![]() ![]() ![]() ![]() |
BEA WebLogic Integration™ で利用可能な Java プロセス定義 (JPD) 機能は、さまざまなシステム、アプリケーション、およびユーザの統合を可能にします。WebLogic Integration Worklist は、高レベルのビジネス プロセスの一環としてユーザの共同作業を可能にします。
Worklist サブシステムでは、ユーザはビジネス プロセスと対話的に操作できます。Worklist は、ユーザにタスクを割り当てるための機能を提供します。ユーザは、割り当てられたタスクに基づき、タスクの作業を実行できます。これにより、他のユーザに新しいタスクが割り当てられたりシステム イベントがトリガされたりする場合があります。このプロセス フローは、上位のビジネス プロセスによって異なります。
Worklist サブシステムの機能には、以下のようなものがあります。
この節では、チュートリアルの概要、およびこのこのチュートリアルがベースとするビジネス シナリオについて説明します。内容は以下のとおりです。
このチュートリアルでは、Worklist で利用可能なユーザの対話とシステムの統合機能を使用して、架空の金融機関 Acme Financial System (AFS) の融資承認追跡システムを作成する手順を 1 つずつ説明します。
図 1-1 に、このチュートリアルを通して作成する融資承認追跡システムのシナリオを示します。
このチュートリアルでは、以下の操作を実行するための詳細な手順について説明します。
チュートリアルでは、これらのタスクは 6 つの手順で構成および分類されています。次の手順があります。
Worklist 設計時環境 (ターゲット タスク プランのモデル化用)、および Worklist 実行時環境 (アプリケーションの実行用) を設定する際に必要な手順について説明します。さらに、ユーザ、グループ、およびビジネス カレンダーを設定する必要があります。
融資処理タスク プランをモデル化してビジネス シナリオを実装し、WebLogic Integration サーバでデプロイする方法について説明します。
Worklist User Portal はすぐに使用でき、タスク インスタンス上でさまざまなユーザが作業できます。Worklist User Portal を使用すると、多くのユーザが融資処理タスクを作成して、完成まで作業できます。
lここでは、管理者が Worklist Console を使用して融資処理タスク インスタンスの全体的な統計を確認します。さらに、割り当てた従業員が退職したために、管理者が一部のタスク インスタンスを再割り当てします。
タスク インスタンスを作成する JPD ビジネス プロセスをトリガするオンライン システムから融資処理要求が生成されます。
このチュートリアルのテキスト例とコード例で使用されている表記法について説明します。表 1-1 に、さまざまなテキストとコードの表記法について意味と例を示します。
![]() ![]() ![]() |