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File Plug-In ユーザーズ ガイド

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File Plug-in の使用例

この章では、File Plug-in を使用して FTP によるリモート サーバへのファイル転送を行う例を示します。例の前半部分は、ワークフロー実行時にファイルを FTP で転送するように、WebLogic Integration Studio でワークフローを設定する方法を示しています。例の後半部分は、JSP Worklist を使用してワークフローを開始し、その結果としてテキスト ファイルを転送する方法を示しています。

注意: この例では、WebLogic Integration サンプル ドメインを使用します。詳細については、『WebLogic Integration の起動、停止およびカスタマイズ』の「サンプル ドメインのコンフィグレーションと起動」を参照してください。

 

ワークフローの設定

ファイルを FTP で転送するためのワークフローを Studio で設定するには、次の手順を実行します。

注意: WebLogic Integration Studio の使用方法の詳細については、『WebLogic Integration チュートリアル』(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs70/bpmtutor/index.htm) を参照してください。

  1. WebLogic Integration サーバを起動します。

  2. サーバが実行中の状態になった後、WebLogic Integration Studio を起動します。

  3. 次のように指定して WebLogic Integration Studio にログオンします (図2-1を参照)。

  4. WebLogic Integration Studio が表示されたら、[オーガニゼーション] ドロップダウン リストから [CDExpress] を選択します。

  5. テンプレート ノードを右クリックし、[テンプレートの作成] を選択します。図2-2 に示す [テンプレートのプロパティ] ウィンドウが表示されます。

    図2-2 [テンプレートのプロパティ] ウィンドウ


     

  6. [一般] タブの [名前] フィールドに「FTP Example」と入力し、[OK] をクリックします。

  7. オーガニゼーション ツリーでテンプレート ノードの FTP Example を右クリックし、[テンプレート定義を作成] を選択します。

  8. [テンプレート定義 FTP Example] ウィンドウで、[OK] をクリックします。図2-3 に示すように、[ワークフロー設計] ウィンドウが右ペインに表示されます。

    図2-3 ワークフロー設計 − FTP Example


     

  9. Task 1 を右クリックし、[プロパティ] を選択します。図2-4 に示す [タスクのプロパティ] ウィンドウが表示されます。

    図2-4 [タスクのプロパティ] ウィンドウ


     

  10. [アクティブ時] タブが選択されていることを確認します (実行時の状態)。

  11. [追加] をクリックします。図2-5 に示す [アクションを追加] ウィンドウが表示されます。

    図2-5 [アクションを追加] ウィンドウ


     

  12. [FilePlugin アクション] フォルダを開き、[ファイル内容の変数への読み込み] を選択して、[OK] をクリックします。図2-6 に示す [ファイルの読み込み] ウィンドウが表示されます。

    図2-6 [ファイルの読み込み] ウィンドウ


     

  13. ファイルの読み込みアクションを次のように設定します。

    注意: Windows システムでは、バックスラッシュを 2 つ使用します。

  14. [タスクのプロパティ] ウィンドウで、[実行時] タブを選択し、[追加] をクリックします。[アクションを追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  15. [FilePlugin アクション] フォルダを開き、ファイル転送 (FTP) ノードを選択し、[OK] をクリックします。図2-7 に示す [ファイル転送] ウィンドウが表示されます。

    図2-7 [ファイル転送] ウィンドウ


     

  16. ファイル転送アクションを次のように設定します。

  17. [タスクのプロパティ] ウィンドウで、[ファイル転送 (FTP)] を選択して上矢印をクリックし、[OK] をクリックします。図2-8 を参照してください。

    図2-8 タスクのプロパティ − ファイル転送タスクの移動


     

  18. オーガニゼーション ツリーで変数ノードを右クリックし、[変数を作成] を選択します。図2-9 に示す [変数プロパティ] ウィンドウが表示されます。

    図2-9 変数のプロパティ


     

  19. 変数プロパティを次のように設定します。

  20. テンプレート定義フォルダを右クリックし、[プロパティ] を選択します。

  21. [アクティブ] チェック ボックスをチェックし、[OK] をクリックします。

  22. テンプレート フォルダを右クリックし、[保存] を選択します。

    注意: 未保存の変更がある場合は、フォルダの横にアスタリスクが表示されます。

  23. ファイル システムで、[ファイル転送] ウィンドウの [ローカル ファイル名] に指定したテキスト ファイルを作成します。

 

ワークフローのアクティブ化

例のこの部分では、JSP Worklist によってワークフローが実行され、テキスト ファイルがリモート ファイル システムに転送されます。

JSP Worklist の詳細については『WebLogic Integration JSP Worklist ユーザーズ ガイド』を参照してください。

  1. JSP Worklist は、以下のいずれかの方法で起動します。

図2-10 に示す [ログイン] ページが表示されます。

図2-10 WebLogic Integration JSP Worklist へのログイン


 

  1. [ユーザ名] フィールドに joe と入力します。

  2. [パスワード] フィールドに password と入力します。

  3. [OK] ボタンをクリックします。図2-11 に示すように、JSP Worklist が表示されます。

    図2-11 JSP Worklist のメイン ページ


     

  4. [オーガニゼーション] ドロップダウン リストから [CDExpress] を選択します。

  5. [ワークフローの開始] をクリックします。図2-12 に示す [ワークフローの開始] ページが表示されます。

    図2-12 [ワークフローの開始] ページ


     

  6. [開始するワークフローの選択] リストで [FTP Example] を選択し、[OK] をクリックします。図2-13 に示すように、Worklist にタスクが表示されます。

    図2-13 新しいタスクが表示された Worklist


     

  7. [実行] をクリックします。ファイルがターゲット ディレクトリに転送され、タスクがワークリストから消えます。

  8. ターゲット ディレクトリに転送されたファイルがあることを確認します。

 

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