Administration Console の拡張

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メッセージ バンドルの作成

Administration Console の拡張で表示するテキスト文字列は、すべてメッセージ バンドルで定義することをお勧めします。メッセージ バンドルは、キーと値のペア (プロパティ) を含むテキスト ファイル (プロパティ ファイル) の集合です。サポートする言語またはロケールごとに 1 つのプロパティ ファイルを作成します。ファイルの命名規則に従ってプロパティ ファイルに名前を付けると、Administration Console は Web ブラウザのロケール設定にロケールが一致するプロパティ ファイルから文字列を表示します。

 


メッセージ バンドルの作成

メッセージ バンドルを作成するには、次の手順に従います。

  1. 表示する各文字列の名前と値のペアを格納したテキスト ファイルを作成します。名前と値の間の区切り文字として等号 (=) を使用し、プロパティは 1 行に 1 つずつ記述します。
  2. 次に例を示します。
    myextension.myTab.introduction=This page provides monitoring data for my application.
    myextension.myTab.TotalServletHits.label=Total hits for my servlet.

  3. ファイルを root-dir/WEB-INF/classes/bundle.properties として保存します。
    • root-dir は拡張のルート ディレクトリです。
    • bundle はユニークな値です (WebLogic Server のバンドルの名前である global は使用しないでください)。bundle の値としては、会社名を使用することをお勧めします。
    • bundle.properties ファイルは、Web ブラウザまたは JVM でロケールを指定していない場合に Administration Console が使用するデフォルトのファイルです。このファイルは必須です。

  4. プロパティ ファイルをローカライズしたファイルは、root-dir/WEB-INF/classes/bundle_locale.properties として保存します。
  5. localejava.util.Locale でサポートされるロケール コードです。J2SE API 仕様の「Locale」を参照してください。

    たとえば、mycompany_ja.properties のようになります。

メッセージ バンドルの使用の詳細については、「ルック アンド フィールでのメッセージ バンドルの使用」および「JSP でのメッセージ バンドルの作成と使用」を参照してください。


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