9.2 リリース ノート

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確認済みの制限事項

この節では、BEA WebLogic Integration 9.2 リリース ソフトウェアで確認されている制限事項について説明します。確認済みの制限事項は以下のトピックに分類されています。

 


管理、コンフィグレーション、および Worklist アプリケーション

問題 ID
説明
CR302006
WebLogic Integration のインストール時、インストールが正常に完了した後でパッチの適用を選択した場合、インストーラは WebLogic Server、Workshop for WebLogic Platform、および WebLogic Portal に対してパッチを自動的に適用する
インストーラは、WebLogic Portal または Workshop for WebLogic Platform がインストールされているかどうかをチェックしません。そのため、これら 2 つの製品がインストールされていなくてもパッチが適用されます。
その後で WebLogic Portal または Workshop for WebLogic Platform をインストールすると、インストーラはパッチを上書きしますが、Smart Update ではパッチが適用済みと示されます。
解決策 : 次の手順を実行します。
  1. WebLogic Portal または Workshop for WebLogic Platform のパッチをアンインストールします。
  2. WebLogic Portal または Workshop for WebLogic Platform をインストールします。
  3. Smart Update を使用して、WebLogic Portal または Workshop for WebLogic Platform のパッチを適用します。
CR302929
Workshop なしで WebLogic Integration をインストールすると FileNotFoundException が発生する
Workshop for WebLogic Platform がインストールされていない状態で、WebLogic Integration のインストールの終了時にパッチを適用するオプションを選択した場合、FileNotFoundException が発生します。
オペレーティング システム : すべての UNIX プラットフォーム
解決策 : Workshop をカスタム インストールに含めるか、[パッチを適用] を選択せずに、Smart Update を使用して WebLogic Server および WebLogic Portal (インストールされている場合) のパッチを手動で適用します。この例外がすでに発生している場合は、Smart Update を使用して残りの WebLogic Server のパッチを適用できます。
CR301122
XBean タイプの Web メソッド パラメータを使用している JWS を含むプロセス アプリケーションのデプロイ時に、<Web プロジェクト>/schemas フォルダに定義された型または要素の XSD を使用すると EAR のデプロイメントが失敗する
解決策 : <ユーティリティ プロジェクト>/schemas フォルダにも XSD のコピーを作成します。
CR300337
CR287765
JWS から JPD を呼び出すと、クラスタ内での JPD から JWS へのコールバックが失敗する
解決策 : JWS から JPD を呼び出すために使用するプロセス コントロールのコールバック処理では、com.bea.control.annotations.MessageBuffer を使用しないでください。クラスタ環境で com.bea.control.annotations.MessageBuffer アノテーションを使用した場合、信頼性の高い動作にはなりません。
CR300140
ワークリスト インスタンスに対して新しく作成したイベント サブスクリプションの編集中に、編集内容が他のイベント サブスクリプションと干渉する
解決策 : 作成したイベント サブスクリプションを削除し、作成し直します。
CR300060
WebLogic Integration のアップグレード時に、WebLogic Server Console でデプロイメント セクションにアクセスして、特定のアプリケーションに移動し、+ 記号をクリックして展開すると、ナビゲーション セクションが「表示項目 1 - 10 / 10」のようになり、前/次のリンクが無効になる
解決策 : 左のナビゲーションからデプロイメント リンクをクリックして再度同じページに移動します。
CR299266
アプリケーション ソースをアップグレードした後、MFL のトランスフォーメーションが XQuery の例外 (XQRLUserException) で失敗する
8.x と異なり、9.2 では、MFL から派生する XMLBean はネームスペースに属しています。そのため、出力タイプとして MFL 派生の XMLBean を使用するアップグレード後の XQuery トランスフォーメーションは、適切なネームスペースの要素を持つ XML を生成するように手動で更新する必要があります。使用されるネームスペースは、スキーマのソース ディレクトリを基準とする MFL ファイルのパスによって決まります。
たとえば、MFL ファイルが project/schemas/dir/purchase.mfl にある場合、生成される XMLBean は XML ネームスペース dir/purchase に属します。
CR296394
データベースに存在しないデフォルト値がユーザ ポータルに表示され、これらの値をそのまま使用すると、値がデータベースに挿入される
実行時、プロパティ値の API 呼び出しでは、デフォルトで値を返しません。
ユーザ プロパティの表示は以下のようになります。
  • 編集可能なユーザ プロパティの場合、ユーザ ポータルにデフォルト値が表示される。
  • 表示可能な (読み込み専用モードの) ユーザ プロパティの場合、ユーザ ポータルに現在の値が表示される。
ユーザの説明を編集可能な場合、ユーザ ポータルには最も近いレベルの値が表示されます。
CR296376
8.1x からアップグレードしたアプリケーションの実行時に、ユーザ ポータルに要求 XML が表示されない
解決策 : ありません。
CR295076
ドメインを DB2 で構成した場合、ワークリスト アプリケーションでデータベース デッドロックが発生することがある
解決策 : このポイントで確認済みの解決策はありません。
CR292434
Microsoft SQL 使用時のデータベース デッドロックの可能性
Microsoft SQL を使用してドメインを構成した場合、データベースのデッドロックが発生する可能性があります。
解決策 : ドメインを作成した後、"SendStringParametersAsUnicode=false" プロパティを追加するようにデータソース スクリプトを変更してください。
CR290980
CR295210
WebLogic Portal 9.2 テンプレートのパッチが原因の問題
エクスプレス モードを使用するか DB スクリプトの実行を明示的に選択し、wlp.jar テンプレートを WLI ドメインに追加してプラットフォームと同様のドメインを作成した場合、wlp.jar の展開時に loadDB が失敗し、ドメインが起動しません。
解決策 : Configuration Wizard ツールを使用して WebLogic Integration テンプレートを WebLogic Portal ドメインに追加するか、WebLogic Portal および WebLogic Integration のチェック ボックスをチェックすることによって、プラットフォームと同様のドメインを作成します。
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エクスプレス モードを使用するか DB スクリプトの実行を明示的に選択し、WebLogic Portal コンポーネントを WebLogic Integration ドメインに追加してプラットフォームと同様のドメインを作成した場合、wlp.jar の展開時に loadDB が失敗し、ドメインが起動しません。
解決策 : この問題に解決策はありません。
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エクスプレス モードを使用するか DB スクリプトの実行を明示的に選択し、workshop_wl.jar、p13n.jar、および wlp.jar テンプレートを一度に 1 つずつ展開して WebLogic Portal ドメインを作成した場合、wlp.jar の展開時に loadDB が失敗し、ドメインが起動しません。
解決策 : WebLogic Portal のチェック ボックスをチェックしてポータル ドメインを作成します。
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workshop_wl.jar、p13n.jar、および wlp.jar テンプレートを一度に 1 つずつ展開して (テンプレートを展開するたびに loadDB() を呼び出し) WebLogic Portal ドメインを作成した場合、wlp.jar の展開時に loadDB が失敗し、ドメインが起動しません。
解決策 : 必要なテンプレートをまとめて展開し、loadDB() を WLST スクリプトで明示的に呼び出します。
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workshop_wl.jar、p13n.jar、および wlp.jar テンプレートをまとめて展開し、loadDB() を明示的に呼び出さないで WebLogic Portal ドメインを作成した場合、テーブルが見つからないためにドメインの起動が失敗します。
解決策 : loadDB() を明示的に呼び出す必要があります。
CR293795
WebLogic Integration 8.x ドメインの場合よりも WebLogic Integration 9.x ドメインの起動に時間がかかる
この問題は、新規に作成した WebLogic Integration ドメインから不要な下位互換性リソースを削除することで軽減されます。新規に作成したドメインに下位互換性リソース (アプリケーションなど) をデプロイしないようにすると、起動が速くなります。

注意 : この変更を行っても、9.2 ドメインの起動は 8.x ドメインの起動よりも多少時間がかかります。その理由は、9.2 ではアプリケーション構造とデプロイメント要件がより高度になっているためです。

新規に作成したドメインにも下位互換性のサポートを追加するには、Configuration Wizard で WebLogic Integration ドメインを作成し、そのドメインを wli_worklist81x 拡張テンプレートを使用して拡張する必要があります。
WebLogic Integration 8.1.x ドメインを 9.2 にアップグレードすると、自動的に下位互換性のサポートが追加されます。ユーザによる操作は不要です。
CR298397
ユーザ アプリケーションでアノテーションの com.bea.control.annotations.MessageBuffer または weblogic.jws.MessageBuffer を使用してコントロールまたは Web サービスのメッセージ バッファリングを有効にした場合、クラスタ上でデプロイしようとすると次のエラーが表示される
"While attempting to create destination MSG_BUFFER_QUEUE in module <name_of_your_ear>!WlwRuntimeAppScopedJMS the JMSServer of name <name_of_your_cluster> could not be found"
解決策 : この場合、weblogic.Deployer コマンドで次の submoduletargets オプションを使用して、MSG_BUFFER_QUEUE の送り先に特定の JMS Server を指定する必要があります。
-submoduletargets cgJMSServer@WlwRuntimeAppScopedJMS@WseeJmsServer_auto_1.
CR295076
ドメインを DB2 で構成した場合、ワークリスト アプリケーションでデータベース デッドロックが発生することがある
このポイントで確認済みの解決策はありません。
CR290839
サーバ コンソールから [ユーザ管理] にアクセスすると、コンソールにエラーが表示される
解決策 : これは確認済みの問題であり、この例外は重大ではありません。IllegalStateException が表示されても無視してかまいません。
CR291534
デフォルトでは新しいタスク プランにユーザの作成ポリシーは存在しないため、Worklist Console で明示的に設定する必要がある。このポリシーをコンフィグレーションしていない場合、JPD テスト コンソールから開始するタスク作成 JPD は失敗します。これは、JPD テスト コンソールでは JPD が認証を受けずに呼び出され、プリンシパルなしで「Anonymous」として実行されるためです。
解決策 : 作成ポリシーを変更し、<Anonymous> を削除する必要があります。デフォルトでは、<Anonymous> はグローバル タスク プランの作成ポリシーに追加されます。このように、タスクは誰でもすぐに作成できます。
CR289425
すぐに使用できる Integration ドメインの起動時に警告メッセージとデバッグ メッセージが表示される
解決策 : 選択したデータベース (WLI がサポートするデータベース) に応じて、管理者がプロダクション モードでテスト テーブルを設定する必要があります。
CR288712
CR288827
Configuration Wizard または WLST Offline で、WSRP テンプレート (wsrp-simple-producer.jar) を使用してポータルが有効なドメインを拡張しようとすると、例外が発生する
CR288966
Worklist アプリケーションのタスクをパージ中に例外メッセージが表示される
パーミッションに基づいてパージ操作を実行できます。タスクの種類が「Compat 8.1.x」の場合、例外メッセージが表示されます。
<Anonymous> ユーザは 8.x Compat タスクをパージできます。
CR283676
カスタム ユーザ インタフェース ページをブラウザ セッションで初めて入力したときに空白のページが表示される
解決策 : カスタム ユーザ インタフェース ページを表示するには、ブラウザでページを最新表示に更新する必要があります。task-ui-registry.xml のエントリの大文字と小文字の使い方が間違っている場合、関連するカスタム タスク ページが最初は空白で表示され、ページを最新表示に更新すると正しく表示される場合があります。
CR283190
管理サーバが動作していないと管理対象サーバが起動しない
解決策 : ありません。
CR287304
Sybase 用のワークリスト データベース スクリプトを WebLogic Integration 9.x に移植する必要がある
この問題は解決されています。SQL が更新されました。
CR285577
Worklist Console 画面で、UserManagement にユーザを作成した後、[ホーム] のリンクが正しい画面を参照していない
解決策 : JPD コンソールからのユーザ管理のリンクが Worklist Console を参照します。この問題は修正され、[ホーム] ボタンは正しく機能します。
CR277602
JVM メモリ エラー
Worklist Console の使用時に java.lang.OutOfMemoryError: PermGen space のメモリ エラーが発生する場合がある
解決策 : 以下の各ドメイン環境設定ファイルで、ドメインの JVM 最大メモリを -Xmx1024m に、最大 PermSize を -XX:MaxPermSize=256m に設定する必要があります。
Windows の場合 :
domain/bin/setDomainEnv.cmd
UNIX プラットフォームの場合 :
domain/bin/setDomainEnv.sh
CR272488
Worklist サンプル アプリケーションを使用すると、Server Console で例外が発生する
Worklist User Portal で Worklist サンプル アプリケーションを使用中に、Server Console で org.apache.beehive.netui.util タイプの例外が発生することがあります。この例外は重大ではないので、無視してかまいません。
CR268925
許可されていないユーザ (管理/更新/クエリの権限または申請者/割り当て対象の権限を持たないユーザ) がタスクの組み込みプロパティやユーザ定義プロパティを参照できる。この状態は、コントロールのコールバックまたは TaskEventListener でこの情報を含む TaskEvent が発生したときに生じる
解決策 : 非同期イベントでもユーザ プロパティが ChangedProperty インスタンス (各インスタンスには名前や型などが指定された PropertyInstance が含まれる) として保持されますが、プロパティ値は null です。システム プロパティの場合、非同期イベントは名前を含む ChangedProperty インスタンスを受信しますが、値は null です。
CR267653
Worklist カーソルが選択しているタスクを別のトランザクションが削除した場合、カーソルのページ割り当てが機能しない
これは仕様どおりの動作です。
CR203350
ワークリスト管理モジュールが例外トレースを送出することがある
コンソールで同時に複数のワークリスト操作を実行すると、ワークリスト管理モジュールは通常のエラー メッセージではなく、例外トレースを送出する場合があります。これらの例外は有効です。
CR180096
セキュリティ コンフィグレーションの web.xml への依存
web.xml デプロイメント記述子の security-constraint 要素および @common:security アノテーションを使用してビジネス プロセスのセキュリティを設定済みの場合は、WebLogic Integration Administration Console を使用してビジネス プロセスへの SOAP-HTTP によるアクセス セキュリティを設定しないでください。実行時にセキュリティ違反になります。詳細については、以下を参照してください。
CR156713
トランザクションのロールバックで大きなドキュメントの trackdata() の呼び出し結果が記録されない
以後のアーカイブで問題が発生するのを防ぐため、次の条件が両方とも満たされている場合は、trackdata() 呼び出しの結果が WebLogic Integration のプロセス イベント テーブルに記録されません。
JpdContext.trackData(XmlObject value) または JpdContext.trackData(RawData value) を呼び出すトランザクションがロールバックされる。
渡されたドキュメントが、SQL ドキュメント ストアに格納するのに十分な大きさである。

注意 : ドキュメントが wli-config.properties ファイルの weblogic.wli.DocumentMaxInlineSize プロパティで指定されているサイズより大きい場合、ドキュメントはドキュメント ストアに保持されます。たとえば、サンプルの integration ドメインでは、プロパティは次のように設定されています。

# SQL ドキュメント ストアに格納されるドキュメントの最小サイズ :

weblogic.wli.DocumentMaxInlineSize=524288

解決策 : trackData の呼び出しがプロセスのロールバックによって影響を受ける危険を最小限にするには、trackData() を専用のトランザクションで呼び出します (明示的なトランザクション境界内にカプセル化されている perform ノードで)。
ビジネス プロセスを実行する
WebLogic Integration の機能を使用するアプリケーションは、WebLogic Integration ドメインか、WebLogic Platform ドメインにビルドする必要があります。ビジネス プロセスおよびデータ トランスフォーメーションは、WebLogic Workshop ドメインでは実行できません。

 


Application Integration

問題 ID
説明
CR266987
Application Integration セキュリティ テストのコンテナ管理サインオンの部分が失敗する
解決策 : アプリケーションの再デプロイメント後に、目的のプリンシパル マップを設定する必要があります。
CR266949
AI Design-time の接続を有効にするために AI Workshop EAR プロジェクト ファセットが必要
解決策 : ai-publish.properties を手動でコンフィグレーションし、管理する必要があります。Workshop 9.0 IDE では、ai-publish.properties ファイルが EarContent/META-INF/ai-publish.properties に存在し、定期的に更新されていれば、AI Design-time は正常に動作します。
CR171722
反復的開発モードでは、EAR、JAR、WAR、または RAR ファイルとしてデプロイされたアプリケーションが Application View Design Console などのクライアントから利用できない
サーバが反復的開発モードで実行されている場合、Application View Design Console などのクライアントからアクセスできるアプリケーションは、Workshop の [アプリケーション] ペインで展開表示可能なアプリケーションのみです。デプロイ済み EAR ファイルにパッケージ化されたアプリケーションにはアクセスできません。
つまり、反復的開発モードで実行しているときにアプリケーションを Application View Design Console から選択して利用できるようにするには、以下の条件を満たす必要があります。
  • アプリケーションが展開表示可能であること (EAR、JAR、WAR または RAR ファイルであってはならない)
  • アプリケーション ディレクトリに拡張子 .work のファイルが含まれていること
CR157033
サスペンドされたアプリケーション ビューのイベント ジェネレータの対象に加えた変更が、新しいイベントにしか適用されない (DBMS サンプル アダプタ)
DBMS サンプル アダプタでは、サスペンドされたアプリケーション ビューのイベント ジェネレータの対象に加えた変更は、システムにすでに存在するイベントには適用されません。新しいイベント (変更後にトリガされるイベント) のみが、新しいイベント ジェネレータの対象に割り当てられます。システムにすでに存在するイベントは、前のイベント ジェネレータの対象によって処理されます。
CR156862
ロールバック後の同期サービス数には管理対象サーバ数が乗算されている
同期サービスが呼び出され、サービスが実行される前にトランザクションのロールバックが発生すると、WebLogic Integration Administration Console には誤った同期サービス数が表示されます。表示される数は、処理中の同期サービス数にクラスタ内の管理対象サーバ数を乗算した数字です。
CR155711
リモートのアプリケーション ビュー クライアントにイベント メッセージをポストするときのパフォーマンス上の問題
リモートのアプリケーション ビュー クライアントの JMS トピックにイベント メッセージをポストする際に時間がかかるため、パフォーマンスの問題が発生します。
解決策 : リモートのアプリケーション ビュー クライアントへのイベントの配信を有効化または無効化する新しいオプションが追加されました。リモートのアプリケーション ビュー クライアントへのイベントの配信を無効化する方法は 2 通りあります。
  1. サーバの Java コマンド ラインで -DApplicationViewClientEnabled=false を設定する。
  2. AppViewDeploymentMBean.setApplicationViewClientEnabled() メソッドを呼び出し、唯一の引数として false を渡す。
1 番目の方法では、サーバにデプロイされているすべてのアプリケーション ビューについて、リモート クライアントへのイベントの配信がオフになります。2 番目の方法では、MBean メソッドが呼び出されたアプリケーション ビューのリモート クライアントでのみ、イベントの配信がオフになります。リモート イベントの配信を無効化すると、イベント トピックの JMS リソースは消費されません。
CR155627
アプリケーション ビューを再パブリッシュして新しい EJB 記述子を組み込む
設計時 EJB 記述子およびアプリケーション ビュー コンパイラ (アプリケーション ビューのパブリッシュ時に呼び出される) で生成された記述子は、WebLogic Integration 8.1 SP2 で変更されました。
解決策 : アプリケーション ビューを再パブリッシュし、変更された EJB 記述子がアプリケーション ビュー EJB に含まれるようにする必要があります。
CR155471
イベント接続の XA プールでは、SupportsLocalTransaction を True に設定する
イベントの接続に使用する XA プールの SupportsLocalTransaction オプションを true に設定する必要があります (設定しない場合は、イベント接続に非 XA プールを使用する必要があります)。XA プールのオプションが正しく設定されない場合は、次のような例外が送出されます。
java.sql.SQLException: Logical handle no longer valid
DBMS サンプル アダプタが WebLogic Integration テーブルと同じデータベース インスタンスを使用する場合は、その他のすべての XA 接続プールの SupportsLocalTransaction オプションも true に設定することをお勧めします。アダプタが別のデータベース インスタンスを使用する場合は、イベント接続の XA プールのみの SupportsLocalTransaction オプションを true に設定してください。
解決策 : このオプションを設定するには、WebLogic Server Administration Console の [サービスJDBC接続プール] に移動します。
CR155462
イベント ジェネレータの複数のプライマリ インスタンスが原因で、データベースの競合が発生する
アプリケーションをクラスタに初めてデプロイするとき、デフォルトではイベント ジェネレータの対象フィールドは空白です。これは、クラスタ内のいずれのノードでもイベント ジェネレータをアクティブにしてはならないことを示します。クラスタ環境の DBMS サンプル アダプタでは、ジェネレータのプライマリ インスタンスが複数存在すると、データベースの競合とエラーが発生します。対象リストの各サーバに対して適切なジェネレータのインスタンス指定をする場合は注意が必要です。また、ジェネレータのインスタンス ID が「1」のサーバがリスト内に 1 つしかないことを確認する必要があります。たとえば、3 つのノードを持つクラスタでは、以下のように対象を指定するとイベント ジェネレータのインスタンスが正しくノードに配布され、server1 のインスタンスがプライマリ インスタンスに設定されます。
Event Generator Targets: server1=[1/3],server2=[2/3],server3=[3/3]
ただし、以下のように対象を指定すると正しく処理されず、ジェネレータのプライマリ インスタンスが複数作成されます。
Event Generator Targets: server1,server2,server3
Event Generator Targets: server1=[1/3],server2=[1/3 2/3], server3=[3/3]
最初の例では、ジェネレータのインスタンスが指定されていないため、各サーバで ID が「1」のインスタンスが作成され、それぞれがプライマリ インスタンスになります。2 番目の例では、2 つのサーバに対して明示的にジェネレータのプライマリ インスタンスを定義しています。
誤って不適切なジェネレータの対象を指定した場合、実行時のイベント生成時にデータベースの競合とエラーが発生する可能性があります。この場合、以下の解決策を参照してください。
解決策 : イベント ジェネレータのインスタンスをリセットするには、以下の操作を行います。
  1. イベント ジェネレータの対象に無効な値 (実在しないサーバ名) を設定します。これにより、すべてのイベント ジェネレータが停止します。
  2. イベント ジェネレータの対象に目的の値を設定します。これにより、開始すべきジェネレータのインスタンスのみが再開します。
CR138792
データベースまたは EIS で障害発生時に非同期サービス数およびサスペンドされた非同期サービス数が正しくないことがある
非同期サービスの呼び出しで使用される XA 対応 EIS で障害が発生するか、JMS の永続性のために使用されるデータベースで障害が発生した場合、非同期サービスで実行中の処理を所有するトランザクションはロールバックされます。これにより、非同期サービス要求自体が AI 非同期要求キューにロールバックされ、要求の再試行が可能になります。ただし、トランザクションのロールバックは、非同期サービス要求および非同期サービスが EIS に対して行った処理にのみ反映され、WebLogic Integration Administration Console のアプリケーション ビューまたはアダプタ インスタンスに表示されるサスペンドされた非同期サービス数には反映されません。
そのため、非同期サービスの呼び出しに成功したことを示すために非同期サービス数がインクリメントされた後、非同期サービス プロセッサ MDB の内部トランザクションがコミットされる前に EIS または JMS データベースで障害が発生した場合には、非同期サービス数は EIS に対する実際の有効サービス数よりも高い値を示します (行われた処理はロールバックされるが、カウントはデクリメントされないため)。
サスペンドされた非同期サービスが完了し、サスペンドされた非同期サービス数がデクリメントされた後、非同期サービス プロセッサ MDB の内部トランザクションがコミットされる前に EIS または JMS データベースで障害が発生した場合には、サスペンドされた非同期サービス数は Application Integration の非同期要求キューで実際に有効なサスペンドされたサービス数よりも低い値を示します (要求はロールバックされるが、サスペンドされたカウントがインクリメントされないため)。
管理者は、トランザクション EIS またはトランザクション データベースの障害に注意する必要があります。通常、サービス障害、および EIS 障害に関連するサスペンドされたアダプタ インスタンスとアプリケーション ビューにより障害を検知することができます。このような障害から EIS が回復した後、サスペンドされた非同期サービスが完了するのに十分な時間がある場合、管理者はサスペンドされた非同期サービス数を確認する必要があります。カウントが 0 でない場合 (または負の値である場合)、カウントは正しくありません。
表示されたカウントが正しくない場合に、管理者がサスペンドされた非同期サービス数を強制的に 0 に戻せるように、AppViewSummaryMBean インタフェースに resetSuspendedAsyncServiceCounts() メソッドが追加されました。次の URL にある Javadoc を参照してください。
CR138630
非同期サービス エラー数にはクラスタ内のサーバ数が乗算されている
クラスタ環境では、WebLogic Integration Administration Console に表示される非同期サービス エラーの数には、クラスタ内のノード数が乗算されています。たとえば、3 つのノードを持つクラスタで 5 つの非同期サービスの呼び出しに失敗すると、表示される非同期サービス エラーの数は 15 になります。

 


ビジネス プロセス

問題 ID
説明
CR326895
ebXML メッセージを渡すことによって、PersistenceException が発生する
wliconfig.properties ファイルの documentmaxinlinesize パラメータがデフォルト値に設定されている場合、2 つの B2B アプリケーション間でバイナリ添付ファイル付きの ebXML メッセージを渡すことによって、PersistenceException が発生する。
解決策 : documentmaxinlinesize の値をデータのサイズより 2.5 倍大きい値に設定します。
CR302072
ウィンドウ上で大きいフォントを使用すると、プロセス エディタのキャンバスにノード エディタ (インプレース エディタ) の内容を表示する際に問題がある
問題を表示するには、新規に作成したプロセス ファイルの [ダブルクリックして開始イベントを選択] ノードをダブルクリックします。ノード エディタの内容が表示されますが、下部で切れています。
解決策 : 小さいフォントを設定してみてください。エディタの内容全体を表示できます。
CR297730
WLI 9.2 で、凍結またはサスペンドした JPD に対して同期を要求すると、null 応答が返される
この応答は紛らわしく、ユーザは要求が正常に処理されたと誤解する可能性があります。
解決策 : この機能は、サスペンドまたは凍結したプロセスに対しては次のエラーを表示します。
<Nov 1, 2006 5:08:35 PM IST> <Error> <WLI> <000000>
<Failure=com.bea.wli.bpm.runtime.ProcessInstanceUnavailableException: Process instance unavailable due to status: 'Frozen'. Service URI: '/WebProject1/test/Test1.jpd'. InstanceId: '1162381060435'.>
CR298911
タイムアウト イベントが無限にテスト コンソールに表示される
解決策 : この機能の動作は仕様どおりであり、非 WLI コントロールに想定される一般的な動作です。外部コントロールは JPD によって凍結またはサスペンドしません。
CR298097
JPD には閲覧機能が使用できない
解決策 : EAR デプロイメント モードでは、テスト ブラウザを使用して war ファイル内を閲覧できます。ただし、ファイルを実際に開いたり、読み込んだりすることはできません。分割ソース モードでは、war が空であるため、ファイルは表示されません。プロセスの状態をテスト ブラウザ内からリセットすることはできません。
CR296136
WLI9.2 では、メッセージが凍結しているか、プロセスが凍結またはサスペンドしているときにメッセージが受信されたか、またはメッセージの到達順序が正しくない場合、0 より大きい再配信の制限は失われる。そのためにプロセス作成者による処理が失敗することがある
一定の状況では、処理中の JMS メッセージに関して JMS サブシステムから取得可能な情報が限定されているために、元の再配送の制限を超えてメッセージを再試行できる場合があります。
CR292400
WLI9.2 でプロセス コントロールを生成しているとき、および JWS をフロントにしているときに、空の会話終了メソッドが生成される
解決策 : これは仕様どおりの動作です。プロセス コントロールの生成時に会話が表示されるのは、clientRequestWithReturn ノードの後に追加ノード (perform) があるためです。クライアントに表示する他のノード (conversation continue) を clientRequestWithReturn ノードの後に作成し、次にプロセス コントロールで conversation アノテーションを起動することをお勧めします。clientRequestWithReturn の後の perform ノードを削除すると、プロセス コントロールに conversation start アノテーションは表示されません。プロセス コントロールに conversation アノテーションがあれば、生成された JWS に、conversationFinish メソッドでクライアントが会話を終了するときに使用するプレースホルダが作成されます。この場合、クライアントは conversationFinish を呼び出して会話を終了する必要があります。JWS フロント エンド機能を拡張して、JPD の会話が終了したときに JWS が暗黙的に終了するようにすれば、この制限はなくなります。
CR287671
MFL Xbean 型のパッケージ名が schemas ディレクトリを基準にした相対的な MFL ファイル パスに基づいて作成される
たとえば、MFL ファイル foo/BAR.mfl の型はパッケージ foo.bar に存在するのに、
数字の後に英文字が付いた MFL ファイルでは、英文字が大文字に変換されます。たとえば、/foo/foo2bar.mfl ファイルのパッケージ名は foo.foo2Bar になります。
以下に該当する場合は、アップグレード シナリオに影響します。
  • MFL ファイルに上記のような名前が付いている
  • XBean タイプを参照するファイル (プロセスなど) が MFL ファイルから生成されている
解決策 : 9.2 スタイルのパッケージ名を使用するように参照を更新します。
CR284937
テスト コンソールに JPD のコメントが表示される
テスト コンソールを使用して、8.1 から 9.2 にアップグレードしたアプリケーションをテストすると、次のように付加されたコメントがテスト コンソールに表示される場合があります。
"/** * @jpd:process process:: ....."
このようなコメントは無視してかまいません。アップグレードした JPD には元 (8.1) のプロセスのアノテーションがコメントとして含まれており、そのコメントが 9.2 で表示されます。
CR284905
WLI 9.2 JPD サービス コントロール ノードに間違ったアイコンが使用されている
解決策 : ありません。
CR279454
JPD での変更をコントロールおよび WSDL ファイルに動的に伝播する
8.1 とは異なり、9.2 では、JPD に対する変更は、対応するコントロールまたは WSDL ファイルに自動的に反映されません。
解決策 : JPD で変更を行った場合は、コントロールおよび WSDL ファイルを生成し直して変更を反映する必要があります。
CR275878
Web プロジェクトのデフォルトの Web コンテンツ フォルダ (WebContent) の名前変更
Web プロジェクトのデフォルトの「WebContent」フォルダの名前のみを手動で変更すると、プロジェクトのコンパイル時または実行時に問題が発生します。これは、新しい名前が参照元のすべての設定ファイルに反映されていないためです。
解決策 : Web コンテンツ フォルダの名前を変更する際に、新しい名前を以下のドキュメントにも記録します。
  • {webProject}/.settings/.component
  • {webProject}/.settings/org.eclipse.jdt.pref
CR269354
JPD の再デプロイ時に警告メッセージが表示される
Web アプリケーションのデプロイメントは中止されず、警告が表示されます。デプロイメントを中止するとエラー メッセージが表示されます。
警告 : アプリケーションをアンデプロイして JPD を再パブリッシュします。
CR245676
JPD のすべての診断を表示する Eclipse 問題ビューアがデザイン ビューに表示される
デザイン ビューでエラーの原因を確認できます。
CR206655
開発モードで、ProcessRuntimeMBean がステートレス ビジネス プロセス インスタンス情報を取得できない
通常、ProcessRuntimeMBean は、ステートレス ビジネス プロセスで使用しません。ステートフル プロセスで使用するのが一般的です。プロダクション モードではなく、開発モードでは、一部のプロセスで不適切な情報が返される場合があります。
CR200072
接続が接続プールに返された時点でローカル トランザクションがコミットされていない
ローカル トランザクションは、開いたままになっています。閉じるには、JDBCConnectionPoolMBean で RollbackLocalTxUponConnClose="true" プロパティを設定します。
CR155813
timeout 属性は、トランザクション ブロックでは指定できない
WebLogic Workshop グラフィカル設計環境の明示的なトランザクション ブロックでは、timeout プロパティを指定できません。この機能は、Service Pack 2 では非推奨になっています。旧バージョンの WebLogic Integration で作成したビジネス プロセスのトランザクション ブロックに timeout プロパティが含まれている場合、timeout 値が無視されることを示す警告がコンパイラによって発行されます。
CR155294
freeze on failure プロパティは明示的なトランザクションでは無視される
明示的なトランザクションの freeze on failure プロパティは無視されます。つまり、明示的なトランザクション ブロックで freeze on failure プロパティを設定した場合、この設定は実行時には無視されます。ビジネス プロセスの開始ノードに設定された場合、このプロパティは規定どおりに正しく動作します。
この機能は、Service Pack 2 では非推奨になっています。旧バージョンの WebLogic Integration で作成したビジネス プロセスのトランザクション ブロックに freeze on failure プロパティが含まれている場合、freeze on failure 値が無視されることを示す警告がコンパイラによって発行されます。
CR154487
@jpd:unexpected-message アノテーションの使用
多くの場合、ビジネス プロセスには、コントロール受信クライアント要求などのノードが含まれます。プロセスはこれらのノードで、予期されるメッセージが配信されてくるまで待ってから、処理を続行します。デフォルトでは、予期しないうちに着信したメッセージ (つまり、プロセスが予期しているコントロール受信ノードまたはクライアント要求ノードを検出する前に着信したメッセージ) は、自動的にバッファに入れられ、プロセスがメッセージを受信できるようになった時点で配信されます。場合によっては、そのような早期に着信する「予期しない」メッセージを破棄するようなプロセスを設計することもあります。これにより、早期に着信したメッセージは無視され、そのプロセスとは関係なくなります。プロセスの設計時に jpd:unexpected-message アノテーションを使用すると、この動作をノード単位で制御できます。このアノテーションは開始ノード以外の位置のコントロール受信ノードとクライアント要求ノードで使用できます。このアノテーションを設定するには、ソース ビューに切り替えて、対応するノードのメソッド ヘッダをクリックし、プロパティ エディタで unexpected-message ヘッダを調べて、action プロパティの値を save (デフォルト) から discard に変更します。他のメソッド アノテーションと同様に、このアノテーションをアノテーション エディタで設定することもできます。このアノテーションは、次のコード セグメントのように、JPD ソース コードに挿入されます。
/**
* @jpd:unexpected-message action="discard"
*/
CR145540
ファイル コントロールの rename-old 属性の動作
使用するファイル コントロールに suffix-name 属性または suffix-type 属性の指定がなく、create-mode 属性で rename-old を指定している場合、create-mode 属性の指定は無視されます。つまり、元のファイルの名前は変更されずに上書きされます。
解決策 : create-mode 属性で rename-old を指定している場合は、suffix-name の値を指定する必要があります。
CR138164
テスト ブラウザに表示するイベントを増やすには
テスト ブラウザに 30 (デフォルト) を超える数のイベントを表示するには、ビジネス プロセスを実行する前に、テスト ブラウザの [コンソール] タブを選択し、[最後の~メッセージを保持] フィールドの数値 (表示するメッセージの数) を大きくします。

 


クラスタ コンフィグレーション

問題 ID
説明
CR182788
障害が発生した管理対象サーバから JTA および JMS を移行した後、プロセス インスタンスが実行モードのままになることがある
db2diag.log に、次のような一連のエラー メッセージが繰り返し出現します。
Instance:DB2 Node:000
PID:3888(db2syscs.exe) TID:5400 Appid:/1721616.3366.00090031001F
data protection sqlpxTEntrySwitchIn Probe:300
Database:DBNAME
DIA8036C XA error with request type of "". Transaction was not found.
ZRC=0x80100024.
CR156912
クラスタ コンフィグレーションに EAR をデプロイすると特定の警告 (無視できる) が表示される
EAR ファイルをデプロイするときにクラスタ名を対象として指定すると、WebLogic Server Administration Console のホストとなっている WebLogic Server (WebLogic 管理サーバ) の WebLogic Server Console ウィンドウに、警告 BEA-149055 が表示されます。これらの警告には、次のようなテキストが含まれます。
クラスタ全体を対象にするのではなく、クラスタ内の複数の個別のサーバを対象にする場合、ロード バランシングおよびスケーラビリティが最適化されなくなる場合があります。
このメッセージは無視してかまいません。

 


コントロール

問題 ID
説明
CR3000356
Workshop Time コントロールの動作が 8.1 と 9.2 で異なるため、コントロールを JPD から使用する場合に問題が生じる
解決策 : WliTimerControl は、JPD 用のデフォルトの WebLogic Integration タイマー コントロールです。JPD から WLW タイマー コントロールを使用する場合のサポートには制限があります。
CR295021
9.2 Workshop Web サービス コントロールは、障害発生メッセージが指定され、パーツが指定されていない WSDL をサポートしない
解決策 : 障害発生メッセージを削除するか、1 つ以上のパーツを障害発生メッセージに追加します。
CR292434
Microsoft SQL 使用時のデータベース デッドロックの可能性
Microsoft SQL を使用してドメインをコンフィグレーションした場合、データベースのデッドロックが発生する可能性があります。
解決策 : ドメインを作成した後、SendStringParametersAsUnicode=false プロパティをデータ ソース スクリプトに追加します。
CR288927
認証されたメッセージングを使用する TIBCO Rendezvous™ コントロールでの sendRequest 使用時の問題
認証されたメッセージングを使用する TIBCO Rendezvous コントロールの使用時、sendRequest 関数で null 応答が返されることがあります。この場合、サーバ プロセスの CPU 使用率が 100% に近くなることがあります。
解決策 : これらの問題は断続的なものであり、解決策や回避策はありません。null 値の応答メッセージを確認し、CPU 使用率が 100% の場合は、WebLogic Integration サーバを再起動してください。
CR287071
ウィザードを使用して JMS コントロールを作成するときに外部 JMS 送り先が表示されない
Workshop の JMS コントロールおよび Workshop JMS コントロール作成ウィザードの [送り先] フィールドに外部 JMS 送り先は表示されません。
解決策 : 外部 JMS 送り先をソース コード アノテーションに直接追加します。
CR272670
9.2 で Tuxedo コントロールはサポートされない
CR181948
サービス ブローカ コントロールでの http-xml プロトコルはサポート対象外
サービス ブローカ コントロールを使用してプロセスを呼び出す場合は、http-xml 属性を使用しないでください。
CR145542
サフィックス タイプをタイムスタンプに設定すると、上書きオプションが機能しない (ファイル コントロール)
ファイル コントロールで suffix 属性を timestamp として設定すると、create-mode=overwrite 属性が無視されます。代わりに、ファイル名が変更されます。
CR145540
ファイル コントロールのオーバーライド動作
ファイル コントロールの使用時にサフィックスを指定しないと、create-mode="rename-old" 属性が無視されます。代わりに、ファイルは上書きされます。
CR138481
プロセス コントロールの対象として指定されたスキーム、サーバ名、またはポート番号が無視される
プロセス コントロールの対象は複数の方法で指定できます。
  • jcx ファイルの jc:location アノテーションで指定する。
  • コントロールの setTargetURI または setProperties メソッドを呼び出す。
  • 動的プロパティを使用する。
この対象の場所は、アプリケーションを基準にした相対的な場所です。スキーム、サーバ名、またはポート番号を指定することはできません。スキーム、サーバ名、またはポート番号を指定しても無視されます。

 


イベント ジェネレータ

問題 ID
説明
CR289678
LONG カラムのあるテーブル (Oracle データベース) で RDBMS イベント ジェネレータを作成すると、SQL 例外が発生する場合がある
解決策 : テーブルを LONG ではなく LOB を使用するように変更します。
CR288927
認証されたメッセージングを使用する TIBCO Rendezvous コントロールの使用時、sendRequest 関数で null 応答が返されることがあります。この場合、サーバ プロセスの CPU 使用率が 100% に近くなることがあります。
解決策 : これらの問題は断続的なものであり、解決策や回避策はありません。null 値の応答メッセージを確認し、CPU 使用率が 100% の場合は、WebLogic Integration サーバを再起動してください。
CR276975
WebLogic Integration Administration Console で空白スペースを使用して新しい TIBCORV イベント ジェネレータを作成すると、TIBCO イベント ジェネレータに対して javax.servlet.ServletException: jndi ルックアップ エラーが送出される
解決策 : イベント ジェネレータ名にスペースを使用しないでください。
CR206549
CR206332
RDBMS イベント ジェネレータを使用すると Sybase データベース テーブルまたは Microsoft SQL Table の処理速度が低下する
Sybase テーブルまたは Microsoft SQL テーブルにトリガ タイプのイベントを作成すると、RDBMS イベント ジェネレータはユーザ テーブルのレプリカまたはサブセットであるシャドウ テーブルを作成します。トリガは、挿入、削除、および更新された行をユーザ テーブルからシャドウ テーブルにコピーします。ユーザ テーブルへの行の挿入、削除、または更新が速すぎて、イベント ジェネレータによる行のポーリングおよび処理が間に合わなくなると、新しい行が未処理になり、クエリのポーリングが遅くなります。
解決策 : シャドウ テーブルは、チャネル ルール定義名に _BEA_SDW サフィックスを付けた名前で作成されます。ポーリングの処理速度を向上するには、特定の列にユニークなインデックスを作成する必要があります。たとえば、トリガ イベント名 (チャネル ルール定義名) が hello123 である場合、シャドウ テーブルは hello123_BEA_SDW という名前で作成されます。この問題を解決するには、ユニークなインデックスを次のように作成します。
CREATE UNIQUE INDEX [idx_hello123] ON
schema_name.hello123_BEA_SDW(BEA_SEQ_ID)
CR206528
[すべてのタイマー イベント ジェネレータを表示] ページでステータスが更新されない
タイマー イベント ジェネレータを使用しているとき、[すべてのタイマー イベント ジェネレータを表示] ページで、[再開] をクリックしてもステータスが [サスペンド] から [実行中] に更新されません。
解決策 : 更新されたステータスを表示するには、ブラウザ ページを更新します。
CR206519
ビジネス カレンダーの変更がタイマー イベント ジェネレータに反映されないことがある
ビジネス カレンダーを変更した後、タイマー イベント ジェネレータにカレンダーの変更が反映されない場合があります。
解決策 : [WebLogic Integration Administration Consoleイベント ジェネレータすべてのファイル イベント ジェネレータを表示] ウィンドウで、適切なタイマー イベント ジェネレータを選択し、[サスペンド] をクリックして、[再開] をクリックします。
CR205996
Microsoft SQL Server で作成された特定のトリガ タイプのイベントで、RDBMS イベント ジェネレータ トリガが削除されない
DBO ユーザ名が付加されていないスキーマにトリガ タイプのイベントを作成する場合、SQL Server では、イベントが作成されたユーザ テーブルと同じスキーマにトリガが作成されます。イベントが削除された後に行の挿入を試みた場合、トリガはまだ存在するので、エラーが発生します。トリガの作成にスキーマ名プレフィックスは必要ではありませんが、トリガを削除するにはスキーマをプレフィックスとしてステートメントに付ける必要があります。
解決策 : イベントが削除された後、簡単なコマンド DROP TRIGGER <user_table_schema_name>.<trigger_name> を使用して、トリガを手動で削除する必要があります。
CR204272
Informix データベースを使用するときに RDBMS イベント ジェネレータの自動コミットを有効にする
Informix データベースを使用する場合は、Insert、Update、または Delete イベントの実行中に自動コミット モードを常に有効にする必要があります。
CR202902
RDBMS イベントのクエリまたは Post クエリ イベントの automatic-delete
クエリまたは Post クエリ イベントのクエリで automatic-delete を使用すると (Post クエリでは何も指定されていない)、[ポーリングあたりの最大行数] の値が無視されます。ここでは、[ポーリングあたりの最大行数] に 1 と 10 の値を使用して試しました。どちらの場合も、チャネル ルール定義で指定したとおりには実行されず、1 回のポーリングで 1 または 10 行ではなく、すべての行がパブリッシュされ、削除されました。
このケースは、データ ダイレクト ドライバを使用している Sybase データベースに固有のものです。
Oracle 9i Thin Driver を使用した Oracle 9i DB では、予期したとおりに動作し、チャネル ルール定義で指定したとおりに 1 または 10 行のみパブリッシュされました。
DB2 と Informix では、automatic-delete オプションはサポートされません。
CR201132
Sybase データベース テーブルにトリガを作成する
Sybase データベースを使用して、トリガ イベントを Sybase テーブルに作成しているとき、その Sybase テーブルに Insert などの同じタイプのトリガ イベントがすでに存在し、コンフィグレーションされている場合、古いトリガは置換されます。これによって、古いトリガ イベントは動作しなくなります。
1 つの Sybase テーブルにつき、Insert、Delete、および Update トリガ イベントが 1 つずつ許可されます。
CR200743
さまざまなデータ型を持つ Informix データベース トリガに対して正しいデータがパブリッシュされない
Informix データベースは DECIMAL データ型および MONEY データ型の精度と位取りを独特な方法で取得するので、精度と位取りをユーザ テーブル DECIMAL(p,s) で指定することをお勧めします。
CR200681
Informix データベースに作成されるトリガ タイプのイベントの制限事項
Informix データベースに作成されるトリガ タイプのイベントには、いくつかの制限事項があります。[スレッド数] フィールドと [ポーリングあたりの最大行数] フィールドには常に値 1 を指定する必要があり、[ポーリング間隔] フィールドには、各ポーリングで取得された行のパブリッシュにかかる時間の合計よりも大きな値を指定する必要があります。
CR200495
Informix データベースで RDBMS イベント ジェネレータのチャネル ルール定義を新規に作成する
Informix データベースを使用して、既存のチャネル ルールを削除し、削除したチャネル ルールと同じ名前のチャネル ルールを新規作成する場合は、Statement キャッシュのサイズを 0 に設定する必要があります。
CR196414
ファイル イベント ジェネレータ FTP は Windows および UNIX タイプの FTP サーバだけをサポートする
Windows および UNIX タイプの FTP サーバだけがファイル イベント ジェネレータ FTP によってサポートされます。VMS はサポートされません。
CR196088
クラスタでの RDBMS イベント ジェネレータの使用
クラスタ内の RDBMS イベント ジェネレータを使用するには、特定の IP アドレスとポート番号を使用して管理対象ノードを作成する必要があります。デフォルトでは、管理対象ノードの IP アドレスは NULL です。デフォルトの設定を使用すると、RDBMS イベント ジェネレータでイベントを作成できません。管理対象ノードの IP アドレスとポート番号を指定する必要があります。
さらに、管理サーバは分散キューにメッセージを送信します。分散キューは管理対象ノードでのみ使用できるので、wli.internal.egrdbms.queue に対する JNDI スコープのセキュリティは、デフォルト グループ Everyone に対してルックアップ アクセスが可能でなければなりません。管理リソースとサーバ リソースには、常にデフォルトのセキュリティ ポリシーの使用をお勧めします。
CR186350
コンフィグレーション変更のためのイベント ジェネレータのポーリング間隔の設定
次の Java システム プロパティを使用すると、イベント ジェネレータのポーリング間隔をユーザ定義の間隔に設定できます。
  • 電子メール : wli.eventgen.email.checkConfigDelay
  • ファイル : wli.eventgen.file.checkConfigDelay
  • タイマー : wli.eventgen.timer.checkConfigDelay
これらのプロパティは、サーバを起動する Java コマンドに設定できます。各プロパティは、ミリ秒数でポーリング間隔を設定します。以下に例を示します。
-Dwli.eventgen.timer.checkConfigDelay=30000
この例では、コンフィグレーション変更のためのタイマー イベント ジェネレータのポーリング間隔を 30 秒に設定しています。
指定しない場合は、デフォルトのポーリング間隔の 10 秒が使用されます。
CR138802
XML のチャネル タイプを使用したタイマー イベント ジェネレータ メタデータに基づく取得またはフィルタ処理はサポート対象外
XML のチャネル タイプを使用したタイマー イベント ジェネレータによってパブリッシュされるイベントにはメタデータ ヘッダが含まれません。そのため、メタデータに基づくイベントのフィルタ処理または取得は、現在サポートされていません。
RDBMS イベント ジェネレータを使用した文字列型または XML 型チャネルのパブリッシュ
String タイプまたは XML タイプのチャネルにパブリッシュするようにイベントをコンフィグレーションした場合、パブリッシュされる結果には、<TableRow wId:RowId="2" wld:RowState="Inserted"> のように RowState 属性が含まれます。イベント タイプが「Deleted」または「Update」であっても、RowState 属性は常に「Inserted」になります。この属性は、行が挿入されたことを示すものではないので、無視してください。
RDBMS イベント ジェネレータのデータの消失
イベントがデータをパブリッシュしているとき、RDMS イベント ジェネレータのイベントがパブリッシュされるチャネルを含む WebLogic Workshop アプリケーションをアンデプロイした場合、または JMS に使用されている JDBC ストアやデータベースでエラーが発生しても、イベントをコンフィグレーションしたデータベースの実行を継続した場合、一部のデータが失われる可能性があります。この可能性を最小限に抑えるには、各処理スレッドに割り当てるポーリングあたりの行数を少なく設定します (およそ 50 以下)。この数値は、次のように計算できます : ポーリングあたりの最大行数/処理スレッド数 = 処理スレッドあたりの行数
RDBMS イベント ジェネレータ チャネル ルール定義
WebLogic Integration Administration Console でチャネル ルール定義を作成する場合、ページの詳細を再び送信する必要が生じても [戻る] ボタンは使用しないことをお勧めします。提供されているナビゲーション リンクを使用して、新しいチャネル ルール定義を作成してください。

 


データ トランスフォーメーション

問題 ID
説明
CR297754
式の関数の DND (ドラッグ アンド ドロップ) は Linux では機能しない
XQ ファイルを開く場合、ターゲット要素をデザイン ビューで選択し、式の関数ビューで関数を選択して、関数を有効な場所に DND (ドラッグ アンド ドロップ) しても、関数は適用されません。
解決策 : マウス ポインタ アイコンがドロップ可能なマウス ポインタを示しているときに限り、関数をドラッグ アンド ドロップできます。
CR297025
ソース要素をターゲット要素にマップした場合の断続的な問題
Linux IDE でソース要素をターゲット要素にマップしようとすると、ドラッグ アンド ドロップできない場合があります。
解決策 : マウス ポインタ アイコンがドロップ可能なマウス ポインタを示しているときに限り、ソース要素をターゲット要素にドラッグ アンド ドロップできます。
CR287396
XQuery 条件エディタでは、スペースを含む文字列を使用できない
8.1 では、XQuery 条件エディタで条件を作成する際に条件の文字列値にスペースを使用することができました。9.2 では、スペースを含む文字列は単一引用符または二重引用符で囲む必要があります。
たとえば、8.1 では、分岐ノードでビルダの左辺または右辺に次の変数および文字列を選択した場合、それぞれ有効な条件が作成されます。
(左辺) 変数 : '$requestXML/ns0:shipAddress/@state'
(右辺) 文字列 : New Jersey
生成される条件 : data($requestXML/ns0:shipAddress/@state) = "New Jersey"
解決策 : 9.2 では、XQuery 条件エディタを使用する場合、これらの文字列を単一引用符または二重引用符で囲む必要があります。上記の条件ビルダの右辺のような文字列には次の構文を使用します。
‘New Jersey’ または “New Jersey”
CR206671
サーバを停止および再起動するとき、処理中のプロセスでトランスフォーメーション例外が発生する
ビジネス プロセス トランスフォーメーションの実行中にサーバを停止して再起動すると、トランスフォーメーション例外が発生します。
解決策 : ビジネス プロセスを再度実行します。
CR206148
Format Builder で MFL の非 XML から XML へのトランスフォーメーション メソッドの使用中にメッセージ フォーマット エラーが発生する
グループ レベルの区切り文字は、Format Builder または実行時の例外の発生原因になります。
解決策 : 区切り文字を削除します。
CR182658
CR138588
トランスフォーメーションで一部の XML スキーマ型と Java 型間のキャストは制限されるかサポートされない
実行時、トランスフォーメーションで以下の型のキャストは制限されるか、サポートされません。
  • 異なる XML スキーマ型間
  • Java 型と XML スキーマ型間
たとえば、XML スキーマ型 xs:double と XML スキーマ型 xs:integer 間のキャストには制約があります。トランスフォーメーションでの元の xs:double から対象の xs:integer への実行時のキャストは、元の double 値が 8 の場合は成功しますが、元の double 値が 8.5 または 8.0 の場合は失敗します。このような XML スキーマ型間のキャストは、Java または C 言語でのデータ型間のキャストとは異なります。
XML スキーマ型 xs:date と java.util.Date 間のキャストはサポートされず、実行時に失敗します。これら 2 つの型は同じではないためです。XML スキーマ型 xs:date には日付コンポーネントのみが含まれ時刻コンポーネントは含まれませんが、java.util.Date Java クラスには時刻コンポーネントおよび日付コンポーネントの両方が含まれています。

 


Trading Partner Integration

問題 ID
説明
CR276691
WebLogic Integration 9.2 では、iterativeDevDisabled() の呼び出しは非推奨
解決策 : Trade Partner Integration (Utils.java) では、iterativeDevDisabled() の呼び出しを productionModeEnabled() の呼び出しに変更します。
CR182302
Bulk Loader ユーティリティは、XA データベース ドライバと互換性がない
XA データベース ドライバを使用するようコンフィグレーションされた Bulk Loader で TPM リポジトリにデータを読み込もうとすると、エラー No suitable driver が発生し、失敗します。
解決策 : 非 XA ドライバを使用するよう Bulk Loader をコンフィグレーションするか、または WebLogic Integration Administration Console と対話形式で使用されるデータを読み込みます。
Bulk Loader のコンフィグレーション方法の詳細については、次の URL にある『WebLogic Integration ソリューションの管理』で「トレーディング パートナ Bulk Loader の使用」の「Bulk Loader コンフィグレーション ファイルのコンフィグレーション」を参照してください。
WebLogic Integration Administration Console を使用して TPM データを読み込む方法の詳細については、次の URL にある『WebLogic Integration ソリューションの管理』の「トレーディング パートナ管理」を参照してください。
CR175845
証明書を削除すると外部エラーが発生する
WebLogic Integration Administration Console から証明書を削除する際に次のエラー メッセージが表示された場合は、[続行] をクリックしてメッセージを消します。
パートナ partner_name について、名前 cert_name の証明書は存在しません。
エラーが表示されても、[続行] をクリックすると証明書が削除されます。
解決策 : このエラー メッセージは無視してかまいません。
CR156555
WebLogic Administration Console で生成されたクライアント証明書は、双方向 SSL のテストに使用できないことがある
WebLogic Integration Console では、テスト用途として「自己署名」されたクライアント証明書を生成することができますが、サーバ側でクライアント証明書が強制されている場合、双方向 SSL コンフィグレーションにはその証明書が使用できないことがあります。
解決策 : 双方向 SSL コンフィグレーションをテストするときは、OpenSSL など他のツールを使用してテスト用の証明書を生成します。
CR155713
XQuery トランスフォーメーションでは、DOCTYPE が保持されない
XQuery トランスフォーメーションでは、DOCTYPE 要素が保持されません。
解決策 : 以降の処理で DOCTYPE 要素が必要な場合は、トランスフォーメーション後の Perform ノードで、obj.documentProperties().setDoctypeSystemId を使用してこの要素をメッセージに追加します。具体的な例は、次の URL にある「チュートリアル : RosettaNet ソリューションの構築」で「チュートリアル手順」の「手順 2 : PIP0A1 : 障害通知サンプルのオープン」の「障害通知者ビジネス プロセスの説明」を参照してください。
CR155685
署名コンフィグレーション使用時に古い Bulkloader XML ファイルを更新する
このバージョンの WebLogic Integration では、RosettaNet のダイジェスト アルゴリズム オプションとして、SHA1 に加えて MD5 がサポートされています。古いバージョンの Bulkloader XML ファイルで署名コンフィグレーションを使用する場合は、これらのファイルに次の属性を追加する必要があります。
  • signature-digest-algorithm="MD5" 有効な値は MD5、SHA-1、または NONE
signature-digest-algorithm 属性は省略可能です。DBMS では、文字列として表されます。古いバージョンの XML ファイルをインポートする場合に値を指定しないと、値は NONE に設定されます。
CR155614
Trading Partner Integration API の変更点
次の API が変更されました。
  • retrieveAllTradingPartner は retrieveAllTradingPartners に変更
  • retrieveAllAuthentication は retrieveAllAuthentications に変更
  • retrieveRosettaNetServiceBinding は retrieveRosettaNetServiceDefaults に変更
CR155423
ebXML プロトコルの再試行回数、再試行間隔、および永続化の持続期間には、リモート トレーディング パートナの値が使用される
トレーディング パートナのメッセージングに ebXML プロトコルを使用する場合、[再試行回数]、[再試行間隔]、および [永続化の持続期間] の各値には必ずリモート トレーディング パートナの値が使用され、ローカル トレーディング パートナの値は使用されません。
CR154862
デフォルト トレーディング パートナのトレーディング パートナ ID が新しくなった
表  2-1 に示すように、新しい WebLogic Integration ドメインの作成時に作成される 2 つのデフォルト トレーディング パートナのデフォルト トレーディング パートナ ID が新しくなりました。
新しい WebLogic Integration ドメインで古いアプリケーション データを使用する場合は、必ず関連するすべてのファイルを更新してください。
CR138262
参加者ビジネス プロセスからコントロールを使用してメッセージを送信することは推奨しない
WebLogic Integration では、Trading Partner Integration のコントロールを使用して、「開始者」ビジネス プロセスから「参加者」ビジネス プロセスにメッセージを送信します。ただし、「参加者」ビジネス プロセスでは、クライアント応答ノードを使用して開始者への送信ビジネス メッセージを処理することをお勧めします。
「参加者」ビジネス プロセスでコントロールを使用すると、確認応答やエラー メッセージなどのメッセージ応答信号が失われる可能性があります。推奨される設計パターンを使用せず、コントロールを使用してメッセージを送信する必要がある場合は、コントロールをサブプロセスに配置して「参加者」プロセスからサブプロセスを呼び出します。

表 2-1 トレーディング パートナの ID (CR154862)
トレーディング パートナ
旧 ID
新 ID
Test_TradingPartner_1
TP1-id
000000001
Test_TradingPartner_2
TP2-id
000000002

 


WebLogic Integration のアップグレード

問題 ID
説明
CR337692
Web サービス コントロールを使用する WLI アプリケーションのデプロイが失敗する
Web サービス コントロールを使用する WLI アプリケーション 8.1.x から 9.2 MP2 へのアップグレード後に、WLI アプリケーションのデプロイが失敗します。
解決策 : アップグレードしたアプリケーションを正常にデプロイするには、9.2 MP2 に移行した Web サービス コントロールを再作成し、アップグレードされたプロセスで、新しく作成された 9.2 MP2 コントロールを参照します。
CR306344
アップグレード インストーラを使用して 9.2GA プラットフォームから 9.2 MP1 にアップグレードし、その後に 9.2GA に戻すと、WebLogic Integration および WebLogic Portal のサンプル ドメインが使用できなくなる
9.2 MP1 にアップグレードする際は、よく確認してから実行してください。アップグレードした後に古いバージョンに戻すと、サンプル ドメインが使用できなくなります。
CR300337
JWS から JPD を呼び出すために使用するプロセス コントロールのコールバック処理では、com.bea.control.annotations.MessageBuffer を使用しないでください。クラスタ環境で com.bea.control.annotations.MessageBuffer アノテーションを使用した場合、信頼性の高い動作にはなりません。
CR299867
クラスタ内でタイマー コントロールを使用できない
解決策 : 8.1 アプリケーションをアップグレードすると、タイマー コントロールはクラスタ内で使用できない WebLogic Workshop タイマー コントロールにアップグレードされます。アプリケーションをクラスタ環境で使用する場合は、アプリケーションを手動でクラスタ バージョンにアップグレードする必要があります。
CR299266
アプリケーション ソースをアップグレードした後、MFL のトランスフォーメーションが XQuery の例外 (XQRLUserException) で失敗する
9.2 では、MFL から派生する XMLBean はネームスペースに属しています。8.x では、出力タイプとして MFL 派生の XMLBean を使用する XQuery トランスフォーメーションは、適切なネームスペースの要素を持つ XML を生成するように手動で更新する必要があります。使用されるネームスペースは、スキーマのソース ディレクトリを基準とする MFL ファイルのパスによって決まります。
たとえば、MFL ファイルが project/schemas/dir/purchase.mfl にある場合、生成される XMLBean は XML ネームスペース dir/purchase に属します。
CR299154
アップグレードしたワークリスト アプリケーションがアップグレードした Integration ドメインで ControlException を送出する
解決策 : デフォルト認証プロバイダを使用している場合、アップグレードしてもセキュリティ ポリシーは設定されません。デフォルトの LDAP プロバイダ以外の認可プロバイダを使用している場合は、このセキュリティ ポリシーを確認または設定する必要があります。
8.1 ドメインをアップグレードした後で、Compatibility 8.1.x タスク プランについてセキュリティ ポリシーを設定し、作成ポリシーで Anonymous ロールを有効にしたことを確認する必要があります。Worklist Administration Console (デフォルトの認可プロバイダ) を使用して、Compatibility 8.1.x タスク プランの作成ポリシーを設定します。サードパーティの認可処理プログラムを使用している場合は、対応するサードパーティ クライアント ツールを使用してポリシーを設定します。
CR298097
8.1 SP5 から 9.2 にアップグレードしたプラットフォーム アプリケーションでスキーマ (XML Beans) を構築中にエラーが発生する
解決策 : ありません。
CR296186
COFACE アプリケーションでインライン XQ をアップグレードしても、Prolog の外部 XQ は変換されない
解決策 : [ソース] ビューで、Prolog に存在しない XQuery の xf: を検索し、fn: に置換します。
CR296260
複数の Web プロジェクトが存在する 8.x アプリケーションをアップグレードすると、ビルド パスに jpdpublic.jar などのプロセス ライブラリが追加されない
解決策 : 依存関係があるアーティファクトは WLI 関連のクラスを持たないため、プロジェクトに追加されません。そのため、ライブラリは手動で追加する必要があります。
CR296186
プロセス アノテーション内に出現するインライン XQuery 式は、[XQ2002 を XQ2004 にアップグレードします] オプションを選択しても更新されない
アップグレード ウィザードで [XQ2002 を XQ2004 にアップグレードします] オプションを選択した場合でも、プロセス アノテーション内に出現する一部のインライン XQuery 式は更新されません。たとえば、xf: 関数プレフィックスは、本来であれば fn: 関数プレフィックスに置き換えられなければなりません。次に例を示します。
<case name=\"Case\" value=\"xf:string($x)\"/>
この式は、次のように変換されなければなりません。
<case name=\"Case\" value=\"fn:string($x)\"/>
解決策 : ソース ビューで関数プレフィックスを手動で変更してください。
CR295456
アップグレード プロセスで同期受信メソッドの非 void 戻り値型が許可される
アップグレード プロセスは非 void 戻り値型をチェックしないため、コンパイル エラーになります。
解決策 : このエラーを検出するには、プロセス XML を解析してメッセージの戻り値型をチェックします。WebLogic Integration では、8.x のソースが無効であることを示す警告またはエラー メッセージが発生します。
CR295684
アップグレード プレビュー ステージでアップグレード プロセスが異常終了する
アップグレード ウィザードの [アップグレードのプレビュー] タブで [取り消し] をクリックすると、エラーが発生します。発生するエラーはアプリケーションによって異なる可能性があります。アプリケーション固有の問題ではないので、無視してかまいません。
CR295612
Workshop for Eclipse および MessageBuffer を含む JWS を使用して反復的開発を行った後の例外
JWS と MessageBuffer アノテーションを使用してプロセス アプリケーションを作成します。アプリケーションを Workshop からパブリッシュしてテストします。Workshop から再パブリッシュしないで、Web アプリケーションを変更します。テスト コンソールから JWS または JPD を呼び出すと、「EJB をデプロイできない」というエラーが発生します。
解決策 : サーバを再起動します。サーバの再起動後にアプリケーションをパブリッシュして続行します。
CR294091
大きい Web アプリケーションをアーカイブするときのメモリ不足
Workshop で生成されたビルド スクリプトを使用して非常に大きい Web アプリケーションをアーカイブすると、java.lang.OutOfMemoryException が発生します。
解決策 : Web アプリケーションの build.xml ファイルで、<apt> タスクに memoryMaximumSize="1024m" プロパティを追加します。
CR293073
rpc/encoded の複合型配列の型に Java を選択して 8.1 SP4 で生成した Workshop Web サービス コントロールは、複合型配列を具象型配列ではなく anyType[ ] にマップします。以下に例を示します。
<schema targetNamespace="urn:serviciosAdminNE" xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema";;>
<import namespace="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/";;/>
<complexType name="Aplicacion">
<sequence>
<element name="certificado" type="xsd:base64Binary"/>
<element name="descripcion" nillable="true" type="xsd:string"/>
<element name="idAplicacion" nillable="true" type="xsd:string"/>
<element name="nombre" nillable="true" type="xsd:string"/>
<element name="organismo" nillable="true" type="xsd:string"/>
</sequence>
</complexType>
<complexType name="AplicacionArray">
<sequence>
<element name="abonadoArray" nillable="true" type="impl:ArrayOf_tns1_Aplicacion"/>
<element name="aplicacionArray" nillable="true" type="impl:ArrayOf_tns1_Aplicacion"/>
</sequence>
</complexType>
</schema>
<schema targetNamespace="http://notanot/jboss-net/services/ServicioWEBAdminNE";; xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema";;>
<import namespace="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/";;/>
<complexType name="ArrayOf_tns1_Aplicacion">
<complexContent>
<restriction base="soapenc:Array">
<attribute ref="soapenc:arrayType" wsdl:arrayType="tns1:Aplicacion[]"/>
</restriction>
</complexContent>
</complexType>
</schema>
生成される Workshop Web サービス コントロールでは、次のようになっています。
public static class AplicacionArray implements java.io.Serializable
{
public anyType[] abonadoArray;
public anyType[] aplicacionArray;
}
public static class anyType implements java.io.Serializable
{
private static final long serialVersionUID = 1L;
public XmlObject[] t;
}
anyType[] は、9.2 の Workshop Web サービス コントロールではサポートされません。したがって、アップグレード後に、上記のようなサービス コントロールでは、デプロイメント時またはアプリケーションのアーカイブ時にエラーが発生します。
解決策 : アップグレード後に、サービス コントロール内の型を、具象型をポイントするように変更します。以下に例を示します。
public static class Aplicacion implements java.io.Serializable
{
public byte[] certificado;
public java.lang.String descripcion;
public java.lang.String idAplica
ion;
public java.lang.String nombre;
public java.lang.String organismo;
}
public static class AplicacionArray implements java.io.Serializable
{
public Aplicacion[] abonadoArray;
public Aplicacion[] aplicacionArray;
}
CR292880
WebLogic Integration のメッセージ ブローカ チャネルをサブスクライブする JPD を含むアプリケーションをアップグレードすると、未完了のコンパイル ステージがエラー通知なしで終了するようになります。その後でアプリケーションを実行すると、チャネルに対する JPD のサブスクリプションで失敗します。
この問題は、テスト アプリケーション「e2ecm」に対してのみ報告されています。この問題に対する解決策としては、足りないライブラリ (この場合は p13n_app.jar) を、アプリケーションのクラスパスに追加します。
CR292362
JWS のアップグレードで、アノテーション common:message-buffer および jws:message-buffer の属性 retryDelay および retryCount に対して、デフォルト値 (default=0) が使用されない
解決策 : アプリケーションをアップグレードした後、手動で weblogic.jws.MessageBuffer アノテーションに retryCount=0 および retryDelay=0 を設定します。
CR291057
ControlHandle.sendEvent が未使用の場合、Java カスタム コントロール内で ebXMLControl を使用している ebXML アプリケーションに null ポインタ例外が発生する
解決策 : 『WebLogic Integration 9.2 へのアップグレード』の「JPD およびコントロール コールバック」の注意と例を参照してください。この情報は、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs92/upgrade/component.html にあります。
CR290904
XMLObject を返すトランスフォーム関数に相当するアップグレード後の XQuery ファイルは、実行時にエラーになる場合がある
解決策 : 複数の戻り値を指定するように XQuery 関数のシグネチャを変更します。
CR290169
インタフェース WSDL は、Workshop for WebLogic Platform 9.2 Web サービス コントロールではサポートされない
BPEL インポートによってインタフェース WSDL に対する Workshop Web サービス コントロールが生成されると、アプリケーションのデプロイメントでエラーが発生します。
解決策 : BPEL インポートの後で、WSDL にダミーの実装要素 <service> と <binding> を追加します。
CR288918
スキーマを含む 8.x アプリケーションのアップグレードと、Workshop for Weblogic Platform アップグレード ウィザードでのプレフィックスの追加
アップグレード ウィザードでスキーマを含む 8.x アプリケーションにプレフィックスを追加すると、エラーになります。これは、アップグレード ユーティリティが、8.x のアプリケーション ディレクトリで指定されたプレフィックスを持つ Schemas.jar ファイルを探すためです。8.x のアプリケーション ディレクトリには Schemas.jar ファイルしか存在せず、このようなファイルはありません。
解決策 : アップグレード ウィザードでプレフィックスを追加しないようにするか、または <EarProject>\EarContent\APP-INF\lib\Schemas.jar ファイルを手動で削除します。
CR288777
JPD およびコントロール ファイルで互換性のないパッケージが参照されているため、B2B アプリケーションのアップグレードがエラーになる
JPD とコントロール ファイルで異なる 2 つのパッケージの EnvelopeDocument が参照されている場合、B2B アプリケーションのアップグレードは失敗します。JPD は EnvelopeDocument を org.xmlsoap.schemas.soap.envelope で参照し、コントロール ファイルは weblogic.wsee.jws.wlw.schemas.soap11 パッケージを参照しています。
解決策 : ebXML コントロール ファイルで、EnvelopeDocument のパッケージを weblogic.wsee.jws.wlw.schemas.soap11 から org.xmlsoap.schemas.soap.envelope に変更します。
CR287857
BPEL インポートは、パートナ リンクとして指定されている外部サービスに対して Workshop Web サービス コントロールを生成します。Workshop Web サービス コントロールは、相対 URI を使用して WSDL (サービス コントロールと関連付けられている) にインポートされた外部スキーマを解決できません。
解決策 : 外部スキーマをユーティリティ プロジェクトから Web プロジェクトにコピーします。その後、Web プロジェクト内で WSDL を基準とする場所に外部スキーマを配置します。
CR287681
"elementFormDefault=unqualified" を指定してスキーマ内で定義されているスキーマ要素に対する SOAP が正しくない
elementFormDefault="unqualified" を指定したスキーマの要素が、XML Bean バインディングで生成される Workshop Web サービス コントロールのパラメータまたは戻り値の型として使用された場合、Workshop Web サービス コントロールによって生成される SOAP メッセージは正しくありません。
解決策 : スキーマで elementFormDefault="qualified" を使用します。Workshop で新しいスキーマを作成するときに、スキーマに elementFormDefault="qualified" を追加します (elementFormDefault="unqualified" に対するデフォルト値)。
CR287361
サスペンドしている外部イベント ジェネレータが、ドメインのアップグレード時にアップグレードされない
WebLogic Integration のドメイン アップグレード ツールは、実行中のイベント ジェネレータだけをアップグレードします。つまり、サスペンド状態のイベント ジェネレータがある場合、そのジェネレータはアップグレードされません。
解決策 : アプリケーションをアップグレードする前に、サスペンドしているイベント ジェネレータがないことを確認します。
CR287291
アップグレード後の 8.1 アプリケーションで、JPD およびトランスフォーメーション クラスのコンパイル エラーが表示される
log4j クラスを使用するアプリケーション (特に EJB プロジェクト) をビルドするには、log4j.jar ファイルが必要です。log4j.jar ファイルの場所が 8.x から 9.2 リリースになるときに変更されているため、手動で指定する必要があります。
解決策 : プロジェクトをアップグレードした後、プロジェクト ビルド パスに log4j.jar ファイルを手動で追加します。
CR285560
アップグレード時にソース ファイル内の MBCS (マルチバイト文字セット) 文字はサポートされず、アップグレード後は正しく表示されない
CR290852
CR285770
CR282814
CR280420
WebLogic Integration と他の WebLogic 製品の相互運用性の問題
次のパッチを WebLogic Integration 9.2 以外のインストール環境にインストールしてください。
  • パッチ ID S35L
  • パッチ ID XE28
  • パッチ ID 9Z62
WebLogic Integration 9.2 とのシームレスな相互運用性を保証するには、WebLogic Server または Workshop for WebLogic Platform のインストールにこれらのパッチをインストールする必要があります。
CR282449
XmlObject[ ] は、JWS コールバック処理のパラメータとしてサポートされていない
CR282428
9.2 では、JWS の weblogic.jws.Types アノテーションで配列型がサポートされない
8.x JWS/Workshop Web サービス コントロールの jws:parameter-xml/jws:return-xml アノテーションで、include-java-types の値として配列型が定義されている場合、9.2 に正しくアップグレードされません。
解決策 : アップグレードを開始する前に、JWS/Workshop Web サービス コントロールを設計し直してください。
CR281279
JAX-RPC (Tylar) バインディングが、xsd:schema 要素を参照するスキーマをサポートしない
次のコード サンプルで示すように、このサポートがないことで、xsd:schema 要素に対する参照を含む WSDL からの Workshop Web サービス コントロール/JWS (JAX-RPC バインディングを使用する) の生成に影響があります。
<xsd:complexType>
<xsd:sequence>
<xsd:element ref="xsd:schema"/>
<xsd:any/>
</xsd:sequence>
</xsd:complexType>
解決策 : 次の例で示すように、要素に名前を割り当てて、xsd:anyType を使用してください。
<xsd:complexType>
<xsd:sequence>
<xsd:element name="schema" type="xsd:anyType"/>
<xsd:any/>
</xsd:sequence>
</xsd:complexType>
CR280929
zip でアーカイブされた Workshop for WebLogic Platform プロジェクトのインポートに関する問題
zip アーカイブ ファイルになっている Workshop for WebLogic Platform プロジェクトをインポートしようとすると、例外が発生します。
解決策 : アーカイブされたファイルの内容を解凍してから、プロジェクトをインポートしてください。
CR280701
アプリケーションのアップグレード時、ログ ファイルに ArrayIndexofBoundException が記録される
8.x アプリケーションを 9.2 にアップグレードする際に、ArrayIndexofBoundException が WORKSPACE_ROOT/.metadata/.log ファイルに記録される場合があります。このエラーは致命的なものではなく、アップグレードされるアプリケーションのビルド パスに BEA_HOME/weblogic92/server/lib/webserviceclient.jar がある場合に発生する可能性があります。
CR279416
JMS と HTTP の転送 URI が同じコールバックを持つ JWS で、アップグレードの後にコンパイル エラーが発生する
解決策 : アップグレードした JWS をコンパイルする前に、URI が異なることを確認します。
CR275039
weblogic.jws.Types アノテーションが、JWS のコールバック処理でサポートされていない
解決策 : weblogic.jws.Types アノテーションを使用しないようにサービスを変更します。
CR275002
パラメータまたは戻り値の型として w3c.dom.* (Document、Element、および DocumentFragment) を使用する JWS がサポートされていない
解決策 : w3c.dom 型を使用する JWS の操作シグネチャおよび戻り値の型は、SAAJ 型を使用するように変更する必要があります。操作の内部実装を、SAAJ および w3c.dom 型に、またはこれらの型から変換するよう更新する必要があります。
CR274286
XMLBean 型を返す JWS をアップグレードすると、コンパイルできなくなる
XMLBean 型を返す JWS をアップグレードすると、アップグレード後にはその JWS に関するすべての操作でコンパイル エラーが発生します。メッセージでは、戻り値の型が、XMLBean のスキーマで定義されている要素名と一致しないことが示されています。
解決策 : @WebResult アノテーションを削除します。または、スキーマの型と一致するように名前を変更します。
CR278519
wftracking/M2_ArchHelloAsync.java ファイルおよび Process_Tracking_Binary.java について 2 つの問題が確認されている。削除で helloDelay_onTimeout メソッドから例外が返される
問題を解決した後、[問題] ウィンドウに以下のエラーが表示されます。
  1. このプロジェクトのビルド パスは未完したので、これは構築されませんでした。weblogic.xml.xmlnode.XMLNode のためクラス ファイルを検索できません。ビルド パスを修正して、このプロジェクトの構築を再試行してください。(wfTrackingWeb)
  2. weblogic.xml.xmlnode.XMLNode タイプは解決できません。必要な .class ファイルから間接的に参照しました。
解決策 : 上記の問題を解決するには、ビルド パスの外部 jar リストに weblogic.jar を追加します。
CR277695
WebLogic Integration で 8.x アプリケーションを実行中に、テスト ブラウザ コンソールにコメント文字列が表示される
解決策 : これは仕様どおりの動作です。アップグレードされた JPD にコメントが存在するため、そのコメントがテスト ブラウザに表示されます。アップグレード後にコメントを削除してください。
CR273709
Workshop for WebLogic Platform 9.2 Web サービス コントロールの生成が、コールバックを含む 8.x WSDL からはサポートされていない
解決策 : 8.x WSDL が 8.x JWS を表している場合は、以下を実行します。
  1. 8.x JWS を 9.2 にアップグレードします。
  2. 9.2 JWS から WSDL を生成します。
  3. 9.2 Workshop Web サービス コントロールを生成します。
8.x WSDL が 8.x JPD を表している場合は、以下の手順を実行します。
  1. 8.x JPD を 9.2 にアップグレードします。
  2. 9.2 JWS を JPD のフロントエンドにします (9.2 JPD からプロセス コントロールを生成した後、プロセス コントロールからフロントにする JWS を生成します)。
  3. 9.2 JWS から WSDL を生成します。
  4. 前の手順で生成した WSDL から、9.2 Workshop Web サービス コントロールを作成します。
CR265847
SOAP 1.2 メッセージング形式を使用するクライアントのアップグレードが要求される
解決策 : WebLogic Integration 9.2 へのアップグレード時に Web サービスの WSDL が変更されます。新しい仕様に準拠するには、SOAP 1.2 メッセージング形式を使用する Web サービスのクライアントを生成し直す必要があります。
CR262360
Workshop for WebLogic Platform 9.2 Web サービス コントロールが、8.x スタイルのエンド ポイント サービスからの 8.x スタイルのコールバック メッセージの受信をサポートしない
8.x のアプリケーションに、Workshop Web サービス コントロール (呼び出し元) を使用して別の JPD (呼び出し先) を呼び出し、その JPD からのコールバックを受信する JWS (呼び出し元) の使用例が含まれている場合、アップグレード後は正しく機能しません。
解決策 : 呼び出し先 (JPD) と呼び出し元 (JWS および Workshop Web サービス) の両方をアップグレードし、以下の手順を実行します。
  1. 9.2 JWS を呼び出し先 JPD のフロントエンドにします。
  2. 9.2 JWS 用に、WSDL から 9.2 Workshop Web サービス コントロールを再生成します。
  3. ステップ (2) で生成した 9.2 Workshop Web サービス コントロールを、呼び出し元の JWS から使用します。
CR262359
Workshop for WebLogic Platform 9.2 Web サービス コントロールが、8.x スタイルのエンド ポイント サービスからの 8.x スタイルのコールバック メッセージの受信をサポートしない
8.x のアプリケーションに、Workshop Web サービス コントロール (呼び出し元) を使用して別の JPD (呼び出し先) を呼び出し、その JPD からのコールバックを受信する JPD (呼び出し元) の使用例が含まれている場合、アップグレード後は正しく機能しません。
解決策 : 呼び出し先 (JPD) と呼び出し元 (JPD および Workshop Web サービス) の両方をアップグレードし、以下の手順を実行することをお勧めします。
  1. 9.2 JWS を呼び出し先 JPD のフロントエンドにします。
  2. 9.2 JWS 用に、WSDL から 9.2 Workshop Web サービス コントロールを再生成します。
  3. ステップ (2) で生成した 9.2 Workshop Web サービス コントロールを、呼び出し元の JPD から使用します。
呼び出し元の JPD および Workshop Web サービス コントロールだけをアップグレードした場合は、以下の手順を実行します。
  1. 呼び出し先の JPD 用に、WSDL から 9.2 サービス ブローカ コントロールを生成します。
  2. アップグレードした Workshop Web サービス コントロールの代わりに 9.2 サービス ブローカ コントロールを、呼び出し元の JPD から使用します。
CR240167
9.2 で、JMS コントロールが受信メッセージを非同期に処理しない
8.x では、JPD は JMS コントロールを使用して、受信メッセージを非同期に処理できました。9.2 ではこの機能はサポートされておらず、JPD の処理は失敗します。
解決策 : 受信メッセージを非同期に処理するには、JMS コントロールを WebLogic Integration JMS コントロールに置き換えます。
CR235276
HTTP プロトコルまたは JMS プロトコルでの非 SOAP XML メッセージ形式の使用がサポートされていない
8.x リリースでは、JWS に対して、非 SOAP XML メッセージ形式が HTTP プロトコルまたは JMS プロトコルを介してサポートされていました。Workshop for WebLogic Platform 9.2 では、SOAP プロトコルのみがサポートされています。したがって、JPD のフロントエンドの JWS をアップグレードすると、機能しなくなります。
解決策 : JPD のフロントエンドの JWS を削除し、HTTP または JMS のイベント ジェネレータを作成して、非 SOAP XML メッセージを受信します。その後、JPD にメッセージ ブローカ サブスクリプションを作成し、先に作成した HTTP または JMS イベント ジェネレータから非 SOAP XML メッセージを受信します。


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