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この節では、リソース アダプタをクラスタ内のサーバを起動した後でデプロイする方法について説明します。クラスタ デプロイメントの設定および起動に関する情報、WebLogic Integration ドメインでデフォルトでデプロイされるアダプタについては「クラスタ デプロイメントのコンフィグレーション」を参照してください。
クラスタでサーバを起動後、以下の方法のいずれかを使用してリソース アダプタをデプロイすることができます。
weblogic.Deployer ユーティリティは、Java ベースのデプロイメント ツールで、WebLogic Server デプロイメント API に対するコマンドライン インタフェースを提供します。詳細については、『WebLogic Server アプリケーションのデプロイメント』の「weblogic.Deployer コマンドライン リファレンス」を参照してください。
次の例では、WebLogic Integration ソフトウェアに付属のサンプルの DBMS アダプタを MyCluster というクラスタにデプロイする方法を例示します。このクラスタには、MyServer1 と MyServer2 という 2 つの管理対象サーバが含まれています。次の表では、クラスタ コンフィグレーションについて説明します。
次のコマンドを使って、この例のクラスタに DBMS アダプタをデプロイします。
注意 : | このコードは、1 つのコマンドを表します。ここでは、読みやすくするために複数の行に分けてあります。ただし、実際のコマンドラインでは 1 行で入力されます。 |
java -classpathWL_HOME
\lib\weblogic.jar weblogic.Deployer
-adminurl t3://127.0.0.5:7005 -userusername
-passwordpassword
-upload -stage
-sourceWL_HOME
\adapters\dbms\lib\BEA_WLS_DBMS_ADK.ear
-name BEA_WLS_DBMS_ADK
-targets BEA_WLS_DBMS_ADK.rar@MyCluster
-activate
-adminurl
- クラスタ内の管理サーバの URL を指定します。-user
- 管理サーバが認証に使用するユーザ名を指定します。 -password
- 管理サーバが認証に使用するパスワードを指定します。-upload
- EAR ファイルを管理サーバにアップロードします。管理サーバで weblogic.Deployer
ユーティリティを実行する場合は、このオプションは省略可能です。ただし、weblogic.Deployer
ユーティリティを管理サーバで実行しない場合は、このオプションは必須です。 -stage
- WebLogic Server デプロイメント機能に対して、すべての管理対象サーバに対する EAR ファイルのステージングをサーバの起動前に実行するよう指示します。-source
- リソース アダプタ用の EAR ファイルの場所を指定します (WL_HOME
は、WebLogic Integration をインストールしたディレクトリです。たとえば、C:\bea\weblogic81\integration
となります)。-name
- リソース アダプタ用のエンタープライズ アプリケーションの名前を指定。アダプタの論理名と同じ名前です。これは、リソース アダプタのユニークな識別子です。-targets
- 先にアダプタに対して定義しておいた ERA ファイルに格納されているサブコンポーネントを指定します。
これは、サブコンポーネントのカンマ区切りリストです (リストにあるアイテム間にスペースがないことに注意)。このサンプル コマンドは、RAR ファイルをこのクラスタにデプロイするように指定します。
注意 : | EAR (設計時 Web アプリケーションではありません) の RAR コンポーネントがデプロイメントの対象です。 |
有効な対象コンポーネントの詳細については、「WebLogic Integration デプロイメントのリソース」を参照してください。
-activate
- このドメインでアプリケーションを起動します。
WebLogic Server Administration Console (必要な場合は管理サーバ) を起動する手順については、『BEA WebLogic Server および BEA WebLogic Express の紹介』の「WebLogic Server システム管理の概要」を参照してください。
メイン コンソール ウィンドウに WebLogic Server ウィザードが表示されます。ウィザードに従って、アダプタのコンフィグレーション プロセスおよびデプロイメント プロセスを進めます。
WL_HOME
\adapters\dbms\lib\BEA_WLS_DBMS_ADK.ear
ここで、WL_HOME
は、WebLogic Integration をインストールしたディレクトリ、たとえば、C:\bea\weblogic81\integration
を表します。
注意 : | アプリケーションまたはコンポーネントのディレクトリを展開した形でコンフィグレーションすると、WebLogic Server は、指定されたディレクトリ内およびそのディレクトリ下にあるすべてのコンポーネントをデプロイします。 |
-targets
と -stage
のオプションを参照してください。
WebLogic Server Administration Console を使用してアプリケーションをデプロイする方法については、『Administration Console オンライン ヘルプ』の「エンタープライズ アプリケーション」を参照してください。
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