Application Integration Design Console の使い方
|
 |
 |
|
アプリケーション ビューを定義するときは、WebLogic Server と企業内の特定の EIS アプリケーションとを結ぶ XML ベースのインタフェースを作成します。作成したアプリケーション ビューは、その後、ビジネス アナリストによって、EIS アプリケーションを使用するビジネス プロセスの作成に使用されます。いずれのアダプタにも、任意の数のアプリケーション ビューを作成できます。また、各アプリケーション ビューには、任意の数のサービスとイベントを定義できます。
アプリケーション ビューを定義する前に、次の要件が満たされていることを確認してください。
アプリケーション ビューを定義する前に、次に挙げる設計上の考慮事項を確認してください。
FolderOne.FolderTwo.MyAppView というように、ネームスペースがわかるようなパスを作成しますが、このアプリケーション ビューのパスに使用する文字数を、最大 260 文字に制限してください。アプリケーション ビューのパス名が 260 文字を超えると、アプリケーション ビューのコンパイル時にエラーが発生する場合があります。
図 2-1 は、アプリケーション ビューの定義からコンフィグレーションまでの手順を示しています。
図 2-1 アプリケーション ビューの定義とコンフィグレーションの手順
新しい接続を作成することにした場合は、アプリケーションの接続パラメータを入力する必要があります。この入力した情報が検証された後、アプリケーション ビューは指定したシステムに接続するようコンフィグレーションされます。詳細については、「手順 5A : 新しい参照接続を作成する」を参照してください。
既存の接続を使用することにした場合は、アダプタ インスタンスと接続ファクトリを選択する必要があります。詳細については、「手順 5B : 既存の参照接続を再利用する」を参照してください。
[Add Event] または [Add Service] をクリックして、適切なイベントとサービスをこのアプリケーション ビューに定義します。詳細については、「手順 6A : アプリケーション ビューにサービスを追加する」または「手順 6B : アプリケーション ビューにイベントを追加する」を参照してください。
サービスとイベントをテストし、正しく動作することを確認したら、ビジネス プロセスで使用できるようにアプリケーション ビューをパブリッシュする準備が整います。ビジネス プロセスでアプリケーション ビューを使用する方法については、「ビジネス プロセスでのアプリケーション ビューの使用」を参照してください。
この節では、DBMS という架空のデータベース EIS に対し、EIS アダプタを使ってアプリケーション ビューを定義し、管理する方法を説明します。ここで説明する手順は、図 2-1 の手順に対応しています。
実際に企業向けに作成するアプリケーション ビューは、このドキュメントに示すものと異なる可能性があります。このような相違は当然予測されます。これは、アプリケーション ビューの各ページに必要な情報はアプリケーション ビューのアダプタによって決まり、そのアダプタも、各企業によって独自のものが使用されているからです。企業で使用されているアダプタの詳細については、テクニカル アナリスト、または EIS スペシャリストに確認してください。
注意 : 以下の手順を実行する前に、WebLogic Server がシステムで実行されていることを確認してください。
Application Integration Design Console には、WebLogic Integration 環境のすべてのアプリケーション ビューがフォルダ編成で表示されます。
警告 : Application Integration Design Console は、1 台のクライアント マシンにつき 1 つだけ実行するようにしてください。1 台のマシンで複数のコンソールを実行すると、Web ブラウザの画面間の移動が正しく行われない場合があります。
Application Integration Design Console にログオンするには
http://host:port/wlai
注意 : Application Integration Design Console は WebLogic Workshop からも起動できます。WebLogic Workshop アプリケーションを開き、WebLogic Server が実行されていることを確認してから、[ツール｜WebLogic Integration｜Application Integration Design Console] を選択します。
各ページの上部に、他のページや管理コンソールへの移動に使用するメニュー バーが表示されます。次の表に、メニュー項目とその説明を示します。
|
|
|
|
|
|
Application Integration Design Console では、アプリケーション ビューに関する情報がファイルベースのリポジトリに格納されます。アプリケーション ビューを作成する前に、設計時セッションに使用するアプリケーションを選択する必要があります。それにより、アプリケーション ビューの情報の格納場所が決まります。
注意 : WebLogic Workshop では、プロジェクトが追加されるまでアプリケーションはデプロイされません。[デプロイされたアプリケーション] ドロップダウン リストにアプリケーションを表示するには、WebLogic Workshop で、そのアプリケーションにプロジェクトを追加しておく必要があります。
企業内のアプリケーション ビューはフォルダを使って整理します。フォルダには、アプリケーション ビューやサブフォルダを入れることができます。一度作成したフォルダを別のフォルダに移動することはできません。フォルダを削除するには、その前に、フォルダ内のすべてのアプリケーション ビューとサブフォルダを削除する必要があります。フォルダに作成したアプリケーション ビューは、削除することはできても、別のフォルダに移動することはできません。
次の図は、1 つのアプリケーション ビューと 2 つのサブフォルダが入ったルート フォルダを示しています。
注意 : 「Root」は予約語であるため、フォルダ名に使用することはできません。「Root」をフォルダ名として使用すると、「アプリケーション ビューのインポートとエクスポート」で説明するインポート/エクスポート ユーティリティによるフォルダのインポートまたはエクスポートができなくなります。
注意 : この手順を実行する前に、適切なフォルダが選択されていることを確認してください。アプリケーション ビューは一度定義すると別のフォルダに移動することはできません。
[アプリケーション ビューの名前] フィールドの横に表示される赤のアスタリスクは、このフィールドが必須であることを示しています。
注意 : 「Root」は予約語であるため、アプリケーション ビュー名に使用することはできません。「Root」を名前に使用すると、インポート/エクスポート ユーティリティによるアプリケーション ビューのインポートまたはエクスポートができなくなります。
注意 : アダプタ タイプを選択せずに、アプリケーション ビューを定義することができます。これにより、アプリケーション ビューが必要なことがわかっていて、その時点ではアプリケーション ビューを完全に定義するだけの十分な情報がない場合に対応できます。アダプタ タイプの選択やアプリケーション ビューの詳細な定義をせずに、必要なアプリケーション ビューを作成し、名前を指定したり説明を入力したりできます。詳細情報が利用可能になった時点で、アプリケーション ビューの定義を続行することができます。
「手順 5A : 新しい参照接続を作成する」で説明する [Create New Browsing Connection] ページが表示されます。
「手順 5B : 既存の参照接続を再利用する」で説明する [Browsing 接続を選択してください] ページが表示されます。
接続ファクトリのタイプを選択して、アプリケーション ビューに関連付ける必要があります。接続ファクトリは、新しいアダプタ インスタンスに作成することも、既存のアダプタ インスタンスから選択することもできます。
アダプタ インスタンスは、WebLogic Server と EIS との間の通信ゲートウェイとして機能します。このゲートウェイは、単方向の場合も、双方向の場合もあります。アダプタ インスタンスには、イベントをサポートするインバウンド メッセージング機能 (EIS から WebLogic Server) や、サービスをサポートする接続ファクトリ (WebLogic Server からの発信要求) などがあります。アプリケーション ビューはアダプタ インスタンスを、次のいずれかの用途のゲートウェイとして使用します。
アプリケーション ビューで使用されるアダプタ インスタンスは、新しく作成するか、または既存のものを選択する必要があります。設計時参照とサービス呼び出しを有効にするには、アプリケーション ビューが EIS との通信用の接続を確立するときに使用する、接続ファクトリも指定する必要があります。
新しい接続の作成を選択した場合は、WebLogic Integration によってアダプタ インスタンスが自動的に作成されます。また、ユーザが定義した接続パラメータを使用して、アダプタ インスタンス内に接続ファクトリが作成されます。詳細については、「手順 5A : 新しい参照接続を作成する」を参照してください。
既存の接続の再利用を選択した場合は、アダプタ インスタンスとファクトリを名前を基準に選択します。接続パラメータを直接指定する必要はありません。ターゲット EIS への接続に必要な正確なパラメータが不明な場合は、使用するアダプタ インスタンスと接続ファクトリの設定を EIS スペシャリストに依頼し、Application Integration Design Console からそれらを選択してください。詳細については、「手順 5B : 既存の参照接続を再利用する」を参照してください。
接続を確立すると、Application Integration Design Console は、初めてのユーザが使いやすいように最適化されます。新しい接続を作成した場合は、参照接続もサービス接続として割り当てられます。そのため、初めて使用するユーザはこのプロセスを省くことができます。上級ユーザの場合は、既存の接続を再利用することが考えられます。その場合は、再利用するための接続要件を十分に理解しておくとともに、個別にサービス接続を割り当てる必要があります。
[Create New Browsing Connection] ページに、接続パラメータを定義する必要があるかどうかが表示されます。接続にアダプタ固有のプロパティ セットが必要な場合は、[定義] ボタンの横に [必要] ラベルが表示されます。接続パラメータを一度割り当てると、このラベルは表示されません。
注意 : 実際には、ページに表示されるフィールドがこの例と異なる場合があります。表示されるフィールドは、アダプタによって決まります。この例に示されていない他のフィールドの必要情報については、ご使用のアダプタのマニュアルを参照してください。BEA WebLogic Adapters については、次の URL で、ご使用のアダプタのユーザ ガイドの「Defining Service Connection Parameters」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wladapters/docs81/index.html
JDBC データ ソースを使用するアダプタを使用している場合は、同じ接続プールを指す複数の Tx データ ソースを作成しないでください。トランザクションが 2 つの異なる Tx データ ソースを使用し、それらのデータ ソースが両方とも同じ接続プールを指す場合、2 つ目の接続にアクセスすると、XA_PROTO エラーが発生します。
JDBC データ ソースおよび WebLogic Server については、次の URL にある Administration Console オンライン ヘルプの「JDBC データ ソース」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ConsoleHelp/jdbc_datasources.html
[Browsing 接続を選択してください] ページを使用して、既存の接続を選択します。アダプタ インスタンスとともに、その中から、EIS への接続を取得するための接続ファクトリを選択できます。これらの接続は、設計時の編集セッションで EIS を参照するときに使用されます。
既存の接続ファクトリを使用すると、サーバの管理が簡略化されます。特に、複数のアダプタで 1 つの EIS と対話する場合は有効です。また、共有の接続ファクトリを使用すると、管理者が接続ファクトリのコンフィグレーション パラメータを設定し、ユーザに既存の接続を選択するよう指示することができます。このようにすれば、ユーザは接続パラメータのコンフィグレーション方法を知らなくても済みます。
[Add Service] および [Add Event] ページでは、特定のビジネス プロセスをサポートするサービスとイベントを追加できます。サービスとイベントは、1 つのアプリケーション ビューに複数設定できます。アプリケーション ビューに追加するサービスとイベントのタイプは、要求されるビジネス プロセスによって決まります。したがって、ビジネス アナリストとともにアプリケーションのビジネス要件を定義する必要があります。必要なビジネス プロセスが決定したら、適切なサービスとイベントを定義できます。
注意 : 実際には、ページに表示されるフィールドがこの例と異なる場合があります。表示されるフィールドは、アダプタによって決まります。
注意 : BEA WebLogic Adapters については、次の URL で、ご使用のアダプタのユーザ ガイドの「Setting Service Properties」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wladapters/docs81/index.html
多くの場合、この必要情報は、データベースの情報の取得または更新に使用される SQL 文で構成されます。次のサンプルの SQL 文では、ユーザが定義した国の値に基づいて、顧客テーブルから顧客情報が取得されます。
select * from WEBLOGIC.CUSTOMER_TABLE
where COUNTRY=[country varchar]
WebLogic Integration に付属するサンプルのアプリケーション ビューには、SQL 文を使用したサービスが含まれています。[Application View Administration] ページを表示して、サービスの [View Summary] リンクをクリックしてください。[Summary] ページに SQL 文が表示されます。
[Application View Administration] ページが表示されます。追加したサービスが、それらの情報の編集、削除、表示を行うためのリンクとともに表示されていることに注目してください。
注意 : BEA WebLogic Adapters については、次の URL で、ご使用のアダプタのユーザ ガイドの「Setting Event Properties」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wladapters/docs81/index.html
[Application View Administration] ページが表示されます。追加したイベントが、それらの情報の編集、削除、表示を行うためのリンクとともに表示されていることに注目してください。
サービスとイベントの追加が完了し、アプリケーション ビューを保存したら、サービスとイベントをテストする前に、接続の最終コンフィグレーションを行う必要があります。最終コンフィグレーション タスクは、[Application View Administration] ページで行います。
[アプリケーション ビューの接続情報] ページが表示されます。
[アプリケーション ビューの接続情報] ページは、サービス呼び出し、イベント配信、設計時参照接続の各接続タイプ別に編成されています。アプリケーション ビューでアダプタ インスタンスと接続ファクトリがどのように使用されるかについては、「手順 5 : 参照接続の確立」を参照してください。
それぞれに対応する [Edit Connection] ページが表示されます。サービスと参照には 1 つの接続だけが使用されるため、一方の [Edit Connection] ページで変更を行うと、もう一方の [Edit Connection] ページにも反映されます。
それぞれに対応する [Create New Connection] ページが表示されます。
接続に接続パラメータが設定されておらず、[定義] ボタンの横に [必要] ラベルが表示されている場合、イベント接続ページまたはサービス接続ページで [OK] をクリックすると、接続パラメータのページが開きます。[続行] をクリックすると、[必要] ラベルのないイベント接続ページまたはサービス接続ページが表示されます。
注意 : BEA WebLogic Adapters については、次の URL で、ご使用のアダプタのユーザ ガイドの「Defining Service Connection Parameters」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wladapters/docs81/index.html
それぞれに対応する [接続を選択してください] ページが表示されます。このページは、「手順 5B : 既存の参照接続を再利用する」で説明したページと同じものです。
[Edit Event Connection] ページが表示されます。
[Edit Event Connection] ページを使って、イベント接続パラメータを定義し、ネームスペースの強制オプションを有効化または無効化し、接続ファクトリのどの情報をログに記録するかを指定できます。
ネームスペースの強制オプションを有効にすると、クライアントが応答ドキュメントおよびイベント ドキュメントに応答またはイベントの定義で示されるネームスペースの宣言を必要とすることを示し、応答またはイベントで必要に応じて正確なネームスペース宣言が強制されます。
従来の一部のアダプタは、応答またはイベント スキーマで宣言されたネームスペースを使用した応答またはイベントを提供しません。このオプションを使用すると、これらのアダプタを、スキーマベースの XML チェックを実行するクライアントで使用できます。
注意 : アダプタが生の XML テキスト (未解析) を返す場合に、ネームスペースの強制を有効にすると、正しいネームスペース宣言を挿入するために XML テキストの解析が強制されるため、パフォーマンスに重大な影響が生じます。
[Configure Event Delivery Parameters] ページが表示されます。
このページで入力するイベント配信パラメータにより、EIS インスタンスへの接続が有効になります。また、これらのパラメータはイベントの生成時に使用されます。プロパティは関連付けられているアダプタごとに固有であり、基本となるアダプタの wli-ra.xml ファイルに定義されます。
注意 : BEA WebLogic Adapters については、次の URL で、ご使用のアダプタのユーザ ガイドの「Defining Event Connection Parameters」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wladapters/docs81/index.html
アプリケーション ビューのサービスをテストする目的は、サービスがターゲットの EIS と正常に対話するかどうかを評価することです。アプリケーション ビューは、デプロイ済みで、1 つ以上のイベントまたはサービスが含まれている場合しかテストできません。アプリケーション ビューのサービスをテストするには、次の操作を行います。
[アプリケーション ビューの概要] ページが表示されます。[ステータス] が [テスト] になり、[テストの停止] リンクが表示されます。
必要に応じて [変数の設定とテスト] をクリックします。[変数の設定とアプリケーション ビューのテスト] ページが表示されます。環境変数の値を編集した後、[テスト] をクリックすると、アプリケーション ビューをテストできます。
注意 : 実際に [Test Service] ページに表示されるフィールドがこの例と異なる場合があります。表示されるフィールドは、アプリケーション ビューのサービスによって決まります。すべてのフィールドの詳細については、テクニカル アナリストまたは EIS スペシャリストに確認してください。BEA WebLogic Adapters については、次の URL で、ご使用のアダプタのユーザ ガイドの「Testing Services」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wladapters/docs81/index.html
アプリケーション ビューのイベントをテストする目的は、アプリケーション ビューが EIS アプリケーションに正しく応答するかどうかを評価することです。アプリケーション ビューは、デプロイ済みで、1 つ以上のイベントまたはサービスが含まれている場合しかテストできません。アプリケーション ビューのイベントをテストするには
注意 : 実際に [Test Event] ページに表示されるフィールドがこの例と異なる場合があります。表示されるフィールドは、アプリケーション ビューのイベントによって決まります。すべてのフィールドの詳細については、テクニカル アナリストまたは EIS スペシャリストに確認してください。BEA WebLogic Adapters については、次の URL で、ご使用のアダプタのユーザ ガイドを参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wladapters/docs81/index.html
サービスに入力データが要求される場合は、入力ページが表示されます。
注意 : BEA WebLogic Adapters については、次の URL で、ご使用のアダプタのユーザ ガイドの「Testing Events Using a Service」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wladapters/docs81/index.html
注意 : BEA WebLogic Adapters については、次の URL で、ご使用のアダプタのユーザ ガイドの「Testing Events Manually」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wladapters/docs81/index.html
テストが終了したアプリケーション ビューは、[概要] ページからパブリッシュできます。パブリッシュすると、アプリケーション ディレクトリに EJB が生成され、スキーマ ファイルが XML マッパーで使用できるように WebLogic Workshop アプリケーションにパブリッシュされます。また、アプリケーション ビューも WebLogic Workshop で表示できるようになります。アプリケーション ビュー コントロール ウィザードでは、パブリッシュしたアプリケーション ビューのみが参照されます。
パブリッシュしたアプリケーション ビューは、WebLogic Workshop アプリケーションの一部になります。パブリッシュを行うと、アプリケーション ビューは Application Integration Design Console ではなく、WebLogic Workshop アプリケーションで制御されます。Application Integration Design Console でアプリケーション ビューを編集する場合は、そのアプリケーション ビューを再パブリッシュする必要があります。
注意 : アプリケーション ビューを Application Integration Design Console で修正し、再パブリッシュした場合は、そのアプリケーション ビューを使用するアプリケーション ビュー コントロールを再作成する必要があります。
アプリケーション ビューをパブリッシュすると、次のようなメッセージが [概要] ページに表示されます。
すべてのアプリケーション統合情報 (アプリケーション ビュー、スキーマ、ネームスペース) がアプリケーション ビューの EJB に格納されます。EJB は、必要に応じてアプリケーション統合情報のソース ファイルの変更を反映するために再構築されます。ソース ファイルは、EAR ルート ディレクトリの下の wlai-repository ディレクトリに保持されます。アプリケーション ビューをパブリッシュすると、そのアプリケーション ビューに必要なスキーマが、WebLogic Workshop アプリケーションの Schemas/wlai ディレクトリにコピーされます。
アプリケーション ビューをパブリッシュするとき、テストが自動的に停止してから、アプリケーション ビューがパブリッシュされます。これにより、暫定的なテスト用アプリケーション ビューのデプロイメントがサーバから削除されるため、パブリッシュされたアプリケーション ビューを干渉することがなくなります。
注意 : アプリケーション ビューをパブリッシュすると、WebLogic Workshop アプリケーションにスキーマがパブリッシュされます。アプリケーション ビューをパブリッシュして WebLogic Workshop を開くと、スキーマ プロジェクトが再構築される場合があります。スキーマ プロジェクトの再構築が完了する前にビジネス プロセスを編集すると (開始ノードを定義するなど)、次のようなエラー メッセージが表示される場合があります。
変数の型が解決できませんでした。原因として、完全修飾された型名が入力されていないことが考えられます。ソースに移動してエラーを訂正してください。
ビジネス プロセスを編集する前に、スキーマ プロジェクトの再構築が完了していることを確認してください。
パブリッシュしたアプリケーション ビューは、WebLogic Integration Administration Console でモニタし、管理することができます。アプリケーション ビューとアダプタ インスタンスを管理する方法については、『WebLogic Integration ソリューションの管理』を参照してください。
注意 : 以前にパブリッシュしたアプリケーション ビューと、それに対応する wlai.channel ファイルおよび EJB ファイルを削除しても、アプリケーション ビューの ID は WebLogic Integration Administration Console に表示されたまま残ります。また、アプリケーションを再構築した後は、ステータスが [アンデプロイ済み] になります。削除したアプリケーション ビューの ID は、システムを再ブートしたときに WebLogic Integration Administration Console から削除されます。
アプリケーション ビューを定義するときは、接続パラメータをコンフィグレーションする必要があります。サービスとイベントを追加し、テストを完了した後は、これらの接続パラメータを再コンフィグレーションしたり、サービスとイベントを削除することができます。
[アプリケーション ビューの接続情報] ページが表示されます。「手順 7 : 最終コンフィグレーション タスクの実行」の手順を実行します。
Configuration Wizard で生成されたドメインのデフォルトの JTA トランザクション タイムアウト値は、現在、30 秒です。通常、アダプタの呼び出しの多くのものが 30 秒を越えます。WebLogic Server Administration Console で、サーバのデフォルトのタイムアウト値を大きくすることができます。
大きくしたタイムアウト値を実装するには、アプリケーション ビューを再パブリッシュするか、パブリッシュ済みのアプリケーション ビューの weblogic-ejb-jar.xml 記述子を手動で変更します。値を手動で大きくするには、アプリケーション ビューのステートレス セッションおよびステートフル セッションの両方の EJB に対して、weblogic-ejb-jar.xml の weblogic-enterprise-bean 要素に次のコードを挿入します。
<transaction-descriptor>
<trans-timeout-seconds>500</trans-timeout-seconds>
</transaction-descriptor>
アプリケーション ビューには、関連付けられたサービスとイベントのメタデータが含まれています。このメタデータには一般に、動的に更新する必要のある環境特有のリソースやデータ値への参照が含まれます。環境変数を使用すると、アプリケーション ビューのアンデプロイ、編集、および再デプロイを行わずに、これらの値を動的に更新できます。いったん作成した環境変数は、デプロイメントの段階で値を指定することも、実行時に動的に値を指定することもできます。
サービスやイベントの追加または編集時には、新しい変数を定義できます。既存の変数も [Application View Administration] ページと [アプリケーション ビューの概要] ページに一覧表示され、編集することができます。
アプリケーション ビューをパブリッシュしたら、管理者は WebLogic Integration Administration Console に環境変数を表示し、その値を編集することができます。ただし、管理者は環境変数を追加したり、削除したりすることはできません。
パブリッシュしたアプリケーション ビューの使用時に、ログ ファイルにデータベース固有のエラー メッセージが書き込まれることがあります。この節では、一般的なデータベース固有のエラー メッセージを示します。
Sybase または MSSQL データベースを使用しているとき、アクティブなデータベースまたは言語 (あるいはその両方) の変更を知らせる警告が発行されることがあります。これらの警告は、接続上でアクティブなデータベースまたは言語が変更された場合に、Sybase データベースおよび MSSQL データベースから送信されます。カタログは DBMS サンプル アダプタのさまざまなポイントで変更されるので、サンプル アダプタのユーザには必ずこれらのメッセージが表示されます。これらの警告は特に問題ではなく、無視してかまいません。
MSSQL XA 環境のアダプタ インスタンスが自動的に一時停止されて再開すると、次のようなエラー メッセージが送出されます。
<Oct 15, 2003 4:40:30 PM PDT> <Error> <JDBC> <BEA-001112>
<プール "wlaiPool" に設定されたテスト "SELECT COUNT(*) FROM sysobjects" は、
例外 "javax.transaction.xa.XAException: [BEA][SQLServer JDBC Driver]
No more data available to read." により失敗しました。>
これは JDBC レベルのエラーです。再起動された DBMS インスタンスに対する既存の接続または切断された接続を JDBC コンテナがクリーンアップするときに生成されます。この場合、このタイプの例外は正常です。EIS は利用可能であり、アダプタ インスタンスが正常に再起動されて、JDBC コンテナが回復します。
Microsoft SQL Server または Sybase データベースでアプリケーション ビューを使用する場合、WebLogic Server Administration Console を使用して、アプリケーション統合に使用する接続プールの TestReservedConnection パラメータを有効にします。パラメータが有効になっていないと、自動再開または手動再開の機能は使用できず、次のような SQLException が送出されます。
java.sql.SQLException: [BEA][SQLServer JDBC Driver]No more data
available to read
|
|
|
アイコンをクリックします。
