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TIBCO Rendezvous コントロールとイベント ジェネレータ ユーザーズ ガイド

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TIBCO Rendezvous サンプル


 

この章では、実際のアプリケーションを用いて TIBCO® RV コントロールおよびイベント ジェネレータを詳しく説明します。提供されたサンプル アプリケーションは作業用コードであり、要求/応答、認証されたメッセージング、および TIBCO イベント ジェネレータ ヘッダを使用した簡単なローン処理アプリケーションを実装しています。

注意: このサンプル アプリケーションはユーザの便宜上提供されますが、BEA のサポート対象外です。

 


サンプルの動作

アプリケーションは以下のように動作します。

  1. LoanRequest プロセスはサブジェクト loan.request のある TIBCO RV コントロールを介してローン要求メッセージを送信します。
  2. Bank プロセスは TIBCO RV イベント ジェネレータを介して (サブジェクト loan.request の) メッセージをリスンし、これらのメッセージが認証されると応答します。
  3. ローン要求の処理では、Bank プロセスは認証されたメッセージを loan.process に送り、ProcessDesk プロセスはこれらのメッセージを受信し、ローン要求を処理します。

注意: 開始する前に、TIBCO Rendezvous コントロール および TIBCO Rendezvous イベント ジェネレータの説明を一読してください。

 


サンプル アプリケーションを使用するための前提条件

サンプル アプリケーションの使用を開始するには、TIBCO RV コントロールおよびイベント ジェネレータを作成できることが必要です。以下の説明をチェックリストにして確認してください。

  1. TIBCO RV イベント ジェネレータ アプリケーション (TibRVEG.ear) が統合ドメイン テンプレートにデプロイされ、TIBCO EG が WebLogic IntegrationTM Administration Console のイベント ジェネレータ タブに表示されること。
  2. TIBCO® RendezvousTM のインストール時に作成された tibrvj.jar ファイルが、TIBCO RV コントロールが使用されるアプリケーションのライブラリ フォルダにインポートされていること。
  3. TibRVControl.jar および TibRVSchemas.jar ファイルが、アプリケーションのライブラリ フォルダにコピーされていること。
  4. できれば、このサンプル アプリケーションを開発モードでビルドして使用すること。ただし、プロダクション モードでは、testConsoleFlag をオンにします。

 


サンプル アプリケーション入門

サンプル アプリケーション RvSample.zip は次の URL から入手できます。

https://wli8.projects.dev2dev.bea.com/servlets/ProjectDocumentList?folderID=57&expandFolder=57&folderID=0

サンプル ファイルは TIBCO Rendezvous コントロールおよびイベント ジェネレータ サンプルとしてリストされています。RvSample.zip ファイルをダウンロードし、以下の手順を実行して、アプリケーションを統合および使用します。

  1. RvSample.zip ファイルを解凍して、すべてのアプリケーション コード ファイルを抽出します。これらのファイルは自動的に RvSample ディレクトリに抽出されます。
  2. WebLogic WorkshopTMRvSample.work ファイルを開きます。
  3. WebLogic Integration Administration Console に TIBCO RV イベント ジェネレータを 2 つ作成します。これら 2 つのイベント ジェネレータの名前は、ユニークであれば他の制限はありません。それぞれのイベント ジェネレータに以下の値を指定します。
  4. Subject: loan.request
    Channel: /loan/request/EG

    Subject; loan.process
    Channel: /loan/request/backendProcess
    CM: true

    残りのパラメータ フィールドはブランクのままにしておきます。

  5. F7 を押して、WebLogic Workshop でアプリケーションをビルドします。これでデプロイも自動的に行われます。
  6. ビルドが完了したら、〔Ctrl〕 + 〔F10〕 を押して LoanRequest プロセスを実行します。
  7. アプリケーションの実行に成功すると、WebLogic コンソールは次の文を 3 つのプロセスの各プロセスごとに表示します。
  8. Loan Request: Loan Approved 
    Bank: Loan is successfully getting processed at the process desk
    Process Desk: Received the loan request... will process

 

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