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本書は以下より構成されます。
最新の情報は BEA ドキュメントサイトを参照ください。
netuix-config.xml ファイルにはポートレットのアイコン用のポップアップ テキストが入っており、以下の通り (太字の部分) ローカライズしたテキストを追加することができます。以下はロケール ja を追加し、日本語へのローカライズを行った例です。
<!-- Container supported widow states -->
<window-state name="minimized">
<activate-image>titlebar-button-minimize.gif</activate-image>
<deactivate-image>titlebar-button-unminimize.gif</deactivate-image>
<alt-text>
<locale language="ja">
<activate>最小化</activate>
<deactivate>元に戻す</deactivate>
</locale>
<locale language="en">
<activate>Minimize</activate>
<deactivate>Restore</deactivate>
</locale>
</alt-text>
</window-state>
netuix-config.xml ファイルは Workshop でポータル Web プロジェクト作成後、WEB-INF ディレクトリ配下に作成されます。
ここでは、日本語の Shift_JIS ベースのポータル アプリケーション作成例を取り上げます。ポータル アプリケーションにおいて JSP や PageFlow を Shift_JIS ベースで作成する場合、JSP 及び PageFlow 単体での設定に加えて、ポータル自身にも設定する項目があります。
まず JSP や PageFlow を Shift_JIS の設定で作成する場合、以下の設定を行う必要があります。
<%@ page language="java" contentType="text/html;charset=Shift_JIS"%>
<wls:charset-params>
<wls:input-charset>
<wls:resource-path>/*</wls:resource-path>
<wls:java-charset-name>Shift_JIS</wls:java-charset-name>
</wls:input-charset>
</wls:charset-params>
続いて、ポータル関連の設定を以下のように行います。
<default-encoding encoding="Shift_JIS" />
<netuix:desktop encoding="Shift_JIS"/>
GroupSpace の幾つかのポートレットにおいて、web.xmlで設定を有効にした場合リッチテキスト エディタ画面が表示されます。このエディタ上ではフォントの選択ができますが、標準では特定の英語フォントしか表示されません。このままの状態でもマルチバイト文字の入力、表示を行う事はできますが、特定のフォントをリストに追加したい場合は以下の手順に従ってください。
cmbFont.add(objToolbars.createStyleComboItem("<FONT unselectable='ON' face='フォント名'>フォント名</font>","","","フォント名"));
注意: この手順は初めてアプリケーションをドメインにデプロイする場合はデプロイ前に実施してください。既存ドメインを更新する場合はアプリケーションの再デプロイが必要になります。
GroupSpace の GS Enterprise Search ポートレットでは、指定したディレクトリ配下のファイルまたは指定 URL 内およびリンク先のページの内容を検索することができます。
日本語などマルチバイト文字を含むファイルまたはページを検索対象とする場合、以下の設定が必要です。
[Server]
AutoDetectLanguagesAtIndex=FALSE
....
[LanguageTypes]
DefaultLanguageType=japaneseUTF8
DefaultEncoding=UTF8
[MSWord]
OutputCharSet=UTF8
....
[Xls]
OutputCharSet=UTF8
....
[Ppt]
OutputCharSet=UTF8
<WL_HOME>/cm/thirdparty/autonomy-wlp10/<PLATFORM_TYPE>/filters /pdfslave.cfg
[Configuration]
OutputUTF8=TRUE
context-param 要素を追加し、検索対象とするファイルまたはページのエンコーディングを指定します。
例: UTF-8 を指定する場合
<context-param>
<param-name>com.bea.apps.groupspace.search.enterprise.outputEncoding</param-name>
<param-value>UTF8</param-value>
</context-param>
<context-param>
<param-name>com.bea.apps.groupspace.search.enterprise.connectionEncoding</param-name>
<param-value>utf-8</param-value>
</context-param>
注意: outputEncoding には IDOLEncodings 名を、connectionEncoding には小文字の IANA エンコーディング名を指定します。
コミュニティの招待メールの内容は以下の方法で編集することができます。
<%@ page contentType="text/plain;charset=UTF-8" %>
<%@ taglib uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" prefix="c"%>
<c:choose>
<c:when test="${empty pageFlow.customMessageFromName}">
You have been invited to community ${pageFlow.communityTitle}!
</c:when>
<c:otherwise>${pageFlow.customMessageFromName} があなたを GroupSpace
"${pageFlow.communityTitle}!" へ御招待します。
</c:otherwise>
</c:choose>
invite_body.jsp の変更例
<%@ page contentType="text/plain;charset=UTF-8" %><%@ taglib uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" prefix="c"%>
${pageFlow.communityTitle} GroupSpace はあなたをご招待します。
<c:if test="${!empty pageFlow.customMessageBody}">
<c:choose><c:when test="${empty pageFlow.customMessageFromName}">
Message from the member inviting you:
</c:when><c:otherwise>
${pageFlow.customMessageFromName}からあなたへのメッセージです。
:</c:otherwise></c:choose>
"${pageFlow.customMessageBody}"
</c:if>
あなたは ${pageFlow.communityTitle} GroupSpace から以下のものを管理することが可能です。
* Discussion forums
* Public/personal links to related project information
* View integrated email with your enterprise collaboration services
* Manage RSS news feeds
* Share and manage content-rich documents
URLはこちら:
${pageFlow.registrationURL}
お待ちしております。
ローカライズ版インストーラを使用してポータルのドメインを起動した場合、サーバの起動時に”Too many open files”という例外が発生する場合があります。この例外は、オペレーティング システムおよび JVM プロセスでファイル記述子が不足していることにより、オペレーティング システムのリソースに問題が生じていることを示しています。トラブルシューティング ガイドサポート診断パターンのToo many open filesの項を参照し、必要に応じてファイル記述子の数の定義を変更してください。
以下の表に、BEA WebLogic Portal 10.0 において確認済みの制限事項とその解決策に対するマルチバイト環境に関する補足事項を示します。
問題 ID |
説明 |
CR274902 |
GroupSpaceのEnterprise SearchでテキストファイルまたはXMLファイル以外のファイル内のマルチバイト文字が検索できない GroupSpaceのEnterprise Searchによってマルチバイト文字の検索が可能な範囲は、テキストファイルおよびXMLファイル内部の文字列である。またファイル名にマルチバイト文字を含む場合正しく操作が出来ない場合がある。 プラットフォーム : すべて 解決策 : Word、Excel、PowerPoint、PDFファイルの内部のマルチバイト文字を検索する場合は、”GroupSpace Enterprise Search でのマルチバイト文字の検索” の項に記述した手順に従って設定を行う。 |
CR286330 |
サーバのロケールがKorean, Simplified ChineseまたはTraditional Chineseの場合GroupSpaceのRecent Itemポートレットは使用できない サーバのロケールがKorean, Simplified ChineseまたはTraditional Chineseの場合、GroupSpaceのRecent Itemポートレットは例外が表示され使用できない。 プラットフォーム : すべて(ロケールがKorean, Simplified ChineseまたはTraditional Chineseの場合) |
CR287545 |
プロダクションモードでサーバを起動中に管理ツール上で対話関連のファイルに対してマルチバイト文字を使用して編集すると例外が発生する プロダクションモードでサーバを起動中に、管理ツール上で対話関連のファイル(キャンペーン、プレースホルダ、セグメント、コンテンツ セレクタ)に対してマルチバイト文字を使用して編集すると例外が発生する。 プラットフォーム : すべて 解決策 : Workshopで対象となるファイルを編集し、アプリケーションを再デプロイする。 |
CR318566 |
ブラウザの言語が[zh-cn]または[zh-tw]または[ko]の場合、GroupSpaceのCalendarポートレットおよびTasksポートレットでカレンダーが起動できない ブラウザの言語が[zh-cn]または[zh-tw]または[ko]の場合、GroupSpaceのCalendarポートレットおよびTasksポートレットでカレンダーアイコンをクリックした際にカレンダーを起動することができない。 プラットフォーム : すべて 解決策 : いったんブラウザの言語を[en]に設定し、カレンダーを起動する。 |
CR288316 |
コミュニティ ツール の"新しいコミュニティを作成"メニューを選択して新規コミュニティを作成した場合、有効期限を設定すると例外が発生する コミュニティ管理ツールの"新しいコミュニティの作成"メニューを選択して新規コミュニティを作成することが可能だが、その場合コミュニティの有効期限を設定すると例外が発生する。 プラットフォーム : すべて (ローカライズ版を使用した場合) 解決策 : 有効期限の設定を省略してコミュニティを作成後、コミュニティ ツールの”このコミュニティを管理”メニューを選択し、[プロパティ]ページの[ステータスと有効期限]で有効期限を設定する。 |
CR341524 |
管理ツールのコンテンツ管理でコンテンツに関連付けられたファイルがマルチバイト文字を含むとき、ファイルのエンコーディングがUTF-8以外の場合プレビューおよびダウンロードした際に文字化けする 管理ツールのコンテンツ管理で、マルチバイト文字を含むファイルをリポジトリにアップロードし、そのファイルをコンテンツに関連付けた場合、エンコーディングがUTF-8のファイルは正しくプレビューおよびダウンロードすることができるが、UTF-8以外の場合は文字化けする。 プラットフォーム : すべて 解決策 : ファイルをコンテンツに関連付ける際はUTF-8のファイルを使用する。 |
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