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B2B Integration Console ヘルプ

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WebLogic Integration B2B Console 入門

以下の節では、WebLogic Integration B2B Console にログオンして、使い始める方法について説明します。内容は以下のとおりです。

 


B2B Console とは

WebLogic Integration B2B Console は、B2B Integration の保守と実行に必要な管理機能への、グラフィカルな Web ベースのインタフェースです。WebLogic Integration B2B Console のホーム ページは、WebLogic Server Administration Console のホーム ページに類似しています。つまり、次の図で示すように、縦に置かれた 2 つのペインを含むウィンドウです。

図1-1 B2B Integration のナビゲーション ツリーとタブ


 

注意: ナビゲーション ツリーを展開したり折り畳んだりして、各ノードの下にリストされた項目を表示したり非表示にしたりする手順については、ナビゲーション ツリーでのエンティティの表示 を参照してください。

左側のペインには、ナビゲーション ツリーが表示されます。これは B2B Integration によってリンクされているエンティティ(トレーディング パートナなど)を表す、階層的に配置されたノードの集合です。右側のペインには、ナビゲーション ツリー内のノードで表されるエンティティの管理に使用する、対話型のページが表示されます。Console ではタブ付きのファイル フォルダとして図示されるこれらのページは、「タブ」とも呼ばれます。

 


WebLogic Integration B2B Console の起動

WebLogic Integration B2B Console を起動するには、先に WebLogic Integration を起動する必要があります。ドメインに対して startWeblogic.cmd コマンド(Windows)または startWeblogic コマンド(UNIX)を実行すると、WebLogic Server が起動し、ドメインの config.xml ファイルで指定した WebLogic Integration アプリケーションおよびリソースがサーバにデプロイされます。WebLogic Integration の起動の詳細については、『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』の「はじめに」の、「WebLogic Integration の起動」を参照してください。

WebLogic Integration B2B Console を起動するには、次の作業が必要です。

  1. 使用している環境に適したコマンドを実行します。

    Windows NT または Windows 2000 の場合、次のいずれかを実行します。

    UNIX の場合

  2. B2B Console のログイン ウィンドウが表示されたら、WebLogic Integration のインストール時と同じように、自分の ID とパスワードを入力します。B2B Console のホーム ページが表示されます。詳細については、『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』の「WebLogic Integration 管理ツールと設計ツール」の、「B2B Console の起動」を参照してください。

ナビゲーション ツリーの使用

注意: ナビゲーション ツリーに多数のエンティティ(トレーディング パートナなど)を表示すると、B2B Console のパフォーマンスが低下する可能性があるため、ナビゲーション ツリーのエンティティ表示は、デフォルトでは無効になっています。

ナビゲーション ツリーでエンティティのリストを表示するには、次の作業が必要です。

  1. ナビゲーション ツリー最上端の [B2B] ノードをクリックします。

  2. [コンフィグレーション] タブ、[プリファレンス] タブの順に選択します。

  3. [ナビゲーション ツリー上のエンティティを表示 ]エンティティを選択します。個々のエンティティが、ナビゲーション ツリーに表示されます。

特定のエンティティを制御するパラメータにアクセスするには、ナビゲーション ツリー内でそのエンティティのノードをクリックします。選択したエンティティのコンフィグレーション ページが、コンソール ウィンドウの右ペインに表示されます。

ポップアップ コンテキスト メニューの使用

ナビゲーション ツリーでノードを右クリックすると、以下のコマンドが書かれたポップアップ メニューが表示されます。

表1-1 ポップアップ コンテキスト メニューのコマンド

コマンド

説明

[新規ウィンドウで開く]

指定したエンティティの対話型ウィンドウを開く。ナビゲーション ツリーは表示されない。

[新しい**の作成]

このコマンドにより、選択したノードの新規インスタンスを作成できるページが表示される。たとえば、[トレーディング パートナ] ノードを右クリックしてメニューから [新しいトレーディングパートナの作成] を選択した場合を考える。[新しいトレーディング パートナ] ダイアログ ボックスが表示され、新しいトレーディング パートナの作成を求められる。

新しいトレーディング パートナを作成するには、ナビゲーション ツリーで [トレーディング パートナ] ノードを選択し、右ペインで [新しいトレーディング パートナの作成] のリンクをクリックしてもよい。新しい [トレーディング パートナ] ダイアログ ボックスが表示され、新しいトレーディング パートナの作成を求められる。


 

リスト ボックスの選択と順序付け

ダイアログ ボックスの中には、エンティティをフィールド間で移動することによって転送できるものがあります。

変更の適用とエンティティの削除

WebLogic Integration B2B Console でリストされているエンティティは、変更したり、リストから削除したりできます。

エンティティのプロパティを修正するときには、[設定] をクリックして属性のプロパティを修正します。プロパティの修正が終わったら、[追加/適用] をクリックして変更を行います。

リストからエンティティを削除するには、適切なリスト内のエンティティを選択して、[削除] をクリックします。状況によっては、エンティティを無効化することもできます。詳細については、トレーディング パートナの配信チャネルのシャットダウンを参照してください。

エンティティ プロパティの修正、およびエンティティの削除と無効化の手順については、このマニュアルの該当する節で説明しています。

 


エンティティの検索

WebLogic Integration B2B Console では、以下のエンティティを名前で検索できます。

B2B Console に対しエンティティに関するクエリを行う場合、そのエンティティは、以下のパターン マッチング方法のいずれかを使用して指定できます。

たとえば、ABCD という名前は、以下の文字列のいずれかによって検索できます。

エンティティを検索するには、以下の作業が必要です。

  1. 目的のエンティティのノードをクリックします。既存のエンティティのリストが、検索フィールドと共に表示されます。

  2. 検索フィールドに、キーワードまたは部分的なテキスト文字列を入力します。[検索] をクリックします。一致すると考えられる項目のリストが表示されます。

  3. 目的のエンティティを選択します。

 


[メモ] タブの使用

WebLogic Integration B2B Console では、各エンティティについて [メモ] タブが設けられています。このタブから、関連機能を説明できるダイアログ ボックスにアクセスできます。各 [メモ] タブは独立しており、その場所に関連する情報を格納します。この情報は、複数のログイン セッション間でも持続します。

 

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