データベース管理ガイド

     前  次    新しいウィンドウで目次を開く     
ここから内容

はじめに

このガイドでは、BEA WebLogic Portal® でデータベースをコンフィグレーションし、管理する方法について説明します。また、データ ディクショナリと WebLogic Portal データベース オブジェクトを作成する SQL スクリプトであるデータ定義言語 (DDL) モジュールに関する情報も提供します。

9.2 データベース アップグレード タスクの詳細については、「WebLogic Portal 9.2 へのアップグレード」を参照してください。

この章の内容は以下のとおりです。


WebLogic Portal でのデータベースの使用の概要

WebLogic 製品ファミリは、JDBC (Java Database Connectivity) を使用して、プログラムとアプリケーション データを格納するデータベースと対話します。JDBC は、Java プログラミング言語で記述されたクラスとインタフェースで構成される標準 Java API です。アプリケーション、ツール、およびデータベース開発者は、JDBC を使用してデータベース アプリケーションを記述し、SQL 文を実行します。

プログラマは、WebLogic JDBC を使用して、Oracle、Microsoft SQL Server、Sybase、IBM DB2 などの異なるデータベース管理システム (DBMS) と対話することができます。WebLogic Portal は対話する各 DBMS に対して DDL コマンドを実行するので、以下のデータベース サポート情報を参照して、コンフィグレーションが必ずサポートされていることを確認する必要があります。

WebLogic Configuration Wizard を使用して、基本的な JDBC 設定を行うことができます。Configuration Wizard では、WebLogic Portal の JDBC 接続プールとデータ ソースを設定することができます。このウィザードについては、「コンフィグレーション ウィザードを使用した WebLogic ドメインの作成」を参照してください。

WebLogic Server Administration Console を使用して、JDBC 接続プール、データ ソース、およびマルチプールを有効にし、コンフィグレーションし、モニタすることができます。これらのタスクの詳細については、『WebLogic Server』のドキュメントの「JDBC データ ソースのコンフィグレーション」を参照してください。

このガイドのその他の章では、WebLogic Portal に固有のデータベース管理タスクと参照情報について説明します。


このガイドをポータル ライフサイクルに対応させる方法

通常、WebLogic Portal データベース構造を計画するタスクは、ポータル ライフサイクルのアーキテクチャ段階の一部として行われます。これらのタスクについては、「WebLogic Portal の概要」を参照してください。WebLogic Portal データベース構造を管理するタスクは、ポータル ライフサイクルのその他の任意の段階で行うことができます。したがって、このガイドではポータル ライフサイクルの構造に基づいて構成されておりません。


  ページの先頭       前  次