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Tuxedo コマンド・リファレンス

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txrpt(1)

名前

txrpt−BEA Tuxedo ATMI システム・サーバ/サービス・レポート・プログラム

形式

txrpt [-t]  [-n names]  [-d mm/dd]  [-s time]  [-e time]

機能説明

txrpt は BEA Tuxedo ATMI システム・サーバの標準エラー出力を分析して、そのサーバ内でのサービス処理時間の要約を示します。その報告は、扱われた時間においてディスパッチされた回数および各サービスの平均所要時間 (秒) を示します。txrpt はその入力を標準入力または入力として切り換えられた標準エラー出力ファイルからの入力を読み込みます。標準エラー出力ファイルは、servopts(5) の選択肢の中から -r オプションを使って呼び出されたサーバによって作成されます。-e servopts オプションを付けて指定することにより、ファイルに名前を付けることができます。複数のファイルを、txrpt 用に 1 つの入力ストリームに連結することができます。txrpt の各オプションには、次の意味があります。

-t

サービスの合計使用時間の最も長いものから順に出力レポートを生成します。指定がなければ、このレポートはサービスの合計呼び出し回数によって配列されます。

-n names

names で指定されたサービスに対するレポートだけを生成します。ここで、names は複数のサービス名をカンマで区切ったリストです。

-d mm/dd

サービス要求への報告を指定された月 (mm) と日 (dd) に限定します。デフォルト設定は、現在の日付です。

-s time

指定時刻 (time ) 以降に行われた呼び出しのレポートを生成します。time の形式は hr[:min[:sec]] です。

-e time

指定時刻 (time) 以前に終了した呼び出しのレポートを生成します。time の形式は、-s フラグと同じです。

txrpt が生成するレポートは 1 日単位のものです。入力ファイルに複数日のレコードがある場合、-d オプションは、レポートする日付を制御します。

注意事項

サーバが txrpt を介して分析統計情報を収集する場合、ULOGDEBUG 変数を "y" には設定しないようにしてください。ファイル内のデバッグ・メッセージを txrpt が間違って解釈してしまいます。

使用例

次に示すコマンド行を実行します。

txrpt -nSVC1 -d10/15 -s11:01 -e14:18  newr

作成されるレポートは次のようになります。

START AFTER:    Thu Oct 15 11:01:00 1992
END BEFORE: Thu Oct 15 14:18:00 1992
SERVICE SUMMARY REPORT

SVCNAME 11a-12n 13p-14p 14p-15p TOTALS
Num/Avg Num/Avg Num/Avg Num/Avg
------ -------- -------- -------- -------
SVC1 2/0.25 3/0.25 1/0.96 6/0.37
------- ------- ------- ------- -------
TOTALS 2/0.25 3/0.25 1/0.96 6/0.37

上記の例は、SVC1 が指定された時間内に全部で 6 回要求されたことを示しています。要求を処理する時間は、平均 0.37 秒でした。

関連項目

servopts(5)

 

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