bea ホーム | 製品 | dev2dev | support | askBEA
BEA Logo Tuxedo
 ドキュメントのダウンロード   サイトマップ   用語集 
検索
0

Tuxedo CORBA University サンプル・アプリケーション

 Previous Next Contents Index View as PDF  

はじめに

ここでは、BEA Tuxedo 製品で CORBA 環境向けに用意された University サンプル・アプリケーションについて説明します。クライアントおよびサーバのプログラマは、このサンプル・アプリケーションを利用することで、CORBA 環境を使用した分散クライアント/サーバ・アプリケーションの開発に関する基本概念を理解できます。また、サンプル・アプリケーションには、BEA Tuxedo 製品の高度な CORBA 機能が数多く導入されています。

ここでは、以下の内容について説明します。

 


University サンプル・アプリケーションの概要

BEA Tuxedo ソフトウェア・キットには、CORBA サンプル・アプリケーション・スイートが付属しています。これは、University でインプリメントされたクライアント・アプリケーションとサーバ・アプリケーションをベースにしています。各 University サンプル・アプリケーションでは、順を追って例を体験しながら、CORBA の新機能について解説します。University サンプル・アプリケーションは、BEA Tuxedo 製品の特定の CORBA 機能に関連する手順やプロセスに焦点を絞って解説するために簡素化されています。

表 1-1 では、各 University サンプル・アプリケーションについて説明します。

表 1-1 University サンプル・アプリケーション

University
サンプル・アプリケーション

説明

Basic

CORBA クライアント・アプリケーションとサーバ・アプリケーションの作成方法、CORBA アプリケーションのコンフィギュレーション方法、Basic サンプル・アプリケーションに含まれるクライアント・アプリケーションとサーバ・アプリケーションのビルドおよび実行方法について説明します。CORBA C++、CORBA Java、および ActiveX クライアント・アプリケーションと CORBA C++ サーバ・アプリケーションが提供されています。

Security

Basic サンプル・アプリケーションの CORBA クライアント・アプリケーション、および CORBA アプリケーションのコンフィギュレーションにアプリケーション・レベルのセキュリティを追加します。

Transactions

Basic サンプル・アプリケーションの CORBA クライアント・アプリケーションとサーバ・アプリケーションにトランザクション・オブジェクトを追加します。Transactions サンプル・アプリケーションでは、インプリメンテーション・コンフィギュレーション・ファイル (ICF) を使用して、CORBA オブジェクトのトランザクション方針を定義する方法を示します。

Wrapper

CORBA オブジェクトとして ATMI アプリケーションをラッピングする方法を示します。

Production

CORBA サーバ・アプリケーションの複製方法、状態を持たない CORBA オブジェクトの作成方法、および CORBA サーバ・アプリケーションでのファクトリ・ベース・ルーティングのインプリメント方法を示します。

University サンプル・アプリケーションを使用する際は、以下のマニュアルも併せて参照してください。

 


University サンプル・アプリケーションの命名規則

表 1-2 では、University サンプル・アプリケーションのコードでの命名規則の一覧と説明を示します。

表 1-2 University サンプル・アプリケーションの命名規則

規則

説明

crs

course (コース) の省略形

syn

synopsis (概要) の省略形

det

details (詳細) の省略形

lst

list (リスト) の省略形

enum

enumerator (列挙子) の省略形

stu

student (学生) の省略形

num

number (数) の省略形

cur

current (カレント) の省略形

_oref

CORBA::Object リファレンス

_ref

型付きオブジェクト・リファレンス

p_

ptr の省略形

v_

var の省略形

s_

file static data (ファイル静的データ) の省略形

m_

class member data (クラス・メンバ・データ) の省略形

メソッド名および変数名

名前にはすべて小文字を使用します。メソッド名内で文字を区切るには下線 (_) を使用します。たとえば、m_v_crs_syn_list はメンバ・データである var で、コースの概要のリストを格納しています。

型名

型名の先頭には小文字を使用します。また、型名で文字を区切る場合にも小文字を使用します。型名では省略形は使用しません。たとえば、UniversityB::CourseSynopsisEnumerator_var などです。

 

Back to Top Previous Next
Contact e-docsContact BEAwebmasterprivacy