bea ホーム | 製品 | dev2dev | support | askBEA |
![]() |
![]() |
|
![]() |
e-docs > Tuxedo > Tuxedo コマンド・リファレンス > セクション 1 - コマンド |
Tuxedo コマンド・リファレンス
|
名前
dmadmin−BEA Tuxedo Domains 管理プログラムのコマンド・インタプリタ
形式
dmadmin [ -c ]
機能説明
dmadmin は対話式のコマンド・インタプリタで、Domains コンフィギュレーションで呼び出される特定の BEA Tuxedo アプリケーション用に定義されたドメイン・ゲートウェイ・グループを管理するために使用します。ここでは、BEA Tuxedo Domains コンポーネントの TDomain ゲートウェイ、TOP END Domain Gateway (TEDG)、SNA Gateway (SNAX)、および OSI TP ゲートウェイで dmadmin を使用する方法について説明します。BEA Tuxedo Domains コンポーネントについては、『BEA Tuxedo Domains コンポーネント』を参照してください。
dmadmin には、管理モードとコンフィギュレーション・モードの 2 つのモードがあります。
dmadmin をパラメータなしで呼び出すと管理モードになります。デフォルトのモードは管理モードです。このモードでは、dmadmin をアクティブなアプリケーション内のアクティブなノード (ワークステーションを除く) 上で実行できます。アプリケーション管理者は、このモードを使用して、アクティブなドメイン・ゲートウェイ・グループのパラメータを取得または変更できます。また、アプリケーション管理者は、このモードを使用して、特定のローカル・ドメイン・アクセス・ポイント用の Domains トランザクション・ログを作成、破棄、または再初期化できます。このケースでは、そのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられたドメイン・ゲートウェイ・グループをアクティブにしてはなりません。また、dmadmin は対応するゲートウェイ・グループに割り当てられたマシン上で実行する必要があります。
dmadmin は、-c オプション付きで呼び出されるか、config サブコマンドが呼び出されたときにコンフィギュレーション・モードになります。アプリケーション管理者は、このモードを使用して Domains コンフィギュレーション・ファイル (BDMCONFIG) のバイナリ・バージョンのコンフィギュレーション情報を更新したり、新しいコンフィギュレーション情報を追加できます。
dmadmin では、Domains 管理サーバ (DMADM) を使用して BDMCONFIG ファイルの管理を行い、ゲートウェイ管理サーバ (GWADM) を使用してアクティブな DOMAIN ゲートウェイ・グループ(Domains コンフィギュレーションで起動される BEA Tuxedo アプリケーションにつき 1 つの DMADM プロセスが実行され、1 つのドメイン・ゲートウェイ・グループにつき 1 つの GWADM プロセスが実行されます) の再構成を行う必要があります。
管理モード・コマンド
dmadmin が起動すると、プロンプト (&dlq;>&drq;)“式でコマン”きます。
コマンド [引数]
共通して出現するいくつかの引数には、default コマンドを使用してデフォルト値が与えられます。default コマンドによって設定されたパラメータを受け付けるコマンドは、default に値が設定されているかどうかを調べます。値が設定されていない場合は、エラー・メッセージが返されます。
一度設定したデフォルト値は、default コマンドで変更しない限り、セッション終了まで有効です。このデフォルト値は、コマンド行で明示的に値を入力して変更するか、値 * (アスタリスク) を入力して設定解除します。こうして変更した値は、コマンドの単一のインスタンスの間有効です。
dmadmin コマンドからの出力は、使用しているページ別表示コマンドに従ってページ別に表示されます (後述の paginate サブコマンドを参照してください)。
コマンドの入力形式には、完全な名前でも省略形でも使用でき、該当する引数はコマンドの後に付きます。この後の一覧では、完全な名前の後の丸かっこ内に省略形を示しています。角かっこ [ ] で囲まれた引数は省略可能です。中かっこ { } で囲まれた引数は相互に排他的な選択肢を示します。多くの場合、local_domain_access_point_name は必須の引数であり、これは default コマンドを使用して設定することができます。
以下のコマンドは、管理モードで使用できます。
[-R remote_domain_access_point_name]
[-R remote_domain_access_point_name]
remote_domain_access_point_name
service}]
コンフィギュレーション・モードのコマンド
dmadmin コマンドは、-c オプション付きで実行するか、config サブコマンドを使用したときにコンフィギュレーション・モードになります。このモードで dmadmin を使用すると、BDMCONFIG ファイルの実行時の更新が可能になります。dmadmin は、追加あるいは取り出す入力フィールド値を含むバッファを管理し、各操作が完了した後で出力フィールド値およびステータスを表示します。ユーザは、利用可能なテキスト・エディタを使用して入力バッファを更新できます。
dmadmin はまず希望のセクションを求めるプロンプトを表示し、次に希望の操作を求めるプロンプトを表示します。
BDMCONFIG ファイルのセクションを求めるプロンプトは次のとおりです。
Section:
1) RESOURCES 2) LOCAL_DOMAINS
3) REMOTE_DOMAINS 4) LOCAL_SERVICES
5) REMOTE_SERVICES 6) ROUTING
7) ACCESS_CONTROL 8) PASSWORDS
9) TDOMAINS 10) OSITPS
11) SNADOMS 12) LOCAL_REMOTE_USER
13) REMOTE_USERS 14) SNACRMS
15) SNASTACKS 16) SNALINKS
18) TOPEND 19) OSITPX
q) QUIT
Enter Section [1]:
デフォルトセクションの番号は、プロンプトの終わりに角かっこ内に表示されます。デフォルトの値を受け入れるときは、RETURN または ENTER を押します。別のセクションを選択するときは、その番号を入力して RETURN または ENTER を押します。
次に dmadmin は、希望の操作を求めるプロンプトを表示します。
Operations:
1) FIRST 2) NEXT
3) RETRIEVE 4) ADD
5) UPDATE 6) DELETE
7) NEW_SECTION 8) QUIT
Enter Operation [1]:
デフォルトの操作番号がプロンプトの終わりの角かっこ内に表示されます。RETURN または ENTER を押してこのオプションを選択します。別の操作を選択するときは、その番号を入力して RETURN または ENTER を押します。
現在サポートされている操作は次のとおりです。
コンフィギュレーション操作を行う場合は、有効なユーザ識別子は、このプログラムが実行されるマシンの BEA Tuxedo 管理者ユーザ識別子 (UID) と一致している必要があります。レコードが更新または追加されると、dmloadcf(1) によって使用されるすべてのデフォルト値および検証が強制されます。
dmadmin は次に、入力バッファを編集するかどうかをたずねるプロンプトを表示します。
Enter editor to add/modify fields [n]?
ここで、y を入力すると、入力バッファは一時ファイルにコピーされ、テキスト・エディタが起動されます。どのエディタを使用するかは、環境変数 EDITOR で指定できます。デフォルトでは UNIX のテキスト・エディタの ed が使用されます。入力形式は、フィールド名とフィールド値のペアで、構成入力フォーマットで記述しています。各 DMCONFIG セクションに関連するフィールド名は、以下のサブセクションの表にリストします。フィールドおよび関連する範囲の指定方法、デフォルト値、制限などの指定方法については、DMCONFIG(5)、DMCONFIG for GWTOPEND(5)、および DM_MIB(5) を参照してください。ほとんどのケースでは、フィールド名は DMCONFIG ファイル内の KEYWORD と同じです (接頭辞として "TA_" が付いています)。ユーザが入力バッファの編集を終えると、dmadmin がそれを読み込みます。ある特定のフィールド名が複数行に現れる場合、最初のものだけが使用され、残りは無視されます。エラーが発生した場合は、構文エラーが表示され、問題を訂正するかどうかをたずねるプロンプトが表示されます。
Enter editor to correct?
問題を訂正しない場合 (応答 n) は、入力バッファにフィールドは含まれません。問題を訂正する場合は、エディタが再度実行されます。
最後に、操作を行うかどうかをたずねるプロンプトが表示されます。
Perform operation [y]?
操作が完了すると、dmadmin は戻り値を Return value TAOK 内に表示し、その後に出力バッファ・フィールドが続きます。次に、プロセスが再開され、セクションを求めるプロンプトが表示されます。すべての出力バッファ・フィールドは、バッファがクリアされない限り、入力バッファ内で利用できます。
いつでもブレークを入力して、セクションを求めるプロンプトでの対話を再開できます。
"QUIT" を選択すると、構成のテキスト バージョンのバックアップを作成する許可を求めるプロンプトが表示されます。
Unload BDMCONFIG file into ASCII backup [y]?
バックアップを選択した場合、ファイル名の入力を求めるプロンプトが表示されます。
Backup filename [DMCONFIG]
成功時にはバックアップが作成されたことが示され、失敗時にはエラーが表示されます。
構成入力フォーマット
入力パケットは、次のようにフォーマットされた行で構成されます。
fldname fldval
フィールド名は、1 つまたは複数のタブ (または空白) によってフィールド値と区別されます。
長いフィールド値は、1 つまたは複数のタブ (dmadmin に再度読み込まれたときに破棄されます) で始まる継続行を使用することで、次の行に継続できます。
改行文字だけで構成される空の行は無視されます。
表示できない文字をフィールド値に入力したり、タブからフィールド値を開始するには、バックスラッシュを使用し、その後に希望する文字を 2 文字の 16 進表現で使用します (UNIX システムのリファレンス・マニュアルの ASCII(5) を参照してください)。たとえば、スペースは ¥20 と入力データに入力できます。バックスラッシュは 2 回書くことで 1 つのバックスラッシュを入力できます。dmadmin は、このフォーマットの入力をすべて認識しますが、最も役に立つのは表示できない文字の場合です。
構成の制限事項
次に動的 Domains を再構成する機能についての一般的な制限事項を示します。
Domains 関連の新しい用語
BEA Tuxedo のリリース 7.1 以降では、Domains 用の MIB で、ローカル・ドメインとリモート・ドメインとの相互作用を記述するため、クラスと属性の用語が改善されています。新しい用語は、DM_MIB のリファレンス・ページ、クラス、エラー・メッセージ、および DMCONFIG のリファレンス・ページ、セクション名、パラメータ名、およびエラー・メッセージで使用されています。新しい用語は dmadmin のユーザ・インターフェイスには適用されていませんが、dmadmin は DMCONFIG の従来の用語と新しい用語の両方を認識します。
旧バージョンとの互換性のため、BEA Tuxedo 7.1 より前に使用された DMCONFIG 用語と、新しい Domains 用の MIB 用語との間にエイリアスが提供されています。BEA Tuxedo リリース 7.1 以降の dmadmin では、両方のバージョンの DMCONFIG 用語を使用できます。詳細については、DM_MIB(5) リファレンス・ページの「Domains 関連の新しい用語」を参照してください。
構成フィールド識別子/更新に関する制限事項
次のセクションは、各 DMCONFIG について、どのフィールド識別子が各 DMCONFIG フィールドに関連しているか、識別子のフィールド・タイプは何か、およびいつフィールドを更新できるかを説明しています。適用可能なフィールド値はすべて、取り出し操作によって返されます。レコードを追加できるフィールド、またはレコードを追加するために必要なフィールドについては、DMCONFIG(5)、DMCONFIG for GWTOPEND(5)、および DM_MIB(5) で説明します。以下にキーとして示すフィールドは、セクション内のレコードを一意に識別するために使用するキー・フィールドです。これらのキー・フィールドは、更新を行うとき入力バッファ内になければなりません。また、これらのキー・フィールドを動的に更新することはできません。「更新」列は、どのようなときにフィールドを更新できるかを示しています。可能な値は次のとおりです。
DM_LOCAL セクションの構成
次の表に、DM_LOCAL セクション (DM_LOCAL_DOMAINS セクション) のフィールド一覧を示します。dmadmin 操作のプロンプトでこのセクションにアクセスするには、2 (LOCAL_DOMAINS) を入力します。
DM_REMOTE セクションの構成 次の表に、DM_REMOTE セクション (DM_REMOTE_DOMAINS セクション) のフィールドの一覧を示します。dmadmin 操作のプロンプトでこのセクションにアクセスするには、3 (REMOTE_DOMAINS) を入力します。
DM_TDOMAIN セクションの構成 DM_TDOMAIN セクションには、TDOMAIN タイプ・ドメインが必要とするネットワーク・アドレッシング・パラメータが含まれています。次の表に、このセクションのフィールドの一覧を示します。
ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント識別子 (TA_LDOM) の場合、TA_NWADDR フィールドおよび TA_NWDEVICE フィールドは、そのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられたゲートウェイ・グループが実行中でないときに更新できます。 DM_TOPEND セクションの構成 DM_TOPEND セクションには、TOPEND タイプ・ドメインで必要となるネットワーク・アドレッシング・パラメータが含まれています。次の表に、このセクションのフィールドの一覧を示します。
TA_NWADDR、TA_NWDEVICE、TA_TP_SYSTEM、および TA_TE_PWD フィールドを更新できます。ドメイン識別子がリモート・ドメイン・アクセス・ポイント (TA_RDOM) の場合、ゲートウェイ・グループの実行中 (No) に TA_NWADDR、TA_NWDEVICE、および TA_TP_SYSTEM フィールドは更新できません。TE_TE_PWD はローカル・ドメイン・アクセス・ポイント (TA_LDOM) のみに適用されます。
DM_OSITP セクションの構成
DM_OSITP セクションには、OSITP タイプ・ドメインが必要とする OSI TP 1.3 対応のネットワーク・アドレッシング・パラメータが含まれています。次の表に、このセクションのフィールドの一覧を示します。
ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント識別子 (TA_LDOM) の場合、この表に記載されていないフィールドは、そのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられたゲートウェイ・グループが実行中でないときに更新できます。 DM_OSITPX セクションの構成 DM_OSITPX セクションには、OSITPX タイプ・ドメインが必要とする OSI TP 4.0 以降対応のネットワーク・アドレッシング・パラメータが含まれています。次の表に、このセクションのフィールドの一覧を示します。 注記 DM_OSITPX セクションは、BEA Tuxedo リリース 8.0 以降が動作していないと使用できません。
ローカル・ドメイン・アクセス・ポイント識別子 (TA_LDOM) の場合、この表に記載されていないフィールドは、そのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関連付けられたゲートウェイ・グループが実行中でないときに更新できます。 DM_EXPORT セクションの構成 次の表に、DM_EXPORT (DM_LOCAL_SERVICES) セクションのフィールドの一覧を示します。dmadmin 操作のプロンプトでこのセクションにアクセスするには、4 (LOCAL_SERVICES) を入力します。
DM_IMPORT セクションの構成 次の表に、DM_IMPORT セクション (DM_REMOTE_SERVICES セクション) のフィールドの一覧を示します。dmadmin 操作のプロンプトでこのセクションにアクセスするには、5 (REMOTE_SERVICES) を入力します。
DM_ROUTING セクションの構成 次の表に、DM_ROUTING セクションのフィールドの一覧を示します。
DM_ACCESS_CONTROL セクションの構成 次の表に、DM_ACCESS_CONTROL セクションのフィールドの一覧を示します。
DM_PASSWORDS セクションの構成 次の表に、DM_PASSWORDS セクションのフィールドの一覧を示します。このセクションは、TDomain ゲートウェイにのみ適用されます。
TA_LPWD および TA_RPWD は、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントまたはリモート・ドメイン・アクセス・ポイント (あるいはその両方) について定義済みのパスワードがあるかどうかを示します。パスワードは表示されません。UPDATE 操作を選択した場合は、対応するフィールドの値を U に設定する必要があります。この場合、エコーがオフになり、対応するパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。 コンフィギュレーション・モードでの診断 dmadmin は、FML 型付きバッファを割り当てできない場合、ユーザの /etc/passwd エントリを判別できない場合、または環境変数 FIELDTBLS または FLDTBLDIR を再設定できない場合に失敗します。 各操作の完了後、dmadmin によって表示される戻り値は、要求された操作のステータスを示します。戻り値には 3 つのクラスがあります。 次の戻り値は、パーミッションに関する問題または BEA Tuxedo の通信エラーを示しています。戻り値は、操作が正常に完了しなかったことを示しています。
次の戻り値は、操作を行うこと自体の問題を示します。一般的には、入力バッファ内のアプリケーション・データに関するセマンティクスの問題です。文字列フィールド TA_STATUS は出力バッファ内で設定され、問題を記述する短いテキストを含んでいます。文字列フィールド TA_BADFLDNAME は問題 (エラーは 1 つのフィールドが原因で発生すると想定しています) の原因となる値を含むフィールドのフィールド名に設定されます。
次の戻り値は、操作が成功したことを示します。
dmunloadcf を使用して構成にエントリを表示するとき、オプションのフィールド値は、値が設定されていない (文字列の場合) か 0 (整数の場合) の場合には表示されません。これらのフィールドは、dmadmin を使用するときに、出力バッファ内に常に表示されます。この方法で、管理者がエントリを取り出しやすくし、また以前に設定されていないフィールドを更新しやすくします。エントリには、フィールド名が含まれ、タブが後に続きますが、フィールド値はありません。
構成の例
次の例では、dmadmin を使用して新しいリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを追加します。ed(1) がエディタとして使用されます。
$ EDITOR=ed dmadmin
> config
Sections:
1) RESOURCES 2) LOCAL_DOMAINS
3) REMOTE_DOMAINS 4) LOCAL_SERVICES
5) REMOTE_SERVICES 6) ROUTING
7) ACCESS_CONTROL 8) PASSWORDS
9) TDOMAINS 10) OSITPS
11) SNADOMS 12) LOCAL_REMOTE_USER
13) REMOTE_USERS 14) SNACRMS
15) SNASTACKS 16) SNALINKS
18) TOPEND 19) OSITPX
q) QUIT
Enter Section [1]:
Enter Section [1]:2
Operations:
1) FIRST 2) NEXT
3) RETRIEVE 4) ADD
5) UPDATE 6) DELETE
7) NEW_SECTION 8) QUIT
Enter Operation [1]: 4
Enter editor to add/modify fields [n]? y
a
TA_RDOM B05
TA_DOMAINID BA.BANK05
TA_TYPE TDOMAIN
.
w
53
q
Perform operation [y]? <return>
Return value TAUPDATED
Buffer contents:
TA_OPERATION 4
TA_SECTION 2
TA_DOMAINID BA.BANK05
TA_RDOM B05
TA_TYPE TDOMAIN
TA_STATUS Update completed successfully
Operations:
1) FIRST 2) NEXT
3) RETRIEVE 4) ADD
5) UPDATE 6) DELETE
7) NEW_SECTION 8) QUIT
Enter Operation [4]:7
Section:
1) RESOURCES 2) LOCAL_DOMAINS
3) REMOTE_DOMAINS 4) LOCAL_SERVICES
5) REMOTE_SERVICES 6) ROUTING
7) ACCESS_CONTROL 8) PASSWORDS
9) TDOMAINS 10) OSITPS
11) SNADOMS 12) LOCAL_REMOTE_USER
13) REMOTE_USERS 14) SNACRMS
15) SNASTACKS 16) SNALINKS
18) TOPEND 19) OSITPX
q) QUIT
Enter Section [1]:9
Operations:
1) FIRST 2) NEXT
3) RETRIEVE 4) ADD
5) UPDATE 6) DELETE
7) NEW_SECTION 8) QUIT
Enter Operation [6]: 4
Enter editor to add/modify fields [n]? y
a
TA_RDOM B05
TA_NWADDR 0x00020401c0066d05
TA_NWDEVICE /dev/tcp
.
w
55
q
Perform operation [y]? <return>
Return value TAUPDATED
Buffer contents:
TA_OPERATION 4
TA_SECTION 8
TA_RDOM B05
TA_NWADDR 0x00020401c0066d05
TA_NWDEVICE /dev/tcp
TA_STATUS Update completed successfully
Operations:
1) FIRST 2) NEXT
3) RETRIEVE 4) ADD
5) UPDATE 6) DELETE
7) NEW_SECTION 8) QUIT
Enter Operation [4]:8
> quit
dmadmin プログラムが終了します。
セキュリティ
dmadmin がアプリケーション管理者の UID を使用して実行された場合、許可を得たユーザであると想定され、セキュリティはバイパスされます。dmadmin が別のユーザ ID で実行された場合、およびセキュリティ・オプションが TUXCONFIG ファイル内で使用可能になっている場合は、dmadmin プログラムを開始するための対応するアプリケーション・パスワードが必要です。標準入力が端末である場合、dmadmin はエコーをオフの状態でユーザにパスワードの入力を求めます。標準入力が端末でない場合は、パスワードは環境変数 APP_PW から取り出されます。この環境変数が指定されていないときに、アプリケーション・パスワードが必要な場合は、dmadmin を開始できません。
別のユーザ ID (管理者の UID 以外) で実行中の場合、制限されたセットのコマンドしか使用できません。
環境変数
dmadmin は環境変数 FIELDTBLS および FLDTBLDIR を再設定して、${TUXDIR}/udataobj/dmadmin フィールド・テーブルをピックアップします。このため、TUXDIR 環境変数は適切に設定する必要があります。
アプリケーションでセキュリティが必要なときに、dmadmin への標準入力が端末からではない場合、APP_PW 環境変数は対応するアプリケーション・パスワードに設定する必要があります。
TUXCONFIG 環境変数は、BEA Tuxedo コンフィギュレーション・ファイルのパス名に設定する必要があります。
一般的な診断
dmadmin コマンドをシステムがブートする前に入力すると、次のメッセージが表示されます。
No bulletin board exists.Only logging commands are available.
すると、dmadmin は対応するコマンドの入力を求めます。
正しくないアプリケーション・パスワードが入力されるか、環境を通してシェル・スクリプトで利用できない場合、ログ・メッセージが生成され、次のメッセージが表示されてコマンドが終了します。Invalid password entered.
相互運用性
dmadmin は、BEA Tuxedo リリース 5.0 以降にインストールする必要があります。リリース 5.0 ゲートウェイが存在する同じドメイン内の他のノードは、BEA Tuxedo リリース 4.1 またはそれ以降でもかまいません。
移植性
dmadmin 管理ツールは、BEA Tuxedo サーバ環境がサポートされるプラットフォームで使用できます。
関連項目
dmloadcf(1)、tmadmin(1)、topendpasswd(1)、DMADM(5)、DMCONFIG(5)、DMCONFIG for GWTOPEND(5)
『BEA Tuxedo Domains コンポーネント』
『ATMI アプリケーションでの BEA Tuxedo TOP END Domain Gateway の使用』
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |