WebLogic Integration ソリューションの管理

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プロダクション データベースのコンフィグレーション

WebLogic Integration のプロダクション環境を準備する際には、WebLogic Integration で必要なテーブルがプロダクション データベースに含まれるようにコンフィグレーションする必要があります。データベース管理者がプロセスを操作するために必要なテーブルは、自動的には作成されません。この節では、これらのテーブルを作成するためのスクリプトについて説明します。

WebLogic Integration で使用されるデータベース テーブル作成 SQL スクリプトは、次のディレクトリにあります。

	BEA_HOME/weblogic92/integration/dbscripts/vendor/

このパスの BEA_HOME は WebLogic Platform のホーム ディレクトリを表し、vendor はプロダクション モードで使用するデータベースのベンダを表します。次の表に、これらのスクリプトとその説明を示します。

表 2-1 WebLogic Integration データベース スクリプト
スクリプトのファイル名
説明
wli_runtime.sql
WebLogic Integration の実行時アクティビティに関係するテーブルを作成する SQL
wli_runtime_drop.sql
wli_runtime.sql によって作成されたテーブルを削除する SQL

注意 : すべての実行時データが破棄される。

wli_archive.sql
レポートや分析の対象となる WebLogic Integration データを格納するためのテーブルを作成する SQL
wli_archive_drop.sql
wli_archive.sql によって作成されたテーブルを削除する SQL

注意 : すべての実行時データが破棄される。

upgrade_wli_runtime_sp4_9.2.sql
SQL
worklist_runtime.sql
SQL
upgrade_worklist_runtime_8.5_9.0.sql
SQL
worklist_runtime_drop.sql
削除する SQL
worklist_reporting.sql
SQL
worklist_reporting_drop.sql
削除する SQL

任意の SQL ツールを使ってこれらのスクリプトを実行すると、プロダクション データベースの WebLogic BPM テーブルが作成または削除されます。

WebLogic Integration テーブルのほかに、対話状態情報を格納するデータベース テーブルも作成する必要があります。必要なテーブルの作成方法については、次の URL の WebLogic Workshop ヘルプで「WebLogic Workshop アプリケーションをプロダクション サーバにデプロイするには」を参照してください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/workshop/guide/howdoi/howDeployWebLogicWorkshopWebServicestoaProductionServer.html

トレーディング パートナ管理データがある場合は、Bulk Loader を使用して情報をインポートできます。「トレーディング パートナ Bulk Loader の使用」を参照してください。


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