Plain Agent の使用例

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WLOC サービスとリソースのモニタ

サービスがデプロイされたので、WLOC Administration Console を使用して、サービス レベル アグリーメントへのサービスの準拠の状況と、サービスをホストしているリソース プールをモニタします。

モニタ データを収集するため、WLOC コントローラは収集するデータのタイプに応じて、モニタ対象のオブジェクトを積極的にポーリングするか、または、モニタ対象のオブジェクトに対する変更を受動的にリスンします。

WLOC Administration Console の [Monitoring] タブには、サービスのメトリックを図示するグラフを作成できるダッシュボードが含まれています。特に、以下のことが行えます。

このトピックには、以下のタスクが含まれています。

 


ビューの作成

ビューを作成するには :

  1. WLOC ナビゲーション バーで [Monitoring] タブをクリックします。
  2. [Views] タブがデフォルトで選択されています。ビューはまだ作成されていないため、デフォルトのビューのみが表示されています。



  3. テキスト ボックスに作成するビューの名前を入力し、[Add] をクリックします。
  4. この例では、MS_1 JVM の現在の空きヒープ メトリックを表示する HeapFree というビューを作成します。ビューの名前がリストに追加されます。

  5. ビュー名の [HeapFree] をクリックして、アクティブにします。


  6. [Resources] ペインで使用可能な標準のメトリックを使用してモニタするリソースを選択し、[Charts and Views] ペインにドラッグして、モニタ用のチャートをビューに追加します。[Resources] ペインを参照してチャートをビューに追加する手順については、「リソース ペインの参照」を参照してください。

 


リソース ペインの参照

[Resources] タブを選択すると、モニタ可能なリソースのリストが表示されます。このペインを使用して、サービスの CPU およびメモリ使用量、リソース プール、JVM をモニタできます。インストールされた Smart Pack のメトリック、および各 MBean Server の 1 つまたは複数の MBean 属性の値を時間の経過に沿ってモニタすることもできます。

[Resources] ペインでは、各タイプの横にある + および - を使用して、モニタ可能なリソースのリストを展開したり、折りたたんだりできます。

[Resources] ペインを参照して HeapFree ビューにチャートを追加するには :

  1. [Resources] タブを選択します。
  2. [Resources] ペインでリソースのリストを展開し、各リソースのモニタ可能なタイプを表示します。


  3. 使用可能な MBean Server が表示されるまで下にスクロールし、[MBean Server MS_1] を展開します。
  4. MS_1 の使用可能な MBean タイプのリストが表示されます。



  5. リストの [JRockitRuntimeMBean] タイプを展開します。
  6. [MS_1] MBean インスタンスを展開します。
  7. MS_1 のモニタ可能な MBean 属性のリストが表示されます。

  8. MBean 属性のリストを下にスクロールし、[HeapFreeCurrent] 属性を選択します。[Charts and Views] ペインに属性をドラッグし、現在のビューに追加します。時間の経過に沿って現在の空きヒープの使用を示すメトリック チャートが HeapFree ビューに追加されます。


  9. HeapFree ビューは自動的に保存されます。


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