パフォーマンス チューニング ガイド
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ポータルのパフォーマンスの重要な側面は、ドメイン レベルで管理されます。以下のものが含まれます。
最適なパフォーマンスを得るには、デプロイメントの際に新しいドメインを作成し、それをプロダクション環境に合わせてコンフィグレーションする必要があります (クラスタやプロダクション コンフィグレーション設定などを含みます)。
しかし、開発用としてデプロイされているドメインをプロダクション環境に使用する場合は、ドメインの環境設定を変更して、パフォーマンスを最適化する必要があります。
注意 : プロダクション環境には開発ドメインを使用しないことをお勧めします。詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/confgwiz/newdom.html#1059076 を参照してください。
ドメインの設定は、ドメイン ディレクトリにある setDomainEnv.cmd
(または setDomainEnv.sh
) スクリプトによって管理されます。デフォルトでは、このスクリプトは bea-home
/user_projects/domain_name
/setDomainEnv.cmd/sh
にあります。
このファイルを編集するには、テキスト エディタでファイルを開きます。
表 2-1 に、起動スクリプトの設定と、プロダクション ドメイン用の適切な値を示します。プロダクション モード用に作成されたドメインを使用する場合は、コンフィグレーションを変更する必要はありません。
ドメインをデプロイするときは、ドメイン ディレクトリから debug.properties
ファイルを削除する必要があります。このファイルは開発時は有用ですが、プロダクション環境ではデバッグを実行できません。
注意 : この機能は、WebLogic Portal 8.1 SP4 以降で利用可能です。
認証プロバイダの使用時、ユーザ数とグループ数が非常に多いときは、Portal Administration ツールでの名前の検索方法を変更すると有効な場合があります。
認証プロバイダに数千のグループが含まれている場合は、そのプロバイダのグループ階層ツリーを構築しない方がユーザ管理インタフェースのパフォーマンスが向上することがあります。階層ツリーを使用しない場合は、図 2-2 に示すように、テキスト ボックスにグループ名を入力して既知のグループを選択します。
この方法で選択したグループでは、ユーザの追加と編集、および委託管理の設定を行うことができます。ただし、グループ階層ツリーがないと、グループの作成、削除、または再配置を行うことはできません。
逆に、キャッシュ サイズを調整することで、サーバが階層ツリーの変更をチェックする頻度を変更できます。詳細については、オンライン ヘルプ トピックの「認証階層サービス」を参照してください。
注意 : サーバ起動スクリプトの JAVA_OPTIONS
の行に次の指定を追加すると、すべてのグループ階層ツリーを無効にできます。
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