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図 4-1 で示すように、アーキテクチャ段階で計画、設計、および最初のリソース作成を実行すると、アプリケーション開発を始めることができます。
開発段階では、開発者がアーキテクチャの段階で作成したリソース セットを使用して、ソース コントロール システムに作業を保持しながら、ポータル アプリケーションのプログラム機能とポータル ユーザ インタフェースを作成します。開発段階で作成するリソースには、JSP、ページ フロー、Web サービス、ポータル、ブック、ページ、ポートレット、キャンペーン、コンテンツ セレクタ、プレースホルダ、プロパティ セット、XML ファイル、グラフィック、JavaScript、HTML、Java コードなどがあります (EJB を作成する場合は、アーキテクチャの段階で行います)。開発段階で作成するリソースはファイル ベースです。プロダクションの段階になると、ほとんどのリソースはエンタープライズ アーカイブ (.ear
) ファイルにデプロイされます。
この段階で使用する主なツールは、ソース コントロール、WebLogic Workshop、選択したその他のエディタ、WebLogic Portal Administration Console (データベース リソースのコンフィギュレーション用)、およびデータベースと LDAP のデータをステージングと開発間で必要に応じてやり取りするための WebLogic Portal プロダクション業務ツールです。
図 4-1 は、ステージング段階とオーバーラップする開発段階も示しています。開発コードとリソースは、データベースとセキュリティ データ (コンテンツ、ユーザ、セキュリティ ロールなど) に依存することが多いため、開発はデータベースとセキュリティ データを設定するステージングと並行して行います。開発者が自分の開発マシンにデータベース リソースを作成することは可能ですが、ステージング環境でデータベース リソースを設定すると、1 つの場所ですべての開発者が同じリソースを共有できます。
図 4-2 は、アクティブなページのヘッダ領域、複数のページ、複数のポートレットを含むポータル デスクトップのサンプルを示します。ポートレット内には、ニュース フィードやカレンダーなど、さまざまなタイプのコンテンツとプロセス フローがあります。
このポータル デスクトップの作成に使用されたと考えられる開発タスクは次のとおりです。
開発者は、BEA Workshop for WebLogic Platform® とその他の開発ツールを使用して、大部分のリソースを処理します。開発者は、開発ドメインの WebLogic Portal Administration Console を使用して、データベース、コンテンツ管理、およびユニット テスト用の LDAP データをコンフィグレーションします。ただし、最良の方法は、すべての開発者がアクセス可能なステージング環境で、中央に配置されるデータ セットをコンフィグレーションすることです。
WebLogic Portal の各機能ガイドの開発に関する節へのリンクを以下に示します。
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