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Application Integration 入門
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ADK
アダプタ プロバイダまたは開発者の場合は、WebLogic Integration Adapter Development Kit (ADK) を使用して独自の J2EE 互換の EIS アダプタを作成することができます。ADK とは、ツールと Java クラスで構成される 4 つのフレームワークの集まりです。これらのフレームワークを組み合わせて、アダプタを迅速に開発し、簡単にテスト、パッケージ化、配布することができます。ADK フレームワークを使用するアダプタ作成についての詳細は、『アダプタの開発』を参照してください。
このセクションでは、次の 4 つのコンポーネント フレームワークについて説明します。
設計時フレームワーク
アダプタの設計時インタフェースは、WebLogic Integration をホストする WebLogic Server のアプリケーション ビューの定義とデプロイに使用します。WebLogic Integration ADK で任意のアダプタを使用してビルドすると、設計時ユーザ インタフェースも開発することができます。アダプタの設計時ユーザ インタフェースは一般的な Web ブラウザであればどれからでもアクセスできます。このインタフェースにより、プログラマでないユーザでもコードを書くという作業を行わずにアダプタを対話的に操作することができます。ユーザ インタフェースを使えば、ビジネス アナリストがアダプタにログインし、独自のカスタム アプリケーション ビューを定義することができます。設計時ユーザ インタフェースがなければ、高度な技術を持つユーザ以外はアダプタを使いこなすことはできません。
ADK には、アダプタの設計時ユーザ インタフェース開発を容易にするための、設計時フレームワークと呼ばれる Java クラスおよびツールが含まれます。このフレームワークはプログラマでないユーザでもアダプタを使用できるという強力な機能を備えています。開発プロセスが単純化されることにより、ADK の設計時フレームワークはアダプタのユーザ層を広げ、ビジネス プロセス導入時のビジネス アナリストの役割をより高度なものにします。
実行時フレームワーク
ADK の実行時フレームワークは、イベント アダプタの開発をサポートするすべての機能のほか、拡張が可能なイベント ジェネレータを提供します。また、サービス アダプタの開発をサポートするため、実行時フレームワークは完全かつ最小限の機能を備えた J2EE 準拠アダプタを提供します。アダプタ開発者は、この基本フレームワークから開始し、これを企業のニーズに合わせて拡張することによってコーディングとデバッグの時間を短縮できます。
ロギングおよび監査フレームワーク
管理者は、アダプタから出される警告メッセージを後で監査できるように自動的にログに記録するようにしておく必要があります。ログの記録と監査をサポートする機能が組み込まれたアダプタの開発を容易にするため、ADK にはロギングと監査のフレームワークが用意されています。開発するアダプタはすべて、インターナショナライズおよびローカライズされた警告メッセージを生成することができ、このメッセージを複数の送信先に配信することができます。
パッケージ化フレームワーク
サードパーティのアダプタ プロバイダであれば、カスタマに提供するアダプタの設定に ADK パッケージ化フレームワークを使用できます。このフレームワークを使用すると、パッケージ化に必要なアーカイブ ファイルと環境ファイルの作成が容易になります。
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