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BPM Command Line Administration Tool ユーザーズ ガイド

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コマンド ラインの例

この章では、BPM Command Line Administration Tool の使用例を示します。この章の内容は以下のとおりです。

 


例を使用する前に

例を使用するには、最初に次の作業を行う必要があります。

 


スクリプトの実行

例を使用するには、その前に bpmadmin スクリプトを実行します。

注意: 例を使用するには、WebLogic Integration Server が実行中でなければなりません。

bpmadmin スクリプトを実行するには、以下の手順を実行します。

  1. Windows システムでは、コマンド ウィンドウを開きます。

  2. Windows および UNIX の両方で、以下のディレクトリに移動します。
    BEA_HOME¥weblogic700¥integration¥bin

    この BEA_HOME は、WebLogic Platform のホーム ディレクトリです。

  3. 次のように入力して、bpmadmin スクリプトを実行します。

    bpmadmin.cmd

    bpmadmin スクリプトが終了すると、図2-1 に示すように、使用可能なオプションがウィンドウに表示されます。

    図2-1 コマンド ラインのヘルプ


     

注意: このウィンドウでは、「bpmadmin help」と入力して、いつでもヘルプを表示できます。

 


IMPORT、EXPORT、および TEMPLATE の使用例

例では次の属性を使用しています。

IMPORT の例

コマンド ラインでは、個別のエンティティではなくオーガニゼーションのレベルでインポートを行います。以下の例はパッケージ jar ファイルのインポート方法を示しています。

例 1

パッケージ jar ファイルを ORG1 にインポートし、デフォルトの URL (t3://localhost:7001) にあるサーバに対してテンプレート定義をアクティブにするには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin IMPORT -user joe -pwd password -url t3://host:port -file test.jar -org ORG1 -activate

例 2

複数のパッケージ jar ファイルを 1 つのディレクトリにインポートするには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin IMPORT -user joe -pwd password -url t3://host:port -dir c:¥temp -org ORG1

例 3

パッケージ jar ファイルをインポートし、既存のエンティティを置き換えるには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin IMPORT -user joe -pwd password -url t3://host:port -file test.jar -org ORG1 -replace

EXPORT の例

コマンド ラインでは、個別のエンティティではなくオーガニゼーションのレベルでエクスポートを行います。この例はパッケージ jar ファイルのエクスポート方法を示しています。

特定のオーガニゼーションに関連付けられたエンティティをエクスポートするには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin EXPORT -user joe -pwd password -url t3://host:port -file org1.jar -org ORG1

TEMPLATE の例

以下の例は、テンプレートの削除、アクティブ化、非アクティブ化、およびリストの方法を示しています。

注意: 一度に 1 つのテンプレートだけを指定できます。

例 1

テンプレートとその関連データすべてを削除するには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin TEMPLATE -user joe -pwd password -url t3://host:port -name TestTemplate -delete

例 2

テンプレートのすべてのテンプレート定義をアクティブにするには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin TEMPLATE -user joe -pwd password -url t3://host:port -name "Test Template" -activate

例 3

テンプレートのすべてのテンプレート定義を非アクティブにするには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin TEMPLATE -user joe -pwd password -url t3://host:port -name TestTemplate -deactivate

例 4

テンプレートのすべてのテンプレート定義をリストするには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin TEMPLATE -user joe -pwd password -url t3://host:port -name TestTemplate -list

例 5

テンプレートの特定のテンプレート定義をアクティブにするには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin TEMPLATE -user joe -pwd password -url t3://host:port -defId 12003 -activate 

 


Instance Data Archiving

Command Line Administration Tool により、BEA WebLogic Integration にワークフロー インスタンス データをアーカイブする機能が追加されます。この新しい機能を使用すると、完了したワークフロー インスタンスから累積した大量のデータの管理にかかわる問題が解決します。Command Line Administration Tool を使用して、インスタンス データをデータベースから削除したり、一連の XML ドキュメントとしてアーカイブすることができます。

 


出力のアーカイブ

アーカイブ処理によって生成される XML ドキュメントには、各インスタンスに関連付けられたすべてのデータが含まれています。出力 XML はワークフロー インスタンスのスキーマに従っています。詳細については、ワークフロー インスタンス XSDを参照してください。

XML インスタンス ドキュメントには、次の例に示すように、テンプレート名とインスタンス ID (システムによって割り当てられる) を組み合わせたタイトルが付きます。

PurchaseOrderProcessing-11234.xml

XML ドキュメントには、基本インスタンス データ、タスク情報、および変数値を含む InstanceInfo クラスのすべての情報が入っています。

XML 変数の場合、次の例に示すように、テンプレート名、インスタンス ID、および変数名を使用した名前の付いた別のファイルに値が格納されます。

PurchaseOrderProcessing-11234-PO.xml

Instance Data Archiving には、-references パラメータを使用して参照先の外部データ (ユーザ、ロール、オーガニゼーション、ビジネス カレンダーなど) をエクスポートするオプションもあります。これらのドキュメントには、表 2-1 に示すようなタイトルが付きます。

表2-1 アーカイブの名前の付け方の例

ディレクトリ

サンプルのタイトル

organization

CDExpress.xml

templatedefinitions

PurchaseOrderProcessing-9.xml

templates

PurchaseOrderProcessing.xml

users

joe.xml

roles

shipping.xml


 

注意: XML インスタンス ドキュメントの例を見るには、サンプル出力ドキュメントを参照してください。

データベース スキーマ

WebLogic Integration データベース スキーマの詳細については、『BPM クライアント アプリケーション プログラミング ガイド』の「データベース スキーマ」を参照してください。

アーカイブの例

以下の例は、Instance Data Archiving の機能と構文を示しています。

例 1

過去 24 時間に完了したすべてのインスタンスを削除するには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin INSTANCE -user joe -pwd password -url t3://host:port -delete -relFrom 24

例 2

特定のオーガニゼーションに関連付けられた特定のテンプレートの完了したインスタンスをすべて削除するには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin INSTANCE -user joe -pwd password -url t3://host:port -delete -template TestTemplate -org ORG1

例 3

特定のテンプレートの完了したすべてのインスタンスをアーカイブするには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin INSTANCE -user joe -pwd password -url t3://host:port -archive c:¥archivedir -template TestTemplate

例 4

最近 24 時間に完了したインスタンスをアーカイブして削除する場合に、最近 12 時間に完了したインスタンスを除外し、参照先エンティティを含めるには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin INSTANCE -user joe -pwd password -url t3://host:port -delete -archive c:¥archivedir -relFrom 24 -relTo 12 -references

例 5

2002 年 10 月 1 日から 2002 年 10 月 15 日までの間に完了したすべてのインスタンスをアーカイブするには、次のコマンド ラインを使用します。

bpmadmin -user joe -pwd password -url t3://host:port -archive c:¥archivedir -absFrom 2002-10-01 00:00:00 -absTo 2002-10-15 23:59:59

 

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