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リリース ノート

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確認済みの制限事項

この節では、BEA WebLogic Integration 8.1 SP6 リリース ソフトウェアで確認されている制限事項について説明します。確認済みの制限事項は以下のトピックに分類されています。

 


管理とコンフィグレーション

Sybase ドライバを使用していると WLI_MESSAGE_BROKER_DYNAMIC テーブルでデッドロックが発生する

Sybase ドライバを使用している場合に WLI_MESSAGE_BROKER_DYNAMIC テーブルでこのデッドロックが発生しないようにするには、JPD 設計者が JPD を変更し、MessageBroker パブリッシュ コントロール「publish」メソッドを呼び出してから MessageBroker サブスクリプション コントロール「unsubscribe」メソッドを呼び出す必要があります。

CR237715 を参照

セキュリティ コンフィグレーションの web.xml への依存

web.xml デプロイメント記述子の security-constraint 要素および @common:security 注釈を使用してビジネス プロセスのセキュリティが設定済みの場合は、WebLogic Integration Administration Console を使用してビジネス プロセスへの SOAP-HTTP によるアクセス セキュリティを設定しないでください。実行時にセキュリティ違反になります。詳細については、以下を参照してください。

CR180096 を参照

WebLogic Server の起動時に、WebLogic Integration ドメインによってプロセス トラッキング メッセージが生成される

WebLogic Server の起動時に、WebLogic Integration ドメインに関する以下のメッセージがログに記録されます。

<BEA-014006> <名前 "ProcessTrackingEventErrorListener" のメッセージ駆動型 Bean (MDB) に、不明な実行キュー スレッド プールを参照するディスパッチ ポリシー "wli.internal.ProcessTracking" があります。代わりにデフォルトの実行スレッド プールを使用します。>

<BEA-014006> <名前 "InstanceInfoEventListener" のメッセージ駆動型 Bean (MDB) に、不明な実行キュー スレッド プールを参照するディスパッチ ポリシー "wli.internal.ProcessTracking" があります。代わりにデフォルトの実行スレッド プールを使用します。>

<BEA-014006> <名前 "ProcessTrackingEventListener" のメッセージ駆動型 Bean (MDB) に、不明な実行キュー スレッド プールを参照するディスパッチ ポリシー "wli.internal.ProcessTracking" があります。代わりにデフォルトの実行スレッド プールを使用します。>

このメッセージは無視してかまいません。

注意 : WebLogic Server Administration Console を使用して、これらのログ メッセージに記述されている実行キューを作成することができます。作成する場合は、アプリケーションおよびトラッキング レベルに適したスレッド サイズを選択する必要があります。実行キューの作成の詳細については、『Administration Console オンライン ヘルプ』の「[実行キュー] --> [コンフィグレーション]」を参照してください。

CR128232 を参照

WebLogic Integration サーバの EJB 警告

WebLogic Integration サーバの起動時に、次のような警告が表示される場合があります。

<Nov 20, 2004 11:15:18 PM PST> <Warning> <EJB> <BEA-011070>
<In the <weblogic-rdbms-bean>, for <ejb-name> 'DataBean',
some <field-group>(s) are defined but are not used in any
<weblogic-query>, <weblogic-relationship-role> or
<relationship-caching> <caching-element>s. The <group-name>(s) of
the unreferenced <field-group>(s) are: 'default'>

このメッセージは無視してかまいません。

CR206174 を参照

WebLogic Integration リソースにはプロセス プロジェクトが必要

多くの WebLogic Integration リソース (たとえば、メッセージ ブローカ サブスクリプションやバージョン情報) では、現在のプロジェクトの WEB-INF/web.xml ファイル内に WebLogic Integration アプリケーション リスナを定義する必要があります。プロセス プロジェクトが作成されると、デフォルトでこのアプリケーション リスナが WEB-INF/web.xml ファイルに定義されます。非プロセス プロジェクト (デフォルトの Web プロジェクトなど) で誤ってプロセスを作成した場合、WebLogic Integration アプリケーション リスナは定義されません。実行時、このようなプロジェクトは一部のインスタンスでは動作しますが、必要なリソースにアクセスすると処理に失敗します。

プロセス プロジェクトでは、WEB-INF/web.xml ファイルに次の XML 要素がデフォルトで定義されます。

<listener>
<listener-class>
com.bea.wli.management.WliWebAppListener
</listener-class>
</listener>

Netscape 7.1 は WebLogic Platform のサポート対象外、Adobe SVG Viewer 3.0 は Netscape 7.1 のサポート対象外

WebLogic Integration Administration Console の対話型プロセス グラフでは、Adobe SVG Viewer バージョン 3.0x が使用されます。Adobe SVG Viewer バージョン 3.0x は Netscape 7.1 ブラウザではサポートされていません。詳細については、次の URL にある「Browser Requirements for the Interactive Graph」を参照してください。

http://e-docs.bea.com/wli/docs85/manage/processmonitoring.html

また、Netscape 7.1 ブラウザについては、WebLogic Platform 8.1 でサポートしていません。WebLogic Platform でサポートしているオペレーティング システムとブラウザの詳細については、次の URL にアクセスしてください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/index.html

CR155391 を参照

ブラウザをすばやく更新すると、例外が生成されることがある

データの転送中に WebLogic Integration Administration Console のページを更新すると、次のような例外が表示されることがあります。

java.net.SocketException: Connection reset by peer: socket write error

これは、サーバ側のネットワークのエラーや問題が原因でページを完全に読み込めなかったことを警告するエラーです。ブラウザをすばやく更新すると、最初のソケットがデータ転送中にブラウザによって閉じられます。

CR154275 を参照

グローバル メッセージ ブローカの [最後にリセットした時間] フィールドは無視される

WebLogic Integration 8.1 Service Pack 2 では、メッセージ ブローカのメッセージ カウントをチャネルごとにリセットする機能がサポートされます。その結果、[メッセージ ブローカ統計の表示] ページの [最後にリセットした時間] フィールドは無視されます。

CR138589 を参照

アダプタ インスタンスのデプロイ中にサービス接続を編集すると、null ポインタ例外が発生することがある

アダプタのデプロイ中に [アダプタ インスタンスの詳細] ページの [サービス接続の編集] をクリックすると、次の例外が生成されることがあります。

java.lang.NullPointerException

解決策 : アダプタ インスタンスが完全にデプロイされたことを確認するまで、[サービス接続の編集] をクリックしないようにします。

CR138781 を参照

Microsoft Windows Server 2003 で、Internet Explorer を使用して WebLogic Integration Administration Console にアクセスできない

Microsoft Windows Server 2003 で、Internet Explorer を使用して WebLogic Integration Administration Console にアクセスできない場合があります。

解決策 : Internet Explorer で、[ツールインターネット オプションセキュリティレベルのカスタマイズ] を選択します。[セキュリティの設定] ダイアログ ボックスで、[その他ページの自動読み込み] を選択し、[有効にする] を選択します。

CR204142 を参照

ワークリスト管理モジュールのタスクを削除すると、空のページが表示されることがある

クライアントが複数のページからすべてのタスクを削除した場合、ワークリスト管理モジュールで空のページが表示される場合があります。

解決策 : [すべて表示] をクリックしてタスク リストを更新します。

CR204463 を参照

ワークリスト管理モジュールが例外トレースを送出することがある

コンソールで同時に複数のワークリスト操作を実行すると、ワークリスト管理モジュールは通常のエラー メッセージではなく、例外トレースを送出する場合があります。これらの例外は有効です。

CR203350 を参照

 


Application Integration

データベースまたは EIS で障害発生時に非同期サービス数およびサスペンドされた非同期サービス数が正しくないことがある

非同期サービスの呼び出しで使用される XA 対応 EIS で障害が発生するか、JMS の永続性のために使用されるデータベースで障害が発生した場合、非同期サービスで実行中の処理を所有するトランザクションはロールバックされます。これにより、非同期サービス要求自体が AI 非同期要求キューにロールバックされ、要求の再試行が可能になります。ただし、トランザクションのロールバックは、非同期サービス要求および非同期サービスが EIS に対して行った処理にのみ反映され、WebLogic Integration Administration Console のアプリケーション ビューまたはアダプタ インスタンスに表示されるサスペンドされた非同期サービス数には反映されません。

そのため、非同期サービスの呼び出しに成功したことを示すために非同期サービス数がインクリメントされた後、非同期サービス プロセッサ MDB の内部トランザクションがコミットされる前に EIS または JMS データベースで障害が発生した場合には、非同期サービス数は EIS に対する実際の有効サービス数よりも高い値を示します (行われた処理はロールバックされるが、カウントはデクリメントされないため)。

サスペンドされた非同期サービスが完了し、サスペンドされた非同期サービス数がデクリメントされた後、非同期サービス プロセッサ MDB の内部トランザクションがコミットされる前に EIS または JMS データベースで障害が発生した場合には、サスペンドされた非同期サービス数は Application Integration の非同期要求キューで実際に有効なサスペンドされたサービス数よりも低い値を示します (要求はロールバックされるが、サスペンドされたカウントがインクリメントされないため)。

管理者は、トランザクション EIS またはトランザクション データベースの障害に注意する必要があります。通常、サービス障害、および EIS 障害に関連するサスペンドされたアダプタ インスタンスとアプリケーション ビューにより障害を検知することができます。このような障害から EIS が回復した後、サスペンドされた非同期サービスが完了するのに十分な時間がある場合、管理者はサスペンドされた非同期サービス数を確認する必要があります。カウントが 0 でない場合 (または負の値である場合)、カウントは正しくありません。

表示されたカウントが正しくない場合に、管理者がサスペンドされた非同期サービス数を強制的に 0 に戻せるように、AppViewSummaryMBean インタフェースに resetSuspendedAsyncServiceCounts() メソッドが追加されました。次の URL にある Javadoc を参照してください。

http://e-docs.bea.com/wli/docs85/javadoc/com/bea/wlai/management/runtime/AppViewSummaryMBean.html

CR138792 を参照

反復的開発モードでは、EAR、JAR、WAR、または RAR ファイルとしてデプロイされたアプリケーションが Application View Design Console などのクライアントから利用できない

サーバが反復的開発モードで実行されている場合、Application View Design Console などのクライアントからアクセスできるアプリケーションは、Workshop の [アプリケーション] ペインで展開表示可能なアプリケーションのみです。デプロイ済み EAR ファイルにパッケージ化されたアプリケーションにはアクセスできません。つまり、反復的開発モードで実行しているときにアプリケーションを Application View Design Console から選択して利用できるようにするには、以下の条件を満たす必要があります。

CR171722 を参照

 


ビジネス プロセス

テスト ブラウザに表示するイベントを増やすには

テスト ブラウザに 30 (デフォルト) を超える数のイベントを表示するには、ビジネス プロセスを実行する前に、テスト ブラウザの [コンソール] タブを選択し、[最後のメッセージを保持] フィールドの数値 (表示するメッセージの数) を大きくします。

CR138164 を参照

長時間のプロセスを実行するとメモリ不足エラーになる

長時間のプロセスを実行すると、メモリ不足エラーになることがあります。

解決策 : このエラーを解決するには、ドキュメント ストアを有効にし、wli-config.properties ファイルでドキュメントのメモリ サイズを増やします。wli-config.properties ファイルに次の内容を追加する必要があります。

# Minimum size for documents stored in the SQL Document Store:
# (leave unspecified to get the system default of 512K)
weblogic.wli.DocumentMaxInlineSize=4500
#
# Maximum size of document buffered before writing to the SQL Document Store:
# (leave unspecified to get the system default of 512K)
weblogic.wli.DocumentMaxInMemorySize=9999
#

CR276928 を参照

信頼できるトラッキングとトラッキング レベルの両方を「なし」に設定することができない

WebLogic Console で、信頼できるトラッキングとトラッキング レベルを同時に「なし」に設定することができません。

解決策 : トラッキングを、完全で信頼できるように設定するには、まず信頼できるトラッキングを「なし」に設定してから、デフォルト トラッキングを「なし」に設定します。

CR280779 を参照

ステートフルなビジネス プロセスをバージョニングすると、以前はバージョニングされていなかったインスタンスで ClassNotFoundException が発生することがある

バージョニングされていないビジネス プロセスを後からバージョニングし、バージョニングしたプロセスをデプロイした場合、そのインスタンスを実行すると java.lang.ClassNotFoundException により失敗することがあります。

解決策 : 長時間実行されるビジネス プロセスに対してバージョニングを行う場合は、プロダクション モードでアプリケーションをデプロイする前の初期段階からプロセスをバージョニングするようにします。それ以外の場合は、バージョニングされていないインスタンスを完了するまで実行してから、バージョニングされた新しいプロセスをデプロイする必要があります。

CR185348 を参照

ステートフルまたはステートレスな EJB のメソッドを呼び出す WebLogic Workshop Web サービスに対する、ビジネス プロセスのコントロール送信ノードからの呼び出しに失敗することがある

WebLogic Integration ビジネス プロセスのコントロール送信ノードが WebLogic Workshop Web サービスを呼び出し、その後この Web サービスがステートフルまたはステートレスな EJB のメソッドを呼び出すと、例外が送出されることがあります。コンソールには、次に示す例外に類似するものが表示されます。

<Jun 26, 2003 3:49:56 PM EDT> <Error> <WLW> <000000> <Unable to
remove bean instance: weblogic.ejb20.locks.LockTimedOutException:
[EJB:010107]
The lock request from EJB:SimpleSS with primary
key:145008051647152128 timed-out after waiting 0 ms. The
transaction or thread requesting the lock was:
Thread[ExecuteThread: '11' for queue:
'weblogic.kernel.Default',5,Thread Group for Queue:
'weblogic.kernel.Default']
.

CR110539 を参照

新しいプロセス アプリケーションの作成時に、[プロジェクト xxxWeb のライブラリが古くなっています] ダイアログが表示される場合がある

新しいプロセス アプリケーションまたはチュートリアル : プロセス アプリケーションの作成時に、以下の事項を確認するダイアログ ボックスが表示される場合があります。

プロジェクト xxxWeb の一部のライブラリが古くなっています。今すぐアップグレードしますか?

プロセス アプリケーションで NetUI または WebLogic Portal® の機能を使用する場合は、[はい] をクリックします。

CR138620 を参照

JPD から SOAP エラーを生成する際の SOAPFaultException はサポート対象外

WebLogic Workshop ヘルプの「Web サービスから SOAP エラーを生成する」 (http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/workshop/guide/progmodel/conGeneratingSoapFaults.html) で説明されているように、javax.xml.rpc.soap.SOAPFaultException を使用することができますが、ビジネス プロセスでは使用できません。

JPD クライアントに SOAP エラーを返すには、javax.xml.rpc.soap.SOAPFaultException の代わりに com.bea.jws.SoapFaultException を送出します。「SoapFaultException Class」 (http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/workshop/java-class/com/bea/jws/SoapFaultException.html) を参照してください。

CR175498 を参照

開発モードで、ProcessRuntimeMBean がステートレス ビジネス プロセス インスタンス情報を取得できない

通常、ProcessRuntimeMBean は、ステートレス ビジネス プロセスで使用しません。ステートフル プロセスで使用するのが一般的です。プロダクション モードではなく、開発モードでは、一部のプロセスで不適切な情報が返される場合があります。

CR206655 を参照

接続が接続プールに返された時点でローカル トランザクションがコミットされていない

ローカル トランザクションは、開いたままになっています。閉じるには、JDBCConnectionPoolMBean で RollbackLocalTxUponConnClose="true" プロパティを設定します。

CR200072 を参照

大きなビジネス プロセスのパフォーマンスの問題

大きなビジネス プロセスでは、ソース ビューで編集を行うと、CPU 使用率が 100% に上昇し、情報入力の処理速度が低下することがあります。

解決策 : workshop.cfg ファイルを変更して、メモリの制限を 512MB に増加します。

CR197552 を参照

 


クラスタ コンフィグレーション

DB2 で、回復後もプロセス インスタンスがいつまでも実行モードのままになる

障害が発生した管理対象サーバから JTA および JMS を移行した後、プロセス インスタンスが実行モードのままになることがあります。db2diag.log に、次のような一連のエラー メッセージが繰り返し出現します。

Instance:DB2 Node:000
PID:3888(db2syscs.exe) TID:5400 Appid:/1721616.3366.00090031001F
data protection sqlpxTEntrySwitchIn Probe:300 Database:DBNAME

DIA8036C XA error with request type of "".Transaction was not found.
ZRC=0x80100024.

CR182788 を参照

 


コントロール

HTTP コントロールで SocketTimeoutException が発生する

HttpControl では、Apache HTTP クライアント MultiThreadedHttpConnectionManager (HTTP コントロールが使用する接続プール マネージャ) の maxconnectionsperhost と maxtotalconnections を設定できます。HTTP コントロールの接続プール マネージャはシングルトン クラスであり、このクラスがロードされる時点でパラメータの値が設定されます。値は次のシステム プロパティから取得されます。

-Dwli.httpcontrolmaxconnectionsperhost=2

-Dwli.httpcontrolmaxtotalconnections=20

注意 : これらのシステム プロパティを指定しない場合は、それぞれデフォルト値の 2 と 20 が使用されます。

別のパラメータ値を指定するには、このシステム プロパティを setDomainEnv スクリプトの JAVA_PROPERTIES に追加します。BEA_HOME\ext_components にある httpcontrol.zip を置き換え、Workshop アプリケーション プロジェクトの APP-INF\lib ディレクトリにある Workshop アプリケーションの http コントロール ファイルを削除します。

CR244242 を参照

ファイル コントロールで FTPS がサポートされない

FTPS がサポートされていないので、ファイル コントロールを使用してセキュア FTP を実行することができません。

CR126674 を参照

プロセス コントロールを使用して JWS から JPD に XML Bean を渡すと、例外が生成される

プロセス コントロールと XML Bean を引数として、ビジネス プロセス (JPD) から JWS を呼び出すことはできません。この場合に XML Bean を渡そうとすると、次のような例外が生成されます。

Throwable: com.bea.control.ProcessControlException:
[WLI-Core:530214]ProcessControl を呼び出せませんでした。[EJB Exception:
: java.lang.IllegalArgumentException: argument type mismatch

CR138486 を参照

複雑な Java 型を含むアプリケーションの境界を越えて、プロセス コントロールを使用して同期呼び出しを実行する

複雑な Java 型を含むアプリケーションの境界を越えて、プロセス コントロールを使用して同期呼び出しを実行する場合は、Java クラスをシステムの CLASSPATH に追加する必要があります。

CR198290 を参照

プロセス コントロールの対象として指定されたスキーム、サーバ名、またはポート番号が無視される

プロセス コントロールの対象は複数の方法で指定できます。

この対象の場所は、アプリケーションを基準にした相対的な場所です。スキーム、サーバ名、またはポート番号を指定することはできません。スキーム、サーバ名、またはポート番号を指定しても無視されます。

CR138481 を参照

 


イベント ジェネレータ

XML のチャネル タイプを使用したタイマー イベント ジェネレータ メタデータに基づく取得またはフィルタ処理はサポート対象外

XML のチャネル タイプを使用したタイマー イベント ジェネレータによってパブリッシュされるイベントにはメタデータ ヘッダが含まれません。そのため、メタデータに基づくイベントのフィルタ処理または取得は、現在サポートされていません。

CR138802 を参照

RDBMS イベント ジェネレータを使用すると Sybase データベース テーブルまたは Microsoft SQL Table の処理速度が低下する

Sybase テーブルまたは Microsoft SQL テーブルにトリガ タイプのイベントを作成すると、RDBMS イベント ジェネレータはユーザ テーブルのレプリカまたはサブセットであるシャドウ テーブルを作成します。トリガは、挿入、削除、および更新された行をユーザ テーブルからシャドウ テーブルにコピーします。ユーザ テーブルへの行の挿入、削除、または更新が速すぎて、イベント ジェネレータによる行のポーリングおよび処理が間に合わなくなると、新しい行が未処理になり、クエリのポーリングが遅くなります。

解決策 : シャドウ テーブルは、チャネル名 (チャネル ルールを定義するときに指定した名前) に _BEA_SDW サフィックスを付けた名前で作成されます。ポーリングの処理速度を向上するには、特定の列にユニークなインデックスを作成する必要があります。たとえば、トリガ イベント名 (チャネル名) が hello123 である場合、シャドウ テーブルは hello123_BEA_SDW という名前で作成されます。この問題を解決するには、ユニークなインデックスを次のように作成します。

CREATE UNIQUE INDEX [idx_hello123] ON 
schema_name.hello123_BEA_SDW(BEA_SEQ_ID)

CR206549 および CR206332 を参照

Informix データベースに作成されるトリガ タイプのイベントの制限事項

Informix データベースに作成されるトリガ タイプのイベントには、いくつかの制限事項があります。[スレッド数] フィールドと [ポーリングあたりの最大行数] フィールドには常に値 1 を指定する必要があり、[ポーリング間隔] フィールドには、各ポーリングで取得された行のパブリッシュにかかる時間の合計よりも大きな値を指定する必要があります。

CR200681 を参照

Informix データベースを使用するときに RDBMS イベント ジェネレータの自動コミットを有効にする

Informix データベースを使用する場合は、Insert、Update、または Delete イベントの実行中に自動コミット モードを常に有効にする必要があります。

CR204272 を参照

Informix データベースで RDBMS イベント ジェネレータのチャネル ルール定義を新規に作成する

Informix データベースを使用して、既存のチャネル ルールを削除し、削除したチャネル ルールと同じチャネル名のチャネル ルールを新規作成する場合は、Statement キャッシュのサイズを 0 に設定する必要があります。

CR200495 を参照

Sybase データベース テーブルにトリガを作成する

Sybase データベースを使用して、トリガ イベントを Sybase テーブルに作成しているとき、その Sybase テーブルに Insert などの同じタイプのトリガ イベントがすでに存在し、コンフィグレーションされている場合、古いトリガは置換されます。これによって、古いトリガ イベントは動作しなくなります。

1 つの Sybase テーブルにつき、Insert、Delete、および Update トリガ イベントが 1 つずつ許可されます。

CR201132 を参照

[すべてのタイマー イベント ジェネレータを表示] ページでステータスが更新されない

タイマー イベント ジェネレータを使用しているとき、[すべてのタイマー イベント ジェネレータを表示] ページで、[再開] をクリックしてもステータスが [サスペンド] から [実行中] に更新されません。

解決策 : 更新されたステータスを表示するには、ブラウザ ページを更新します。

CR206528 および CR202902 を参照

コンフィグレーション変更のためのイベント ジェネレータのポーリング間隔の設定

次の Java システム プロパティを使用すると、イベント ジェネレータのポーリング間隔をユーザ定義の間隔に設定できます。

これらのプロパティは、サーバを起動する Java コマンドに設定できます。各プロパティは、ミリ秒数でポーリング間隔を設定します。次に例を示します。

-Dwli.eventgen.timer.checkConfigDelay=30000

この例では、コンフィグレーション変更のためのタイマー イベント ジェネレータのポーリング間隔を 30 秒に設定しています。

指定しない場合は、デフォルトのポーリング間隔の 10 秒が使用されます。

CR186350 を参照

ビジネス カレンダーの変更がタイマー イベント ジェネレータに反映されないことがある

ビジネス カレンダーを変更した後、タイマー イベント ジェネレータにカレンダーの変更が反映されない場合があります。

解決策 : [WebLogic Integration Administration Consoleイベント ジェネレータすべてのファイル イベント ジェネレータを表示] ウィンドウで、適切なタイマー イベント ジェネレータを選択し、[サスペンド] をクリックして、[再開] をクリックします。

CR206519 を参照

ファイル イベント ジェネレータ FTP は Windows および UNIX タイプの FTP サーバだけをサポートする

Windows および UNIX タイプの FTP サーバだけがファイル イベント ジェネレータ FTP によってサポートされます。VMSはサポートされない。

CR196414 を参照

RDBMS イベント ジェネレータで大容量メッセージを転送できない

フィールドのデータ型が CLOB または BLOB である場合 (Oracle)、またはフィールド長が整数の最大値を超えている場合 (その他のデータベース)、rdbmseg.log ファイルに NumberFormatException が送出されます。

CR238779 を参照

 


データ トランスフォーメーション

スキーマ プロジェクトを再構築すると、型付き XML 型が無効になることがある

スキーマ プロジェクトを再構築すると、すべての型付き XML 型が WebLogic Workshop のペインに表示されなくなることがあります。たとえば、スキーマ プロジェクトに XSD ファイルをインポートすると、型付き XML 型が [XQuery トランスフォーメーション メソッドのコンフィグレーション] ペインに表示されなくなります。

このような動作が確認されたら、WebLogic Workshop アプリケーションを閉じて再び開きます。すべてのタイプ済み XML 型が WebLogic Workshop のペインに表示されます。

CR173029 および CR185979 を参照

XQuery によって生成されるローカル要素および複合型の変数では、XMLBean API はサポート対象外

プロセス定義 (JPD) で XQuery を使用してローカル要素または複合型の変数を生成する場合、getXXX() メソッドおよび setXXX() メソッドなどの XMLBean API を JPD のユーザ コードで使用することはできません。通常、ローカル要素または複合型は、For Each ノードまたはトランスフォーメーション ノードの出力の指定を目的として XQuery コード内で使用されます。

解決策 : このような変数のデータを抽出またはマップするには、後続の XQuery トランスフォーメーションを使用します。

CR138983 を参照

システム XSD スキーマ ファイルを削除してはならない

WebLogic Workshop アプリケーションがシステムの XSD ファイルを使用している場合は、Schemas プロジェクト ディレクトリに置かれたどの XSD システム ファイルも削除してはなりません。これは、システムの XSD スキーマが相互に依存しているためです。たとえば、システムの TPM.xsd および xmldsig-core-schema.xsd スキーマは相互に依存するため、一方の XSD ファイルを Schemas プロジェクトから削除すると、次の設計時エラーが発生します。

XQuery ドキュメントの初期化に失敗しました。デザイン ビューは使用できません。

注意 : Schemas プロジェクト ディレクトリからシステム XSD ファイルを削除しても、スキーマ コンパイル エラーは生成されません。

CR125413 を参照

トランスフォーメーションで一部の XML スキーマ型と Java 型間のキャストは制限されるかサポートされない

実行時、トランスフォーメーションで以下の型のキャストは制限されるか、サポートされません。

たとえば、XML スキーマ型 xs:double と XML スキーマ型 xs:integer 間のキャストには制約があります。トランスフォーメーションでの xs:double から xs:integer への実行時のキャストは、元の double 値が 8 の場合は成功しますが、元の double 値が 8.5 または 8.0 の場合は失敗します。このような XML スキーマ型間のキャストは、Java または C 言語でのデータ型間のキャストとは異なります。

XML スキーマ型 xs:datejava.util.Date 間のキャストはサポートされず、実行時に失敗します。これら 2 つの型は同じではないためです。XML スキーマ タイプ xs:date には日付コンポーネントのみが含まれ時刻コンポーネントは含まれませんが、java.util.Date Java クラスには時刻コンポーネントおよび日付コンポーネントの両方が含まれています。

CR182658 および CR138588 を参照

テスト ビューで IOException が送出される

マッパーのテスト ビューでは、クエリの入力データのサイズが 8KB の倍数である場合に java.io.IOException が送出されることがあります。この例外は、マッパーのテスト ビューでクエリを実行した場合にのみ送出され、マッパーの外で実行した場合は、これらのクエリは同じ入力データで正常に実行されます。

CR138758 を参照

選択グループまたはパターン スキーマ コンポーネントを含む XML スキーマの XML テスト生成はサポート対象外

マッパーのテスト ビューでは、選択グループまたはパターン スキーマ コンポーネントを含む XML スキーマの入力 XML テスト データが正しく生成されません (選択グループの場合、すべての選択グループが生成されます)。

XML スキーマ内の選択グループの詳細については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.w3.org/TR/xmlschema-0/#groups

パターン スキーマ コンポーネントの詳細については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.w3.org/TR/2001/REC-xmlschema-2-20010502/#rf-pattern

選択グループの解決策 : クエリを実行する前に、マッパーのテスト ビューで、生成された XML データを編集して余分な選択グループを削除し、選択グループが 1 つだけ残るようにします。

パターン スキーマ コンポーネントの解決策 : マッパーのテスト ビューで、生成された XML データが有効なパターンのデータになるように編集します。

テスト ビューでの XML データの編集の詳細については、「テスト ビューでマップをテストする」を参照してください。

CR138245 を参照

XPath 式で XQuery キーワードを使用する

XPath 式で、要素の名前に XQuery キーワードが含まれていて、その要素にネームスペースが関連付けられていない場合は、child 構文を使用して XPath 式の要素を参照します。たとえば、要素の参照には $a/for の構文を使用せず、短縮しない構文 $a/child::for を使用します。

予約されている XQuery キーワードは以下のとおりです。

予約されている XQuery キーワードの詳細については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.w3.org/TR/2002/WD-xquery-20020816/#N4021F0

短縮しない構文の詳細については、次の URL にアクセスしてください。

http://www.w3.org/TR/xpath20/#unabbrev

http://www.w3.org/TR/xpath20/#abbrev

CR145977 および CR154697 を参照

W3C XQuery 仕様 2002 年 8 月草案との不一致

WebLogic XQuery エンジンは、W3C XQuery 仕様の 2002 年 8 月 16 日の草案に準拠しています。この草案は次の URL にあります。

http://www.w3.org/TR/2002/WD-xquery-20020816/

この仕様との不一致で確認済みのものは、以下のとおりです。

CR143114、CR143234、CR148091、および CR185099 を参照

Format Builder で MFL の非 XML から XML へのトランスフォーメーション メソッドの使用中にメッセージ フォーマット エラーが発生する

グループ レベルの区切り文字は、Format Builder または実行時の例外の発生原因になります。

解決策 : 区切り文字を削除します。

CR206148 を参照

サーバを停止および再起動するとき、処理中のプロセスでトランスフォーメーション例外が発生する

ビジネス プロセス トランスフォーメーションの実行中にサーバを停止して再起動すると、トランスフォーメーション例外が発生します。

解決策 : ビジネス プロセスを再度実行します。

CR206671 を参照

 


データベースおよびオペレーティング システム

Oracle データベースを使用している Solaris 8、Solaris 9、または Solaris 10 オペレーティング システムでアプリケーションを連続して実行すると、Java Hot Spot VM (1.4.2_04) に障害が発生することがある

Oracle データベースを使用している Solaris 8、Solaris 9、および Solaris 10 オペレーティング システムでは、一部の WebLogic Workshop アプリケーションを高負荷の状態で連続して実行すると、Java Hot Spot VM (1.4.2_04) に障害が発生して次の例外が送出されることがあります。

Unexpected Signal : 11 occurred at PC=0xFEDCD0F4

BEA カスタマ サポートに連絡して最新のパッチを入手してください。

注意 : Java Hot Spot VM 1.4.2_06 以降ではこのパッチは不要です。

解決策 : 次の手順に従います。

  1. サーバ ホーム ディレクトリに .hotspot_compiler という名前のファイルを作成します。サーバ ホーム ディレクトリには現在のドメイン用の startWebLogic.sh ファイルがあります。
  2. 次の行を .hotspot_compiler ファイルに追加します。
  3. exclude oracle/jdbc/driver/OraclePreparedStatement executeBatch

CR179157 および CR197793 を参照

2 フェーズ コミット処理時にデータベースがクラッシュした後、ビジネス プロセスが中止されるか、完了しない

2 フェーズ コミットの準備フェーズでデータベースがクラッシュした後、ビジネス プロセスが完了しないか、中止される場合は、管理対象サーバを再起動する必要があります。

回復処理の詳細については、以下の URL にある「WebLogic Integration Solutions Best Practices FAQ」の「WebLogic Integration Application Recovery」を参照してください。

http://e-docs.bea.com/wli/docs85/bpfaq/recovery.html

CR138799 および CR199827 を参照

 


Trading Partner Integration

サービス ブローカ/プロセス コントロール メッセージ トラッキング

TPM サービス プロファイルを使用してサービス ブローカ/プロセス コントロール メッセージ トラッキングを有効にしても機能しません。ebxml と RN で B2B メッセージ トラッキングを使用してください。

CR187027 を参照

参加者ビジネス プロセスからコントロールを使用してメッセージを送信することは推奨しない

WebLogic Integration では、Trading Partner Integration のコントロールを使用して、「開始者」ビジネス プロセスから「参加者」ビジネス プロセスにメッセージを送信します。ただし、「参加者」ビジネス プロセスでは、クライアント応答ノードを使用して「開始者」への送信ビジネス メッセージを処理することをお勧めします。

「参加者」ビジネス プロセスでコントロールを使用すると、確認応答やエラー メッセージなどのメッセージ応答信号が失われる可能性があります。推奨される設計パターンを使用せず、コントロールを使用してメッセージを送信する必要がある場合は、コントロールをサブプロセスに配置して「参加者」プロセスからサブプロセスを呼び出します。

CR138262 を参照

Bulk Loader ユーティリティは、XA データベース ドライバと互換性がない

XA データベース ドライバを使用するようコンフィグレーションされた Bulk Loader で TPM リポジトリにデータを読み込もうとすると、エラー No suitable driver が発生し、失敗します。

解決策 : 非 XA ドライバを使用するよう Bulk Loader をコンフィグレーションするか、または WebLogic Integration Administration Console と対話形式で使用されるデータを読み込みます。

Bulk Loader のコンフィグレーション方法の詳細については、次の URL にある『Managing WebLogic Integration Solutions』の「Using the Trading Partner Bulk Loader」の「Configuring the Bulk Loader Configuration File」を参照してください。

http://e-docs.bea.com/wli/docs85/manage/bulkloader.html

WebLogic Integration Administration Console を使用して TPM データを読み込む方法の詳細については、次の URL にある『Managing WebLogic Integration Solutions』の「Trading Partner Management」の「Importing Management Data」を参照してください。

http://e-docs.bea.com/wli/docs85/manage/tpm.html

CR182302 を参照

証明書を削除すると外部エラーが発生する

WebLogic Integration Administration Console から証明書を削除する際に次のエラー メッセージが表示された場合は、[続行] をクリックしてメッセージを消します。

パートナ partner_name について、名前 cert_name の証明書は存在しません。

エラーが表示されても、[続行] をクリックすると証明書が削除されます。

解決策 : このエラー メッセージは無視できます。

CR175845 を参照

 


WebLogic Integration のアップグレード

WebLogic Integration 8.1 SP4 へのアップグレードを実行した後、startWebLogic.sh と startManagedWebLogic.sh の実行パーミッションがない

解決策 : アップグレードを実行したら、パーミッションを手動で変更して WebLogic サーバを起動する必要があります。

CR206534 を参照

初期リリースの WebLogic Integration 8.1 から WebLogic Integration 8.1 SP2 へのアップグレード時に、特定のインスタンスでアップグレード スクリプトがエラーになる

wli.internal.tracking.buffer_error などの特定の内部 JMS キューは、存在しないと見なされています。アップグレード スクリプトがエントリの書き込みを試みたとき、すでに存在することが検出されると、エントリを省略する代わりにエラーが発生します。

解決策 : アップグレード スクリプトを実行する前に、該当する JMS キュー エントリを config.xml から手動で削除しておきます。

CR206328 を参照

RDBMS イベント ジェネレータの JMS 接続ファクトリが自動的に作成されない

JMS 接続ファクトリ (JNDI 名は wli.internal.egrdbms.XAQueueConnectionFactory) は、WebLogic Integration 8.1 SP4 の RDBMS イベント ジェネレータに必要です。ただし、アップグレード スクリプトによって自動的に作成されません。

解決策 : 次のパラメータを使用して、XA 接続ファクトリを手動で作成します。

CR205534 を参照

ワークリストの実行時状態を WebLogic Integration 8.1 の初期のリリースから任意の Service Pack リリースに移行できない

注意 : 初期リリースの WebLogic Integration 8.1 は、WebLogic Integration 8.1 SP4 へのアップグレードを実行する前に、WebLogic Integration 8.1 SP2 にアップグレードする必要があります。詳細については、『WebLogic Integration 8.1 へのアップグレード』の「WebLogic Integration 8.1 SP2 および SP3 から WebLogic Integration 8.1 SP4 へのアップグレード」を参照してください。

ワークリストの実行時状態は、WebLogic Integration 8.1 SP2 に移行できません。詳細については、BEA カスタマ サポートまでお問い合わせください。

CR206641 を参照

 


WebLogic Workshop オンライン ヘルプ

「静的なサブスクリプションの suppressible 属性を使用する」サンプル ドキュメント — WebLogic Builder では、デプロイメント記述子から CDATA ブロックの記述が削除される

WebLogic Workshop オンライン ヘルプの「静的なサブスクリプションの suppressible 属性を使用する」サンプル ドキュメントで説明しているように、WebLogic Builder ツールで JMS イベント ジェネレータのメッセージ駆動型 Bean のデプロイメント記述子を変更して、JMS イベント ジェネレータのプール サイズを 1 に設定します。

デプロイメント記述子 (ejb-jar.xml) の message-selector 要素には、次に示すような CDATA ブロックでラップされた XML 文字が含まれます。

<message-selector><![CDATA[GROUPID>=100 and GROUPID<200]]></message-selector>

WebLogic Builder ツールのバグが原因で、デプロイメント記述子を編集時に CDATA ブロックが削除されます。

<message-selector>GROUPID>=200 and GROUPID<300</message-selector>
このように message-selector 要素を定義すると、JMS イベント ジェネレータをデプロイできなくなります。

解決策 : この問題を回避するには、WebLogic Builder 以外のツールを使用して max beans in pool を変更します (JMS イベント ジェネレータのプール サイズを 1 に設定する)。

CR128683 を参照

 


ワークリスト

タスクのユーザ定義プロパティをプロパティ値でソートできない

TaskSelector.setSortByPropertyValue() メソッドを使用してタスクをソートすると、EJB 例外が生じます。

解決策 : SQL を動的に生成して、データベースへのクエリを実行して特定のプロパティに基づいたタスクを検索し、相応のソートを実行します。

CR195278 を参照

ワークリスト ユーザ インタフェースからのログインで大文字と小文字が区別されない

ワークリスト ユーザ インタフェースでは、大文字と小文字の区別をチェックしないでログインを許可します。ただし、ユーザに関連付けられたタスクでは大文字と小文字が区別されます。したがって、大文字と小文字を適切に使用せずにログインしたユーザは、タスクを表示できません。たとえば、タスクに関連付けられたログインが MANAGER1 であるとき、ユーザが manager1 としてワークリストにログインした場合、そのユーザのタスクは表示されません。

解決策 : ユーザがワークリスト ユーザ インタフェースにログインするときは、タスクの作成時と同じ大文字と小文字のログイン名を使用する必要があります。

CR205374 を参照

所有者がグループである場合、タスク所有者によるクエリを実行するとセキュリティ例外が発生する

所有者がグループの場合は、Task Selector または WebLogic Integration Administration Console を使用してタスク所有者によるクエリを実行できません。

CR204255 および CR203240 を参照

タスク ワーカ コントロールのメソッドから返される結果の順序は保証されない

taskIds の配列を受け取り、値の配列を返すタスク ワーカ コントロールのすべてのメソッドは、結果が一定の順序で返されるかどうかは保証されません。

CR183491 を参照

Web サービスで、null である XMLObject を取得できない、または返すことができない

Web サービス (JWS) で、null である XmlObject、または null である XmlObject を含むオブジェクトを取り込むまたは返すことができません。

CR238967 を参照

 


BPEL インポート ツール

この節では、BPEL インポート ツールに関する確認済みの制限事項と問題について説明します。問題の大半は、JPD 言語と BPEL 言語の本質的な違いに由来します。

生成される JPD ファイルが、入力 BPEL ファイルの構文と対応することを確認する必要があります。

 


BPEL エクスポート ツール

この節では、JPD のエクスポートに関する確認済みの制限事項について説明します。

 

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