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ポータルとポートレットの属性の管理

WebLogic Portal に用意されている一連の管理およびカスタマイズ用のツールを利用すれば、ポータル Web サイトの動作、コンテンツ、ユーザとの対話などのポータル属性を指定できます。

ポータルとポートレットの属性を扱うには、E-Business Control Center と WebLogic Portal Administration Tools という 2 種類のツールが必要です。ポータルとポートレットの外見と動作を定義するには、E-Business Control Center を使用します。これらのリソースを定義した後は、WebLogic Portal Administration Tools を使ってリソースのコンフィグレーションを行います。ツールが連携する仕組みの詳細については、ポータルの管理方法を参照してください。

この章では、既存のポータルを変更する方法について説明します。E-Business Control Center と WebLogic Portal Administration Tools を使うと、以下の作業を行うことができます。

 


ポータルの特性の変更

ポータルの特性は、ポータルにアクセスした訪問者に対してポータルが与える印象のうち、ポータルの外見と動作に関する部分です。視覚的な特性の例としては、ポータル ページのレイアウト、スキン、ヘッダーのグラフィックスなどがあります。動作に関する特性の例としては、ポートレットをポップアップ ウィンドウとして表示するのか、元のウィンドウ内の小さなウィンドウとして表示するのかの指定などがあります。

意図したポータルの特性を定義するには、E-Business Control Center を使用します。このツールを使って選択および定義した特性は、WebLogic Portal Administration Tools による管理で利用できるようになります。

E-Business Control Center で定義した実行時特性を管理するには、WebLogic Portal Administration Tools を使用します。このツールを使うと、定義済みのレイアウト、ポータル、ポートレットから実際にユーザに対して使用するものを指定できます。

ポータルの特性定義の変更

ポータルの特性を定義するには、E-Business Control Center を使用します。

この節で説明する手順はすべて、E-Business Control Center のポータル エディタを使って行います。

この節では、以下の内容について説明します。

一般的な特性の定義の変更

ポータルの一般的な特性としては、ヘッダーとフッターのグラフィックス、コンテンツ、アイコンのグラフィックスなどがあります。

ポータルのデフォルトも設定します。ポータルのデフォルトはカラー スキームや HTML レイアウトなどの特性で、ポータルが WebLogic Portal Administration Tools でまだコンフィグレーションされていない場合の、訪問者に対する表示を決定します。

ポータルの一般的な特性の定義の変更は、以下の手順で行います。

  1. E-Business Control Center を開きます。E-Business Control Center の起動を参照してください。

  2. [エクスプローラ] ウィンドウ下部の [プレゼンテーション] タブをクリックし、[ポータル] アイコンをクリックします。

    図7-1 E-Business Control Center の [エクスプローラ] ペイン


     

  3. 編集するポータルを選択します。ポータル エディタが表示されます。

    図7-2 ポータル エディタ


     

  4. ポータル エディタで、[全般] タブをクリックします。ポータル エディタの [全般] ペインが表示されます。

    図7-3 ポータル エディタの [全般] ペイン


     

  5. ポータル エディタの [全般] ペインでは、以下の属性を変更できます。

    注意: URL は、WebLogic Portal サーバ上にある JSP へのファイル システム ディレクトリ パスでなければなりません。このデータを同期させると、適切な JSP がインクルードとして(include 文で)ポートレットに挿入されます。これらのディレクトリの位置は、組織ごとに決定されます。

ポータルで利用可能な特性の変更

ポータルで利用可能なスキン、ページ、レイアウト、およびユーザ プロファイルを選択するには、E-Business Control Center を使用します。E-Business Control Center でこれらの特性が選択されていれば、WebLogic Portal Administration Tools を使って、選択済みの特性のうちポータルで実際に使用するものを指定できます。

利用できる特性の変更は、次の手順で行います。

  1. E-Business Control Center を開きます。E-Business Control Center の起動を参照してください。

  2. [エクスプローラ] ウィンドウ下部の [プレゼンテーション] タブをクリックし、[ポータル] アイコンをクリックします。

  3. 編集するポータルを選択します。ポータル エディタが表示されます。

  4. ポータル エディタで、[全般] タブをクリックします。ポータル エディタの [全般] ペインが表示されます。

  5. [全般] ペインで、[ポートレット] タブをクリックします。

  6. 選択可能なポートレットと選択済みのポートレットのリストが表示されます。

    図7-4 ポートレットの選択


     

  7. そのポータルで利用できるようにするポートレットを選択します。どちらかのウィンドウでポートレット名を強調表示にして、[追加] ボタンまたは [削除] ボタンをクリックすれば、ポートレットを移動できます。選択済みのカテゴリにポートレットを追加すると、そのポートレットはポータルで利用できるようになり、WebLogic Portal Administration Tools でコンフィグレーションできます。

  8. 以下の各タブで、以上の手順を繰り返します。

ポータル ページで利用可能な特性の変更

ポータルの各ページで利用できる画像、レイアウト、およびポートレットを選択するには、ポータル管理ツールを使用します。E-Business Control Center でこれらの特性を選択してあれば、WebLogic Portal Administration Tools を使って、選択済みの特性のうちページで実際に使用するものを指定できます。

利用できる特性の変更は、次の手順で行います。

  1. E-Business Control Center を開きます。E-Business Control Center の起動を参照してください。

  2. [エクスプローラ] ウィンドウ下部の [プレゼンテーション] タブをクリックし、[ポータル] アイコンをクリックします。

  3. 編集するポータルを選択します。ポータル エディタが表示されます。

  4. ポータル エディタ ウィンドウで、[ページ] タブをクリックします。ポータル エディタの [ページ] ペインが表示されます。

  5. 編集するページを選択し、[編集] をクリックします。[ページ定義] ウィンドウが表示されます。

  6. ページに対する以下の属性を変更できます。

  7. ページを削除するには、目的のページを選択して [削除] をクリックします。そのページはポータルで利用できなくなります。

ポータルのルック アンド フィールの変更

E-Business Control Center を使ってポータルの特性を定義し、利用できるようにしておけば、WebLogic Portal Administration Tools を使って特性をコンフィグレーションし、ポータル訪問者に提示することができます。

この節では、以下の内容について説明します。

スキンの選択

E-Business Control Center で定義済みの利用可能なスキンから選択することで、ポータルの外見を指定できます。スキンは HTML コードとグラフィックスの集合で、ポータルにスキンを適用すると、色やフォントといったポータルの外見が影響を受けます。ポータルに対して選択されているスキンは、訪問者がポータルをパーソナライズするときに使用できます。

WebLogic Portal Administration Tools を使ってポータルに対するスキンを選択するには、以下の手順を実行します。

  1. WebLogic Portal Administration Tools を起動します。WebLogic Portal Administration Tools の起動を参照してください。Portal Administration Tools のホーム ページが表示されます。

    図7-5 Portal Administration Tools のホーム ページ


     

  2. [ポータル管理] アイコンをクリックします。[ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

    図7-6 [Portal Management Homeポータル管理ホーム] ページ


     

  3. 編集するポータルをクリックします。[グループ ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

    図7-7 [グループ ポータル管理ホーム] ページ


     


     

  4. [スキンを選択] をクリックします。[スキンの選択] ページに、未使用のスキンと選択可能なスキンのリストが表示されます。アスタリスク (*) が付いているのはデフォルト スキンです。

    図7-8 [スキンの選択] ページ


     

  5. スキンをサムネイル表示するには、目的のスキンを強調表示させます。そのスキンのサムネイル画像が、[選択済みスキンのプレビュー] という見出しの下に表示されます。

  6. 新しいデフォルト スキン(訪問者が変更する前のポータルで表示されるスキン)を設定するには、目的のスキンを強調表示にし、[デフォルトとして設定] をクリックします。新しいデフォルト スキンに、アスタリスク (*) が付きます。

  7. スキンを選択してまたはの矢印をクリックすることで、[選択可能スキン] リストと [未使用スキン] リストの間でスキンを移動できます。スキンが選択可能であるということは、訪問者がポータルをパーソナライズする際にそのスキンを選択できることを意味します。

  8. 設定が終了したら、[保存] をクリックします。

ページの選択と順序設定

選択可能なページのリストからポータルで使用するページを選択するには、WebLogic Portal Administration Tools を使用します。

ページを選択可能にすると、訪問者がポータルをパーソナライズする際に、そのページを選択して順序を設定できます。ページは、クリック可能なタブで表されます。

図7-9 訪問者に対して表示されるときのタブ付きページ


 

ポータルのページの選択と順序設定は、以下の手順で行います。

  1. WebLogic Portal Administration Tools を起動します。WebLogic Portal Administration Tools の起動を参照してください。

  2. WebLogic Portal Administration Tools のホーム ページで、[ポータル管理] アイコンをクリックします。[ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  3. 編集するグループ ポータルをクリックします。[グループ ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  4. [グループ ポータル管理ホーム] ページで、 [ページとポートレットを管理] をクリックします。[ページおよびポートレット] ページが表示されます(図 7-10)。

    図7-10 [ページおよびポートレット] ページ


     


     

    1. [ページの選択と順序設定] をクリックします。[ページの選択と順序設定] ページに、選択可能なページと未使用のページのリストが表示されます(図 7-11)。アスタリスク (*) が付いているのは、ホーム(デフォルト)ページです。

      図7-11 [ページの選択と順序設定] ページ


       

    2. 新しいデフォルト ホーム ページを設定するには、目的のページを強調表示にして、[ホームに設定] をクリックします。新しいデフォルト ホーム ページが、アスタリスク (*) で示されます。

    3. ページ名を選択してまたはの矢印をクリックすることで、[選択可能ページ] リストと [未使用ページ] リストの間でページを移動できます。

    4. [選択可能ページ] リストでページを選択してまたはの矢印をクリックすることで、ページの順序を変更できます。これにより、ポータル訪問者に対して表示されるページ タブの順序が決まります。

    5. 設定が終了したら、[保存] をクリックします。

ページの属性の編集

ページの属性は、Web サイトへの訪問者に対してページが示す特性または動作です。たとえば、ユーザがパーソナライズしたポータルからそのページを削除できるかどうかということは、ページ属性の例です。

ページ属性の設定は、以下の手順で行います。

  1. WebLogic Portal Administration Tools を起動します。WebLogic Portal Administration Tools の起動を参照してください。

  2. WebLogic Portal Administration Tools のホーム ページで、[ポータル管理] アイコンをクリックします。[ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  3. 編集するグループ ポータルをクリックします。[グループ ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  4. [グループ ポータル管理ホーム] ページで、 [ページとポートレットを管理] をクリックします。[ページおよびポートレット] ページが表示されます。

  5. [ページおよびポートレット] ページで、編集するページの [属性] をクリックします。[ページの属性の設定] ページが表示されます。

    図7-12 [ページの属性の設定] ページ


     

  6. 以下の属性を設定します。

  7. 設定が終了したら、[保存] をクリックします。

ページのレイアウトの編集

E-Business Control Center で選択可能として設定されているレイアウトのリストから選択することで、ページのレイアウトを変更できます。

ページのレイアウトの変更は、以下の手順で行います。

  1. WebLogic Portal Administration Tools を起動します。WebLogic Portal Administration Tools の起動を参照してください。

  2. ホーム ページで [ポータル管理] アイコンをクリックします。[ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  3. 編集するグループ ポータルをクリックします。[グループ ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  4. [グループ ポータル管理ホーム] ページで、 [ページとポートレットを管理] をクリックします。[ページおよびポートレット] ページが表示されます。

  5. [ページおよびポートレット] ページで、編集するページの [レイアウト] をクリックします。[ページのレイアウトの選択] ページに、未使用のレイアウトと選択可能なレイアウトのリストが表示されます。

    図7-13 [ページのレイアウトの選択] ページ


     

  6. 未使用または選択可能のカテゴリでレイアウトを選択し、矢印をクリックしてレイアウトを移動します。

  7. 設定が終了したら、[保存] をクリックします。

ポータル ページ上のポートレットの選択と配置

ページで表示するポートレットを選択し、ページ内での表示位置を調整できます。

ページ内でのポートレットの配置は、以下の手順で行います。

  1. WebLogic Portal Administration Tools を起動します。WebLogic Portal Administration Tools の起動を参照してください。

  2. WebLogic Portal Administration Tools のホーム ページで、[ポータル管理] アイコンをクリックします。[ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  3. 編集するグループ ポータルをクリックします。[グループ ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  4. [グループ ポータル管理ホーム] ページで、 [ページとポートレットを管理] をクリックします。[ページおよびポートレット] ページが表示されます。

  5. [ページおよびポートレット] ページで、編集するページの [ポートレットを配置] をクリックします。[ポートレットの配置] ページでは、[選択可能ポートレット] リストにはページで選択可能なポートレットが表示され、[デフォルト レイアウトでの表示対象ポートレットの位置] リストにはページで現在表示されるポートレットが表示されます。

    図7-14 [ポートレットの配置] ページ


     

  6. ページで表示するポートレットを選択したり、表示対象のポートレットを削除したりするには、選択可能セクションまたは表示対象セクションで目的のポートレットを選択し、矢印または矢印をクリックしてポートレットを移動します。

  7. ページでのポートレットの表示方法を変更するには、表示対象セクションで目的のポートレットを選択し、ページ下部にある矢印を使って、上下左右にポートレットを移動します。

    図7-15 ポートレット移動矢印による、ページ内のポートレットの再配置


     


     

  8. 設定が終了したら、[保存] をクリックします。

 


ポートレットの特性の変更

ポータルの特性と同様に、ポートレットの特性は、ポートレットにアクセスした訪問者にポートレットが与える印象のうち、ポートレットの外見と動作に関する部分です。ポートレットの特性としては、訪問者に表示されるデフォルトのコンテンツや、ポートレットでオンライン ヘルプを表示するかどうかの指定などがあります。

E-Business Control Center を使って、目的のポートレットの特性を定義し、WebLogic Portal Administration Tools で管理できる特性を選択および定義します。その後、WebLogic Portal Administration Tools を使用すれば、E-Business Control Center で定義した実行時特性を管理できます。

この節では、ポートレットの特性の変更方法に関する以下の内容について説明します。

ポートレットの特性定義の変更

ポートレットで利用できるリソースを定義および変更するには、E-Business Control Center のポートレット エディタを使用します。ポートレットのデフォルトも設定できます。デフォルトとは、ポートレットを最小化できるかどうかの指定などの特性で、WebLogic Portal Administration Tools でポートレットがまだコンフィグレーションされていない場合に、訪問者に対して表示されます。

ポートレットの定義の変更は、以下の手順で行います。

  1. E-Business Control Center を開きます。E-Business Control Center の起動を参照してください。

  2. [エクスプローラ] ウィンドウ下部の [プレゼンテーション] タブをクリックし、[ポートレット] アイコンをクリックします。

  3. 編集するポートレットを選択します。ポートレット エディタが表示されます。

    図7-16 ポートレット エディタ


     

  4. ポートレット エディタでは、以下のフィールドの情報を変更できます。

    属性

    解説

    [概要]

    ポートレットの簡単な説明。

    [コンテンツ URL]

    デフォルトで表示する JSP の URL。

    [ヘッダー URL]

    デフォルトで表示するヘッダー JSP の URL。

    [代替ヘッダー URL]

    ページが最大化されたときにデフォルトで使用する必要のあるヘッダーの URL。

    [フッター URL]

    デフォルトのフッター JSP の URL。

    [代替フッター URL]

    最大化された状態で使用する URL。

    [タイトルバー URL]

    デフォルトのタイトルバー JSP の URL。

    [バナー URL]

    バナー JSP の URL。

    [アイコン URL]

    タイトルバー アイコンの画像の URL。

    [編集 URL]

    ポートレット エディタ JSP の URL。

    [ヘルプ URL]

    ポートレット ヘルプ JSP の URL。

    [最大化 URL]

    最大化された本体の JSP の URL。

    [Webflow]

    ポートレットの Webflow (使用する場合)

    [編集を有効にする]

    訪問者がポータルでポートレットのコンテンツを編集できる場合は、このチェックボックスを選択する。

    [ヘルプを有効にする]

    訪問者が利用できる独立したヘルプ ファイルがポートレットにある場合は、このチェックボックスを選択する。

    [ログインが必要]

    デフォルト グループ ポータルでこのポートレットを表示できないようにする場合は、このチェックボックスを選択する。

    [必須ポートレット]

    このポートレットを訪問者に対して必ず提示し、訪問者が削除できないようにするかどうかを指定する。

    [最大化可能]

    訪問者がこのポートレットを最大化できるかどうかを指定する。

    [移動可能]

    このポートレットを移動可能なウィンドウとして開くことができるかどうかを指定する。

    [最小化可能]

    訪問者がこのポートレットを最小化できるかどうかを指定する。

    [デフォルトでは最小化]

    訪問者がページを表示したときに、このポートレットをデフォルトで最小化して表示するかどうかを指定する。

  5. 設定が終了したら、[保存] をクリックします。

ポートレットのルック アンド フィールの変更

E-Business Control Center を使ってポートレットの特性を定義し、利用できるようにすれば、WebLogic Portal Administration Tools を使って特性をコンフィグレーションし、ポータル訪問者に提示することができます。

この節では、以下の内容について説明します。

ポートレットの属性の編集

E-Business Control Center でページに対して選択したポートレットのリストを使えば、ページでのポートレットの表示方法を選択できます。

  1. WebLogic Portal Administration Tools を起動します。WebLogic Portal Administration Tools の起動を参照してください。

  2. ホーム ページで [ポータル管理] アイコンをクリックします。そのグループ ポータルに対する [ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  3. 編集するグループ ポータルをクリックします。[グループ ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  4. [グループ ポータル管理ホーム] ページで、 [ページとポートレットを管理] をクリックします。[ページおよびポートレット] ページが表示されます。

  5. [ページおよびポートレット] ページで、編集するページの [ポートレットの編集] をクリックします。[ポートレットの資格と属性の編集] ページが表示されます。

    図7-17 [ポートレットの資格と属性の編集] ページ


     

  6. 目的のポートレットを選択し、[属性を設定] をクリックします。[ポートレットの属性の設定] ページが表示されます。

    図7-18 [ポートレットの属性の設定] ページ


     

  7. 以下の属性を設定できます。

  8. 設定が終了したら、[保存] をクリックします。

 


アプリケーションへの新規ポータル データの同期

E-Business Control Center でポータルやポートレットを変更すると、新しく定義された特性を表すメタデータが作成されます。ポータルに変更を適用するには、データをアプリケーションに同期させる必要があります。

注意: WebLogic Portal Administration Tools での変更はすべて実行時に行われて、直ちに更新されます。

E-Business Control Center のデータと運用サーバの同期を取るには、以下の手順を実行します。

  1. ホスト サーバを起動し、E-Business Control Center を開きます。E-Business Control Center の起動を参照してください。

  2. E-Business Control Center のトップ メニューで [ツール] をクリックし、[プロジェクトの設定] を選択します。

    図7-19 接続の詳細


     

  3. 図 7-19 で示されている接続の詳細を確認し、[OK] をクリックします。

  4. E-Business Control Center のトップ メニューの [同期] アイコンをクリックし、新しいポータルをサーバに同期させます。

    図7-20 同期


     

  5. E-Business Control Center は、アプリケーション内のファイルを検証し、同期の進行を示すバーを表示します(図 7-21)。

    図7-21 同期の進行状況を示すバー


     

  6. データの同期が終了したら、[閉じる] をクリックします。

 


グループ ポータルを使ったポータル アクセスの設定

ポータルに対する訪問者のアクセスを設定するには、グループ ポータルを作成します。ポータルにグループを割り当てた後、そのグループに対して資格を設定することで、どのユーザがポータルのどの部分にアクセスできるのかを指定します。

グループ ポータルを作成し、資格区分を定義する方法の詳細については、グループ ポータルの作成と管理を参照してください。

ポータルに割り当てるグループを作成し、資格区分を定義したなら、WebLogic Portal Administration Tools を使って、ポータル、ページ、およびポートレットに対する資格区分を指定できます。

ポータル ページに対する資格の設定

定義済みの資格区分に対して異なるレベルのパーミッションと権限を設定するには、WebLogic Portal Administration Tools を使用します。たとえば、資格区分「Developer」にはページを削除するための権限を与え、資格区分「Administrator」は同じページの表示アクセスだけに制限することができます。

ページに対する資格の指定は、以下の手順で行います。

  1. WebLogic Portal Administration Tools を起動します。WebLogic Portal Administration Tools の起動を参照してください。

  2. ホーム ページで [ポータル管理] アイコンをクリックします。[ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  3. 編集するグループ ポータルをクリックします。[グループ ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  4. [グループ ポータル管理ホーム] ページで、 [ページとポートレットを管理] をクリックします。[ページおよびポートレット] ページが表示されます。

    図7-22 [ページおよびポートレット] ページ


     

  5. [ページおよびポートレット] ページで、編集するページの [資格] をクリックします。[資格の設定] ページが表示されます。

    図7-23 [資格の設定] ページ


     


     

  6. ページの資格区分を追加または削除するには、[資格区分を追加/削除] をクリックします。[資格区分の追加/削除] ページでは、[全資格区分] カラムには利用可能なすべての資格区分が表示され、[選択済み資格区分] カラムには選択されている区分が表示されます。

    図7-24 [資格区分の追加/削除] ページ


     

  7. 目的の区分を選択し、またはの矢印を使って区分を追加または削除します。

  8. 設定が終了したら、[保存] をクリックします。[資格の設定] ページが表示されます。

  9. 選択した資格区分について以下の権限を指定できます。

  10. 設定が終了したら、[保存] をクリックします。

ポートレットに対する資格の設定

ページと同様に、定義済みの資格区分に対して異なるレベルのパーミッションと権限を設定できます。

ポートレットに対する資格区分の設定は、以下の手順で行います。

  1. WebLogic Portal Administration Tools を起動します。WebLogic Portal Administration Tools の起動を参照してください。

  2. ホーム ページで [ポータル管理] アイコンをクリックします。[ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  3. 編集するグループ ポータルをクリックします。[グループ ポータル管理ホーム] ページが表示されます。

  4. [グループ ポータル管理ホーム] ページで、 [ページとポートレットを管理] をクリックします。[ページおよびポートレット] ページが表示されます。

  5. [ページおよびポートレット] ページで、編集するページの [ポートレットの編集] をクリックします。[ポートレットの資格と属性の編集] ページが表示されます。

    図7-25 [ポートレットの資格と属性の編集] ページ


     

  6. 目的のポートレットを選択し、[資格を設定] をクリックします。[ポートレットの資格の設定] ページが表示されます。

    図7-26 [ポートレットの資格の設定] ページ


     

  7. 各グループに対して以下の資格を設定できます。

  8. 設定が終了したら、[保存] をクリックします。

 

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