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eDocs ホーム > BEA WebLogic Integration 8.1 ドキュメント > チュートリアル : Worklist アプリケーションの構築 > 手順 2. アプリケーションの作成

チュートリアル : Worklist アプリケーションの構築

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手順 2. アプリケーションの作成

この手順では、WebLogic Workshop アプリケーションを作成します。このチュートリアルで作成するファイルは、このアプリケーションに保持されます。具体的には、開始アプリケーションを作成し、バグ追跡アプリケーションを構築するために必要となる XML スキーマ ファイルを追加します。この後の手順では、SoftCo 社のバグ追跡システムでのバグの解決を組織化するビジネス プロセスを構築します。この手順でのタスクは次のとおりです。

 

WebLogic Workshop の起動

次の手順を実行して WebLogic Workshop を起動し、Integration サーバを選択します。

  1. WebLogic Workshop を起動します。起動方法については、WebLogic Workshop ヘルプの「WebLogic Workshop を起動するには」を参照してください。
  2. サーバのエラー ダイアログ ボックスが表示された場合は、[修正] をクリックします。それ以外の場合は、「WebLogic Workshop アプリケーションの作成」に進みます。


    3.  
  3. [アプリケーション プロパティ] 画面が表示されたら、[サーバ ホーム ディレクトリ] リスト ボックスの下の [参照] をクリックします。
  4. [検索先] ドロップダウン リストで次のディレクトリにナビゲートします。
    5. BEA_HOME\userprojects\domains\worktutorial
  5. config.xml を選択して [開く] をクリックします。[アプリケーション プロパティ] 画面が以下のように表示されます。


    6.  
  6. [OK] をクリックします。

 

WebLogic Workshop アプリケーションの作成

次の手順を実行して、バグ解決ビジネス プロセスの構築が行われる WebLogic Workshop アプリケーションを作成します。

  1. 開いているアプリケーションがあれば閉じます。WebLogic Workshop メニューから [ファイル｜アプリケーションを閉じる] をクリックします。
  2. WebLogic Workshop メニューから [ファイル｜新規作成｜アプリケーション] をクリックします。[新しいアプリケーション] ダイアログ ボックスが表示されます。


    3.  
  3. [新しいアプリケーション] ダイアログ ボックスで、左ペインの [プロセス] を選択し、右ペインの [プロセス アプリケーション] を選択します。
  4. [ディレクトリ] フィールドで、アプリケーションを作成するディレクトリを選択します。このチュートリアルでこの後使用されるパスは、アプリケーションが BEA_HOME\user_projects\applications\ に作成されていることを前提としています。別の場所にディレクトリを作成するか、別の名前を使用する場合は、それに合わせて指示を変更してください。

    5. 上記の BEA_HOME は、WebLogic Platform をインストールしたディレクトリです。

  5. [名前] フィールドに、Worklist_Tutorial と入力します。
  6. 作成した worklist ドメインのサーバが選択されていることを確認します。選択されていなければ、[サーバ] フィールドの矢印をクリックし、サーバのドロップダウン リストが表示されたら worklist Integration ドメインを選択します。たとえば、デフォルトの場所に新しい integration ドメインを作成した場合、Integration サーバへのパスは次のようになります。
    7. BEA_HOME\user_projects\domains\worktutorial
  7. [作成] をクリックします。

    8. Worklist Tutorial アプリケーションが作成され、[アプリケーション] パネルに表示されます。

    注意 : [アプリケーション] パネルが WebLogic Workshop で表示されない場合は、メニュー バーから [表示｜アプリケーション] を選択します。


     

    [アプリケーション] パネルには、アプリケーションで使用できるファイルとリソースが、階層構造で表示されます。このチュートリアルで使用するコンポーネントは次のとおりです。

    Worklist_Tutorial — アプリケーション フォルダ。

    Schemas — アプリケーションで使用するシステム XML スキーマが含まれるスキーマ プロジェクト。

    Worklist_TutorialWeb — Web アプリケーション プロジェクト フォルダ。アプリケーションには必ず、1 つ以上のプロジェクトが含まれます。プロジェクトは、WebLogic Server Web アプリケーションを表します。言い換えると、プロジェクトを作成するということは、Web アプリケーションを作成することです。プロジェクト名は、クライアントがアプリケーションへのアクセスに使用する URL に組み込まれます。

    Web アプリケーションは、ビジネス プロセス、Web サービス、JSP、サーブレット、HTML ページなど、Web リソースの集合を定義する J2EE デプロイメント ユニットであり、EJB などの外部リソースへの参照を定義できます。

    注意 : Web アプリケーション プロジェクト フォルダは、アプリケーションに付けた名前に Web が付加された名前になります。

    processes — Worklist_TutorialWeb フォルダにあります。新しいアプリケーションを作成する際に作成されるデフォルトのフォルダです。プロジェクト ファイルはこのフォルダに配置されます。デフォルトでは、新しいプロセス アプリケーションに process.jpd というファイルが 1 つ作成されます。

  8. processes フォルダおよび process.jpd ファイルの名前を変更します。
    1. [アプリケーション] タブで、Worklist_TurialWeb フォルダの横の [+] をクリックして、processes フォルダを表示します。
    2. processes フォルダを右クリックし、ドロップダウン メニューから [名前の変更] を選択します。
    3. 新しいフォルダ名として bugtracking と入力し、〔Enter〕を押します。
    4. bugtracking フォルダを開き、process.jpd を右クリックして、ドロップダウン メニューから [名前の変更] を選択します。
    5. 新しい名前として ResolutionApproval.jpd と入力し、〔Enter〕を押します。
    6. ResolutionApproval.jpd をダブルクリックします。

      7. [アプリケーション] タブとデザイン ビューの表示が次の図のようになります。


       

 

チュートリアル スキーマの作成

このチュートリアルでは、ワークリストとバグ解決ビジネス プロセスの間でやり取りされる XML データの検証に XML スキーマを使用します。この節では、Worklist Tutorial アプリケーションのスキーマ プロジェクトに Schemas を作成する方法について説明します。

チュートリアル スキーマを作成するには

  1. [アプリケーション] タブで、Schemas フォルダを右クリックします。
  2. ドロップダウン メニューから [新規作成｜XML スキーマ] を選択します。[新しいファイル] ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. スキーマ ファイルの名前として BugResolution.xsd と入力し、[作成] をクリックします。BugResolution.xsd ファイルが作成され、[アプリケーション] パネルに表示されます。

    4. XSD を作成すると、Schemas プロジェクト フォルダのビルドがトリガされます。このビルドによって、スキーマ ファイルが適切であるかが検証されます。また、XML スキーマの要素名と属性名が、Schemas プロジェクト内の XSD ファイルと矛盾しないことも確認されます。スキーマのインポートによって何が生成されるかについての詳細は、WebLogic Workshop ヘルプの『データ トランスフォーメーション ガイド』にある「スキーマをインポートする」を参照してください。

  4. コード リスト 3-1 の内容をコピーし、ソース ビューのデフォルトのスキーマ ファイルを置き換えます。

コード リスト 3-1 BugResolution.xsd

<?xml version="1.0"?>
<xs:schema elementFormDefault="qualified" attributeFormDefault="unqualified"
    xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"
    xmlns:tns="http://www.bea.com/WLIWorklistTutorial/BugResolution.xsd"
    targetNamespace="http://www.bea.com/WLIWorklistTutorial/BugResolution.xsd">
    <xs:element name="bug-resolution" type="tns:bug-resolution-type"/>
        <xs:complexType name="bug-resolution-type">
      <xs:sequence>
        <xs:element name="description" type="xs:string"/>
        <xs:element name="resolution-code" type="xs:string"/> 
        <xs:element name="resolution-text" type="xs:string"/> 
        <xs:element name="bug-creator" type="xs:integer"/>
      </xs:sequence>
        </xs:complexType>
</xs:schema>
  1. 手順 1 から 4 を繰り返しますが、今度は ResolutionAppeal.xsd という XML スキーマ ファイルを作成します。コード リスト 3-2 の内容をコピーし、ソース ビューに貼り付けて、Schemas フォルダに ResolutionAppeal.xsd スキーマ ファイルを作成します。

コード リスト 3-2 ResolutionAppeal.xsd

<?xml version="1.0"?>
<xs:schema elementFormDefault="qualified" attributeFormDefault="unqualified"
    xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"
    xmlns:tns="http://www.bea.com/WLIWorklistTutorial/ResolutionAppeal.xsd"
    targetNamespace="http://www.bea.com/WLIWorklistTutorial/ResolutionAppeal.xsd">
        <xs:element name="resolution-appeal" type="tns:resolution-appeal-type"/>
                <xs:complexType name="resolution-appeal-type">
            <xs:sequence>
                <xs:element name="appeal-text" type="xs:string"/>
                <xs:element name="resolution-code" type="xs:string"/> 
                <xs:element name="resolution-text" type="xs:string"/>
            </xs:sequence>
                </xs:complexType>
</xs:schema>
  1. [ファイル｜すべて保存] を選択して、作業内容を保存します。

    2. この手順で新しいアプリケーションの設定が完了します。解決承認ビジネス プロセス (ResolutionApproval.jpd) にビジネス ロジックを追加する作業を開始するには、「手順 3. ビジネス プロセスの開始方法の設計」に進んでください。

注意 : 手順 3 で実行したように、XSD を作成すると、Schemas プロジェクト フォルダのビルドがトリガされます。

 

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