WebLogic Integration 9.2 へのアップグレード

コントロールのアノテーション

次の節では、WebLogic Integration コントロールのアノテーションに関するアップグレードについて説明します。

アプリケーションビューコントロール

表 4-1 に、アプリケーションビューコントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-1 アプリケーションビューコントロール
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:av-identity`		`AppViewIdentity`		アプリケーションビューコントロールのターゲットアプリケーションビューを指定する。
	`name`		`name`
	`App`		`appName`
	`namespaceEnforcementEnabled`		`namespaceEnforcementEnabled`
`jc:av-service`		`AppViewService`		アプリケーションビューコントロールのメソッドに関連するアプリケーションビューサービスを指定する。
	`name`		`name`
	`async`		`async`

データトランスフォーメーションコントロール

表 4-2 に、データトランスフォーメーションコントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-2 データトランスフォーメーションコントロール
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`dtf:xquery`		`XQuery`		DTF ファイルのプロローグの範囲内で使用できるグローバル XQuery 関数と XQuery ネームスペースを指定する。
	`prologue`		`prolog`
	`<なし>`		`xqueryVersion`
`dtf:transform`		`XQueryTransform` `XsltTransform`		XQuery および XSLT 抽象メソッドを DTF ファイルに指定する。
	`xquery-ref`		`transformType`	XQueryTransform .TransformMethodType. xquery_ref
	`xquery`		`transformType`	XQueryTransform .TransformMethodType. xquery
	`xslt-ref`		`transformType`	XsltTransform. TransformMethodType. xslt_ref
	`xslt`		`transformType`	XsltTransform. TransformMethodType. xslt
	`<なし>`		`value`	value には、xquery-ref、xquery、xslt-ref、または xslt を指定できる。
	`<なし>`		`xqueryVersion`	属性 xquery-ref または xquery が使用可能な場合のみ。
`dtf:schema-validate`		`SchemaValidate`		ソースパラメータまたは戻り値 (あるいは両方) をスキーマ検証するかどうかを指定する。
	`return-value`		`returnValue`
	`parameters`		`parameters`
`dtf:xquery-function`		`XQueryFunction`		DTF ファイルのユーザ定義 Java メソッド (非抽象) をクエリから呼び出すことができると指定する。
`dtf:xquery-function`	`<なし>`		`xqueryVersion`

電子メールコントロール

表 4-3 に、電子メールコントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-3 電子メールコントロール
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:email`		`Email`		電子メールコントロールのコンフィグレーション属性を指定する。
	`from-address`		`fromAddress`
	`from-name`		`fromName`
	`smtp-address`		`smtpAddress`
	`reply-to-address`		`replyToAddress`
	`reply-to-name`		`replyToName`
	`smtp-username`		`smtpUsername`
	`smtp-password`		`smtpPassword`
	`smtp-password-alias`		`smtpPasswordAlias`
	`header-encoding`		`headerEncoding`
`jc:send-email`		`EmailControl.Send`		電子メールコントロールのコンフィグレーション属性を指定する。
	`to`		`to`
	`cc`		`cc`
	`bcc`		`bcc`
	`subject`		`subject`
	`body`		`body`
	`content-type`		`contentType`
	`attachments`		`attachments`

ファイルコントロール

表 4-4 に、ファイルコントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-4 ファイルコントロール
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:file`		`FileControl.FileInfo`		ファイルコントロールのアノテーションを指定する。
	`directory-name`		`directoryName`
	`file-mask`		`fileMask`
	`suffix-name`		`suffixName`
	`suffix-type`		`suffixType`
	`create-mode`		`createMode`
	`ftp-username-name`		`ftpUserName`
	`ftp-password`		`ftpPassword`
	`ftp-password-alias`		`ftpPasswordAlias`
	ftp-host-name		hostName
	`ftp-local-directory`		`ftpLocalDirectory`
`jc:file-operation`		`FileControl.Operation`	`FileControl.IOOperation`	ファイルコントロールのコンフィグレーション属性を指定する。
	`io-type`		`ioType`
	`file-content`		`fileContent`
	`record-size`		`recordSize`
	`delimiter-string`		`delimiterString`
	`delimiter-checkbox`		`delimiterCheckbox`
	`encoding`		`encoding`

HTTP コントロール

表 4-5 に、HTTP コントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-5 HTTP コントロール
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:httpsend-data`		`HTTPSendData`		HTTP メッセージの送信先 URL、および受信する応答の送信元 URL を指定する。
`jc:httpsend-data`	`url-name`		`url`

メッセージブローカコントロール

表 4-6 に、メッセージブローカコントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-6 メッセージブローカコントロール
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:mb-publish-control`		`MessageBroker.ClassPublish`	`PublishControl`	パブリッシュコントロールのクラスレベル属性を定義する。
	`channel-name`		`channelName`
	`message-metadata`		`metadata`
`jc:mb-publish-method`		`MessageBroker.MethodPublish`		パブリッシュコントロールのメソッドレベル属性を定義する。
	`message-metadata`		`metadata`
	`message-body`		`body`
`jc:mb-subscription-control`		`MessageBroker.ClassSubscription`	`SubscriptionControl`	サブスクリプションコントロールのクラスレベル属性を定義する。
	`channel-name`		`channelName`
	`xquery`		`xquery`
	`filter-value-match`		`classFilterValueMatch`
	`<なし>`		`xqueryVersion`	XQuery バージョン 2002 または 2004 を指定する。デフォルトではアップグレードによってバージョンが 2002 に設定されます。
`jc:mb-subscription-method`		`MessageBroker.MethodSubscription`		サブスクリプションコントロールのメソッドレベル属性を定義する。
`jc:mb-subscription-method`	`filter-value-match`		`filterValueMatch`
`jc:mb-subscription-callback`		`MessageBroker.SubscriptionCallback`		サブスクリプションコントロールのコールバック属性を定義する。
	`message-metadata`		`metadata`
	`message-body`		`body`

MQSeries コントロール

表 4-7 に、MQSeries コントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-7 MQSeries コントロール
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:MQConnectionType`		`MQControl.Connection`		MQSeries コントロールの接続タイプを指定する。
`jc:MQConnectionType`	`connectionType`		`type`
`jc:MQConnectionPoolProps`		`MQControl.ConnectionPool`		MQSeries コントロールの MQSeries 接続プールプロパティを指定する。
	`mqPoolSize`		`poolSize`
`jc:ConnectionPoolTimeout`		`MQControl.ConnectionPool`		MQSeries 接続プールのタイムアウト (秒) を指定する。
`jc:ConnectionPoolTimeout`	`conTimeout`		`timeout`
`jc:ConnectionRetrySettings`		`MQControl.ConnectionPool`		MQSeries キューマネージャに接続するための再試行設定を指定する。
	`retryCount`		`retryCount`
	`retryWaitTimeInMilliseconds`		`retryWaitTimeInMilliseconds`
`jc:MQQueueManager`		`MQControl.Connection`		接続するキューマネージャの名前を指定する。
`jc:MQQueueManager`	`queueManager`		`QueueManager`
`jc:MQAuthorization`		`MQControl.Connection`		MQSeries コントロールの MQSeries 認可プロパティを指定する。
`jc:MQAuthorization`	`requireAuthorization`		`authorization`
`jc:TCPSettings`		`MQControl.TCPSettings`		MQSeries コントロールの TCP 接続設定を指定する。
	`host`		`host`
	`port`		`port`
	`channel`		`channel`
	`ccsid`		`ccsid`
	`user`		`user`
	`password`		`password`
	`sendExit`		`sendExit`
	`receiveExit`		`receiveExit`
	`securityExit`		`securityExit`
`jc:SSLSettings`		`MQControl.SSLSettings`		MQSeries コントロールの SSL 設定を指定する。
	`sslRequired`		`sslRequired`
	`twoWaySSLRequired`		`twoWaySSLRequired`
`jc:DefaultQueue`		`MQControl.Connection`		メッセージの送信と取得に使用されるデフォルトのキュー名を指定する。
`jc:DefaultQueue`	`defaultQueueName`		`defaultQueueName`
`jc:ImplicitTransaction`		`MQControl.Connection`		MQSeries コントロールのトランザクションモードを指定する。
`jc:ImplicitTransaction`	`implicitTransactionRequired`		`implicitTransaction`

プロセスコントロール

表 4-8 に、プロセスコントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-8 プロセスコントロール
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`common:message-buffer`		`MessageBuffer`		指定されたメソッドまたはコールバックについて、コンポーネントの実装コードとメッセージ転送ワイヤの間にキューが必要であることを指定する。
	`enable`		`enable`
	`retry-count`		`retryCount`
	`retry-delay`		`retryDelay`
`jc:conversation`		`Conversation`		コントロールのメソッドまたはコールバックが会話で担当するロールを指定する。このアノテーションは `jws:conversation` アノテーションと同じです。
`jc:conversation`	`phase`		`value`
`jc:location`		`Location`		サポート対象の各プロトコルについて Web サービスコントロールが要求を受け入れる URL を指定する。このアノテーションは、対応する Web サービスアノテーション `@jws:location` と同じです。
	`uri`		`uri`
	`http-url`		`httpUrl`
	`jms-url`		`jmsUrl`

サービスブローカコントロール

表 4-9 に、サービスブローカコントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-9 サービスブローカコントロール
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`common:define`		`Defines.Entry`		コンポーネントクラスを含むインラインデータを定義する。ここで定義しない場合、インラインデータは外部ファイルとして参照されることがあります。
	`name`		`name`
	`value`		`value`
`jc:conversation`		`Conversation`		コントロールのメソッドまたはコールバックが会話で担当するロールを指定する。このアノテーションは `jws:conversation` アノテーションと同じです。
`jc:conversation`	`phase`		`phase`
`jc:location`		`Location`		サポート対象の各プロトコルについて Web サービスコントロールが要求を受け入れる URL を指定する。このアノテーションは、対応する Web サービスアノテーション `@jws:location` と同じです。
	`uri`		`uri`
	`http-url`		`httpUrl`	型が String[] に変換される。
	`jms-url`		`<なし>`	この属性は無視される。
`jc:wsdl`		`Wsdl`		Web サービスによって実装される WSDL ファイルを指定する。
`jc:wsdl`	`file`		`value`

タスクコントロールのコントロールレベルアノテーション

表 4-10 に、タスクコントロールのコントロールレベルアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-10 タスクコントロールのコントロールレベルアノテーション
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`N/A`		`TaskControl.TaskPlanID`		`@TaskType` または `@TaskCreate` が必要。`jc:task` アノテーションが存在しない場合は、`@TaskPlanID` アノテーションを作成してください。
			`path`	/Worklist/Compatibility WebLogic Integration 8.1.x としてハードコード化される。
			`version`	WebLogic Integration 9.0 としてハードコード化される。
			`worklistHostApplicationId`	worklist-ejbs-81x としてハードコード化される。
`jc:task (コントロール)`		`TaskAnnotations.TaskCreate`
	`<なし>`		`taskPlanId`	ハードコード化された値。
	`Name`		`name`
	`description`		`description`
	`comment`		`comment`
	`Priority`		`priority`
	`Owner`		`owner`
`jc:advanced (コントロール)`		`TaskAnnotations.TaskCreate`
	`can-be-reassigned`		`canBeReassigned`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`can-be-returned`		`canBeReturned`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`can-be-aborted`		`canBeAborted`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`claim-due-business-date`		`claimDueDate. businessTime.duration`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`claim-user-calendar`		`claimDueDate. businessTime. isUserCalendar = true` `and` `claimDueDate. businessTime. calendarName`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`Claim-calendar`		`claimDueDate. businessTime. isUserCalendar = false` `and` `claimDueDate. businessTime. calendarName`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`completion-due-business-date`		`completionDueDate. businessTime.duration`
	`completion-user-calendar`		`completionDueDate. businessTime. isUserCalendar = true` `and` `completionDueDate. businessTime. calendarName`
	`completion-calendar`		`completionDueDate. businessTime. isUserCalendar = false` `and` `completionDueDate. businessTime. calendarName`
`jc:assignee (コントロール)`		`TaskAnnotations.TaskCreate`
	`User`		`assignmentInstructions81x. ユーザ (users)`	カンマ区切りのリストが String[] に変換される。
	`Group`		`assignmentInstructions81x. groups`	カンマ区切りのリストが String[] に変換される。
	`algorithm`		`assignmentInstructions81x. algorithm`	文字列が列挙型に変換される。

タスクコントロールのメソッドレベルアノテーション

表 4-11 に、タスクコントロールのメソッドレベルアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-11 タスクコントロールのメソッドレベルアノテーション
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:task-create`		`TaskAnnotations.TaskCreate`
	`Name`		`name`
	`description`		`description`
	`comment`		`comment`
	`Priority`		`priority`
	`owner`		`owner`
	`can-be-reassigned`		`canBeReassigned`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`can-be-returned`		`canBeReturned`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`can-be-aborted`		`canBeAborted`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`claim-due-business-date`		`claimDueDate. businessTime.duration`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`claim-user-calendar`		`claimDueDate. businessTime. isUserCalendar = true` `and` `claimDueDate. businessTime. calendarName`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`claim-calendar`		`claimDueDate. businessTime. isUserCalendar = false` `and` `claimDueDate. businessTime. calendarName`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`completion-due-business-date`		`completionDueDate. businessTime.duration`
	`completion-user-calendar`		`completionDueDate. businessTime. isUserCalendar = true` `and` `completionDueDate. businessTime. calendarName`
	`completion-calendar`		`completionDueDate. businessTime. isUserCalendar = false` `and` `completionDueDate. businessTime. calendarName`
	`request`	`@TaskSetRequestResponse81x`
			`value`
	`request-mime-type`	`@TaskSetRequestResponse81x`	`mimeType`
`jc:task-assign`		`TaskAnnotations.TaskAssign81x`
	`User`		`instructions81x. ユーザ (users)`	カンマ区切りのリストが String[] に変換される。
	`group`		`instructions81x. groups`	カンマ区切りのリストが String[] に変換される。
	`algorithm`		`instructions81x. algorithm`	文字列が列挙型に変換される。
`jc:task-abort`		`TaskAnnotations.TaskAbort`
`jc:task-abort`	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.1.x コードでは無視される。
`jc:task-resume`		`TaskAnnotations.TaskResume`
`jc:task-resume`	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.1.x コードでは無視される。
`jc:task-suspend`		`TaskAnnotations.TaskSuspend`
`jc:task-suspend`	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.1.x コードでは無視される。
`jc:task-get-response`		`TaskAnnotations.TaskGetResponse81x`
	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.1.x コードでは無視される。
	`<なし>`		`property=Property.Response`
`jc:task-get-request`		`TaskAnnotations.TaskGetRequest81x`
	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.1.x コードでは無視される。
	`<なし>`		`property=Property.Request`
`jc:task-get-property`		`TaskAnnotations.TaskGetProperties`
`jc:task-get-property`	`name`		`propertyNames`
`jc:task-set-property`		`TaskAnnotations.TaskSetProperty81x`
	`name`		`name`
	`value`		`value`
`jc:task-remove-property`		`TaskAnnotations.TaskRemoveProperties81x`
`jc:task-remove-property`	`name`		`propertyNames`
`jc:task-update`		`TaskAnnotations.TaskUpdate81x`
	`name`		`name`
	`comment`		`comment`
	`priority`		`priority`
	`owner`		`owner`
	`can-be-reassigned`		`canBeReassigned`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`can-be-returned`		`canBeReturned`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`can-be-aborted`		`canBeAborted`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`claim-due-business-date`		`claimDueDate. businessTime.duration`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`claim-user-calendar`		`claimDueDate. businessTime. isUserCalendar = true` `and` `claimDueDate. businessTime. calendarName`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`claim-calendar`		`claimDueDate. businessTime. isUserCalendar = false` `and` `claimDueDate. businessTime. calendarName`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`completion-due-business-date`		`completionDueDate. businessTime.duration`
	`completion-user-calendar`		`completionDueDate. businessTime. isUserCalendar = true` `and` `completionDueDate. businessTime. calendarName`
	`completion-calendar`		`completionDueDate. businessTime. isUserCalendar = false` `and` `completionDueDate. businessTime. calendarName`
	`request`	`@TaskSetRequestResponse81x (要求の 1 メソッドにつき 1 つ)`
			`property=Property.Request`
			`value = <request>`
	`request-mime-type`	`@TaskSetRequestResponse81x (要求の 1 メソッドにつき 1 つ)`
			`property=Property.Request`
			`mimeType = <mime type>`
	`response`	`@TaskSetRequestResponse81x (応答の 1 メソッドにつき 1 つ)`
			`property=Property.Response`
			`value = <response>`
	`response-mime-type`	`@TaskSetRequestResponse81x (応答の 1 メソッドにつき 1 つ)`
			`property=Property.Response`
			`mimeType = <mime type>`
`jc:task-event`		`TaskAnnotations.TaskEventAnno`
	`name`		`name`
	`comment`		`comment`
	`priority`		`priority`
	`owner`		`owner`
	`can-be-reassigned`		`canBeReassigned`
	`can-be-returned`		`canBeReturned`
	`can-be-aborted`		`canBeAborted`
	`claim-due-business-date`		`claimDueDate`
	`completion-due-business-date`		`completionDueDate`
	`claim-user-calendar`		`claimDueDate`
	`claim-calendar`		`claimDueDate`
	`completion-user-calendar`		`completionDueDate`
	`completion-calendar`		`completionDueDate`
	`request`		`request`
	`request-mime-type`		`requestMimeType`
	`response`		`response`
	`response-mime-type`		`responseMimeType`
	`completion-due-date`		`completionDueDate`
	`claim-due-date`		`claimDueDate`

タスクワーカコントロールのコントロールレベルアノテーション

表 4-12 に、タスクワーカコントロールのコントロールレベルアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-12 タスクワーカコントロールのコントロールレベルアノテーション
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:task-worker`		`<なし>`		このアノテーションは無視できる。

タスクワーカコントロールのメソッドレベルアノテーション

表 4-13 に、タスクワーカコントロールのメソッドレベルアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-13 タスクワーカコントロールのメソッドレベルアノテーション
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:select`		`TaskBatchAnnotations.TaskSelect`
	`assigned-user`		`assignedUsers`
	`assigned-group`		`assignedGroups`
	`claimant`		`claimants`
	`task-id`		`taskIds`
	`task-name`		`taskName`
	`comment`		`comment`
	`owner`		`owners`
	`min-priority`		`minPriority`
	`max-priority`		`maxPriority`
	`states`		`states`	WebLogic Integration 8.1.x のみと互換性がある。
	`completion-due-date-before`		`completionDueDateBefore`
	`completion-due-date-after`		`completionDueDateAfter`
	`claim-due-date-before`		`claimDueDateBefore`
	`claim-due-date-after`		`claimDueDateAfter`
	`creation-date-before`		`creationDateBefore`
	`creation-date-after`		`creationDateAfter`
	`property-name`		`propertyValue.name`
	`property-value`		`propertyValue.value`
	`selector`		`selectorParamName`	括弧を取る。たとえば、「{myPara}」は「myParam」になります。
`jc:task-create`		`TaskAnnotations.TaskCreate`
	`name`		`name`
	`description`		`description`
	`comment`		`comment`
	`priority`		`priority`
	`owner`		`owner`
	`can-be-reassigned`		`canBeReassigned`
	`can-be-returned`		`canBeReturned`
	`can-be-aborted`		`canBeAborted`
	`claim-due-business-date`		`claimDueDate`
	`completion-due-business-date`		`completionDueDate`
	`request`		`request`
	`request-mime-type`		`requestMimeType`
	`claim-user-calendar`		`claimDueDate`
	`claim-calendar`		`claimDueDate`
	`completion-user-calendar`		`completionDueDate`
	`completion-calendar`		`completionDueDate`
	`completion-due-date`		`completionDueDate`
	`claim-due-date`		`claimDueDate`
`jc:task-assign`		`TaskAnnotations.TaskAssign81x`
	`user`		`user`
	`group`		`group`
	`algorithm`		`algorithm`
`jc:task-claim`		`TaskAnnotations.TaskClaim81x`
	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.x では無視される。
	`claimant`		`claimant`
`jc:task-return`		`TaskAnnotations.TaskReturn81x`
`jc:task-return`	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.x では無視される。
`jc:task-start`		`TaskAnnotations.TaskStart81x`
`jc:task-start`	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.x では無視される。
`jc:task-stop`		`TaskAnnotations.TaskStop81x`
`jc:task-stop`	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.x では無視される。
`jc:task-complete`		`TaskAnnotations.TaskComplete`
`jc:task-complete`	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.x では無視される。
`jc:task-abort`		`TaskAnnotations.TaskAbort`
`jc:task-delete`		`TaskAnnotations.TaskDelete`
`jc:task-delete`	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.x では無視される。
`jc:task-resume`		`TaskAnnotations.TaskResume`
`jc:task-suspend`		`TaskAnnotations.TaskSuspend`
`jc:task-get-info`		`TaskAnnotations.TaskGetInfo`
`jc:task-get-response`		`TaskAnnotations.TaskGetResponse81x`
`jc:task-get-request`		`TaskAnnotations.TaskGetRequest81x`
`jc:task-get-property-name`		`TaskAnnotations.TaskGetPropertyNames81x`
`jc:task-get-property-name`	`enabled`		`<なし>`	この属性は WebLogic Integration 8.x では無視される。
`jc:task-get-property`		`TaskAnnotations.TaskGetProperties`
`jc:task-set-property`		`TaskAnnotations.TaskSetProperty81x`
	`name`		`name`
	`value`		`value`
`jc:task-remove-property`		`TaskAnnotations.TaskRemoveProperties81x`
`jc:task-remove-property`	`name`		`propertyNames`
`jc:task-update`		`TaskAnnotations.TaskUpdate81x`
	`name`		`name`
	`comment`		`comment`
	`priority`		`priority`
	`owner`		`owner`
	`can-be-reassigned`		`canBeReassigned`
	`can-be-returned`		`canBeReturned`
	`can-be-aborted`		`canBeAborted`
	`claim-due-business-date`		`claimDueDate`
	`completion-due-business-date`		`completionDueDate`
	`claim-user-calendar`		`claimDueDate`
	`claim-calendar`		`claimDueDate`
	`completion-user-calendar`		`completionDueDate`
	`completion-calendar`		`completionDueDate`
	`request`		`request`
	`request-mime-type`		`requestMimeType`
	`response`		`response`
	`response-mime-type`		`responseMimeType`
	`completion-due-date`		`completionDueDate`
	`claim-due-date`		`claimDueDate`

動的トランスフォーメーションコントロール

次の表に、動的トランスフォーメーションコントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-14 動的トランスフォーメーションコントロールアノテーション
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:ddtf`		`Ddtf`		クエリで使用できる XQuery 関数と設計時に使用されるエンコーディングのタイプを指定する。
	`xquery-prologue`		`xqueryPrologue`
	`control-design-time-encoding`		`controlDesignTimeEncoding`
`jc:xquery`		`XQuery`		実行時の XQuery トランスフォーメーションのために XQuery ファイルと属性を指定する。
	`xquery-arg-names`		`xqueryArgNames`
	`validate-parms`		`validateParms`
	`validate-return`		`validateReturn`
	`design-time-encoding`		`designTimeEncoding`
`jc:xslt`		`Xslt`		トランスフォーメーションに使用される XSL ファイルを指定する。
`jc:xslt`	`xslt-arg-names`		`xsltArgNames`

WebLogic Integration JMS コントロール

WebLogic Integration JMS コントロールは、基本の JMS コントロールが拡張されたものです。基本 JMS コントロールのアノテーションは WebLogic Integration JMS コントロールにも適用されます。

注意 :

基本 JMS コントロールでは JMS の受信関数はサポートされなくなりました。このため、WebLogic Integration JMS コントロールには受信関数はありません。

表 4-15 に、WebLogic Integration JMS コントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-15 WebLogic Integration JMS コントロールアノテーション
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性	備考
`jc:jms`		`JMSControl.JMS`		コントロールの JMS プロパティを設定する。
	`receive-correlation-property`		`receivecorrelationproperty`
	`send-correlation-property`		`sendcorrelationproperty`
	`auto-topic-subscribe`		`autotopicsubscribe`
	`receive-selector`		`receiveselector`
	`topic-table-datasource`		`topictabledatasource`
	`send-jndi-name`		`sendjndiname`
	`receive-jndi-name`		`receivejndiname`
	`connection-factory-jndi-name`		`connectionfactoryjndiname`
	`receive-type`		`receivetype`
	`send-type`		`sendtype`
`jc:jms-headers`		`JMSHeader`		JMS メッセージヘッダの値を設定および取得する。
	`JMSCorrelationID`		`JMSCorrelationID`
	`JMSDeliveryMode`		`JMSDeliveryMode`
	`JMSExpiration`		`JMSExpiration`
	`JMSMessageID`		`JMSMessageID`
	`JMSPriority`		`JMSPriority`
	`JMSRedelivered`		`JMSRedelivered`
	`JMSTimestamp`		`JMSTimestamp`
	`JMSType`		`JMSType`
`jc:jms-property`		`JMSControl.PropertyValue`		メッセージのプロパティを設定および取得する。
	`key`		`name`
	`value`		`value`

TIBCO RV コントロール

表 4-16 に、TIBCO RV コントロールアノテーションのアップグレードに関する情報を示します。

表 4-16 TIBCO RV コントロールアノテーション
8.1 のアノテーション	属性	9.2 のアノテーション	属性
`jc:Transport`		`TibcoRV.Transport`
	`service`		`service`
	`network`		`network`
	`deamon`		`deamon`
`jc:UseCM`		`TibcoRV.UseCM`
`jc:UseCM`	`usecm`		`usecm`
`jc:CMTransport`		`TibcoRV.CMTransport`
	`cmname`		`cmname`
	`ledgername`		`ledgername`
	`requestold`		`requestold`
	`syncledger`		`syncledger`

WebLogic Integration 9.2 へのアップグレード

コントロールのアノテーション

アプリケーション ビュー コントロール

データ トランスフォーメーション コントロール

電子メール コントロール

ファイル コントロール

HTTP コントロール

メッセージ ブローカ コントロール

MQSeries コントロール

プロセス コントロール

サービス ブローカ コントロール

タスク コントロールのコントロールレベル アノテーション

タスク コントロールのメソッドレベル アノテーション

タスク ワーカ コントロールのコントロールレベル アノテーション

タスク ワーカ コントロールのメソッドレベル アノテーション

動的トランスフォーメーション コントロール