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データベース管理ガイド > データ ディクショナリ
データベース管理ガイド
データ ディクショナリ
この章では、WebLogic Portal の各コンポーネントのデータベース オブジェクトについて説明します。この節の情報は、データ ディクショナリと総称されています。
WebLogic Portal のコンポーネントごとに、以下の情報が提供されます。
エンティティ リレーションシップ ダイアグラム
各データベース テーブルに関する詳細な説明 (以下の項目)
テーブル名 - 定義済みのテーブル名。
テーブルの説明 - WebLogic Portal データベース スキーマのテーブルの内容と目的に関する詳細な説明。
カラム名 - 定義済みのカラム名。
データ型 - カラムの定義済み特性。
データ型は DBMS によって多少異なります。たとえば、Oracle、DB2、および PointBase で BLOB データ型として定義されたカラムは、Microsoft SQL Server および Sybase では TEXT カラムとして定義されます。
NULL 値 - カラムに NULL 値を格納できるかどうかを示す。
カラムの説明 - 主キー (PK-) と外部キー (FK-) を指定したカラムの内容と目的に関する詳細な説明。
注意 :
説明文の中のヒント という用語は、WebLogic Portal で提供されているデフォルトのスケルトンではサポートされていないが利用可能である機能を示します。
新しいバージョン、または変更されたバージョンのカラムは、テーブルやカラムが追加または変更された WebLogic Portal のバージョンを示します。新しいバージョンや変更されたバージョンが存在しない場合、 WebLogic Portal の 9.2 または 10.0 のリリース前にテーブルまたはカラムが作成されています。
この章の内容は以下のとおりです。
パーソナライゼーション データベース オブジェクト
パーソナライゼーションにより、パーソナライズされたポータル アプリケーションを開発、管理、および測定できます。これらの機能により、目的のユーザに合わせてコンテンツを表示できます。これには、匿名ユーザの追跡および行動追跡が含まれています。
「ここをクリック 」し、拡大ツールを使用して、パーソナライゼーション データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムに記載されているテーブルを確認してください。
基本的なパーソナライゼーション データベース テーブル
以下のテーブルは基本的なパーソナライゼーション機能をサポートしています。
USER_PROFILE データベース テーブル
このテーブルは、ユーザをプロファイル (WLCS_CUSTOMER
ユーザ プロファイルなど) に関連付けます。ユーザ プロファイルでは、プロパティ セットを使用してプロパティ セットに含まれるプロパティを編成します。
表 10-1 USER_PROFILE テーブルのメタデータ
ユーザに関連付けられたプロファイルのタイプ (WLCS_Customer など)。
ENTITY データベース テーブル
WebLogic Portal のオブジェクトの中には、ConfigurableEntity と呼ばれる Java インタフェースを実装するものもあります。システム内の ConfigurableEntity は、このテーブル内にエントリを 1 つ保持します。
表 10-2 ENTITY テーブルのメタデータ
PK (主キー) - シーケンスで生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
ConfigurableEntity のタイプの定義。
PROPERTY_KEY データベース テーブル
ConfigurableEntity に割り当てられたプロパティはユニークな PROPERTY_ID
を持ちます。この識別子と関連情報が次のテーブルに格納されます。
表 10-3 PROPERTY_KEY テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
PROPERTY_VALUE データベース テーブル
このテーブルには、boolean、datetime、float、integer、text、およびユーザ定義プロパティのプロパティ値が格納されます。
表 10-4 PROPERTY_VALUE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
PROPERTY_KEY.PROPERTY_KEY_ID への外部キー。
0=Boolean、1=Integer、2=Float、3=Text、4=日時 (Date and Time)、5=ユーザ定義 (BLOB)。
各日時 (date and time) 型プロパティ識別子の値。
各 float 型プロパティ識別子に関連付けられた値。
SEQUENCER データベース テーブル
SEQUENCER
テーブルは、アプリケーションで使われるすべてのシーケンス識別子 (property_meta_data_id_sequence など) を保持します。
表 10-5 SEQUENCER テーブルのメタデータ
PK (主キー) - シーケンスを識別するために使われるユニークな名前。
このフラグは、特定の SEQUENCE_ID が更新のためにロックされているかどうかを示す。値は 0 または 1。このカラムは、複数のデータベース環境で使用できる汎用ロック メカニズムとして使用される。
WEBLOGIC_IS_ALIVE データベース テーブル
このテーブルは、データベースへの接続を引き続き有効にするために JDBC 接続プールによって使用されます。
表 10-6 WEBLOGIC_IS_ALIVE テーブルのメタデータ
データベースへの接続を引き続き有効にするために JDBC 接続プールによって使用される。
P13N_QUIESCENT_STATE データベース テーブル
このテーブルは、WebLogic Portal version 9.2 で追加されました。このテーブルにより、Administration Console のユーザまたは訪問者ツールのユーザはポータル リソースへの変更を無効にできます。また、マルチキャスト メッセージをクラスタ メンバーに送信することも可能になります。
表 10-7 P13N_QUIESCENT_STATE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - エンタープライズ アプリケーションの名前。
PK (主キー) - Web アプリケーションの名前。
PK (主キー) - 権限を付与されたリソース、または委託リソースの名前。たとえば、CONTENT、PORTAL。
PK (主キー) - ユーザがシステムの操作に利用できる、すべての操作や機能の名前。
DT の静止をオンにしたユーザ、またはリソースの BLOCKED モードを設定したユーザの名前。
P13N_LEASE データベース テーブル
このテーブルは、WebLogic Portal version 9.2 で追加されました。このテーブルは、複数の競合するプロセスを防ぐために、同じデータベースに接続するアプリケーション間で排他的なリース リクエストを保持する目的で内部的に使用されます。テーブルにある値は一時的な値です。リースに値がある限り、テーブルに行が存在する必要があります。何らかの理由で行が自動的に削除されない場合、WebLogic Portal では同じ名前の別のリクエストが発生した場合に必要に応じて行を更新します。
以下の例は、このリース データの使用方法について示します
WebLogic Portal リース管理者が指定された期間、起動および更新用リソースをロックしても、伝播はクラスタの 1 つのノードで実行されています。別のノードが伝播を実行しようとしても、リースは 2 番目の処理が起動できないようにします。
WebLogic Portal リース管理者は、このテーブルを使用してクラスタ内のポータル フレームワーク データの分散を同期します。
このテーブルは内部処理用のみに使用されるため、WebLogic Portal Administration Console を使用してアクセスできません。
表 10-8 P13N_LEASE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - 要求されたリースのユニークな名前。
リースが要求された日時デフォルト値は現在のタイムスタンプ。
追跡された匿名ユーザ ディクショナリ テーブル
この節では、WebLogic Portal パッケージのデータベース オブジェクトについて説明します。匿名ユーザの詳細については、『ユーザ管理ガイド 』を参照してください。
以下のテーブルが匿名ユーザの追跡をサポートしています。
P13N_ANONYMOUS_PROPERTY データベース テーブル
このテーブルは、追跡された匿名ユーザに関連付けられたプロパティを格納するために使用されます。
表 10-9 P13N_ANONYMOUS_PROPERTY テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
追跡された匿名ユーザのデータが設定されているプロパティ セットの名前。
FK (外部キー) - P13N_ANONYMOUS_USER への外部キー
java.io.Serializable を実装する必要があるプロパティ値。
P13N_ANONYMOUS_USER データベース テーブル
このテーブルは追跡された匿名ユーザのデータを格納します。
表 10-10 P13N_ANONYMOUS_USER テーブルのメタデータ
FK (外部キー) - 匿名ユーザの主キーにマップされる外部キー。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
追跡された匿名ユーザのデータが最後に更新された日付。
行動追跡データベース テーブル
このガイドの各 DBMS の章で、それぞれの行動追跡データベースの設定方法について説明します。行動追跡データを格納するために 3 種類のテーブルが用意されています。BT_EVENT
テーブルには、イベント データがすべて格納されます。BT_EVENT_ACTION
テーブルには、記録されたイベント データに対してサードパーティのツールが実行するアクションが記録されます。BT_EVENT_TYPE
テーブルは、EVENT
テーブルに格納されるイベント タイプとイベント カテゴリを参照します。
行動追跡の詳細については、『対話管理ガイド 』を参照してください。
BT_EVENT_TYPE データベース テーブル
このテーブルは、BT_EVENT
テーブルに格納されるイベント タイプとイベント カテゴリを参照します。これは静的なテーブルです。
表 10-11 BT_EVENT_TYPE データベース テーブル
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
イベント タイプに関連付けられるイベント カテゴリ グループ。
カスタム イベントを記録するには、このテーブルにエントリを作成する必要があります。このテーブルにカスタム イベントのレコードがない場合は、そのイベントを BT_EVENT
テーブルに永続化することはできません。
BT_EVENT データベース テーブル
このテーブルには、行動追跡イベントのデータがすべて格納されます。
表 10-12 BT_EVENT データベース テーブル
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
FK (外部キー) - BT_EVENT_TYPE に設定。呼び出されたイベントを識別する文字列識別子。
WebLogic Server 側で生成されるユニークな数値で、セッションに割り当てられる。
各イベント タイプの特定のイベント情報を含む XML ドキュメント。情報は CLOB (Character Large Object) 形式で格納される。
表 10-13 を参照。
セッションおよびイベントに関連付けられるユーザ ID。ユーザがまだログインしていない場合、このカラムは NULL になる。
必要に応じてセッションおよびイベントに関連付けられる匿名ユーザのユーザ ID。
表 10-12 に示すように、BT_EVENT
テーブルには 8 つのカラムがあり、各カラムは特定のイベント要素に対応します。EBT_EVENT
テーブルのカラムのうち 7 つには、すべてのイベント タイプに共通するデータが格納されます。XML_DEFINITION
カラムには、アプリケーション、event-date、event-type、session-id、user-id ならびに各イベント タイプにユニークなイベント データに関する情報が含まれています。XML
ドキュメントは、イベント タイプごとに固有の形式で作成されます。各イベント タイプに対応するデータ要素は、EVENT
テーブルの XML_DEFINITION
カラムに取得されます。これらのデータ要素を 表 10-13 に示します。
表 10-13 XML_DEFINITION データ要素
application event-date event-type session-id user-id sku quantity unit-list-price currency application-name
application event-date event-type session-id user-id sku quantity unit-price currency application-name order-line-id
CampaignUserActivityEvent
application event-date event-type session-id user-id campaign-id scenario-id
application event-date event-type session-id user-id document-type document-id campaign-id scenario-id application-name placeholder-id
application event-date event-type session-id user-id document-type document-id
application event-date event-type session-id user-id document-type document-id sku category-id application-name
application event-date event-type session-id user-id document-type document-id campaign-id scenario-id application-name placeholder-id
application event-date event-type session-id user-id document-type document-id
application event-date event-type session-id user-id document-type document-id sku category-id application-name
application event-date event-type session-id user-id total-price order-id currency application-name
application event-date event-type session-id user-id sku quantity unit-price currency application-name
application event-date event-type session-id user-id ruleset-name rule-name
application event-date event-type session-id user-id
application event-date event-type session-id user-id
application event-date event-type session-id user-id
application event-date event-type session-id user-id
BT_EVENT_ACTION データベース テーブル
このテーブルには、記録されたイベント データに対してサードパーティのツールが実行するアクションが記録されます。
表 10-14 BT_EVENT_ACTION テーブルのメタデータ
BEGIN EXPORT や END EXPORT など、実行されるイベント アクション。このフィールドはテーブルの主キーの 1 つ。
当該イベントの発生日時。このフィールドはテーブルの主キーの 1 つ。
実行されるイベント アクションに関連付けられるイベントの ID。
データ同期データベース テーブル
この節では、WebLogic Portal データ同期オブジェクト テーブルをデータ ディクショナリとしてアルファベット順に並べています。
データ同期データベースは、以下のテーブルで構成されています。
DATA_SYNC_APPLICATION データベース テーブル
このテーブルには、データ同期処理で利用可能な各種のアプリケーションが格納されます。
表 10-15 DATA_SYNC_APPLICATION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
デプロイされた J2EE アプリケーションの名前(WebLogic Server Console 内の名前と一致)。
DATA_SYNC_ITEM データベース テーブル
このテーブルには、同期させるデータ項目がすべて格納されます。
表 10-16 DATA_SYNC_ITEM テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
DATA_SYNC_ APPLICATON.APPLICATION_ID への外部キー。
DATA_SYNC_ SCHEMA_URI.SCHEMA_URI_ID への外部キー。
DATA_SYNC_ VERSION.VERSION_MAJOR への外部キー。
DATA_SYNC_ VERSION.VERSION_MINOR への外部キー。
XML_DEFINITION カラムの内容を表す生成された番号。
同期させるデータ項目のファイル システム上のパス。
メタデータ情報 - 同期させるデータ項目の一般的な説明。
DATA_SYNC_SCHEMA_URI データベース テーブル
このテーブルには、さまざまなドキュメントで使われる各管轄スキーマに関する情報が格納されます。
表 10-17 DATA_SYNC_SCHEMA_URI テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
DATA_SYNC_VERSION データベース テーブル
このテーブルは、現在使われていません。このテーブルは将来の使用に備えて未使用となっており、データ同期のバージョン管理をサポートすることが見込まれています。結果的に、このテーブルでは 1 レコードのみが保持されます。
表 10-18 DATA_SYNC_VERSION テーブルのメタデータ
Portal サービス データベース オブジェクト
Portal サービス データベース オブジェクトは、プレースホルダ、広告、および広告バケットのサービスに使用します。
「ここをクリック 」し、拡大ツールを使用して、Portal サービス データベース オブジェクトのエンティティ リレーションシップ ダイアグラムに記載されているテーブルを確認してください。
Portal サービス データベースは、以下のテーブルで構成されています。
AD_BUCKET データベース テーブル
このテーブルには、広告を対象とするコンテンツ クエリが保持されます。
表 10-19 AD_BUCKET テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
XML ベースのプレースホルダ定義ファイルのロケーション識別子。
CONTAINER_REF に関連付けられているサービスを識別する。
プレースホルダの優先順位付けに使用する重み付けスキーマ。
AD_COUNT データベース テーブル
このテーブルでは、広告が表示された回数とクリック スルーされた回数が追跡されます。
表 10-20 AD_COUNT テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
PK (主キー) - キャンペーンのユニークな識別子。
PK (主キー) - 広告のクリックまたは表示のスコープとなったアプリケーションの名前。
PLACEHOLDER_PREVIEW データベース テーブル
このテーブルは、プレースホルダを保持するために使用されます (プレビュー目的のみ)。
表 10-21 PLACEHOLDER_PREVIEW テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード識別子として使われる。
MAIL_ADDRESS データベース テーブル
このテーブルには、電子メール用のアドレス情報がすべて格納されます。
表 10-22 MAIL_ADDRESS テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
FK (外部キー) - MAIL_MESSAGE テーブルへの外部キー。
配信リスト上のさまざまな電子メール アドレスを格納する。
配信に組み込む ADDRESS の種類を決定する。指定できる値は TO、CC または BCC。
MAIL_BATCH データベース テーブル
このテーブルでは、各メーリングのバッチが設定されます。
表 10-23 MAIL_BATCH テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
MAIL_BATCH_ENTRY データベース テーブル
このテーブルは、メール バッチを特定のメール メッセージに関連付けます。
表 10-24 MAIL_BATCH_ENTRY テーブルのメタデータ
PK (主キー) および FK (外部キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PK (主キー) および FK (外部キー) -
MAIL_MESSAGE
テーブルへの外部キー。
MAIL_HEADER データベース テーブル
このテーブルには、電子メール メッセージ固有のヘッダ情報がすべて格納されます。
表 10-25 MAIL_HEADER テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
FK (外部キー) - MAIL_MESSAGE テーブルへの外部キー。
MAIL_MESSAGE データベース テーブル
このテーブルには、メール メッセージ固有の内容 (件名行、テキストなど) が格納されます。
表 10-26 MAIL_MESSAGE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
SCENARIO_END_STATE データベース テーブル
このテーブルでは、ユーザが特定のシナリオに参加する資格を失う時期を識別します。
表 10-27 SCENARIO_END_STATE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - XML ベースのシナリオ定義ファイルの識別子。
PK (主キー) - ユーザ ID。WLCS_USER.IDENTIFIER への外部キー。
PK (主キー) - キャンペーンのユニークな識別子CAMPAIGN.CAMPAIGN_UID への外部キー。
PK (主キー) - 現時点では、このカラムの値は常に文字列「Campaign」。
PK (主キー) - デプロイされた J2EE アプリケーションの名前(WebLogic Server Console 内の名前と一致)。
資格参照ディクショナリ テーブル
以下のテーブルは、ポリシーの作成、編集、および削除時に、Administration Console がセキュリティ ポリシー参照データを保持するために使用されます。これらのテーブルを使用すると、ロール名、リソース ID、Web アプリケーション名などを指定してポリシーを効率的に検索できます。資格ポリシー システムは、以下のテーブルで構成されます。
P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION データベース テーブル
このテーブルでは、資格を適用できるアプリケーションをユニークに識別します。
表 10-28 P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
ENTITLEMENT_APP_
DESCRIPTION
レコードの作成日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。
レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。
P13N_ENTITLEMENT_POLICY データベース テーブル
このテーブルでは、資格ポリシーをユニークに識別します。資格ポリシーは、資格ロールが資格リソースと機能に関連付けられたときに作成されます。
表 10-29 P13N_ENTITLEMENT_POLICY テーブルのメタデータ
PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION への外部キー。
PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_RESOURCE への外部キー。
PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION への外部キー。
PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_ROLE への外部キー。
POLICY_RESOURCE_ CAPABILITY
PK (主キー) - このポリシー インスタンスの機能をユニークに識別する。
レコードの作成日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。
レコードの最終更新日時。デフォルト値は現在のタイム スタンプ。
ロール定義を持つデプロイされたロール マッピング プロバイダの名前
P13N_ENTITLEMENT_RESOURCE データベース テーブル
このテーブルでは、資格の関連付けができるアプリケーション リソースをユニークに識別します。
表 10-30 P13N_ENTITLEMENT_RESOURCE テーブルのメタデータ
PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION への外部キー。
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。
レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。
P13N_ENTITLEMENT_ROLE データベース テーブル
このテーブルでは、特定のアプリケーションの資格ロールと委託管理ロールをユニークに識別します。
表 10-31 P13N_ENTITLEMENT_ROLE テーブルのメタデータ
PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION への外部キー。
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。
レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。
ポリシー ロール マッパー プロバイダを識別する。デフォルト値は DefaultRoleMapper。
P13N_DELEGATED_HIERARCHY データベース テーブル
このテーブルでは、資格階層をユニークに識別します。資格の階層は、P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION に関連付けられます。
表 10-32 P13N_DELEGATED_HIERARCHY テーブルのメタデータ
PK (主キー) および P13N_ENTITLEMENT_APPLICATION への外部キー。
委託管理ロール階層が格納される XML ドキュメント。
レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。
レコードの最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。
USERS データベース テーブル
このテーブルは、WebLogic Portal version 9.2 で追加されました。このテーブルにより、WebLogic Server SQLAuthenticator のユーザ、グループ、およびパスワードの情報が保持されます。
GROUPS データベース テーブル
このテーブルは、WebLogic Portal version 9.2 で追加されました。このテーブルにより、グループとその説明に関する情報が保持されます。
表 10-34 GROUPS テーブルのメタデータ
GROUPMEMBERS データベース テーブル
このテーブルは、WebLogic Portal version 9.2 で追加されました。このテーブルにより、グループ階層の情報が保持されます。
表 10-35 GROUPMEMBERS テーブルのメタデータ
PK (主キー) および GROUPS テーブルへの外部キー。ユニークなグループ名。
ポータル フレームワーク データベース オブジェクト
ポータル フレームワークは WebLogic Portal の一部で、ポータルの表示とカスタマイズを行います。
「ここをクリック 」し、拡大ツールを使用して、ポータル フレームワーク テーブルの論理エンティティ リレーションシップ ダイアグラムに記載されているテーブルを確認してください。ここには、WSRP およびローカライゼーションをサポートするテーブルが含まれています。
ポータル フレームワーク データベース テーブル
この節では、テーブルをデータ ディクショナリとしてアルファベット順に並べています。一般的なポータル フレームワーク データベースは、以下のテーブルで構成されています。
コミュニティ関連のポータル フレームワーク テーブルを表示するには、「コミュニティ フレームワーク データベース オブジェクト 」を参照してください。ローカライゼーションに関するテーブルを表示するには、「ローカライゼーション ディクショナリ テーブル 」を参照してください。
PF_BOOK_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルでは、BOOK
ポータル ライブラリ リソースが定義されます。ブックは、PAGES
と他の BOOKS
を集約するために使用されます。
表 10-36 PF_BOOK_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。
このブックの定義をメニューに表示するかどうかを指定するブール型フラグ。エンド ユーザがブックを作成するとき、ブックはパブリックとしてマークされない。
このブックの定義をメニューで非表示にするかどうかを指定するブール型フラグ。
メニューでページまたはブックを非表示にしても、その表示は行われる。特定のブックまたはページのタブを非表示にするようにメニュー コントロールに指示するにすぎない。ページまたはブックは、リンクまたはバッキング ファイルを使用してアクティブにできる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前 (config.xml で定義)。
開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用されるモニカ。WebLogic Workshop の bookDefinitionLabel と同じ。
作成時にラベルが指定されていない場合は、先頭に
B
の付いた BOOK_DEFINITION_ID が使用される。このラベルは API で使用してブックまたはページをアクティブにできる。
PF_BOOK_GROUP データベース テーブル
このテーブルは、親ブックの子ページまたはブック配置を表します。テーブルの 1 つのレコードは、ブックの 1 つの配置を示します。このテーブルでは、ブックとページのカスタマイズされたグループも識別されます。カスタマイズされたグループは、DESKTOP_INSTANCE_ID
で表現および集約されます。
表 10-37 PF_BOOK_GROUP テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
親の BOOK_INSTANCE_ID を識別する PF_BOOK_INSTANCE への外部キー。
位置合わせはメニュー スケルトン JSP に対するヒントで、タブをタブ バーの左または右に位置合わせするかどうかを指示する。スケルトンではこの機能を実行するか、または無視するかを選択できる。
このページまたはブックが親ブックで表示される、タブ メニューの順序。順序は連続していなくてもよい。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
親ブックのデフォルトのページまたはブックであることを示すブール型フラグ。
子の BOOK_INSTANCE_ID を識別する PF_BOOK_INSTANCE への外部キー。
PF_DESKTOP_INSTANCE への外部キー。このブックのグループが管理者またはエンド ユーザのカスタマイズである場合は、この値は非 NULL となり、管理者またはユーザのデスクトップを指し示す。このフィールドが NULL の場合、ライブラリのビューを示す。
PF_BOOK_INSTANCE データベース テーブル
このテーブルでは、BOOK_DEFINITION
のインスタンスが識別されます。最低 1 つのブック インスタンス (プライマリ インスタンス) が常に存在します。他のすべてのインスタンスは、管理者またはエンド ユーザによるカスタマイズを表します。
表 10-38 PF_BOOK_INSTANCE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
方向は、ブック スケルトン JSP および メニュー スケルトン JSP に対して、タブの表示位置 (メイン ブックの上、下、右、左) を指定する。スケルトンでは、このフィールドを無視するように選択できる。
ブック インスタンスのタイプ。1=Primary、3=Admin、4=User。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
エンド ユーザがカスタマイズしたこの BOOK のタイトル。
このタイトルはインターナショナライズされない (そのエンド ユーザだけがこのタイトルを使用するため)。エンド ユーザがブック タイトルをカスタマイズしない場合、この値は NULL となり、タイトル L10N_RESOURCE が使用される。
PF_BOOK_DEFINITION への外部キー。
PF_MENU_DEFINITION への外部キー。場合によっては NULL (メニューが不要なブックもあるため)。
PF_THEME_DEFINITION への外部キー。
PF_DESKTOP_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルではデスクトップが定義されます。デスクトップは、テンプレート (.portal
ファイル) または既存のリソースから作成できます。
表 10-39 PF_DESKTOP_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) の一部 - デスクトップへの部分的な URL パスを識別する。
PK (主キー) および PF_PORTAL への外部キーの一部 - このデスクトップと親ポータルへの部分的な URL パスを識別する。
PK (主キー) および PF_PORTAL への外部キーの一部。このデスクトップのスコープとなる Web アプリケーションの名前 (config.xml ファイルで定義)。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。このデスクトップのメインまたはデフォルトの PF_BOOK_INSTANCE の BOOK_INSTANCE_ID。
PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。
ツリーの最適化がデスクトップに対してアクティブであるかどうかを示す。受け入れられる値は、0 (デフォルトではオフ) または 1 (オン)。
デスクトップがコミュニティであるかどうかを示す。デフォルトは 0 (コミュニティではない)。
デスクトップがテンプレートであるかどうかを示す。デフォルトは 0 (テンプレートではない)。
デスクトップはグローバル デスクトップであるかどうかを示す。デフォルトは 0 (グローバルではない)。
AJAX で実行中のデスクトップを、デスクトップのレベルでオンとオフに切り替える機能を追加します。デフォルトは
compat_9_2
またはオフです。
IS_SCROLL_TO_WINDOW_ENABLED
ブラウザのウインドウからユーザが対話した最後のウインドウまでスクロールを可能にするブール型フラグです。デフォルトは、
0
(true) です。
PF_DESKTOP_INSTANCE データベース テーブル
このテーブルでは、カスタマイズまたはローカライズされたデスクトップのインスタンスが識別されます。
表 10-40 PF_DESKTOP_INSTANCE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - デスクトップへの部分的な URL パスを識別する。
PF_DESKTOP_DEFINITION への外部キー。
PF_DESKTOP_DEFINITION への外部キー。
PF_DESKTOP_DEFINITION への外部キー。
このデスクトップのメインまたはデフォルトの PF_BOOK_INSTANCE の BOOK_INSTANCE_ID への外部キー。
ユーザがデスクトップをカスタマイズしている場合はそのユーザ名。この値は、特定のユーザまたは管理者に対するデスクトップ インスタンスがない場合は NULL。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PF_LOOK_AND_FEEL_DEFINITION への外部キー。
エンド ユーザがカスタマイズしたこの DESKTOP のタイトル。このタイトルはインターナショナライズされない (そのエンド ユーザだけがこのタイトルを使用するため)。
エンド ユーザがデスクトップ タイトルをカスタマイズしない場合、この値は NULL となり、タイトル L10N_RESOURCE が使用される。
PF_SHELL_DEFINITION への外部キー。
デスクトップがコミュニティであるかどうかを示す。可能な値は: 0 (デフォルト、コミュニティではない) または 1 (コミュニティ)。
PF_LAYOUT_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルでは、ページ上の各項目の場所を決める仕様として使われる LAYOUT
ポータル ライブラリ リソースが定義されます。レイアウト定義ごとに、対応する .layout
ファイルが存在します。.layout
ファイルを更新すると、このレコードが更新されます。
表 10-41 PF_LAYOUT_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
このレイアウトに関連付けられたファイルがファイル システムから削除されたことを示すブール。このレイアウトが使用されない場合、レコードは完全に削除される。
このフラグは、.layout ファイルが削除され、レイアウトがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.layout ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、管理ツールでレイアウトを削除して代替レイアウトに置き換えることもできる。
このレイアウト定義に関連付けられているファイルの名前と場所。
このレイアウト定義の ICON を識別する URI。
このレイアウト定義の HTML の URI。この htlp ファイルは、管理ツールまたは訪問者ツールで使用して、実際のレイアウトをエミュレートするビジュアル表示を行うことができる。
Administration Console または訪問者ツールのディスプレイで、サムネイル イメージとレイアウトを関連付けます。
PF_LOOK_AND_FEEL_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルでは、ポータルの表示方法を制御する DESKTOP
に割り当てられる LOOK and FEEL
ポータル ライブラリ リソースまたはテンプレートが定義されます。
表 10-42 PF_LOOK_AND_FEEL_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用されるモニカ。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
IS_LOOK_FEEL_FILE_ DELETED
このルック アンド フィールに関連付けられたファイルがファイル システムから削除されたことを示すブール。このルック アンド フィールが使用されない場合、レコードは完全に削除される。
このフラグは、.laf ファイルが削除され、ルック アンド フィールがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.laf ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、Administration Console でルック アンド フィールを削除して代替ルック アンド フィールに置き換えることもできる。
このルック アンド フィール定義に関連付けられている
.laf
ファイルの場所への (Web アプリケーションからの) 完全修飾ファイル パス。
Administration Console または訪問者ツールのディスプレイで、レイアウトとルック アンド フィールを関連付けます。
PF_MARKUP_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルでは、ポータル ライブラリ リソースの MARKUP
(青写真、設計、モデル) が定義されます。
表 10-43 PF_MARKUP_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
このポータル オブジェクトの定義を格納したファイルの名前と場所。
このマークアップで定義されるポータル リソースのタイプ。
このポータル オブジェクトの XML 定義の最初の 2,000 字。
このポータル オブジェクトの XML 定義の最後の 2,000 字。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
PF_MARKUP_XML データベース テーブル
このテーブルは、WebLogic Portal version 9.2 で追加されました。このテーブルでは、ポータル リソースの XML マークアップの追加情報が定義されます。
表 10-44 PF_MARKUP_XML テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
このブロックが開始ブロックであるか、終了ブロックであるかを識別する。値は開始の場合「B」または終了の場合「E」。
PF_MENU_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルでは、BOOK INSTANCE
に割り当て可能な MENU
ポータル ライブラリ リソースまたはテンプレートが定義されます。
表 10-45 PF_MENU_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
このメニューに関連付けられたファイルがファイル システムから削除されたことを示すブール。このメニューが使用されない場合、レコードは完全に削除される。
このフラグは、.menu ファイルが削除され、メニューがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.menu ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、Administration Console でメニューを削除して代替メニューに置き換えることもできる。
このメニュー定義に関連付けられている .menu ファイルの場所への (Web アプリケーションからの) 完全修飾パス。
Administration Console または訪問者ツールのディスプレイで、サムネイル イメージとメニューを関連付けます。
PF_PAGE_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルでは、PAGE INSTANCE
に割り当て可能な PAGE
ポータル ライブラリ リソースまたはテンプレートが定義されます。
表 10-46 PF_PAGE_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。
このページ定義がパブリックであることを示すブール。パブリックのページ定義だけがサイトの訪問者に公開される。
このページが非表示であることを示すブール。非表示フラグによって、このページのタブを非表示にすることがメニューに伝えられる。ページは、他の方法 (リンク、イベント) によって引き続き表示できる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用されるモニカ。
PF_PAGE_INSTANCE データベース テーブル
このテーブルでは、ページ定義のインスタンスが識別されます。定義ごとに最低 1 つのインスタンスが常に存在します。
表 10-47 PF_PAGE_INSTANCE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
ブック インスタンスのタイプ。1=Primary、3=Admin、4=User。
PF_LAYOUT_DEFINITION への外部キー。
PF_PAGE_DEFINITION への外部キー。
PF_THEME_DEFINITION への外部キー。
デスクトップまたはユーザがカスタマイズしたこのページのタイトル。このインスタンスのタイトルはエンド ユーザに対してのみ有効 (ローカライズが不可能かつ不要であるため)。
PF_PLACEHOLDER_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルでは、LAYOUT
の定義を持ち、PLACEMENT
に割り当て可能な PLACEHOLDER
ポータル ライブラリ リソースまたはテンプレートが定義されます。
表 10-48 PF_PLACEHOLDER_DEFINITION テーブルのメタデータ
PLACEHOLDER_DEFINITION_ID
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。
レイアウトのこのプレースホルダの場所。この場所は、レイアウトをポートレットとしてスワップする場合に、一方のレイアウトの場所から同じ ID を持つもう一方のレイアウトの場所にレイアウトを移動するときに使用される。もう一方のレイアウトのプレースホルダ数が異なる場合は、場所数に基づく場所の係数が使用される。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
PF_LAYOUT_DEFINITION への外部キー。
PF_PLACEMENT データベース テーブル
このテーブルの各レコードは、ページ上のブックまたはポートレットの 1 つの配置を示しています。
表 10-49 PF_PLACEMENT テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
この配置があるプレースホルダ内の位置。プレースホルダには複数の配置が可能。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PF_PLACEHOLDER_DEFINITION への外部キー。
PF_PORTLET_INSTANCE への外部キー。
PF_DESKTOP_INSTANCE への外部キー。この配置のグループが管理者またはエンド ユーザのカスタマイズである場合は、この値は非 NULL となり、管理者またはユーザのデスクトップを指し示す。このフィールドが NULL の場合、ライブラリのビューを示す。
PF_PORTAL データベース テーブル
このテーブルでは、DESKTOP
定義に関連付け可能な PORTAL
アプリケーション ライブラリ リソースまたはテンプレートが定義されます。
表 10-50 PF_PORTAL テーブルのメタデータ
PK (主キー) - 部分的な主キーおよびこのポータルへの部分的な URL。
PK (主キー) - ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
URL のポータルの部分が指定されている場合にのみ URI (省略可能) が転送されるように定義する。この URL (JSP または .portal) を使用すると、デフォルトのデスクトップに移動したり、このポータルで利用可能なデスクトップのリストを表示したりできる。
PF_PORTLET_CATEGORY データベース テーブル
このテーブルでは、PORTLET
CATEGORY
リソースが PORTLET
DEFINITION
に関連付けられます。
表 10-51 PF_PORTLET_CATEGORY テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PORTLET_CATEGORY_
DEFINITION_ID
PF_PORTLET_CATEGORY_
DEFINITION への外部キー。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PF_PORTLET_CATEGORY_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルでは、PORTLET
リソースに関連付けられる PORTLET CATEGORY
および PORTLET CATEGORY
階層リソースまたはテンプレートが識別されます。
表 10-52 PF_PORTLET_CATEGORY_DEFINITION テーブルのメタデータ
PORTLET_CATEGORY_
DEFINITION_ID
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
PARENT_CATEGORY_
DEFINITION_ID
親のポートレット カテゴリを識別する PF_PORTLET_CATEGORY_
DEFINITION への外部キー。これがトップレベル カテゴリである場合は NULL。
PF_PORTLET_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルでは、Web アプリケーションのユーザ インタフェースとして使用可能な PORTLET
ライブラリ リソースまたはテンプレートの特性が識別されます。
表 10-53 PF_PORTLET_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。
このポートレット定義がパブリックであることを示すブール。パブリックのポートレット定義だけが「サイトの訪問者」に公開される。
このポートレットがマルチスレッドをサポートしていることを示すブール。
マルチスレッドが、このポートレットで使用されているかどうかを示すブール。この値は、IS_FORKABLE が true の場合にのみ有効にできる。
このポートレットで表示キャッシュが使用可能であるかどうかを示すブール。
このポートレットでキャッシュを使用しているかどうかを示す。キャッシュを使用している場合は TTL を指定する。-1 はオフであることを示し、0..n はキャッシュの TTL を示す。
IS_CACHEABLE が true の場合は -1 以外の値が可能。
(WSRP ユーザ プロファイル伝播)使用可能な値は以下のとおり。
0 = なし
1 = すべて
2 = 指定した プロパティ
3 = ユーザ プロパティが Web アプリケーションでデフォルトに設定されている。これがデフォルトの値。
このオブジェクトに関連付けられている PORTLET_FILE がファイル システムから削除されたかどうかを示すブール。
このフラグは、.portlet ファイルが削除され、ポートレットがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.portlet ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、Administration Console でポートレットを削除することもできる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用されるモニカ。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
このポートレット (JSP、HTML) のコンテンツ URI。
この値は、Java (JSR168) ポートレットでは NULL にできる。
このポートレットの編集モード URI (JSP) (ポートレットが編集モードをサポートしている場合)。
このポートレットのヘルプ モード URI (JSP) (ポートレットがヘルプ モードをサポートしている場合)。
このポートレットの省略可能なバッキング ファイル (Java クラス名)。バッキング クラスでは、JspBacking または拡張 AbstractJspBacking の実装が必要。
ポートレットを構成するコントロールを説明するファイル (*.portlet)。ポートレット ファイルが存在しないと、フィールドは NULL になる。
PF_PORTLET_INSTANCE データベース テーブル
このテーブルでは、カスタマイズまたはローカライズされたポートレットのインスタンスが識別されます。
表 10-54 PF_PORTLET_INSTANCE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PF_PORTLET_DEFINITION への外部キー。
ポートレットがデフォルトで最小化された状態で表示されるかどうかを示すブール。
ポートレット インスタンスのタイプのコード。有効な値 : 1=Primary、2=Library、3=Admin、4=User。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
このポートレットのタイトルバーの表示位置 (上、下、右、左) をスケルトン ファイルに対して指定する。スケルトンによってはこの機能が実装されていないため、何の影響もない場合がある。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用されるモニカ。
PF_THEME_DEFINITION への外部キー。
PARENT_PORTLET_
INSTANCE_ID
親ポートレット インスタンスを示す PF_PORTLET_INSTANCE への外部キー。このインスタンスがトップレベルのポートレット インスタンスの場合、値は NULL。
.portlet ファイルに含まれるバンドル用のポートレットのローカライズ済みタイトルを対象とするバンドル キー。
PF_PORTLET_PREFERENCE データベース テーブル
このテーブルでは、ポートレット インスタンスのプリファレンス値が識別されます。
表 10-55 PF_PORTLET_PREFERENCE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
プリファレンス値に関連付けられる名前 (省略可能)。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
このプリファレンスの名前と値がポートレットで変更可能かどうかを示すブール。
プリファレンスに複数の値を指定できるかどうかを示すブール。
ポートレット プリファレンスの説明 (省略可能)。
PF_PORTLET_PREFERENCE_VALUE データベース テーブル
このテーブルには、ポートレット プリファレンスの値が格納されます。PF_PORTLET_PREFERENCE テーブルとこのテーブルのレコード間には、1 対多の対応関係があります。
表 10-56 PF_PORTLET_PREFERENCE_VALUE テーブルのメタデータ
PORTLET_PREFERENCE_ VALUE_ID
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PF_PORTLET_PREFERENCE への外部キー。
PF_PORTLET_PREFERENCE への外部キー。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PF_PORTLET_USER_PROPERTIES データベース テーブル
このテーブルには、WSRP ユーザ プロファイル伝播のポートレット ユーザ プロパティの値が格納されます。
このテーブルが WebLogic Portal 9.2 に追加されました。
表 10-57 PF_PORTLET_USER_PROPERTIES テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、プロパティ ID として使われる。
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、ポートレット定義 ID として使われる。
PF_SHELL_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルではシェル定義が示されます。このテーブルと .shell ファイルのレコード間には、1 対 1 の対応関係があります。
表 10-58 PF_SHELL_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
このシェルに関連付けられたファイルがファイル システムから削除されたことを示すブール。このシェルが使用されない場合、レコードは完全に削除される。
このフラグは、.
shell
ファイルが削除され、シェルがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.shell ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、Administration Console でシェルを削除して代替シェルに置き換えることもできる。
このシェル定義をバックアップする、アプリケーションの framework/markup/shell ディレクトリに含まれる .shell ファイルの名前。
Administration Console または訪問者ツールのディスプレイで、サムネイル イメージとシェルを関連付けます。
HEADER_LAYOUT _DEFINITION_ID
PF_LAYOUT_DEFINITION への外部キー。
FOOTER_LAYOUT _DEFINITION_ID
PF_LAYOUT_DEFINITION への外部キー。
PF_SHELL_PLACEMENT データベース テーブル
このテーブルは、.shell
ファイルにある逆アセンブル レイアウトをサポートします。各レコードは .shell
ファイルのヘッダやフッタのレイアウトで、アイテム (ブックかポートレット) の配置を表しています。
表 10-59 PF_SHELL_PLACEMENT テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
DELETE CASCADE での PF_SHELL_ DEFINITION の外部キー。
シェルの配置がブックやポートレットのヘッダに対して定義されたことを示すブール。
この配置があるプレースホルダ内の位置。プレースホルダには複数の配置が可能。
TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
PLACEHOLDER_ DEFINITION_ID
PF_PLACEHOLDER_DEFINITION への外部キー。
PF_PORTLET_INSTANCE への外部キー。
PF_PORTLET_INSTANCE への外部キー。
PF_THEME_DEFINITION データベース テーブル
このテーブルではテーマ定義が示されます。このテーブルと .theme
ファイルのレコード間には、1 対 1 の対応関係があります。
表 10-60 PF_SHELL_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_INTERSECTION への外部キー。
PF_MARKUP_DEFINITION への外部キー。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
このテーマに関連付けられたファイルがファイル システムから削除されたことを示すブール。このテーマが使用されない場合、レコードは完全に削除される。
このフラグは、.theme ファイルが削除され、テーマがまだ使用中の場合にのみ true に設定できる。.theme ファイルを元に戻してこのフラグを自動的にリセットすることも、Administration Console でテーマを削除することもできる。
このテーマ定義をバックアップする、アプリケーションの
framework/markup/theme
ディレクトリに含まれる .theme ファイルの名前。
Administration Console または訪問者ツールのディスプレイで、サムネイル イメージとテーマを関連付けます。
PF_URL_COMPRESSION データベース テーブル
このテーブルは、WebLogic Portal version 9.2 で追加されました。このテーブルにより、URL 圧縮値が保持されます。
表 10-61 PF_URL_COMPRESSION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、URL 圧縮 ID として使われる。
圧縮 URL の検索に使用するハッシュされた URL。ハッシュがユニークである保証はないので、EXPANDED_URL でもう一度検索が行われる。
開発のためにこのポータル リソースへの参照に使用される名前。
ローカライゼーション ディクショナリ テーブル
この節では、WebLogic ポータル フレームワークのデータベース オブジェクトについて説明します。以下のテーブルがローカライゼーションをサポートしています。
L10N_INTERSECTION データベース テーブル
このテーブルでは、ローカライズされたタイトルおよび説明にアプリケーション リソース (メニュー、ポートレットなど) を関連付けます。
表 10-62 L10N_INTERSECTION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
L10N_RESOURCE_TYPE への外部キー。
L10N_LOCALE データベース テーブル
このテーブルでは、アプリケーションのローカライズに必要なロケールの特性が定義されます。
表 10-63 L10N_LOCALE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
ロケールで使用されるエンコーディング。デフォルトのエンコーディングは UTF-8。
ロケールで使用される小文字 2 文字の ISO-639 言語コード (en、au など)。
ロケールで使用される大文字 2 文字の ISO-3166 国別コード (US、UK など)。
ロケールで使用される、ベンダおよびブラウザ固有のコードの変化形のコード (WIN、MAC、UNIX)。
L10N_RESOURCE データベース テーブル
このテーブルでは、ローカライズされたリソースのローカライズされたタイトルと説明が定義されます。
表 10-64 L10N_RESOURCE テーブルのメタデータ
PK (主キー) および L10N_LOCALE への外部キー。
PK (主キー) および L10N_INTERSECTION への外部キー。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
オブジェクトのローカライズされたタイトル。通常は、表示のために使用される (ポータル名やポートレット名など)。
タイトルの照合キーのカラム。所定の言語で正常にソートする ASCII でソート可能な文字列。
説明の照合キーのカラム。所定の言語で正常にソートする ASCII でソート可能な文字列。
L10N_RESOURCE_TYPE データベース テーブル
このテーブルではローカライゼーションのポータル リソース タイプを定義します。
表 10-65 L10N_RESOURCE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - ローカライズされるリソースのタイプ (BOOK、DESKTOP、DESKTOP CATEGORY など)。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
リソースが属するアプリケーションの名前。APPLICATION_
NAME は、ローカライズ対象のすべてのリソース タイプにおいて、現在 PORTAL に設定されている。
WSRP ポータル フレームワーク データベース オブジェクト
「ここをクリック 」し、拡大ツールを使用して、WSRP ポータル フレームワーク テーブルの論理エンティティ リレーションシップ ダイアグラムに記載されているテーブルを確認してください。
以下の WSRP 関連のテーブルは、PF_PORTLET_INSTANCE データベース テーブルのサブセットです。
PF_CONSUMER_PORTLETS データベース テーブル
PF_CONSUMER_PORTLETS テーブルでは、コンシューマ ID とポートレット インスタンス ID が関連付けられるため、コンシューマがプロデューサの登録から削除されるときに、プロデューサは、そのコンシューマに作成されているすべてのポートレットをクリーンアップすることができます。
表 10-66 PF_CONSUMER_PORTLETS データベース テーブル
主キーまたは PF_PRODUCER_REGISTRY への外部キー。
主キーまたは PF_PORTLET_INSTANCE への外部キー。
PF_CONSUMER_PROPERTIES データベース テーブル
このテーブルには、省略可能な登録プロパティが格納されます。登録時にこれらの入力を求めるようにコンシューマを設定できます。
表 10-67 PF_CONSUMER_PROPERTIES データベース テーブル
主キーまたは PF_PRODUCER_REGISTRY への外部キー。
行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PF_CONSUMER_REGISTRY データベース テーブル
このテーブルには、コンシューマが登録を行っている間にプロデューサによって割り当てられる登録ハンドルが格納されます。
表 10-68 PF_CONSUMER_REGISTRY データベース テーブル
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
ポータル アプリケーションのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前 (config.xml で定義)。
行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
コンシューマに関連付けられたプロデューサをユニークに識別する。
SERVICE_DESCRIPTION_
PORT_URL
省略可能。プロデューサから提供されている説明サービス ポートへの URL。
省略可能。プロデューサから提供されているマークアップ サービス ポートへの URL。
0 = なし、1 = ユーザ単位、2 = グループ単位。
プロデューサから提供されている WSDL への URL。
プロデューサから提供されている登録サービス ポートへの URL (提供されている場合)。
PORTLET_MANAGEMENT_
PORT_URL
プロデューサから提供されているポートレット管理サービス ポートへの URL (提供されている場合)。
コンシューマに対して関連するプロデューサが有効または無効になっていることを示すブール。デフォルトは有効または 0 です。
PF_PRODUCER_PROPERTIES データベース テーブル
このテーブルには、省略可能な登録プロパティが格納されます。プロデューサは、登録時にこれらを入力するよう求められる場合があります。
表 10-69 PF_CONSUMER_PROPERTIES データベース テーブル
主キーまたは PF_CONSUMER_REGISTRY への外部キー。
行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PF_PRODUCER_REGISTRY データベース テーブル
このテーブルには、プロデューサが生成した登録ハンドルが格納されます。登録時に各コンシューマに格納されます。
表 10-70 PF_CONSUMER_REGISTRY データベース テーブル
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
ポータル リソースのスコープとなる J2EE Web アプリケーションの名前。
行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
コンシューマを識別するユニークな名前。プロデューサでユーザ ID をアサートするには、コンシューマ名がプロデューサのキー ストアにデプロイされたコンシューマの公開鍵のエイリアスに対応している必要がある。
コンシューマのベンダの名前とバージョン。この値は「productName.majorVersion.minorVersion」で始まる必要がある。「productName」は、コンシューマがデプロイメント用にインストールした製品を識別し、「majorVersion」および「minorVersion」は、ベンダが定義した製品のバージョンを示す。
PF_PROXY_PORTLET_INSTANCE データベース テーブル
コンシューマは、ここからリモート ポートレット固有のデータを管理します。フレームワークはプロキシ ポートレット インスタンスが作成されるたびに、このテーブルにデータを挿入します (サクセサを含む)。ポートレット インスタンスが削除されると、後続のクリーンアップに備えて IS_SET_FOR_DESTROY
フラグが設定されます。
表 10-71 PF_PROXY_PORTLET_INSTANCE データベース テーブル
PROXY_PORTLET_ INSTANCE_ID
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
PF_CONSUMER_REGISTRY への外部キー。
行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
プロデューサに URL テンプレートが必要であることを示すブール。
TEMPLATES_STORED_
IN_ SESSION
コンシューマがリクエストのたびにテプレートを送信する必要があるかどうかを示すブール。デフォルトは 1 = True。
コンシューマがリモート ポートレットのカスタマイズを制御する方法を示すフラグ。このフラグの値に基づいて、コンシューマはリモート ポートレットを複製することができる。使用可能な値は以下のとおり。
0 = Readonly (デフォルト)
1 = CBW(CloneBeforeWrite)
2 = Read/Write
ポートレットをプロデューサが提供したものとして識別する。デフォルトは
1 = True。
IS_PRODUCER_OFFERED が True で、PORTLET_INSTANCE_ID が NULL の場合、この PF_PROXY_PORTLET_INSTANCE は、データのクリーンアップ処理時にデータベースから削除される。
プロキシ ポートレットの PF_PORTLET_INSTANCE への外部キー。関連付けられた PF_PORTLET_INSTANCE 行が削除されると、このカラムの値は NULL に設定される。
プロデューサによって指定されたリモート ポートレットへのハンドル。コンシューマは通信の間、このポートレット ハンドルを使用して、プロデューサを介してポートレットを指定し、対話する。
プロデューサ上にあるこのプロキシ ポートレットの複製を削除しようとしたときにエラーが発生した場合の原因の説明。
暗黙的または明示的なクローン作成の後、プロデューサから返されるポートレット状態。
プロキシ ポートレットがプライマリかどうかを示すブール。同じプロキシ ポートレットの複数のバージョンがコンシューマ側に使用されると、プロキシ ポートレットを使用または削除するような操作は (その操作がすべてのバージョンに影響するよう指定されないかぎり) プライマリ バージョンで実行される。デフォルトは 0 (False)。
PF_PROXY_BOOK データベース テーブル
このテーブルでは、WebLogic Portal Administration Console のプロキシ ブックの情報が保持されます。ユーザが新しいリモート リソースをポータルに追加した場合、このデータを使用して特定のプロキシ ブックがライブラリ内に既に存在するかユーザに通知できます。
このテーブルが WebLogic Portal 9.2 に追加されました。
表 10-72 PF_PROXY_BOOK テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、プロパティ ID として使われる。
コンシューマに関連付けられたプロデューサをユニークに識別する。
プロデューサのブックの元の名前。この名前は、重複を検出するために追跡される。
PF_BOOK_DEFINITION への外部キー。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
プロキシ ブックがプライマリかどうかを示すブール。同じプロキシ ブックの複数のバージョンがコンシューマ側に使用されると、プロキシ ブックを使用または削除するような操作は (その操作がすべてのバージョンに影響するよう指定されないかぎり) プライマリ バージョンで実行される。デフォルトは 0 (False)。
PF_PROXY_PAGE データベース テーブル
このテーブルでは、WebLogic Portal Administration Console のプロキシ ページの情報が保持されます。ユーザが新しいリモート リソースをポータルに追加した場合、このデータを使用して特定のプロキシ ページがライブラリ内に既に存在するかユーザに通知できます。
このテーブルが WebLogic Portal 9.2 に追加されました。
表 10-73 PF_PROXY_PAGE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、プロパティ ID として使われる。
コンシューマに関連付けられたプロデューサをユニークに識別する。
プロデューサのブックの元の名前。この名前は、重複を検出するために追跡される。
PF_PAGE_DEFINITION への外部キー。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
プロキシ ページがプライマリかどうかを示すブール。同じプロキシ ページの複数のバージョンがコンシューマ側に使用されると、プロキシ ページを使用または削除するような操作は (その操作がすべてのバージョンに影響すると明記されないかぎり) プライマリ バージョンで実行される。デフォルトは 0 (False)。
コミュニティ フレームワーク データベース オブジェクト
コミュニティは、WebLogic Portal version 9.2 の新機能です。コミュニティは、共通の目的や関心を持つユーザが Web ベースの環境で協力し合ったり、Web ベースの環境を管理したりできる WebLogic Portal デスクトップです。コミュニティは、特定のイベント、ワーク グループ、パートナ、またはその他情報の共有が必要なグループに、専用のセキュアで自己管理された共同作業用の場所を提供します。
「ここをクリック 」し、拡大ツールを使用して、コミュニティ ポータル フレームワーク テーブルの論理エンティティ リレーションシップ ダイアグラムに記載されているテーブルを確認してください。
コミュニティ ポータル フレームワーク データ ディクショナリ テーブル
コミュニティ ポータル フレームワーク システムは、以下のテーブルで構成されます。
PF_COMMUNITY_DEFINITION データベース テーブル
PF_COMMUNITY_DEFINITION テーブルには、コミュニティ定義データが含まれています。
表 10-74 PF_COMMUNITY_DEFINITION データベース テーブル
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、コミュニティ定義 ID として使われる。
ローカライゼーション リソースの L10N_RESOURCE への外部キー。
PF_DESKTOP_DEFINITION への外部キー。
PF_DESKTOP_DEFINITION への外部キー。
PF_DESKTOP_DEFINITION への外部キー。デスクトップをホストする Web アプリケーションの名前。
TimeZone 識別子を表示する。コミュニティ インスタンスに固有のタイムゾーンの日時のフォーマットを設定するために、これをコミュニティ アプリケーションで使用することができる。
コミュニティがアクティブかどうかを示す。デフォルト = 0 (非アクティブ)。
コミュニティがパブリックかどうかを示す。デフォルト = 0 (パブリックでない)。
コミュニティがテンプレートであるかどうかを示す。デフォルトは 0 (テンプレートではない)。
IS_ACCESS_TRACKING_ ENABLED
コミュニティのアクセス追跡が有効かどうかを示す。デフォルトは 0 (有効ではない)。
IS_PERSONAL_PAGES_ ENABLED
コミュニティの個人ページが有効化されているかを示す。デフォルトは 0 (有効化されていない)。
自動登録が有効化されているかを示す。デフォルト = 0 (有効化されていない)。
コミュニティがグローバルかどうかを示す。デフォルト = 0 (グローバルでない)。
行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PARENT_COMMUNITY_ DEFINITION_ID
このコミュニティのためにコンフィグレーションされた CommunityCallback 実装のクラス名前 (存在する場合)。
このコミュニティで使用するためにコンフィグレーションされたデフォルトの MessagingAddressType を識別する MessagingAddress の名前。NULL の場合、デフォルトの MessagingAddressType はすべてのコミュニティ操作で
communities-config.xml
でコンフィグレーションされたタイプとなる。
このコミュニティ インスタンスの登録ページを指す URI。
コミュニティ、またはユーザのメンバシップが非アクティブ化された場合のページの URI。
PF_COMMUNITY_MEMBER データベース テーブル
PF_COMMUNITY_MEMBER テーブルには、コミュニティ メンバーのユーザの情報が含まれます。
表 10-75 PF_COMMUNITY_MEMBERSHIP データベース テーブル
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、コミュニティ メンバー ID として使われる。
コミュニティ メンバーの WebLogic Server ユーザの名前。
コミュニティ メンバーを内部 (1) または外部 (0) として識別する。
メンバーのコミュニティ ステータスの設定。値は 0 = 無効、
1 = アクティブ。
行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PF_COMMUNITY_MEMBERSHIP データベース テーブル
PF_COMMUNITY_MEMBERSHIP テーブルには、コミュニティ メンバーのメンバシップ ステータスに関する情報が含まれています。
表 10-76 PF_COMMUNITY_MEMBERSHIP データベース テーブル
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、コミュニティ メンバシップ ID として使われる。
FK (外部キー) - PF_COMMUNITY_DEFINITION への外部キー。
FK (外部キー) - PF_COMMUNITY_MEMBER への外部キー。
メンバシップ ステータスを決定する設定。値は 1 = アクティブ、0 = 無効。
行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
アクセス追跡が有効になっている場合、リンクされたコミュニティ デスクトップへの CommunityMembership に関連付けられたユーザにより、ログイン イベントごとに更新されたタイムスタンプがこのフィールドに表示されます。
PF_MEMBERSHIP_CAPABILITY データベース テーブル
PF_MEMBERSHIP_CAPABILITY テーブルには、コミュニティ内のメンバーの機能に関する情報が含まれています。
表 10-77 PF_COMMUNITY_MEMBERSHIP データベース テーブル
主キーまたは COMMUNITY_MEMBERSHIP への外部キー
PK (主キー) - コミュニティ メンバーに適用するテキスト ラベル。機能を使用する唯一のデフォルトのセキュリティ機能としては、コミュニティ「作成者」によるコミュニティ削除、およびコミュニティ「所有者」によるコミュニティ管理がある。
PF_COMMUNITY_PROPERTY データベース テーブル
PF_COMMUNITY_PROPERTY テーブルには、コミュニティとその特性をユニークに識別するカスタム コミュニティ プロパティに関する情報が含まれています。
表 10-78 PF_COMMUNITY_MEMBERSHIP データベース テーブル
PK (主キー) または PF_COMMUNITY_DEFINITION への外部キー。
行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PF_COMMUNITY_PROPERTY_VALUE データベース テーブル
PF_COMMUNITY_PROPERTY_VALUE テーブルには、カスタム コミュニティ プロパティの実際の値に関する情報が含まれています。
表 10-79 PF_COMMUNITY_PROPERTY_VALUE データベース テーブル
COMMUNITY_PROPERTY_ VALUE_ID
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、コミュニティ プロパティ値の ID として使われる。
PF_COMMUNITY_PROPERTY への外部キー。
PF_COMMUNITY_PROPERTY への外部キー。
行の更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PF_FILE_TEMPLATE データベース テーブル
PF_FILE_TEMPLATE テーブルでは、ファイル タイプ テンプレートの位置が記録されます。ここにはファイルへの web アプリケーションおよび Web アプリケーション内の URI、ならびにファイル テンプレートのローカライズされた名前の取得に使われるインタセクション ID が含まれています。
表 10-80 PF_FILE_TEMPLATE データベース テーブル
PK (主キー) -ファイル テンプレートのシステム側で生成されるユニークな識別子。
ローカライゼーション リソースの L10N_RESOURCE への外部キー。
この FileTemplate が基本とする
.portal
ファイルを指す URI。
この FileTemplate が基本とする
.portal
ファイルを含む Web アプリケーションの名前。
PF_INVITATION データベース テーブル
PF_INVITATION テーブルには、コミュニティの招待に関するデータが格納されます。
表 10-81 PF_INVITATION データベース テーブル
PK (主キー) -招待 ID のシステム側で生成されるユニークな識別子。
PF_COMMUNITY_DEFINITION への外部キー。
招待の有効期限。この日付以降は招待が非アクティブになり、使用できなくなる。
招待に関するデータベース情報が使用された後やタイムアウトした後、または次の使用に備えてクエリに格納された後、フレームワークがその情報を自動的にクリーンアップする必要があるかどうかを示す。デフォルト = 0 (有効化されていない/false)。
招待に追加できるアプリケーション固有のテキストデータ。この招待に基づくメンバー登録時にコミュニティ アプリケーションで使用される。
招待が発生する WebLogic Server ユーザの名前。
PF_INVITEE データベース テーブル
PF_INVITEE テーブルには、招待の対象に関する情報が含まれています。
表 10-82 PF_INVITEE データベース テーブル
PK (主キー) -被招待者 ID のシステム側で生成されるユニークな識別子。
外部ユーザに招待を送信するために使用するメッセージング アドレス (通常、電子メール アドレス)。
10 - 送信済み (デフォルト)
20 -受け入れ
30 - 拒否
40 - 取り消し
50 - 期限切れ
既存のユーザを招待する場合、WebLogic Server ユーザ名。ただし WebLogic Server ユーザ名を持たない外部の被招待者を招待する場合は、NULL の可能性がある。
INVITATION_VALIDATION_ TEXT
通知の一部として送信された検証テキストで、被招待者が招待を受け入るか拒否するかを決定して送信する必要があります。このテキストのフォーマットは、開発者による定義が可能です。
PF_INVITEE_PROPERTY データベース テーブル
PF_INVITEE_PROPERTY テーブルでは、被招待者の属性および機能など、永続的な被招待者プロパティに関する情報が含まれています。
表 10-83 PF_INVITEE_PROPERTY データベース テーブル
PK (主キー) または PF_INVITEE への外部キー。
PK (主キー) - プロパティ タイプ指定できる値は次のとおりです。
PF_MESSAGING_ADDR データベース テーブル
PF_MESSAGING_ADDR テーブルは将来の使用に備えて確保されています。
PF_NOTIFICATION データベース テーブル
PF_NOTIFICATION テーブルでは、イベント通知に関する情報が格納されます。ポータル フレームワークの通知は可用性の公開およびポータル内の通知イベントのサブスクライブと配信のメカニズムです。通知イベントは、現在のポートレット間イベント設計で定義した他のポートレット イベント タイプの兄弟です。このイベントでポートレットを宣言的に作成し、ポートレットまたはポートレット インスタンス タグ内の イベント サブスクリプション タグを使用して通知をリスンすることができます。通知イベントと通常のポートレット イベントの主な違いは、通知ソースがユーザのポータル デスクトップ以外にあることです。代わりに、通知は他のユーザ、web アプリケーションまたはフレームワーク自体からも取得できます。
表 10-84 PF_NOTIFICATION データベース テーブル
PK (主キー) - 通知 ID のシステム側で生成されるユニークな識別子。
PF_NOTIFICATION_PAYLOAD への外部キー。
通知が使用されたかどうかを指す。明示的に使用されるか有効期限に達するまで、通知はアクティブな状態を維持する。デフォルト = 0 (未使用)。
PF_NOTIFICATION_PAYLOAD データベース テーブル
PF_NOTIFICATION_PAYLOAD テーブルには、個々のユーザの通知に関する情報が格納されます。通知は複数のユーザ グループに送信でき、各ユーザが個別に通知を確認 (削除) する必要があるので、通知テーブルには通知ごとに各ユーザのエントリが含まれています。payload と単一の通知バッチのその他の機能は各ユーザで同一なので、データベースの冗長性を最小化するためにこの情報は分離され、通知ごとに一回だけ格納されます。
通知を配信できるポータル デスクトップの場合、WebLogic Portal は、リクエストごとにポータル ライフサイクルを実行する前にユーザのアクティブな通知に対してクエリを行います。
表 10-85 PF_NOTIFICATION_PAYLOAD データベース テーブル
PK (主キー) - ペイロード ID のシステム側で生成されるユニークな識別子。
この通知のネームスペースを示します。このネームスペースは通知を作成したアプリケーションによって、ユニークな識別子として生成される必要があります。これにより、アプリケーションで使用される NOTIFICATION_NAME の重複により発生する不一致を防ぐことができます。たとえば、これが通知フレームワークを使用するアプリケーション開発者の会社名の場合があります。
通知に関するデータベース情報の使用後またはタイムアウト後、通知フレームワークはその情報を自動的にクリーンアップする必要があるか、また次に使用できるようにクエリに格納するかを示します。
デフォルト = 0 (有効化されていない/false)。
通知がアクティブであるかどうかを指す。最初に通知が送信されると、各ユーザのステータスがアクティブに設定されます。デフォルト = 1 (アクティブ)。
通知の有効期限。明示的に使用されるか、有効期限に達するまで通知はアクティブな状態を維持する。
コンテンツ管理データベース オブジェクト
WebLogic Portal のコンテンツ管理システムでは、コンテンツの格納、コンテンツの進捗状況の追跡、およびポータル アプリケーションへのコンテンツの組み込みを行うことができます。これにより、コンテンツの作成とユーザへのそのコンテンツの配信とが簡単に統合されます。コンテンツの作成者は WebLogic Portal のリポジトリを使用してコンテンツを作成し、ポータルの開発者はコンテンツの API および JSP ツールを使用してコンテンツをポータルの訪問者に提供します。
「ここをクリック 」し、拡大ツールを使用して、コンテンツ管理テーブルの論理エンティティ リレーションシップ ダイアグラムに記載されているテーブルを確認してください。
コンテンツ管理データ ディクショナリ テーブル
コンテンツ管理システムは、以下のテーブルで構成されます。
CM_NODE データベース テーブル
CM_NODE
テーブルでは、1 つのノードが階層内の 1 つの要素を表します。ノードは、「階層ノード」にすることも、「コンテンツ ノード」にすることもできます。階層ノードには、他の階層ノードとコンテンツ ノードの両方を含めることができますが、コンテンツ ノードに含めることができるのは他のコンテンツ ノードだけです。ノードには、ノードに対して定義された ObjectClass
(スキーマ) に基づくプロパティを格納できます。
コンテンツ ノードと階層ノードは、共に ObjectClass およびプロパティを組み込むことができます。各ノードにはリポジトリ内のノードをユニークに識別するパスがあります。
表 10-86 CM_NODE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
FK (外部キー) - ノードの親レコード ID (NODE_ID)。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
FK (外部キー) - ノードに関連付けられたオブジェクト クラス ID。
ノード名。この名前はその兄弟ノードに対してユニーク。名前には、スラッシュまたはバック スラッシュを使用できない。
ノードのステータス。利用可能な値がプロパティ定義の選択肢としてアプリケーションで定義される。
行の作成日時。アプリケーションによって維持管理される。
行の最終更新日時。アプリケーションによって維持管理される。
AK - 各ノードにはリポジトリ内のノードをユニークに識別するパスがある。
パスは、UNIX のような形式で定義される。たとえば、/a/b/c では「/」はルートを、「a」はルートの子を意味する (「a」はノード NODE_NAME)。
パスは常に「/」で開始されるが「/」では終了しない。そのため、次の場合はいずれも無効になる。a/b/c/d または /a/b/d/d/。
ノード バージョンが割り当てられた特定のワークフロー状態。
FK (外部キー) - ノードに関連付けられたワークフロー ID。
GroupSpace リポジトリのみに適用されます。
すべてのタイプの GroupSpace コンテンツに使用される GroupSpace コンテンツのタイトル。
GroupSpace リポジトリのみに適用されます。
すべてのタイプの GroupSpace コンテンツで使用できる GroupSpace コンテンツの説明。
GroupSpace リポジトリのみに適用されます。
GroupSpace データ表示のスコープ。GroupSpace コンテンツ タイプに使用される。有効な表示値は次のとおりです。
個人 - 特定のユーザのみ表示可能であるが、すべての GroupSpace コミュニティで表示可能。
プライベート - 特定のユーザのみ表示可能で、これが作成された GroupSpace コミュニティのみで表示可能。
コミュニティ - GroupSpace コミュニティ内のすべてのユーザにより表示が可能。
GroupSpace リポジトリのみに適用されます。
GroupSpace コンテンツを所有するユーザ。
FEED_ENTRY_
PUBLICATION_DATE
GroupSpace リポジトリのみに適用されます。
Feed Entry の公開日付。これは Feed_Entry タイプのコンテンツでのみ使用される。
階層内の他の子ノードに対する子ノードの位置。グループ分けの最後に新しい子が追加されます。現在位置を持たないノードには、デフォルト値 -1 が割り当てられます。
CM_COLLABORATION_API_METADATA データベース テーブル
このテーブルは、WebLogic Portal のコラボレーション ポートレットに関する情報を格納するために使用されます。
表 10-87 CM_COLLABORATION_API_METADATA テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
ICONTAINER_SUBCONTAINER_
COUNT
IGWARE_CONTR_TOTAL_ITEM_
COUNT
IGWARE_CONTR_UNREAD_ITEM_COUNT
現在のノードの UNREAD とマ-クされた浅い子項目の数。
IFORUM_CATEGORY_FORUM_
COUNT
ITOPIC_SUPPRT_DEEP_TOPIC_
COUNT
ITOPIC_SUPPRT_TOPIC_COUNT
CM_OBJECT_CLASS データベース テーブル
ObjectClass はノードのスキーマです。(コンテンツ タイプ)ObjectClass は、コンテンツ リポジトリ内のノードをユニークに識別する ID と名前を備えています。ObjectClass には、ノードで必要なプロパティの形式を定義する PropertyDefinitions が関連付けられています。このプロパティでは、値が指定されている必要はありません。単に、プロパティの存在をノードが必要としているにすぎません。
ObjectClass は、ノードのプライマリ コンテンツ プロパティを定義するプライマリ PropertyDefinition を持つことができます。スキーマではコンテンツとメタコンテンツが区別されないため、スキーマのコンテンツの定義が可能になります。プロパティがその ObjectClass の PropertyDefinitions と一致している場合に限り、リポジトリ内のノードは有効と見なされます。
表 10-88 CM_OBJECT_CLASS テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
PRIMARY_PROPERTY_
DEFINITION_ID
FK (外部キー) - オブジェクト クラスに関連付けられているノードの内容を定義する、プライマリ CM_PROPERTY_
DEFINITION テーブル行の PROPERTY_DEFINITION_ID。
このタイプ (object class) が抽象かどうかを指すフラグ。抽象タイプはノードのオブジェクト クラスとして使用できませんが、タイプの継承を使用するその他のベースタイプとして、またはネストされたタイプとして使用可能です。指定できる値は次のとおりです。
このプロパティが検索可能であるかどうかを示すフラグ。
FK (外部キー) - このタイプが親タイプから継承される場合、親タイプの OBJECT_CLASS_ID 。
オブジェクト クラスの文字列パス。多くのオブジェクト クラスで
/object_class_name
の形式を取得する。継承を使用するクラスは
/parent/child
または
/grandparent/parent/child
などの形式を取る。
OBJECT_CLASS_ DESCRIPTION
CM_PROPERTY データベース テーブル
CM_PROPERTY
テーブルでは、プロパティが識別されます。プロパティは、名前が CM_NODE,
に対してユニークであり、値が Date、BLOB、Boolean、Number、Float、Varchar のいずれかの、名前の値の組み合わせで構成されています。
特定の行に設定できるのは 1 つの値だけです。値が BLOB
である場合は、すべての BLOB_
カラムが設定されます。IS_MULTIVALUED
カラムを 1 に設定すると、複数の行が同じプロパティ名と NODE_ID
を持つことになります。プロパティは、ノードのコンテンツとメタコンテンツの両方を表します。
表 10-89 CM_PROPERTY テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
FK (外部キー) - プロパティを含むノードの ID。
プロパティの名前。この名前はそのノードに対してユニークでなければならない。
0 = Boolean
1 = Number
2 = Float
3 = Varchar
4 = Date
5 = BLOB
6 = Nested
7 = Linked
FK (外部キー) - このプロパティが準拠しなければならないプロパティ定義の ID。
PROPERTY_TYPE が Boolean (PROPERTY_TYPE=0) である場合、プロパティの値には true (1) が使用される。
PROPERTY_TYPE が DATE (PROPERTY_TYPE=4) である場合、プロパティには日時の値が使用される。
PROPERTY_TYPE が NUMBER (PROPERTY_TYPE=1) である場合、プロパティには長整数値または整数値が使用される。
PROPERTY_TYPE が FLOAT (PROPERTY_TYPE=2) である場合、プロパティには浮動小数点値が使用される。
PROPERTY_TYPE が VARCHAR (PROPERTY_TYPE=3) である場合、プロパティにはテキストのプロパティ値が使用される。
PROPERTY_TYPE が BLOB (PROPERTY_TYPE=5) である場合、プロパティには Binary Large Object が使用される。
テーブルにある各バイナリ値の MD5 checksum の HEX 表現。
BLOB_VALUE に関連付けられたファイルの名前。
BLOB_VALUE に関連付けられたファイルのサイズ (バイト数)。
BLOB_VALUE のコンテンツ タイプ (mime タイプおよび文字セット)。例 : "text/html、charset=iso8859-1"
LINKED_NODE_
REPOSITORY_NAME
タイプ リンクのプロパティに対して、リンク プロパティが参照するリポジトリの名前。
タイプ リンクのプロパティに対して、リンク プロパティが参照するリポジトリ固有のノード UID。
ネストされた多値プロパティのセットをすべて関連付ける、グループ化メカニズムとして機能する ID。
複数のプロパティ値を示す際の順序を決定するために、多値プロパティに関連付けられた数値。たとえば、多値プロパティの構成時に Snow、Sleet、Wind、Rain というプロパティ値を追加すると、これらの値は常に追加された順に表示されます。プロパティ値 Snow は 1 番目、Sleet は 2 番目の位置になります。コンテンツ管理 API を使用して、プロパティ値の位置を更新 (または並べ替え) できます。
複数のプロパティ値を示す際の順序を決定するために、多値プロパティに関連付けられた数値。たとえば、多値プロパティの構成時に Snow、Sleet、Wind、Rain というプロパティ値を追加すると、これらの値は常に追加された順に表示されます。プロパティ値 Snow は 1 番目、Sleet は 2 番目の位置になります。コンテンツ管理 API を使用して、プロパティ値の位置を更新 (または並べ替え) できます。
CM_PROPERTY_CHOICE データベース テーブル
このテーブルでは、PropertyDefinition (CM_PROPERTY_DEFINITION
テーブルの行) の有効な値または選択肢が識別されます。プロパティの選択では、デフォルトの選択 (DEFAULT_PROERTY=1)
を識別できます。プロパティの作成者が別の値を指定しない限り、このデフォルト値がプロパティ値として設定されます。
PropertyChoice
値を NULL
(PROPERTY_TYPE
に値を指定しない) に定義すると、選択を空白のままにできます。たとえば、文字列型 (または TEXT_VALUE
) のプロパティでは、「青」、「赤」、および「NULL」の 3 つのプロパティ選択肢を設定できます。
表 10-90 CM_PROPERTY_CHOICE テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
FK (外部キー) - プロパティ選択を含むプロパティ定義の ID。
プロパティ選択をデフォルトにする場合は 1 を、デフォルト以外にする場合は 0 に設定。
PROPERTY_TYPE が BOOLEAN (PROPERTY_TYPE=0) である場合、プロパティの値には true (1) が使用される。
PROPERTY_TYPE が DATE (PROPERTY_TYPE=4) である場合、プロパティには日時の値が使用される。
PROPERTY_TYPE が NUMBER (PROPERTY_TYPE=1) である場合、プロパティには長整数値または整数値が使用される。
PROPERTY_TYPE が FLOAT (PROPERTY_TYPE=2) である場合、プロパティには浮動小数点値が使用される。
PROPERTY_TYPE が VARCHAR (PROPERTY_TYPE=3) である場合、プロパティにはテキストのプロパティ値が使用される。
PROPERTY_TYPE が BLOB (PROPERTY_TYPE=5) である場合、プロパティには Binary Large Object が使用される。
テーブルにある各バイナリ値の MD5 checksum の HEX 表現。
BLOB_VALUE に関連付けられたファイルの名前。
BLOB_VALUE に関連付けられたファイルのサイズ (バイト数)。
BLOB_VALUE のコンテンツ タイプ (mime タイプおよび文字セット)。例 : "text/html、charset=iso8859-1"
CM_PROPERTY_DEFINITION データベース テーブル
PropertyDefinition
テーブルでは、プロパティの形式が定義されます。このテーブルでは、プロパティのタイプ (BLOB、Boolean、Varchar、Float、Date、Number)、それが必須かどうか、それが編集可能かどうか、デフォルト値および制限付きの値 (該当する場合) について示されます。PropertyDefinition
には、0..n の PropertyChoices を指定できます。
これは、プロパティ値として選択可能な値のリストです。PropertyDefinition
のルールは、以下のとおりです。
PropertyDefinition
に参照が含まれている場合、多値またはバイナリは使用できません。
PropertyDefinition
がバイナリである場合、多値または制限付き値は使用できません。1 つの PropertyChoice だけが使用可能です。
PropertyDefinition
がブール値の場合、多値は使用できません。PropertyDefinition
が制限付きの場合、プロパティ値は PropertyChoice
リストに表示されている値であるか、または NULL にする必要があります。
たとえば、PropertyDefinition の名前が 「色 」であるとします。その PropertyChoices は 青、 緑、および 赤です。PropertyDefinition が制限されると、この PropertyDefinition によって定義されたプロパティの値として 緑、 赤、 青、または NULL だけが設定されるようになります。
表 10-91 CM_PROPERTY_DEFINITION テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
FK (外部キー) - プロパティ定義 CM_OBJECT_CLASS の OBJECT_CLASS_ID。
プロパティ定義に関連付けられている名前。CM_PROPERTY_DEFINITION テーブルの代替キーの PROPERTY_NAME と OBJECT_
CLASS_ID の組み合わせ。
0 = Boolean
1 = Number
2 = Float
3 = Varchar
4 = Date
5 = BLOB
プロパティの値の設定を必要とする場合は true。
プロパティの値をエンド ユーザが設定すべきでない場合は true。
プロパティの値をプロパティ選択値から取得する場合は true。
プロパティ名、node_id は同じだが、property_ID は異なる行が複数ある場合は true。
プロパティを明示的に定義する CM_NODE テーブルに追加されたカラムの名前。
このプロパティ定義の値を全文検索エンジンでインデックスする必要があるかどうかを定義する。指定できる値は次のとおりです。
プロパティ定義のタイプ。ネイティブの定義は含まれるオブジェクト クラス上で定義されます。継承された定義はタイプの継承を介して作成されます。オーバーライド定義もタイプの継承を介して作成されますが、継承する (子) タイプにより変更されます。指定できる値は次のとおりです。
1 = ネイティブ (デフォルト)
2 = 継承
3 = オーバーライド
FK (外部キー) - ネストされたタイプの OBJECT_CLASS_ID。オブジェクト クラスでは、別のオブジェクト クラスで定義された定義セットを「ネスト」できる。
CM_PROPERTY_TEXT データベース テーブル
このテーブルには大きなテキストのプロパティ値が含まれます。CM_PROPERTY_V ビュー (10.0 の新機能) は、CM_PROPERTY_TEXT テーブルを CM_PROPERTY テーブルに結合し、テキスト値文字列のサイズを VARCHAR(4254) に拡張します。
表 10-92 CM_PROPERTY_TEXT テーブルのメタデータ
PK (主キー) および FK (外部キー) - CM_PROPERTY テーブルにあるプロパティ ID
CM_WORKFLOW データベース テーブル
このテーブルは、WebLogic Portal version 9.2 で追加されました。このテーブルには、コンテンツ管理ワークフローの情報が格納されます。
表 10-93 CM_WORKFLOW テーブル
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、ワークフロー ID として使われる。
行の最終更新日時。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
コンテンツ管理仮想データベース オブジェクト
BEA リポジトリを使用すると、バージョン管理を自動化できます。
「ここをクリック 」し、拡大ツールを使用して、仮想コンテンツ リポジトリ (バージョン管理) オブジェクト テーブルの論理エンティティ リレーションシップ ダイアグラムに記載されているテーブルを確認してください。
コンテンツ管理仮想オブジェクトのデータ ディクショナリ テーブル
コンテンツ管理システムは、以下の仮想オブジェクトのテーブルで構成されます。
CMV_NODE テーブル
このテーブルでは、バージョンが管理されており、コンテンツ管理仮想リポジトリ内で編集される BEA リポジトリ (CM_NODE テーブル) のコンテンツ管理対象ノードをユニークに識別します。
表 10-94 CMV_NODE テーブル
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
ノードが作成および公開されているリポジトリの名前。
ノードに関連付けられたオブジェクト クラス ID。
CMV_NODE_ASSIGNED_ROLE テーブル
このテーブルでは、ノードの表示または変更が認可されている特定のノードのすべてのロールをユニークに識別します。
表 10-95 CMV_NODE_ASSIGNED_ROLE テーブル
PK (主キー)/FK (外部キー) - ロールが割り当てられるノードの ID。CMV_NODE テーブルとの外部キー関係。
CMV_NODE_VERSION テーブル
このテーブルでは、仮想コンテンツ リポジトリ内のノードのすべてのバージョンをユニークに識別します。
表 10-96 CMV_NODE_VERSION テーブル
PK (主キー)/FK (外部キー) - バージョンが作成されているノードの ID。CMV_NODE テーブルとの外部キー関係。
PK (主キー) - ノードのユニークなバージョン ID。
ノード バージョンが割り当てられた特定のライフサイクル状態 ([処理中]、[公開済み] など)。
CMV_PROPERTY テーブル
このテーブルでは、ノード バージョンに関連付けることのできるプロパティをユニークに識別します。たとえば、ブックのプロパティには、AUTHOR、TITLE、SUBJECT などがあります。
表 10-97 CMV_PROPERTY テーブルのメタデータ
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、レコード ID として使われる。
行の作成日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。
行の最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
プロパティの名前。この名前はそのノードに対してユニークでなければならない。
0 = Boolean
1 = Number
2 = Float
3 = Varchar
4 = Date
5 = BLOB
CMV_VALUE テーブル
このテーブルでは、特定のプロパティの値をユニークに識別します。たとえば、BOOK
のプロパティである SUBJECT
の値には、FINANCE
などがあります。
レコードには 1 つの値のみが設定されます。値が BLOB
の場合は、すべての BLOB_
columns を設定できます。
表 10-98 CMV_VALUE テーブル
PK (主キー)/FK (外部キー) - 値が関連付けられるプロパティの ID。CMV_PROPERTY との外部キー関係。
PK (主キー) - システム側で生成されるユニークな数値で、値 ID として使われる。
行の作成日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
行の最終更新日時。デフォルトは現在のタイム スタンプ。このカラムのデータは、データベースのトリガを使用して保持される。
プロパティ値がブール値であることを示すフラグ。1 = True、0 = False。
PROPERTY_TYPE が DATE である場合、プロパティには日時の値が使用される。
PROPERTY_TYPE が NUMBER である場合、プロパティには長整数値または整数値が使用される。
PROPERTY_TYPE が FLOAT である場合、プロパティには浮動小数点値が使用される。
PROPERTY_TYPE が VARCHAR である場合、テキストのプロパティ値が使用される。
PROPERTY_TYPE が BLOB である場合、プロパティ値には Binary Large Object が使用される。
テーブルにある各バイナリ値の MD5 checksum の HEX 表現。
BLOB_VALUE に関連付けられたファイルの名前。
BLOB_VALUE に関連付けられたファイルのサイズ (バイト数)。
BLOB_VALUE のコンテンツ タイプ (MIME および文字セット)。例 : "text/html、charset=iso8859-1"
LINKED_NODE_
REPOSITORY_NAME
タイプ リンクのプロパティに対して、リンク プロパティが参照するリポジトリの名前。
タイプ リンクのプロパティに対して、リンク プロパティが参照するリポジトリ固有のノード UID。
ネストされた多値プロパティのセットをすべて関連付ける、グループ化メカニズムとして機能する ID。
複数のプロパティ値を示す際の順序を決定するために、多値プロパティに関連付けられた数値。たとえば、多値プロパティの構成時に Snow、Sleet、Wind、Rain というプロパティ値を追加すると、これらの値は常に追加された順に表示されます。プロパティ値 Snow は 1 番目、Sleet は 2 番目の位置になります。コンテンツ管理 API を使用して、プロパティ値の位置を更新 (または並べ替え) できます。
CMV_VALUE_TEXT テーブル
このテーブルには大きなテキストのプロパティ値が含まれます。CMV_VALUE_V ビュー (10.0 の新機能) は、CMV_VALUE_TEXT テーブルを CMV_VALUE テーブルに結合し、テキスト値文字列のサイズを VARCHAR(4254) に拡張します。
表 10-99 CMV_VALUE_TEXT テーブルのメタデータ
PK (主キー) および FK (外部キー) - CMV_VALUE テーブルからの PROPERTY_ID
PK (主キー) および FK (外部キー) - CMV_VALUE テーブルからの値の ID
CMV_NODE_VERSION_PROPERTY テーブル
このテーブルでは、CMV_NODE_VERSION と CMV_PROPERTY のリレーションシップをユニークに識別します。
表 10-100 CMV_NODE_VERSION_PROPERTY テーブル
PK (主キー)/FK (外部キー) - プロパティが関連付けられるノードの ID。CMV_NODE_VERSION との外部キー関係。
PK (主キー)/FK (外部キー) - プロパティが関連付けられるノードのバージョンの ID。CMV_NODE_VERSION との外部キー関係。
PK (主キー)/FK (外部キー) - ノードのバージョンが関連付けられるプロパティの ID。CMV_PROPERTY との外部キー関係。