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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_TRANSACTION クラスの定義

概要

T_TRANSACTION クラスは、アプリケーション内のアクティブなトランザクションの実行時属性を表します。

属性表

表 62 TM_MIB(5): T_TRANSACTION クラス定義の属性表

属性 (注 1)

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_COORDLMID(k)

string

R--R--R--

LMID

N/A

TA_LMID(k)

string

R--R--R--

LMID

N/A

TA_TPTRANID(*)

string

R--R--R--

string[1..78]

N/A

TA_XID(*)

string

R--R--R--

string[1..78]

N/A

TA_STATE(k)

string

R-XR-XR--

GET: "{ACT | ABY | ABD | COM | REA | DEC | SUS}"

SET: "ABD"

N/A

N/A

TA_TIMEOUT

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_GRPCOUNT

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_GRPINDEX

long

R--R--R--

0 <= num

N/A

TA_GRPNO

long

R--R--R--

1 <= num < 30,000

(注 2)

TA_GSTATE

long

R-XR-XR--

GET: "PREP|PABT|PCOM"

SET:"{HCO|HAB}"

N/A

N/A

(k)-GET キー・フィールド
(*)-GET/SET キー。SET 操作では 1 つ以上必要


  注 1 T_TRANSACTION クラスのすべての属性はローカル属性です。
注 2 T_TRANSACTION クラスの各オブジェクトで、1 つ以上の TA_GRPNO 属性および TA_GSTATE 属性が返されます。特定のオブジェクトに属する各属性の値は、TA_GRPINDEX で始まる TA_GRPCOUNT のオカレンス数です。

属性の意味

TA_COORDLMID:LMID

トランザクションを調整するサーバ・グループの論理マシン識別子。

TA_LMID:LMID

検索マシンの論理マシン識別子。トランザクション属性は基本的にサイトにローカルで、トランザクション管理サーバ (TMS) により共通トランザクション識別子で調整されます。

TA_TPTRANID: string[1..78]

tpsuspend() から返され、文字列表現にマップされるトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。

TA_XID: string[1..78]

tx_info() から返され、文字列表現にマップされるトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。

TA_STATE:

GET: "{ACTive | ABortonlY | ABorteD | COMcalled | REAdy | DECided |
SUSpended}"

GET 操作は、選択した T_TRANSACTION オブジェクトの実行時情報を検索します。以下に示す状態は、GET 要求への応答で返される TA_STATE の意味を示します。同一のグローバル・トランザクションに付属する別個のオブジェクトは、トランザクション識別子は同じですが状態は異なることがあります。一般的に、コーディネータ・サイトで示される状態 (TA_COORDLMID) がトランザクションの本当の状態です。例外は、コーディネータ・サイト以外のサイトが、トランザクションの状態を ABortonlY に遷移させる条件を通知した場合です。この遷移は、最終的にはコーディネータ・サイトに伝達され、トランザクションがロールバックされます。ただし、この変更がすぐにはコーディネータ・サイトに反映されないこともあります。すべての状態は、パーミッションの決定においては ACTive と同等です。


 

SET: "{ABorteD}"

SET 操作は、選択した T_TRANSACTION オブジェクトの実行時情報を更新します。以下に示す状態は、SET 要求で設定される TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。


 

TA_TIMEOUT: 1 <= num

検索サイトでトランザクションがタイムアウトになるまでの残り時間 (単位は秒)。この属性値はトランザクション状態 (TA_STATE) が ACTive である場合にのみ返されます。

TA_GRPCOUNT: 1 <= num

検索サイトから返された情報により、トランザクション内の参加者として識別されたグループの数。

TA_GRPINDEX: 1 <= num

このグループに対応する最初のオブジェクトに固有な属性値 (TA_GRPNO および TA_GSTATE) のインデックス。

TA_GRPNO: 1 <= num < 30,000

参加しているグループのグループ番号。

TA_GSTATE:

GET: "{ACTive | ABorteD | ReaDOnly | REAdy | HCOmmit | HABort | DONe}"

GET 操作は、指定グループに付属する T_TRANSACTION オブジェクトのうち、選択したオブジェクトの実行時情報を検索します。以下に示す状態は、GET 要求への応答で返される TA_GSTATE の意味を示します。これら以外の状態は返されません。同一のグローバル・トランザクションに付属する別個のオブジェクトは、トランザクション識別子は同じですが、個別のグループの状態は異なることがあります。一般的に、グループのサイトで示される状態が、トランザクションに参加しているグループの本当の状態です。例外は、コーディネータ・サイトがトランザクションをアボートすることを決定し、各参加グループの状態を ABorteD に設定した場合です。この遷移はグループのサイトに伝達され、トランザクション内のグループの作業がロールバックされます。ただし、すぐには反映されないことがあります。


 

SET: "{HCOmmit | HABort}"

SET 操作は、選択した T_TRANSACTION オブジェクト内で送信された要求の最初のグループの実行時情報を更新します。以下に示す状態は、SET 要求で設定される TA_GSTATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。状態遷移は、グループのサイトを表すオブジェクト (TA_LMID) 内で実行される場合にのみ可能です。


 

制限事項

なし

 

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