します。状態の変更は、ACTive 状態または SUSpended 状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態は INActiveCLEaning、または REStarting になります。


 

TA_BASESRVID: 1 <= num < 30,001

ベース・サーバ識別子。TA_MAX 属性値が 1 のサーバの場合、この属性は常に TA_SRVID と同じになります。一方、TA_MAX 値が 1 より大きいサーバの場合、この属性は同一の環境設定を持つサーバの集まりが同一のベース・サーバ識別子であることを示します。

TA_CLOPT: string[0..256]

サーバをアクティブにする際に渡すコマンド行オプション。詳細については、servopts(5) のリファレンス・ページを参照してください。制限事項: この属性を実行時に変更しても、実行中のサーバには反映されません。

TA_ENVFILE: string[0..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 78 バイト)

サーバ固有の環境ファイルこのファイルを使用して環境を変更する方法の詳細については、T_MACHINE:TA_ENVFILE を参照してください。制限事項: この属性を実行時に変更しても、実行中のサーバには反映されません。

TA_GRACE: 0 <= num

T_QUEUE:T_SERVER の制限が適用される期間を示します (単位は秒)。この属性は、再起動が可能なサーバに対してのみ (T_SERVER:TA_RESTART 属性が "Y" にセットされている場合にのみ) 有効です。再起動しているサーバが TA_MAXGEN 制限値を超えても、TA_GRACE の期限が切れている場合は、システムは現在の世代 (T_SERVER:TA_GENERATION) を1 にリセットし、初期起動時間 (T_SERVER:TA_TIMESTART) を現在の時刻にリセットします。この属性を 0 に設定すると、サーバはいつでも再起動できます。

要求キューを共有するサーバ (つまり、T_SERVER:TA_RQADDR の値が同一のサーバ) は、この属性も同じ値に設定する必要があります。この属性値が異なる場合、キュー上のすべてのサーバに関連付けられる実行時値が、最初にアクティブにしたサーバによって確立されます。

制限事項: この属性を実行時に変更すると、実行中のサーバおよび要求キューを共有しているほかのアクティブ・サーバに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバのコンフィギュレーション・パラメータのみです。したがって、キューを共有するすべてのサーバについてこの属性を同じ値に設定しないと、その後サーバをアクティブにする際の起動順序によってアプリケーションの動作が変わってしまいます。

TA_MAXGEN: 1 <= num < 256

指定された猶予期間 (T_SERVER:TA_GRACE) において、再起動可能なサーバ (T_SERVER:TA_RESTART == "Y") に許可された最大の世代数。サーバを最初にアクティブにする動作を 1 つの世代としてカウントし、その後の再起動もそれぞれ 1 つの世代としてカウントします。最大世代数を超えた後の処理については前述の TA_GRACE を参照してください。

要求キューを共有するサーバ (つまり、T_SERVER:TA_RQADDR の値が同一のサーバ) は、この属性も同じ値に設定する必要があります。この属性値が異なる場合、キュー上のすべてのサーバに関連付けられる実行時値が、最初にアクティブにしたサーバによって確立されます。

制限事項: この属性を実行時に変更すると、実行中のサーバおよび要求キューを共有しているほかのアクティブ・サーバに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバのコンフィギュレーション・パラメータのみです。したがって、キューを共有するすべてのサーバについてこの属性を同じ値に設定しないと、その後サーバをアクティブする際の起動順序によってアプリケーションの動作が変わってしまいます。

TA_MAX: 1 <= num < 1,001

起動するサーバのオカレンスの最大数。最初に、tmboot() がサーバの T_SERVER:TA_MIN オブジェクトを起動します。その他のオブジェクトは、特定サーバ ID を起動して個別に起動するか、自動生成によって起動します (会話型サーバの場合のみ)。この属性を実行時に変更すると、同一のコンフィギュレーションを持つサーバのうち実行中のサーバ (前述の TA_BASESRVID を参照) と、サーバのコンフィギュレーション定義に反映されます。

TA_MIN: 1 <= num < 1,001

起動するサーバのオカレンスの最小数。T_SERVER:TA_RQADDR が指定されており、TA_MIN が 1 より大きい場合、そのサーバは MSSQ セットを形成します。サーバのサーバ識別子は、T_SERVER:TA_SRVID から TA_SRVID + T_SERVER:TA_MAX - 1 までとなります。各サーバには、すべて同一のシーケンス番号とその他のサーバ・パラメータが付けられます。

制限事項: この属性を実行時に変更しても、実行中のサーバには反映されません。

TA_MINDISPATCHTHREADS: 1 <= num < 1,000

最初のサーバの起動時に開始されるサーバ・ディスパッチ・スレッドの数。この属性は、サーバが buildserver -t コマンドを使用して構築された場合にのみ有効です。

TA_MAXDISPATCHTHREADS > 1 のときに使用される個別のディスパッチャ・スレッドは、TA_MINDISPATCHTHREADS の値の一部としてはカウントされません。この場合、TA_MINDISPATCHTHREADS <= TA_MAXDISPATCHTHREADS である必要があります。TA_MINDISPATCHTHREADS が指定されていない場合のデフォルト値は 0 です。

制限事項: この属性を実行時に変更しても、実行中のサーバには反映されません。

TA_MAXDISPATCHTHREADS: 0 <= num < 1,000

個々のサーバ・プロセスで生成可能な、同時にディスパッチされるスレッドの最大数を指定します。この属性は、サーバが buildserver -t コマンドを使用して構築された場合にのみ有効です。

TA_MAXDISPATCHTHREADS > 1 の場合、別のディスパッチ・スレッドが使用されます。このディスパッチ・スレッドは、パラメータで指定した数には含まれません。この場合、TA_MINDISPATCHTHREADS <= TA_MAXDISPATCHTHREADS である必要があります。TA_MAXDISPATCHTHREADS が指定されていない場合のデフォルト値は 1 です。

制限事項: この属性を実行時に変更しても、実行中のサーバには反映されません。

TA_THREADSTACKSIZE: 0 <= num <= 2147483647

マルチスレッド・サーバの各ディスパッチ・スレッドに対して作成されるスタックのサイズ。このオプションは、TA_MAXDISPATCHTHREADS に 1 より大きい値が指定された場合のみサーバに影響を与えます。

この属性が指定されていない場合、または 0 が指定されている場合、デフォルトのスレッド・サイズが使用されます。デフォルト・サイズは、オペレーティング・システムのデフォルト・サイズです。ただし、この値がマルチスレッド BEA Tuxedo アプリケーション用に十分であることが分かっている場合は、BEA Tuxedo のデフォルト・サイズが使用されます。現在、BEA Tuxedo のデフォルト・スレッド・スタック・サイズは 1,024,000 です。

スレッド・スタック・サイズを上回った場合、サーバはコア・ダンプを行います。

制限事項: この属性を実行時に変更しても、実行中のサーバには反映されません。

TA_CURDISPATCHTHREADS: 0 <= num

このサーバに対するアクティブなサービス・ディスパッチ・スレッドの現在の数。

TA_HWDISPATCHTHREADS: 0 <= num

このサーバを最後に再起動して以降に、このサーバに対して作成できるアクティブなサービス・ディスパッチ・スレッドの最大数。アイドル状態のサービス・スレッドのキャッシュを制御するパラメータを指定している場合、ここで指定する数とサービス呼び出しの数が異なる場合があります。

TA_NUMDISPATCHTHREADS: 0 <= num

このサーバを最後に再起動して以降に、このサーバに対して作成されたアクティブなサービス・ディスパッチ・スレッドの総数。

TA_RCMD: string[0..256] (BEA Tuxedo 8.0 以前では最大 78 バイト)

アプリケーション・サーバのシステムの再起動と並行して実行するアプリケーション指定のコマンド。

要求キューを共有するサーバ (つまり、T_SERVER:TA_RQADDR の値が同一のサーバ) は、この属性も同じ値に設定する必要があります。この属性値が異なる場合、キュー上のすべてのサーバに関連付けられる実行時値が、最初にアクティブにしたサーバによって確立されます。

制限事項: この属性を実行時に変更すると、実行中のサーバおよび要求キューを共有しているほかのアクティブ・サーバに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバのコンフィギュレーション・パラメータのみです。したがって、キューを共有するすべてのサーバについてこの属性を同じ値に設定しないと、その後サーバをアクティブする際の起動順序によってアプリケーションの動作が変わってしまいます。

注記 Windows 2000 システムでリダイレクトまたはパイプを選択する場合は、以下のいずれかの方法を使用してください。

TA_RESTART: "{Y | N}"

サーバを再起動可能 ("Y") または再起動不可能 ("N") に設定します。このサーバ・グループに対してサーバの移行 (T_DOMAIN:TA_OPTIONS/MIGRATE 属性および代替サイトによる T_GROUP:TA_LMID) を指定した場合は、TA_RESTART"Y" に設定する必要があります。

要求キューを共有するサーバ (つまり、T_SERVER:TA_RQADDR の値が同一のサーバ) は、この属性も同じ値に設定する必要があります。この属性値が異なる場合、キュー上のすべてのサーバに関連付けられる実行時値が、最初にアクティブにしたサーバによって確立されます。

制限事項: この属性を実行時に変更すると、実行中のサーバおよび要求キューを共有しているほかのアクティブ・サーバに反映されます。ただし、変更されるのは選択したサーバのコンフィギュレーション・パラメータのみです。したがって、キューを共有するすべてのサーバについてこの属性を同じ値に設定しないと、その後サーバをアクティブにする際の起動順序によってアプリケーションの動作が変わってしまいます。

TA_SEQUENCE: 1 <= num < 10,000

このサーバを、他のサーバに関連していつ起動 (tmboot(1)) またはシャットダウン (tmshutdown(1)) するかを指定します。TA_SEQUENCE 属性を指定しないか、無効な値を指定して T_SERVER オブジェクトを追加すると、10,000 以上で、かつその他の自動的に選択されたデフォルト値よりも大きい値が作成されます。サーバは、tmboot() によってシーケンス番号の昇順で起動され、tmshutdown() によって降順でシャットダウンされます。この属性を実行時に変更すると、tmboot()tmshutdown() にのみ反映され、実行中のサーバが以降の tmshutdown() の呼び出しによってシャットダウンされる順序に影響します。

TA_SYSTEM_ACCESS: "{FASTPATH | PROTECTED}"

BEA Tuxedo システム・ライブラリが、このサーバ・プロセス内で BEA Tuxedo システムの内部テーブルにアクセスするために使用するモード。この属性の詳細については、T_DOMAIN:TA_SYSTEM_ACCESS を参照してください。

制限事項: (1) この属性を実行時に変更しても、実行中のサーバには反映されません。(2) TA_SYSTEM_ACCESSPROTECTED に設定しても、マルチスレッド・サーバには効果がない場合があります。これは、あるスレッドが BEA Tuxedo コードを実行しているときに (つまりスレッドが掲示板にアタッチされているとき) 別のスレッドがユーザ・コードを実行できるからです。BEA Tuxedo では、このような状況を防止することはできません。

TA_CONV: "{Y|N}"

会話型サーバ ("Y") または要求/応答型サーバ ("N") を指定します。

TA_REPLYQ: "{Y | N}"

サーバに対して別の応答キューを割り当てます (TA_REPLYQ == "Y")。応答を受信する必要のある MSSQ サーバでは、この属性を "Y" に設定する必要があります。

注記 Windows 2000 システムでリダイレクトまたはパイプする場合は、TA_RCMD 属性の説明の際に示した、いずれかの方法を使用する必要があります。

TA_RPPERM: 0001 <= num <= 0777

サーバの応答キューに対する UNIX システムのパーミッション。個別の応答キューが割り当てられない場合 (T_SERVER:TA_REPLYQ == "N")、TA_RPPERM は無視されます。

注記 Windows 2000 システムでリダイレクトまたはパイプする場合は、TA_RCMD 属性の説明の際に示した、いずれかの方法を使用する必要があります。

TA_RQADDR: string[0..30]

サーバの要求キューのシンボリック・アドレス。複数のサーバに対して同じ TA_RQADDR 属性値を指定すると、複数サーバ/単一キュー (MSSQ) セットを定義できます。TA_RQADDR 属性値が同じサーバは、同じサーバ・グループに属している必要があります。

TA_RQPERM: 0001 <= num <= 0777

要求キューに対する UNIX システムのパーミッション。

制限事項: UNIX システム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームが UNIX ベースでない場合、この属性は返されないことがあります。

TA_LMID:LMID

サーバを実行している現在の論理マシン。

TA_GENERATION: 1 <= num < 32,768

サーバの世代。サーバを最初に tmboot(1) で起動した場合や、TM_MIB(5) でアクティブにした場合、その世代は 1 に設定されます。サーバが異常終了して再起動されるごとに世代が増分されます。なお、世代が T_SERVER:TA_MAXGEN を超え、T_SERVER:TA_GRACE の期限が切れると、サーバが再起動されて世代が 1 にリセットされます。

TA_PID: 1 <= num

サーバの UNIX システム・プロセス識別子。サーバが別々のマシンに存在する場合はプロセス識別子が重複しても構わないため、この属性は一意とはなりません。

制限事項: UNIX システム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームが UNIX ベースでない場合、この属性は返されないことがあります。

TA_RPID: 1 <= num

サーバの応答キューに対する UNIX システムのメッセージ・キューの識別子。個別の応答キューが割り当てられない場合 (

制限事項: UNIX システム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームが UNIX ベースでない場合、この属性は返されないことがあります。

TA_RQID: 1 <= num

サーバの要求キューに対する UNIX システムのメッセージ・キューの識別子。個別の応答キューが割り当てられない場合 (

制限事項: UNIX システム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームが UNIX ベースでない場合、この属性は返されないことがあります。

TA_TIMERESTART: 1 <= num

T_SERVER:TA_LMID で time(2) システム・コールから返される 1970 年 1 月 1 日の 00:00:00 UTC から、このサーバが最後に起動または再起動された時点までの時間 (単位は秒)。

TA_TIMESTART: 1 <= num

T_SERVER:TA_LMID で time(2) システム・コールから返される 1970 年 1 月 1 日の 00:00:00 UTC から、このサーバが初めて起動された時点までの時間 (単位は秒)。サーバを再起動してもこの値はリセットされませんが、T_SERVER:TA_MAXGEN を超え、T_SERVER:TA_GRACE の期限が切れると、この属性は再起動された時間にリセットされます。

TA_SICACHEENTRIESMAX: {"0"-"32767" | "DEFAULT"}

このマシンが保持するサービスおよびインターフェイスのキャッシュ・エントリの数。値を "0" にすると、このマシンではサービス・キャッシュが使用されなくなります。値を "DEFAULT" にした場合、このサーバに対する値は対応する T_MACHINE クラスのエントリによって決まります。

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME: string[0..511]

BEA Tuxedo 7.1 以降が動作するアプリケーションで認証用に使用されるセキュリティ・プリンシパル名。この属性の最大文字数は、文字列の終端を表す NULL 文字を除いて 511 文字です。この属性に指定するプリンシパル名は、このサーバで実行されるシステム・プロセスの識別子として使用されます。

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME は、コンフィギュレーションの階層のうち、T_DOMAIN クラス、T_MACHINE クラス、T_GROUP クラス、および T_SERVER クラスの 4 つのレベルのどこでも指定できます。特定のコンフィギュレーション・レベルでのプリンシパル名は、それより下位レベルで変更可能です。TA_SEC_PRINCIPAL_NAME がどのレベルでも指定されていない場合、アプリケーションのプリンシパル名にはこのドメインの TA_DOMAINID 文字列がデフォルトで設定されます。

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME のほかにも、TA_SEC_PRINCIPAL_LOCATIONTA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR という属性があります。後の 2 つの属性は、アプリケーション起動時に、BEA Tuxedo 7.1 以降で動作するシステム・プロセスに対して復号化キーのオープンする処理に関係する属性です。特定のレベルで TA_SEC_PRINCIPAL_NAME のみが指定されている場合には、それ以外の 2 つの属性に長さゼロの NULL 文字列が設定されます。

TA_SEC_PRINCIPAL_LOCATION: string[0..511]

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME に指定したプリンシパルの復号化 (秘密) キーを格納するファイルまたはデバイスの位置。この属性の最大文字数は、文字列の終端を表す NULL 文字を除いて 511 文字です。

TA_SEC_PRINCIPAL_LOCATION は、コンフィギュレーションの階層のうち、T_DOMAIN クラス、T_MACHINE クラス、T_GROUP クラス、および T_SERVER クラスの 4 つのレベルのどこでも指定できます。この属性は、どのレベルで指定する場合でも TA_SEC_PRINCIPAL_NAME 属性と対になっている必要があり、それ以外の場合には無視されます。(TA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR はオプションです。これが指定されていない場合、システムによって長さゼロの NULL 文字列が設定されます。

TA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR: string[0..511]

TA_SEC_PRINCIPAL_NAME に指定したプリンシパルのパスワードを格納する変数。この属性の最大文字数は、文字列の終端を表す NULL 文字を除いて 511 文字です。

TA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR は、コンフィギュレーションの階層のうち、T_DOMAIN クラス、T_MACHINE クラス、T_GROUP クラス、および T_SERVER クラスの 4 つのレベルのどこでも指定できます。この属性は、どのレベルで指定する場合でも TA_SEC_PRINCIPAL_NAME 属性と対になっている必要があり、それ以外の場合には無視されます。(TA_SEC_PRINCIPAL_LOCATION はオプションです。これが指定されていない場合、システムによって長さゼロの NULL 文字列が設定されます。

初期化時は、TA_SEC_PRINCIPAL_PASSVAR に設定した復号化キーの各パスワードを管理者が入力する必要があります。管理者が入力したパスワードはシステム側で自動的に暗号化され、暗号化されたそれぞれのパスワードは対応するパスワード変数に割り当てられます。

TA_NUMCONV: 0 <= num

このサーバが tpconnect() を使用して開始した会話の数。

TA_NUMDEQUEUE: 0 <= num

このサーバが tpdequeue() を使用してキューからの取り出し操作を開始した回数。

TA_NUMENQUEUE: 0 <= num

このサーバが tpenqueue() を使用してキューへの登録操作を開始した回数。

TA_NUMPOST: 0 <= num

このサーバが tppost() を使用して開始したポストの数。

TA_NUMREQ: 0 <= num

このサーバが tpcall() または tpacall() を使用して開始した要求の数。

TA_NUMSUBSCRIBE: 0 <= num

このサーバが tpsubscribe() を使用して行ったサブスクリプションの数。

TA_NUMTRAN: 0 <= num

このサーバが最後に起動または再起動されて以降に開始されたトランザクションの数。

TA_NUMTRANABT: 0 <= num

このサーバが最後に起動または再起動されて以降にアボートされたトランザクションの数。

TA_NUMTRANCMT: 0 <= num

このサーバが最後に起動または再起動されて以降にコミットされたトランザクションの数。

TA_TOTREQC: 0 <= num

このサーバが完了した総要求数。会話型サーバの場合 (T_SERVER:TA_CONV == "Y")、この属性値は完了した着信会話数を示します。この実行時属性は、サーバの再起動時には保持されますが、サーバをシャットダウンすると失われます。

TA_TOTWORKL: 0 <= num

このサーバが完了した負荷。会話型サーバの場合 (T_SERVER:TA_CONV == "Y")、この属性値は完了した着信会話の負荷を示します。この実行時属性は、サーバの再起動時には保持されますが、サーバをシャットダウンすると失われます。

TA_CLTLMID:LMID

要求元のクライアントまたはサーバの論理マシン。

また、このフィールド要素は、シングルコンテキスト・サーバとマルチコンテキスト・サーバの両方で T_SERVERCTXT クラスに含まれます。

要求元のクライアントまたはサーバとは、サーバが現在実行しているサービスを要求したプロセスです。このフィールドの値は、シングルコンテキスト・サーバに対してのみ有効です。マルチコンテキスト・サーバの場合は、プレースホルダとして NULL 文字列が返されます。

TA_CLTPID: 1 <= num

要求元のクライアントまたはサーバの UNIX システム・プロセス識別子。

また、このフィールド要素は、シングルコンテキスト・サーバとマルチコンテキスト・サーバの両方で T_SERVERCTXT クラスに含まれます。

このフィールドの値は、シングルコンテキスト・サーバに対してのみ有効です。マルチコンテキスト・サーバの場合は、プレースホルダとして 0 が返されます。

制限事項: UNIX システム固有の属性です。アプリケーションを実行しているプラットフォームが UNIX ベースでない場合、この属性は返されないことがあります。

TA_CLTREPLY: "{Y | N}"

要求元のクライアントまたはサーバが応答を要求しているか ("Y")、いないか ("N") を指定します。

また、このフィールド要素は、シングルコンテキスト・サーバとマルチコンテキスト・サーバの両方で T_SERVERCTXT クラスに含まれます。

このフィールドの値は、シングルコンテキスト・サーバに対してのみ有効です。マルチコンテキスト・サーバの場合は、プレースホルダとして NULL 文字列が返されます。

TA_CMTRET: "{COMPLETE | LOGGED}"

このサーバの TP_COMMIT_CONTROL 特性の設定。

また、このフィールド要素は、シングルコンテキスト・サーバとマルチコンテキスト・サーバの両方で T_SERVERCTXT クラスに含まれます。

この特性の詳細については、ATMI 関数呼び出し tpscmt() の説明を参照してください。このフィールドの値は、シングルコンテキスト・サーバに対してのみ有効です。マルチコンテキスト・サーバの場合は、プレースホルダとして NULL 文字列が返されます。

TA_CURCONV: 0 <= num

このサーバが tpconnect() を使用して開始した会話のうち、現在もアクティブな会話の数。マルチコンテキスト・サーバの場合、このフィールドはすべてのサーバ・コンテキストの合計を表します。個々のサーバ・コンテキストの値は、T_SERVERCTXT クラスにあります。

TA_CUROBJECTS: 0 <= num

このサーバの掲示板のオブジェクト・テーブルで使用しているエントリの数。スコープはローカルです。

TA_CURINTERFACE: string[0..128]

このサーバで現在アクティブなインターフェイスの名前。スコープはローカルです。

TA_CURREQ: 0 <= num

このサーバが tpcall() または tpacall() を使用して開始した要求のうち、現在もアクティブな要求の数。マルチコンテキスト・サーバの場合、このフィールドはすべてのサーバ・コンテキストの合計を表します。個々のサーバ・コンテキストの値は、T_SERVERCTXT クラスにあります。

TA_CURRSERVICE: string[0. .15]

サーバが現在処理中のサービスがある場合、そのサービスの名前。

また、このフィールド要素は、シングルコンテキスト・サーバとマルチコンテキスト・サーバの両方で T_SERVERCTXT クラスに含まれます。

このフィールドの値は、シングルコンテキスト・サーバに対してのみ有効です。マルチコンテキスト・サーバの場合は、プレースホルダとして 0 が返されます。

TA_CURTIME: 1 <= num

T_SERVER:TA_LMIDtime(2) システム・コールから返される 1970 年 1 月 1 日の 00:00:00 UTC から現在までの時間 (単位は秒)。この属性は、T_SERVER:TA_TIMESTART 属性値および T_SERVER:TA_TIMERESTART 属性値からの経過時間を算出するために使用できます。

TA_LASTGRP: 1 <= num < 30,000

最後に開始されたサービス要求またはこのサーバから開始された会話のサーバ・グループ番号 (T_GROUP:TA_GRPNO)。

また、このフィールド要素は、シングルコンテキスト・サーバとマルチコンテキスト・サーバの両方で T_SERVERCTXT クラスに含まれます。

このフィールドの値は、シングルコンテキスト・サーバに対してのみ有効です。マルチコンテキスト・サーバの場合は、プレースホルダとして 0 が返されます。

TA_SVCTIMEOUT: 0 <= num

このサーバが現在のサービス要求を処理するのに残された時間 (単位は秒)。

また、このフィールド要素は、シングルコンテキスト・サーバとマルチコンテキスト・サーバの両方で T_SERVERCTXT クラスに含まれます。

アクティブなサービスに対して 0 を指定すると、タイムアウト処理は行われません。詳細については、T_SERVICE:TA_SVCTIMEOUT を参照してください。このフィールドの値は、シングルコンテキスト・サーバに対してのみ有効です。マルチコンテキスト・サーバの場合は、プレースホルダとして 0 が返されます。

TA_TIMELEFT: 0 <= num

このサーバが現時点で待っている応答がタイムアウトするまでの残り時間 (単位は秒)。

また、このフィールド要素は、シングルコンテキスト・サーバとマルチコンテキスト・サーバの両方で T_SERVERCTXT クラスに含まれます。

タイムアウトは、トランザクション・タイムアウトまたはブロック・タイムアウトです。

このフィールドの値は、シングルコンテキスト・サーバに対してのみ有効です。マルチコンテキスト・サーバの場合は、プレースホルダとして 0 が返されます。

TA_TRANLEV: 0 <= num

このサーバの現在のトランザクション・レベル。

また、このフィールド要素は、シングルコンテキスト・サーバとマルチコンテキスト・サーバの両方で T_SERVERCTXT クラスに含まれます。

値がゼロの場合は、サーバが現在トランザクションに関与していないことを示します。このフィールドの値は、シングルコンテキスト・サーバに対してのみ有効です。マルチコンテキスト・サーバの場合は、プレースホルダとして 0 が返されます。

制限事項

なし

 

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