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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_ULOG クラスの定義

概要

T_ULOG クラスは、アプリケーション内の userlog() ファイルの実行時属性を表します。

属性表

表 63 TM_MIB(5): T_ULOG クラス定義の属性表

属性 (注 1)

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_LMID(k)

string

R--R--R--

LMID

(注 2)

TA_PMID(x)

string

R--R--R--

string[1..30]

(注 2)

TA_MMDDYY(k)

long

R--R--R--

mmddyy

現在の日付

TA_STATE

string

R--R--R--

GET: "ACT"

SET:N/A

N/A

N/A

TA_ULOGTIME(k)

long

R--R--R--

hhmmss

000000

TA_ENDTIME(k)

long

K--K--K--

hhmmss

235959

TA_ULOGLINE(k)

long

R--R--R--

1 <= num

1

TA_ULOGMSG(x)

string

R--R--R--

string[1..256]

N/A

TA_TPTRANID(k)

string

R--R--R--

string[1..78]

N/A

TA_XID(k)

string

R--R--R--

string[1..78]

N/A

TA_PID(k)

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_THREADID

integer

r--r--r--

0 <= num

NA

TA_CONTEXTID(k)

long

r--r--r--

-2 <= num < 30,000

N/A

TA_SEVERITY(x)

string

R--R--R--

string[1..30]

N/A

TA_ULOGCAT(x)

string

R--R--R--

string[1..30]

N/A

TA_ULOGMSGNUM(k)

long

R--R--R--

1 <= num

N/A

TA_ULOGPROCNM(x)

string

R--R--R--

string[1..30]

N/A

(k)-GET キー・フィールド
(x)-正規表現の GET キー・フィールド


  注 1 T_ULOG クラスのすべての属性はローカル属性です。
注 2 TA_LMID は、システムがどのアプリケーション・ログ・ファイルにアクセスするかを決定する際に必要なフィールドです。返されたレコードを、指定したマシン上で動作するプロセスから生成されたレコードに限定するために使用するのではありません。ネットワーク接続されたファイル・システムを使用して複数のマシンがログ・ファイルを共有する場合、キー・フィールドとして特定の値を指定しても、複数の TA_LMID 値が返されます。同様の理由で、TA_PMID は要求を特定のマシンに指定する際に考慮されるではなく、どのレコードを返すか決定するために使用されます。この条件下では、TA_PMID を正規表現のキー・フィールドとして使用すると便利です。

属性の意味

TA_LMID:LMID

検索マシンの論理マシン識別子。

TA_PMID: string[1..30]

物理マシン識別子。

TA_MMDDYY: mmddyy

見つかった、またはアクセスしたユーザ・ログ・ファイルの日付。

TA_STATE:

GET: "{ACTive}"

GET 操作は、選択した T_ULOG オブジェクトの実行時情報を検索します。以下に示す状態は、GET 要求への応答で返される TA_STATE の意味を示します。


 

SET:

SET 操作は、このクラスでは使用できません。

TA_ULOGTIME: hhmmss

このオブジェクトで表わされるユーザ・ログ・メッセージの時刻。この属性値は、時間を 10,000 倍した値に分を 100 倍した値を加算し、最後に秒を加算して計算されます。キー・フィールドとして使用する場合、この属性はメッセージに対するアクセスの時間範囲の開始時間を表します。

TA_ENDTIME: hhmmss

この userlog ファイルへのアクセス時に GET 操作で考慮する最新時刻。

TA_ULOGLINE: 1 <= num

ユーザ・ログ・ファイル内で返されたまたは要求されたユーザ・ログ・メッセージの行番号。検索時にキー・フィールドとして使用した場合、この値はログ・ファイル内の開始行を示します。

TA_ULOGMSG: string[1..256]

ユーザ・ログ・ファイルに記録されているユーザ・ログ・メッセージのテキスト全体。

TA_TPTRANID: string[1..78]

tpsuspend() から返されたトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。トランザクションに関連付けられていないメッセージでは、この属性値として長さが 0 の文字列が検索されます。

TA_XID: string[1..78]

tx_info() から返されたトランザクション識別子。等号比較の場合を除き、ユーザはこのフィールドのデータを直接解釈することはできません。トランザクションに関連付けられていないメッセージでは、この属性値として長さが 0 の文字列が検索されます。

TA_PID: 1 <= num

ユーザ・ログ・メッセージを生成したクライアントまたはサーバのプロセス識別子。

TA_THREADID: 0 <= num

このユーザ・ログ・メッセージを記述したスレッドの識別子。

TA_CONTEXTID: -2 <= num < 30,000

この特定のアプリケーション関連の識別子。

TA_SEVERITY: string[1..30]

メッセージの重要度レベルが指定されている場合は、その重要度レベル。

TA_ULOGCAT: string[1..30]

メッセージがメッセージ・カタログから生成された場合は、そのカタログの名前。

TA_ULOGMSGNUM: 1 <= num

メッセージがカタログから生成された場合は、そのカタログのメッセージ番号。

TA_ULOGPROCNM: string[1..30]

ユーザ・ログ・メッセージを生成したクライアントまたはサーバのプロセス名。

制限事項

検索は、対応する T_MACHINE オブジェクトも ACTive である場合にのみ行われます。

このクラスの検索は、TA_LMID を指定して指示する必要があります。ワークステーション・クライアントが書き込んだログ・レコードの検索は、クライアントが使用したログ・ファイルが、当該アプリケーションの T_MACHINE クラスで定義されたマシンの 1 つで共有されている場合のみ利用可能です。それ以外の場合、このクラスではログ・レコードを使用できません。

このクラスに対する検索が正常に完了しなかった場合は、常に値が 1 の TA_MORE が返されます。この値は、送信された要求に関する情報が他にも存在することのみを示します。

 

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