確認済みおよび解決済みの問題

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WebLogic Server に関する確認済みおよび解決済みの問題

以下の節では、WebLogic Server 10.0 およびそれ以降のメンテナンス パックで確認された問題と、バージョン 10.0 およびそれ以降のメンテナンス パックで解決された問題について説明します。問題の説明と、必要な場合は回避策または解決策を提示しています。「問題が解決したリリース」列の表記は、その問題が解決済みであることを示しています。

WebLogic Server 10.0 の新機能および変更点については、「WebLogic Server 10.0 の新機能」を参照してください。

 


Administration Console

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR063594
キャッシュされた JDBC 文に関する情報が、JDBC の [モニタ] ページに表示されません。
9.0 Beta
修正の予定なし
CR200627
Administration Console でページ フローが完了すると、別のページ (通常はテーブル) に進みます。
この時点でブラウザの [戻る] ボタンをクリックすると、完了したアシスタント内の最後の JSP ファイルのロードが試行されます。この時点で、このアシスタントのコンテキストはすべて破棄されます。
回避策または解決策 :
変更がキャンセルされるか完了した後は、アシスタントに戻るためにブラウザの [戻る] ボタンを使用しないことをお勧めします。また、アシスタント内の前の手順に戻らないこともお勧めします。代わりに、Administration Console のナビゲーション リンクおよびボタンを使用してください。
9.0
 
CR269866
プロキシ サーバ環境で、一部の WebLogic Server Administration Console ページが正しく機能していませんでした。状況によっては、ページが間違った URL で構築されていました。
回避策または解決策 :
URL の構築方法が修正されました。WebLogic Server Administration Console は、プロキシ サーバを経由するブラウザからアクセスした場合でも正しく機能します。
9.1
10.0
CR284857
Administration Console オンライン ヘルプで [検索] ボタンをクリックしても、常に「0 件のドキュメントが見つかりました」と表示されます。
回避策または解決策 :
次の場所に公開されている Administration Console オンライン ヘルプで検索してください。
http://download.oracle.com/docs/cd/E13222_01/wls/docs92/ConsoleHelp/
検索クエリは、ドキュメントの右上隅にあるテキスト ボックスに入力します。オンライン ヘルプにのみ出現するテキストを検索する場合は、クエリに文字列「docs92/ConsoleHelp」を含めます。
たとえば、次のクエリを実行すると、Administration Console オンライン ヘルプ内から、「SNMP」という文字列が出現するすべてのドキュメントが検索されます。
SNMP docs92/ConsoleHelp
9.2
10.0
CR284747
コンフィグレーション ファイルをアーカイブするには、以下の 2 つのパラメータを適切にコンフィグレーションする必要があります。

<archive-configuration-count>10</archive-configuration-count>

<config-backup-enabled>true</config-backup-enabled>

しかし、Administration Console では、config-backup-enabled パラメータをコンフィグレーションできませんでした。
回避策または解決策 :
これらのパラメータは、Administration Console の [ドメイン : コンフィグレーション : 全般] ページの [詳細] セクションでコンフィグレーションできるようになりました。
9.1
10.0
CR284823
WebLogic Server Administration Console で、Jolt 接続プールの接続の詳細をモニタするための機能が提供されていませんでした。この機能は、以前のバージョンの WebLogic Server では提供されていました。
回避策または解決策 :
Administration Console で、各 Jolt 接続プールの接続の詳細を表示できるようになりました。モニタ テーブル内の接続プール エントリをクリックすると、各接続の詳細を示すページが表示されます。
9.1
10.0
CR284894
Administration Console オンライン ヘルプから他の WebLogic Server ドキュメントへのリンクに、間違った URL ルート http://docs-stage/wls/docs92/ が含まれています。
回避策または解決策 :
WebLogic Server ドキュメントへのリンクをクリックした後に、Web ブラウザのアドレス フィールドで docs-stagehttp://download.oracle.com/docs/cd/E13222_01 に変更してください。たとえば次の URL は、『WebLogic Server MBean リファレンス』の「ServerMBean」エントリの正しい URL です。
http://download.oracle.com/docs/cd/E13222_01/wls/docs92/wlsmbeanref/mbeans/ServerStartMBean.html
9.2
10.0
CR287765
WebLogic Server Administration Console の [デプロイメントの概要] ページからは、デプロイメント内のモジュール、Web サービス、および EJB に移動できます。しかし、いずれかのデプロイメントを展開すると、デプロイメント制御テーブル内の前または次のページに移動できなくなっていました。また、ページ番号情報も間違っていました。
回避策または解決策 :
[デプロイメントの概要] ページが修正され、ページの表示に関するこれらの問題は解決されました。現在のページでデプロイメントが展開されているかどうかにかかわらず、別のデプロイメントに移動できるようになりました。
9.2
10.0
CR303905
名前に非 ASCII 文字が含まれるサーバ、クラスタ、または仮想ホストの設定を編集しているときに [コンフィグレーションの解放] ボタンをクリックすると、名前の文字化けが原因で「表示中のオブジェクトは、現在のユーザまたは他のユーザによって削除されました。」というメッセージが表示されていました。
解決策 :
この問題は修正されています。
9.2
10.0
CR306634
WebLogic Server Administration Console には、Web アプリケーション、リソース コネクタ、Web サービスなどのデプロイメントをテストするためのページが含まれています。EJB のテスト ページも含まれていますが、一覧に表示されている EJB のテスト ポイントを使用することができません。
これらの EJB テスト ポイントは使用できませんが、EJB 自体が使用できない (機能していない) わけではありません。コンソールの EJB モニタ ページを使用して、それらのデプロイメントのアクティビティや状態をモニタすることは可能です。
9.2
 
CR314311
config.xml ファイルの WebAppContainerMBean の ShowArchivedRealPathEnabled 属性を、Administration Console から設定するためのメソッドが存在しませんでした。
この問題は修正されています。[ドメイン|コンフィグレーション|Web アプリケーション] ページに [アーカイブ化された実際のパスの有効化] チェック ボックスが追加されました。
9.2
10.0 MP1
CR320020
ステートフル セッション Bean の IdleTimeoutSeconds 属性が、想定どおりには機能していませんでした。
この問題は修正されています。
9.1
10.0 MP1
CR320304
CR320841
WebLogic Administration Console を使用して大きな JMS キューをエクスポートまたはインポートすると、OutofMemory エラーが発生していました。
この問題は修正されています。
9.2 MP1
10.0 MP1
CR323690
WebLogic Administration Console では、WTC インポート/エクスポート サービスを 100 個までしか作成できませんでした。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP1
CR325644
ClusterMBean の WeblogicPluginEnabled 属性を、Administration Console から設定することができませんでした。
この問題は修正されています。[クラスタ|コンフィグレーション|全般] タブの [詳細] に、ClusterMBean の WeblogicPluginEnabled 属性を設定するためのチェック ボックスが追加されました。
10.0
10.0 MP1
CR307764
コンフィグレーションに外部 JNDI リンクが含まれていると、WebLogic Administration Console に JNDI ツリーが表示されませんでした。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP2
CR319955
WSDL ファイルが WebLogic Administration Console に表示されると、非 ASCII 文字が文字化けしていました。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP2
CR336261
WebLogic Administration Console を使用してログ レベルを変更すると、java.util.MissingResourceException が発生していました。
回避策 :
config.xml を手動で編集してください。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR345091
J2EE ライブラリのアップグレード後、J2EE ライブラリを参照するアプリケーションが再デプロイされませんでした。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR356501
WebLogic Administration Console でのユーザ割り当てに使用可能なグループの数は最大 100 まででした。
この問題は修正されています。このメソッドは、ユーザ割り当てに使用可能なすべてのグループ名を返すように変更されました。
10.0
10.0 MP2
CR364631
サーバを双方向 SSL 設定でコンフィグレーションした後、WebLogic Administration Console からサーバを一方向 SSL 設定に戻すことができませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR336816
オンライン ヘルプのトピック「JMS リソースのコンフィグレーションについて」に含まれているリンクの一部が、 http://download.oracle.com/docs/cd/E13222_01/wls ではなく http://docs-stage/wls を指しています。この問題が原因で 404 エラーが発生します。正しい情報にアクセスするには、Web ブラウザで docs-stage を http://download.oracle.com/docs/cd/E13222_01/wls に変更してください。
10.0
 
CR338409
2 つの無効なオプション truefalse が Administration Console オンライン ヘルプの [Administration Console リファレンス|デプロイメント|リソース アダプタ|リソース アダプタ : コンフィグレーション : 全般] ページにドキュメント化されています。
10.0
 

 


Apache Beehive のサポート

現時点での問題はありません。

 


クラスタ

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR357904
到達できないサーバがセカンダリ サーバのリストから削除されず、WebLogic Server がネットワークから切断されたサーバへのセッションのレプリケーションを試行していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2

 


コネクタ (リソース アダプタ)

現時点での問題はありません。

 


コンソール拡張

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR294969
Administration Console のコンソール拡張の記述において ButtonBar または ButtonBarButton タグを使用する際、これらのタグに bundle 属性がなかったため、リソース バンドルを指定してボタンのラベルをカスタマイズしたりローカライズしたりすることができませんでした。
回避策または解決策 :
コンソール拡張の ButtonBar および ButtonBarButton タグで、bundle 属性がサポートされるようになりました。
9.2
10.0
CR308556
WebLogic Portal では、すべての明示的なスケルトン URI 参照を、Web アプリケーションからの相対パスで完全修飾する必要があります。しかし、提供されているドキュメントやコンソール拡張サンプルでは、これらのスケルトンに相対参照が使用されていることがありました。次に例を示します。
<netuix:singleLevelMenu markupType="Menu" markupName="singleLevelMenu" skeletonUri="singlelevelmenu_children2.jsp"/>
正しくは、次のように指定する必要があります。
<netuix:singleLevelMenu markupType="Menu" markupName="singleLevelMenu" skeletonUri="/framework/skeletons/default/singlelevelmenu_children2.jsp"/>
回避策または解決策 :
WebLogic Server Administration Console のポータル コンフィグレーションが更新され、完全修飾参照が使用されています。このリリースでは、相対的なスケルトン URI 参照も引き続き機能します。コンソール拡張のルック アンド フィール ファイルで完全修飾スケルトン参照が使用されていない場合は、ログに警告メッセージが記録されます。
将来のリリースでは相対参照が正常に機能しなくなる可能性があるため、過去に記述したコンソール拡張を更新して完全修飾スケルトン URI に変更する必要があります。
9.0
10.0

 


コア サーバ

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR283286
リスン スレッドの [バックログを受け入れ] のデフォルト値が小さすぎました。
解決策 :
リスン スレッドの [バックログを受け入れ] のデフォルト値を 25 から 300 に変更しました。
9.0
10.0
CR298059
マルチキャスト メッセージを受信およびディスパッチするクラスタ メッセージング レシーバが、WebLogic Server のスレッド プールを使用していました。このレシーバは、スレッドを解放することなく永久に使用します。これは想定通りの動作ですが、スレッドが占有されているものとして報告されていました。
解決策 :
スレッド占有の報告を回避するため、クラスタ メッセージング レシーバをスレッド プールの外部にある専用のデーモン スレッドに移動しました。
9.0
10.0
CR307041
非推奨の WebLogic Server 8.1 アプリケーション スコープの起動または停止クラスを WebLogic Server 9.x にデプロイすると、デプロイメントの後に DeploymentException が発生していました。weblogic-application.xml 記述子に登録された起動および停止クラスで、WebLogic 固有の weblogic.application.ApplicationLifecycleListener クラスを拡張する必要がありました。
解決策 :
weblogic-application.xml 記述子に登録された起動および停止クラスで、WebLogic 固有の weblogic.application.ApplicationLifecycleListener クラスを拡張する必要はなくなりました。
9.2
10.0
CR283953
JDK 1.5 を使用する Solaris 9 以降では、半分閉じた状態のソケットで set 処理を実行すると SocketException が送出されます。このため、サーバが同じポートに新しい接続を受け入れる際に遅延が発生していただけでなく、障害間の最大バックオフ時間が最大値に達するとサーバ ソケットが再利用されていました。
解決策 :
半分閉じた状態のソケットで set 処理を実行しても、例外が送出されないようになりました。
9.1
10.0
CR317840
IIOP での呼び出しに Dweblogic.iiop.useJavaSerialization フラグを使用すると、org.hibernate.LazyInitializationException が発生していました。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP2
CR356071
特定の条件において、MsgAbbrevInputStream クラスの readImmutable() メソッドで NullPointerExceptions が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR362919
ネイティブ I/O が有効なとき、SSL 接続に失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR365419
ワーク マネージャを削除して再作成した結果、java.lang.IllegalArgumentException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR363797
config.xml で <use81-style-execute-queues> 要素が true に設定されている場合は、HTTP URI リクエストが Administration Console の [サーバ|モニタ|スレッド] ページに正しく表示されませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR360168
t3s プロトコルを使用して新しい SSL 接続を作成するときに、ソケット接続のタイムアウト値を設定するメソッドがありませんでした。
この問題は修正されています。ソケット接続のタイムアウト値を受け入れる新しい API が追加されました。
10.0
10.0 MP2
CR366383
Itanium Windows 2003 Server または Intel EM64T で、beasvc64 -dump コマンドを実行してもスレッド ダンプが作成されませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR366662
IPv6 Dual Stack プロトコル形式が WebLogic Server 10.0 MP1 でサポートされていませんでした。
この問題は修正されています。現在、WebLogic Server では IPv6 のアドレスがサポートされています。
10.0 MP1
10.0 MP2

 


デプロイメント

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR067087
security-permission 要素は、weblogic.xml および weblogic-ejb-jar.xml デプロイメント記述子では使用できますが、weblogic-application.xml 記述子では使用できません。したがって、エンタープライズ アプリケーションでは、セキュリティ ポリシーは EJB または Web アプリケーションの JAR ファイルにしか適用できません。
7.0
修正の予定なし
CR071138
weblogic.Deployer ツールでは、コマンドライン引数の間にある余分な文字列値がファイル仕様として解釈されます。たとえば、次のコマンドを入力したとします。
java weblogic.Deployer -activate -nostage true -name myname -source c:\myapp\mymodule
この場合、-nostage オプションは引数をとらないため、「true」は無関係な文字列値です。ツールは、「true」という名前のファイル仕様をアクティブにしようとします。
7.0
 
CR091020
アプリケーションをクラスタにデプロイした場合、1 つまたは複数のクラスタ化サーバが使用できない (たとえば、ネットワークの停止が原因でサーバがクラスタから分断されている) と、デプロイメント操作がハングすることがあります。また、分断されていたサーバは、正常にクラスタに復帰した後でもアプリケーションにデプロイされないことがあります。
回避策または解決策 :
分断されていたサーバを、クラスタへの復帰後に再起動します。
8.1
 
CR200754
デプロイメント プランにコンフィグレーションできない要素のオーバーライドが含まれていると、現在の WebLogic Server では、要素が拒否されないか、それらの要素の解析に失敗します。
回避策または解決策 :
以下のアノテーションを使用するコンフィグレーション可能な要素を使用します。
@configurable
@dependency
@declaration
@dynamic
9.0
修正の予定なし
CR220968
仮想ホストで Web アプリケーションを対象としてデプロイすると、新しい対象情報で Web アプリケーション全体を再デプロイしない限り、対象情報を変更できなくなります。
回避策または解決策 :
新しい対象情報で Web アプリケーションを再デプロイしてください。
9.0
 
CR277341
ClassLoader.getResources() を実行しても、アプリケーション内で最初に一致したエントリしか返されていませんでした。
解決策 :
ClassLoader.getResources() を実行すると、アプリケーション内で見つかったすべての一致エントリが返されるようになりました。
9.1
10.0
CR279281
OS と NFS の組み合わせによっては、次のような例外でデプロイメントの失敗またはコンフィグレーションの更新が発生することがあります。

weblogic.management.DeploymentException: Attempt to operate 'distribute' on null BasicDeploymentMBean

回避策または解決策 :
  • リモート NFS ボリュームにアクセスするすべての NFS クライアントで、statd() プロセスと lockd() プロセスを実行します。
  • 同じドメイン ルートを共有する複数のサーバが同じグループ内の別々のユーザ ID で起動されている場合は、サーバ プロセスに正しい「umask」を設定します。これにより、あるサーバによって作成されたファイルを別のサーバから読み取り/書き込み用に開いても、セキュリティ例外は発生しません。
9.1
 
CR280686
WebLogic Server 9.x で、WebLogic Server 8.1 の weblogic.Deployer クライアントを使用してアプリケーションをデプロイするとエラーが発生していました。
解決策 :
このリリースの WebLogic Server では、WebLogic Server 8.1 の weblogic.Deployer クライアントを使用してデプロイしてもエラーは発生しません。
9.1
10.0
CR282367
管理対象サーバにデプロイされたアプリケーションや EJB を WebLogic Administration Console で操作する際、それらがデプロイされたライブラリに依存していると java.lang.NoClassDefFoundError が発生することがあります。
回避策 :
WebLogic Server Administration Console では、Java データ型およびアノテーションを処理するために、共有ライブラリ デプロイメントにアクセスする必要があります。したがって、すべての共有ライブラリ デプロイメントは、管理対象サーバまたはクラスタだけでなく、管理サーバにも対象指定されている必要があります。
9.0
 
CR287774
WebLogic Server に、2 つ以上のバージョンのアプリケーション ライブラリをデプロイすることができませんでした。デプロイしようとすると、次のようなエラーが発生していました。
アプリケーション 'test-app-lib' のアプリケーション バージョンの最大数 ((2) を超えているため、アプリケーション 'test-app-lib [LibSpecVersion=9.2.0,LibImplVersion=9.2.0.2]' をデプロイまたは再デプロイできません。
回避策または解決策 :
デプロイできるバージョン数の制限が撤廃されました。2 つ以上のバージョンのアプリケーション ライブラリをデプロイできるようになっています。
9.2
10.0
CR292189
相互に依存するモジュールの中から 1 つのモジュールを部分的に再デプロイする場合、いずれかの依存モジュール (たとえば子モジュール) が部分的な再デプロイメント リストに含まれていないと例外が送出されることがありました。
回避策または解決策 :
WebLogic Server の開発モードでは、複数のモジュール間の依存関係が追跡され、必要なすべてのモジュールが自動的にデプロイされるようになりました。これにより、例外は送出されなくなりました。
9.2
10.0
CR294746
状況によっては、再デプロイメントが CannotRedeployException で失敗していました。この例外は、AppClassLoaderManager に Web アプリケーションの module-id ではなく Module-URI が登録されていたために発生していました。この現象は、クラスローダが WebAppModule 内でバウンスした場合にのみ発生していました。
解決策 :
AppClassLoaderManager に Web アプリケーションの module-id が登録されるようになりました。
9.2
10.0
CR299135
Web アプリケーションをアーカイブ war ファイルとしてデプロイすると、context.getRealPath() によって null が返されます。この動作は、Web アプリケーションがパスに依存する場合にエラーの原因になる可能性があります。
解決策 :
<show-archived-real-path-enabled> フラグを使用して、context.getRealPath() から、アーカイブ Web アプリケーションのサーバの内部 Web アプリケーション解凍ディレクトリからのリソースのパスが返されるようにします。このフラグは、以下の 2 つの方法でコンフィグレーションできます。
  • config.xml を使用してドメイン レベルでコンフィグレーションする。次に例を示します。
<web-app-container>
<show-archived-real-path-enabled>true
</show-archived-real-path-enabled>
</web-app-container>
  • weblogic.xml を使用して Web アプリケーション レベルでコンフィグレーションする。次に例を示します。
<container-descriptor>
<show-archived-real-path-enabled>true
</show-archived-real-path-enabled>
</container-descriptor>
Web アプリケーションで設定した <show-archived-real-path-enabled> の値は、ドメイン レベルで設定した値よりも優先されます。このプロパティのデフォルト値は false です。
なお、このパスを使用して何らかのコンテンツをこのディレクトリの場所に動的にコピーすると、そのコンテンツは最終的にはサーバの内部 Web アプリケーション解凍ディレクトリにコピーされます。この状態で Web アプリケーションを再コンパイルすると、Web アプリケーションが再解凍され、それ以前にコピーされたコンテンツが消失する可能性があります。
9.2
10.0
CR299081
サーバをすばやく起動するため、WebLogic 9.0 および 9.1 の weblogic.Deployer クライアントでのみ使用されていたリモート デプロイヤ EJB は、デフォルトでは起動されなくなりました。9.0 または 9.1 の weblogic.Deployer をデフォルト設定のまま使用すると、次のようなエラー メッセージが表示されます。

While trying to lookup 'weblogic.remote.Deployer' didn't find subcontext 'remote'. Resolved 'weblogic'

回避策または解決策 :
9.0 または 9.1 の weblogic.Deployer から -remote オプションを使用してデプロイする必要がある場合は、DeploymentConfigurationMBean.RemoteDeployerEJBEnabled 属性を true に設定する必要があります。この属性を WebLogic Server Administration Console で設定するには、[ドメイン : コンフィグレーション : 全般] タブで [詳細] をクリックし、[リモート デプロイヤ EJB を有効化] をチェックします。
10.0
 
CR301854
weblogic.application.ApplicationLifecycleListener コールバックが、匿名ユーザ ID ではなく内部カーネル ID で呼び出されていました。
回避策または解決策 :
ApplicationLifecycleListener コールバックは匿名ユーザ ID で呼び出されるようになりました。この変更に伴い、これらのコールバックを実行するための別のユーザ ID が設定されました。
これらのコールバックの実装が内部カーネル ID のパーミッションに依存する場合は、匿名ユーザ ID でコールバック実装を実行するとエラーが発生する可能性があります。その場合は、別の ID を使用するようにコールバック実装を修正するか、アプリケーション デプロイメント MBean でデプロイメント プリンシパル名を指定する必要があります。
9.0
10.0
CR303462
アンデプロイメントの際、クラスタ内の個別の管理対象サーバにデプロイされているアプリケーションが、ステージング ディレクトリから削除されていませんでした。そのため、後でアプリケーションをクラスタ内の別の個別サーバに対象指定するとエラーが発生することがありました。デプロイメントは、次のエラーで失敗していました。
変更のアクティブ化でエラーが発生しました。詳細についてはログを参照してください。[デプロイヤ :149257] アプリケーション 'webapp_900' を、実行中に配布しようとして拒否されました。
解決策 :
アプリケーションがどのクラスタ メンバーにも対象指定されていない場合は、そのアプリケーションおよびステージ ファイルが削除されるようになりました。
9.0
10.0
CR305769
weblogic.xml 記述子にデフォルトのネームスペースが設定されていないと、デプロイメント プランのオーバーライドの適用に失敗していました。その結果として、VALIDATION PROBLEMS WERE FOUND エラーが発生していました。
解決策 :
weblogic.xml 記述子でデプロイメント プランのオーバーライドを結合する際に、親属性のネームスペースが継承されるように修正されました。
9.0
10.0
CR308613
WebLogic Workshop で部分的なビルドを実行すると、部分的な再デプロイメントが原因でデプロイメント エラーが発生することがありました。
解決策 :
この問題は、DynamicUpdateOperation の互換プロセッサで WebLogic Server 8.1 形式の MBean を再コンパイルすることで解決されました。
9.2
10.0
CR308699
いずれかの管理対象サーバが停止している間にデプロイメント プランに修正を加えると、その管理対象サーバが稼動を再開しても変更が伝播されていませんでした。管理対象サーバの起動時にアーカイブ ファイルおよびプラン ファイルをダウンロードするかどうかを判断する際に、ファイルのタイムスタンプが使用されていませんでした。
回避策または解決策 :
WebLogic Server の起動が修正され、プランおよびアーカイブのタイムスタンプが使用されるようになりました。プランまたはアーカイブが有効でない場合は、管理対象サーバの起動時に最新バージョンがダウンロードされます。
9.0
10.0
CR313531
config.xml 内の起動クラス要素に指定されているデプロイメント順序属性が無視されていました。デプロイメント順序が無視されていたため、起動クラスが名前順で実行され、アプリケーションのデプロイメント プロパティ値より前にロードされていました。
回避策または解決策 :
指定したデプロイメント順序が無視されることはなくなり、この順序に基づいて起動クラスが実行されるようになりました。
9.0
10.0
CR319718
マルチクラスタの ALSB ドメインで、ビジネス サービス コンフィグレーション (たとえば Web サービス URL) を変更すると、ALSB クラスタの一部でない管理対象サーバが SUSPENDED 状態になります。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR325020
スタンドアロンの Web アプリケーションが Weblogic Server Administration Console を通じてデプロイされ、config.xml 記述子を持つライブラリ モジュールを参照した場合に、NullPointerException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR360777
Administration Server が再起動されたときに実行されるリタイア処理が UnreachableHostException で失敗していました。この失敗により、両方 (新旧) のバージョンのアプリケーションがアクティブにされました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR371258
アプリケーションおよびライブラリ記述子要素の不適切なマージにより、自動フォーマットされた Web 記述子ファイルをデプロイできませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP2
10.0 MP2

 


EJB

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR232765
Oracle テーブルの主キーは CHAR ですが、SQL テーブルのクエリ フィールドは VARCHAR2 です。
データベース スキーマを CHAR から VARCHAR2 に変更してください。Oracle データベースで、主キーとして CHAR を使用することはお勧めできません。
9.2
修正の予定なし
CR233275
メッセージング プロキシ サービスを削除した後でも、ユーザがメッセージング プロキシ サービスにメッセージを送信すると、メッセージが受信されてルーティングされます。
回避策 :
削除されたメッセージング プロキシ サービスがリスンしていた JMS 送り先を使用しないようにします。
9.0
10.0
CR262032
EJBGen に、weblogic-cmp-rdbms-jar.xmlselect-first-sequence-key-before-update タグに対応するものがありません。
解決策 :
EJBGen アノテーション @AutomaticKeyGeneration に、selectFirstSequenceKeyBeforeUpdate 属性 (型は Constants.Bool) が追加されました。この属性を使用すると、自動主キー生成の動作を指定できます。
selectFirstSequenceKeyBeforeUpdateConstants.Bool.TRUE に設定すると、EJB コンテナがデータベースからシーケンス値をフェッチする必要がある場合に、シーケンス テーブルの現在の値に 1 を加えた値から主キーが生成され、テーブルの値が現在の値に key-cache-size を加えた値に更新されます。select-first-sequence-key-before-update は、デフォルトでは false に設定されています。
9.1
10.0
CR295394
EJB3 Bean および EJBGen に、クラスタ化可能なタイマーを作成するためのアノテーションがありません。
回避策 :
weblogic-ejb-jar.xml ファイルを作成し、これに <timer-implementation> 要素および対応する値を記入してください。
10.0
 
CR295746
ステートフル セッション Bean にアクセスする際のメソッド呼び出しでは、最初にロックを取得する必要があります。同時アクセスが発生した場合は、最初にロックの取得が失敗するため、ConcurrentAccessException ではなく、EJBException にラップされた LockTimedOutException が送出されます。
10.0
 
CR297054
EJB 3.0 ステートフル セッション Bean の作成には、EJB 2.1 ステートフル セッション Bean の作成に比べ長い時間がかかります。
回避策 :
システム プロパティ weblogic.ejb30.enableproxypool=true を設定することで、同程度の時間で作成できるようになります。このシステム プロパティは、デフォルトでは false に設定されています。なお、ステートを保持するインターセプタが Bean に関連付けられている場合、このフラグをオンにすることにはリスクが伴います。
10.0
 
CR305173
デフォルトでは、Kodo コンポーネントからのログ メッセージが、ログ ファイルではなく、Bean がデプロイされているサーバの .out ファイルに送信されます。
回避策 :
Kodo コンポーネントをコンフィグレーションして、ログ メッセージが特定のファイルに送信されるようにしてください。
10.0
 
CR305208
以下の条件がすべて満たされると、汎用情報を含む EJB で問題が発生します。
  1. ビジネス インタフェースが java.rmi.Remote を拡張していない。
  2. メソッドの呼び出しが RMI リモート呼び出しによるリモート プロキシ経由で、生成されたスタブがクライアント サイドにない。ただし、1 つの JVM 内でのローカル呼び出しは成功します。
  3. リモート呼び出しのプロトコルが iiop ではなく t3 である。
  4. ビジネス インタフェース内のメソッドに汎用情報が含まれている (つまり、型パラメータが指定されているか、パラメータの型として List<String> のような汎用型が指定されている)。
回避策または解決策 :
以下の方法で、いずれかの条件が満たされないようにします。
  1. ビジネス インタフェースを java.rmi.Remote を拡張して記述する。
  2. メソッドの呼び出しが RMI リモート呼び出しによるリモート プロキシ経由である場合は、生成されたスタブをクライアント サイドに配置する。この場合も、1 つの JVM 内でのローカル呼び出しは成功します。
  3. リモート呼び出しのプロトコルとして t3 ではなく iiop を使用する。
  4. ビジネス インタフェース メソッドで汎用情報を使用しないようにするか、RAW 型でパラメータ化された型変数を使用して、ビジネス インタフェースのクラス レベルで宣言された汎用情報のみを使用する。次に例を示します。
Interface RootI<T> {
public void hello(T t);
public <S extends Comparable> S testComp(T t, S s);
}

// ビジネス インタフェース
Interface StatelessI extends RootI<String>{
}
ビジネス インタフェースが Remote を拡張していない場合でも、リモート呼び出しまたはローカル呼び出しによる StatelessI.hello(String) の呼び出しは機能します。しかし、生成されたスタブがクライアント サイドにない場合は、StatelessI.testComp() のリモート呼び出しに失敗します。
10.0
 
CR306237
JPA メタデータ モデルの拡張は、アノテーションでしか指定できず、仕様に定義されている orm.xml のような構造体では指定できません。
回避策または解決策 :
オブジェクト モデルに Kodo 固有のメタデータを指定する方法としては以下があります。
  • Kodo 固有のアノテーションを使用する。
  • XML ベースのメタデータを JDO メタデータ形式に変換する (拡張の XML 仕様はサポートされない)。
10.0
 
CR316709
Sun VM を使用している場合に、動的なクラス拡張が発生しないことがあります。
回避策 :
永続クラスで、コンパイルの後 (デプロイメントの前) に Kodo エンハンサを実行します。方法としては、WebLogic Server にバンドルされている kodoc スクリプトを使用する方法、Ant タスクを使用する方法、および java org.apache.openjpa.enhance.PCEnhancer を実行する方法があります。これらのいずれかの方法で、永続クラスを引数としてプロセスに渡します。
10.0
 
CR314742
CR341595
PreparedQuery メソッドで EJB QL を使用すると、FinderException が発生していました。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP1
CR333333
Windows プラットフォームで、結果の EJB クラス ファイルのサイズが 40KB を超えると、appc コンパイラによる EJB 3.0 JAR ファイルの処理に失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR349202
アノテーション @EJB を使用してステートレスな EJB リソースがインターセプタに注入された場合に、実行時例外が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR354384
<interceptor-order> を使用して複数のインターセプタが ejb-jar.xml デプロイメント記述子でコンフィグレーションされた場合に、実行時例外が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR360531
デプロイメント時に不必要なアプリケーションの再コンパイルが発生し、デプロイメントの速度が低下していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR363501
SLSB (EJB3.0) の使用中に javax.ejb.EJBAccessException が発生すると、[モニタ] タブの [使用中 Bean 数] の値が 0 に設定されませんでした。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR366048
EnvironmentBuilder では、@Resource アノテーションの「mappedName」の値のみを JNDI 名として受け取っていました。
この問題は修正されています。現在は、「mappedName」の値が指定されていない場合に、@Resource アノテーションの「name」の値を JNDI 名として受け取ります。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR369556
ステートレス セッション Bean の @Stateless アノテーションで「mappedName」が指定された場合に、EJB3 のステートレス セッション Bean メソッドのロード バランシングがラウンドロビン アルゴリズムで機能しませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR345793
新しく関連付けられたエンティティが保持された場合に、すでに保持されている自身に関連付けられた Bean の挿入が再試行されていました。その結果、beforeCompletion メソッドで例外が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR360089
IIOP の使用時に、EJB の依存性注入を解決できませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR361413
トランザクション ロールバックの際に、不適切な CMR コレクションの EJB がプールに返されました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR364050
永続オブジェクトを削除した後でも、トランザクションを閉じる前に getObjectById を呼び出すことで削除済みのオブジェクトが取得されていました。
この問題は修正されています。現在は、削除済みの永続オブジェクトを取得すると getObjectById メソッドで ObjectNotFound 例外がスローされます。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR370259
インタフェース メソッドに varargs が含まれる EJB が appc コンパイル時に失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR370697
EJB デバッグ トレースを有効にした場合に、BaseLocalObject.toString() メソッドで NullPointerException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR374204
メッセージ駆動型 Bean がデプロイされ、記述子またはアノテーションの不適切な URL で起動されても、エラーがスローされませんでした。
この問題は修正されています。現在は、メッセージ駆動型 Bean がデプロイされ、不適切な URL で起動されると、警告のログが作成されます。
10.0
10.0 MP2
CR375253
特定の使用例で org.apache.openjpa.persistence.JPAFacadeHelper.getMetaData() メソッドを呼び出した場合に、OutOfMemoryException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR373899
wlcompilewlappc が別個のディレクトリ環境で使用された場合に、ビルド スクリプトが失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR332218
ステートレス セッション Bean の任意のスーパークラスに ejbTimeout() メソッドが実装されると、java.lang.IllegalStateException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR376492
クエリが不適切な場合、EntityManager.createQuery() メソッドで予期された IllegalArgumentException がスローされませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR367784
ForeignJNDIProvider を使用した 2 つの WebLogic Server 間の注入経由の EJB 呼び出しが機能しませんでした。
この問題は修正されています。EJB 参照名と対応するデプロイメント記述子と同じ JNDI 名を結合するために、@EJBReference アノテーションが導入されました。ForeignJNDIProvider のコンフィグレーションにあるリモート JNDI 名には、mappedName#interfaceName 形式を使用する必要があります。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR376491
プライマリ キーの型が不適切なときに、EntityManager.find() メソッドで予期された IllegalArgumentException がスローされませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR379333
EntityManager.clear() および EntityManager.merge() メソッドが予期したとおりに機能しませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR376025
EntityManager.refresh() メソッドで、ID プロパティ以外のすべてのエンティティ プロパティが NULL にクリアされていました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2

 


サンプル

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR191354
Medical Records では、まだデプロイメント プランが使用されていません。
9.0 Beta
 
CR208965
SAMPLES_HOME/server/medrec/setup/build.xml にある medrec.wls.config ターゲットには、セキュリティ コンフィグレーションに問題があることが確認されています。
9.0 Beta
修正の予定なし
CR287762
Web サービスの信頼性のあるメッセージングのサンプルで、間違った WS-Policy ファイルが使用されています。具体的には、WS-Policy ファイルに wsrm という間違ったネームスペースが含まれており、アサーションのリストの順序が間違っています。
この問題を回避するには、このサンプルの WS-Policy ファイル (ReliableHelloWorldPolicy.xml) を更新して、WebLogic Server に含まれているデフォルトの信頼性のあるメッセージング WS-Policy ファイルと同じ内容にする必要があります。詳細については、「Web サービスの信頼性のあるメッセージングをコンフィグレーションするための WS-Policy ファイルの使用」を参照してください。特に、ネームスペースとアサーション順序に注意してください。
ここで説明したサンプルは、WL_HOME/samples/server/examples/src/examples/webservices/reliable に格納されています。WL_HOME は、WebLogic Server のインストール ディレクトリ (たとえば /bea/weblogic92) です。
9.2
10.0
CR226622
../xml/stax サンプルには、同じルートで異なる拡張子を持つ 2 つのファイル (StreamParser.javaStreamParser.jsp) があります。しかし、サンプル ビューアのビルドでは、タイプごとの 2 つのファイルではなく、対応する HTML ファイルが 1 つだけ作成されます。この場合、StreamParser.jsp ファイルには対応する HTML ファイルがありますが、StreamParser.java ファイルにはありません。
この問題は、ドキュメントのファイルを生成するための java2html の動作を制御する build.xml ファイルの設定が原因で発生しました。
java2html を使用する場合、useShortFileName="true" パラメータを指定すると、HTML 出力ファイルのファイル名を作成するために、ソース ファイルのファイル拡張子が削除されます。2 つのファイルが同じ名前で異なる拡張子を持つ場合は、後から生成された html ファイルが前に生成されたファイルを上書きします。
回避策または解決策 :
useShortFileName パラメータを "false" に設定します。この設定では、ファイル拡張子を名前に含めて HTML ファイルが生成されます。この解決策の欠点は、対象のファイルがこのバグの影響を受けるかどうかに関係なく、HTML 出力ファイルを指すすべてのリンクを修正する必要があることです。
9.0
修正の予定なし
CR276963
medrec または samples ドメインを起動すると、次のような警告メッセージが表示されることがあります。
<警告> <WorkManager> <BEA-002919> <名前 weblogic.wsee.mdb.DispatchPolicy の WorkManager が見つかりません。ディスパッチ ポリシー weblogic.wsee.mdb.DispatchPolicy はアプリケーション bea_wls_async_response のデフォルトの WorkManager にマップされます。>
この警告メッセージは、非同期の Web サービスがデプロイされた WebLogic Server サンプル アプリケーションの起動中に、コンソールの標準出力に出力されます。
回避策または解決策 :
この警告は無害ですので無視して構いません。
9.2
 
CR317037
WebLogic Server サンプルのドキュメントで、WebLogic Server のデフォルトのインストール ディレクトリが weblogic100 であることが前提になっていました。WebLogic Server の実際のデフォルト インストール ディレクトリは wlserver_10.0 です。
10.0
 

 


インストール

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR233609
インストール CD に収録されている Beehive ドキュメントには、Web サービス管理情報が含まれていないため、これらへのリンクが機能しない場合があります。
回避策または解決策 :
Apache Web サイトではなく、インストール CD に収録されている Beehive ドキュメントを使用してください。
9.0
10.0
CR307273
インストール時に、「ディスク容量が不足しています」と誤って報告されることがあります。このエラーは、POSIX と互換性のないバージョンの UNIX df ツールを使用している場合に発生します。
回避策または解決策 :
POSIX と互換性のあるバージョンの df を使用してください。
9.2
 
CR346002
WebLogic Server 10.0 MP1 から WebLogic Server 10.0 にダウングレードする際に、予期しない EOF エラーが発生します。
製品のアンインストーラをコンソール モードで実行すると、無害の EOF エラーが返され、ダウングレードが正常に完了したことを示す確認メッセージは返されません。
プラットフォーム : Red Hat Linux
回避策または解決策 :
なし。
10.0 MP1
 
CR346976
WebLogic Server 10.0 のアンインストールが正常に完了しません。
WebLogic Server 10.0 MP1 から WebLogic Server 10.0 にダウングレードした後で 10.0 をアンインストールした場合、BEA_HOME ディレクトリ内の一部のファイルが自動的には削除されません。
プラットフォーム : All
回避策または解決策 :
ディレクトリ内の不要なファイルを手動で削除してください。
10.0 MP1
 
CR347082
Smart Update を使用した WebLogic Server 10.0 から WebLogic Server 10.0 MP1 へのアップグレードが失敗します。
HPUX 64 ビット マシンの場合、Smart Update を使用して WebLogic Server 10.0 から 10.0 MP1 にアップグレードすると致命的なエラーでアップグレードが失敗します。
プラットフォーム : HPUX 64
回避策または解決策 :
WebLogic Server 10.0 から 10.0 MP1 にアップグレードする場合は、WebLogic Platform パッケージのアップグレード インストーラを使用してください。
10.0 MP1
 
CR385137
WebLogic Server のアンインストール後、一部の冗長なファイル詳細が間違って表示されます。
10.0 MP2
 

 


Java EE

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR306909
ライブラリ記述子とアプリケーション記述子の間で Bean プロパティを結合する際に、Bean にキーが定義されていないと、エントリの優先順位が維持されていませんでした。この結合の結果は、ライブラリ記述子とアプリケーション記述子両方からのエントリの配列になります。しかし、エントリの順序が間違っており、ライブラリ記述子からの配列エントリがアプリケーション記述子からのエントリより前に発生していました。本来、ライブラリ記述子からのエントリは、アプリケーション記述子からのエントリより後に発生する必要があります。
回避策または解決策 :
ライブラリ記述子からの Bean をアプリケーション記述子からの Bean と結合する際に、エントリの優先順位が適用されるようになりました。
9.0
10.0
CR269767
weblogic.utils.io.ObjectStreamClassreadResolve および writeReplace メソッドが定義されていない場合には、そのスーパークラスがチェックされていませんでした。
解決策 :
readResolve および writeReplace メソッドが適切に継承されるようになりました。
9.1
10.0
CR373685
サーバ上の複数のアプリケーションで同一のリモート インタフェースが使用可能な場合に、ClassCastException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2

 


JDBC

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR188442
Oracle Thin JDBC ドライバは、JDK 5.0 では認定されていません。当社の内部テストでは、DECIMAL データ型で問題が発生することを確認しています (TAR 4019650.995)。
9.0 Beta
10.0
CR272583
WebLogic Type 4 JDBC Driver for Oracle では、ドライバの文字セット サポートの変更および拡張が原因で、getAsciiStream() メソッド呼び出しのパフォーマンスが劣化しています。通常であれば、更新後のドライバのパフォーマンスは、それ以前のバージョンのドライバより優れているはずです。
回避策または解決策 :
getAsciiStream() メソッドの代わりに CharacterStream() メソッドを使用してください。
9.1
 
CR276977
DataDirect が BEA ブランドで提供するドライバのバージョン 3.5 は、JDBC 接続プールの ShrinkingEnabled 属性セットが true に設定されていると、長時間実行テストに耐えることができませんでした。
回避策または解決策 :
JDBC プールのパフォーマンスを最大にしつつ動作を安定させるには、ShrinkingEnabled 属性を false に設定することをお勧めします。
8.1
10.0
CR292068
utils.Schema -s オプションが削除されました。-s オプションは、URL 内のサーバ名を認識できない旧式の WebLogic OCI ドライバ用のオプションです。サポートされるすべてのドライバで、URL 内の必要なプロパティをすべて認識できるようになったため、-s は必要なくなりました。-s オプションと URL の両方でサーバ名を設定すると問題が発生するため、このオプションは削除されました。
回避策 :
-s オプションを使用すると、-s オプションが機能しなくなったことを示す警告メッセージが表示されます。接続に失敗した場合は、URL 内にすべての DBMS プロパティが設定されていることを確認してください。
10.0
なし
CR354395
WebLogic Server で JDBC データ ソースの接続に失敗すると、接続プールで再接続秒数が無視され、5 秒の固定間隔で呼び出されていました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR360764
DataDirect からの BEA ブランドのドライバがバージョン 3.6 からバージョン 3.7 に更新されました。
10.0 MP2
10.0 MP2
CR370000
JDBC 接続プールが高負荷時に不規則に失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR372291
圧縮間隔の秒数をゼロに設定しても、接続プールの圧縮が無効になりませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2

 


JMS

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR270257
新しく作成したメッセージで JMS WLMessageProducer forward() API を使用すると JMSClientException が発生します。
JMS WLMessageProducer forward() API は、変更されていない受信メッセージでのみ使用してください。
9.2
 
CR274706
記述子の検証が有効になっていると、デプロイメント記述子の検証に失敗し、EAR ファイルに JMS モジュールのみが格納されます。
回避策または解決策 :
EAR に、J2EE 仕様に準拠したモジュールが少なくとも 1 つ含まれていることを確認してください。
9.2
 
CR278644
transactedSession.commit() または transactedSession.rollback() 呼び出しに再接続すると、再接続時に複数回にわたって例外が送出されることがあります。
トランザクション セッションで再接続が許可されている (つまり、WLConnection.getReconnectPolicy()none でない) 場合、session.commit() または session.rollback() を初めて呼び出すと、失敗の後、サーバ WLConnection が再接続された後に例外が送出されます。ここまでは想定どおりの動作です。しかし、commit() または rollback() の 2 回目の呼び出しにおいても例外が送出されることがあります。
再接続されたトランザクション セッションは、それ以降も正常に機能します。
9.2
 
CR278960
WebLogic ストアのファイルおよびディレクトリの名前には、マルチバイト文字を使用することはできません。たとえば、WebLogic Server 名にマルチバイト文字を使用すると、デフォルト ストアを作成できず、WebLogic Server を起動できません。
回避策または解決策 :
パス名にマルチバイト文字を使用せずに WebLogic Server を作成し、デフォルト ストアではなくそのパス名を使用します。Weblogic Server 名にマルチバイト文字を使用しないようにしてください。
9.2
 
CR277493
複数の JMS プロデューサが単一の JVM 内で同じ JMS クライアント SAF インスタンスを使用している場合、JMS SAF クライアントが作成されるタイミングによっては、次の例外が送出されることがあります。
Error getting GXA resource [Root exception is weblogic.jms.common.JMSException: weblogic.messaging.kernel.KernelException: Error getting GXA resource]
回避策または解決策 :
複数の JMS SAF クライアント プロデューサを使用する場合は、各クライアントの新規作成のタイミングを少しずらすようにしてください。
9.2
 
CR280150
WLConnection.getReconnectPolicy() メソッドが all に設定されている場合、session.acknowledge() が呼び出されたときに確認応答のない非永続トピック メッセージがあっても、JMS CLIENT_ACKNOWLEDGE セッションが LostServerException を送出しないことがあります。
9.2
 
CR280041
WLConnection.getReconnectPolicy() メソッドが all に設定されている場合、session.acknowledge() が呼び出されたときに、JMS CLIENT_ACKNOWLEDGE セッションが余分な LostServerException を送出することがあります。この問題は、JMS セッションがサーバに再接続された後に発生します。
9.2
 
CR280064
WebLogic Server Administration Console で JMS モジュールをデプロイする際、選択した対象の JMS サーバのコンフィグレーションによっては、インストール アシスタント内で必要なサブデプロイメント対象が透過的に作成されていませんでした。このような場合、一部のサブデプロイメント対象がデプロイメントに含まれていないにもかかわらず、コンソールにはエラー メッセージが表示されず、管理者がコンソールで対象指定を訂正することもできませんでした。
解決策 :
サブデプロイメントの自動的で透過的な対象指定が完了しておらず、JMS モジュールに不足があることを、コンソールが正しく認識できるようになりました。このような場合には、コンソールにエラー メッセージが表示され、特定の対象に手動でデプロイする各モジュールおよびサブデプロイメントを、管理者が明示的に選択できるようになりました。
9.2
10.0
CR272776
WebLogic Scripting Tool (WLST) をオフラインで使用して JMS モジュール記述子を生成する場合、特定の JMS 接続ファクトリのブール型パラメータの値を false に設定することができません。
以下の JMS 接続ファクトリ属性は、対応する JMS モジュール記述子のスキーマ定義にデフォルト値が指定されていません。
<allow-close-in-onMessage>
<xa-connection-factory-enabled>
<flow-control-enabled>
<load-balancing-enabled>
<server-affinity-enabled>
<attach-jmsx-user-id>
したがって、オフラインの WLST では、これらのブール値として Java デフォルトである false が使用されます。そのため、これらの属性を手動で false に設定しても、WLST では設定が冗長と見なされて JMS モジュール記述子に値が永続化されません。
回避策または解決策 :
WLST をオフラインで使用して JMS モジュール記述子を作成した後に、これらのブール型属性の値を手動で変更するか、Administration Console を使用して変更します。
9.2
10.0
CR294494
クラスタ内の JMS 分散トピックを使用する 2 つのサーバを同時に起動した場合、既存の接続が検出されないために、他のサーバへの新しい RJVM 接続がサーバごとに作成されます。しかし、WebLogic Server は接続の重複を検知してこれらの接続を閉じます。その結果、JMS がハングしていました。
解決策 :
2 つのサーバが同時に起動し、それらの間の RJVM でブートストラップ メッセージ以上の送受信が実行された場合には、RJVM 接続の重複が許可されるようになりました。
9.1
10.0
CR298712
WebLogic JMS で DB2 を使用している場合に、JMS バッキング ストア テーブルの作成に失敗していました。この問題は、DB2 の接続に、ログイン ユーザのスキーマとは異なるデフォルト スキーマを設定できることが原因で発生していました。
解決策 :
この問題は修正されています。
9.2
10.0
CR306437
サーバの起動時に、期限切れメッセージがエラー送り先にリダイレクトされていませんでした。
解決策 :
この問題は修正されています。
9.2
10.0
CR310002
JMS シン クライアントでは、自動再接続機能がサポートされていません。この機能は、これまでもサポートされたことはなく、このリリースで明示的に無効になりました。
9.0
10.0
CR315044
JMS 1.1 仕様のセクション 3.5 の表 3-3 では、JMSXDeliveryCount プロパティは「受信時にプロバイダによって」設定されるものと規定されています。しかし、WebLogic JMS では、JMS API メソッド javax.jms.Message.getPropertyNames() によって返されるプロパティ名のリストにこのプロパティが含まれていました。
回避策または解決策 :
メッセージがレシーバ、キュー ブラウザ、または管理 API 経由で配信され、アプリケーションがまだ javax.jms.Message.clearProperties() を呼び出していない場合には、JMS API メソッド javax.jms.Message.getPropertyNames() から JMSXDeliveryCount プロパティ名のみが返されるようになりました。
新たに作成されたメッセージや、javax.jms.Message.clearProperties() の呼び出し時に配信されたメッセージでは、javax.jms.Message.getPropertyNames() によって返されるプロパティのリストに JMSXDeliveryCount プロパティ名が含まれないようになりました。標準の JMS API メッセージ メソッドの場合は、JMSXDeliveryCount プロパティ値を取得する動作は変更されていません。これらのメソッドではこれまでどおり、JMSXDeliveryCount がプロパティ名リストに含まれているかどうかに応じて、ゼロ以上の値が JMSXDeliveryCount 値として返されます。
9.2
10.0
CR314778
ページング I/O の完了を待機しているスレッドの数が多いと、ページング I/O の実行中にエラーが発生し、それらのスレッドがブロックされていました。
この問題は修正されています。
9.1
10.0 MP1
CR314779
JMS 割り当てがコンフィグレーションされている送り先にメッセージが送信されたときに、その割り当てが満たされていると、メッセージが誤ってページング可能なメッセージのリストに追加されていました。これらのメッセージは、サーバが再起動されるまでページング可能なメッセージのリストに追加されたままになるため、メモリ リークの原因となっていました。
この問題は修正されています。
9.1
10.0 MP1
CR314780
分散トピックによって何らかのエラーが検出されると、フォワーダが停止し、JMS サーバが再起動されるまでは再開しませんでした。
この問題は修正されています。
9.1
10.0 MP1
CR332983
CR326377
JMS モジュールにコンフィグレーションされている WLS 外部サーバ リソースを使用して外部 JMS プロバイダに接続している間は、MDB をデプロイできませんでした。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR353518
異なるスレッドで異なる接続プロトコルを使用するマルチスレッド JMS クライアントが DispatcherException で失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR356418
接続用の自動再接続ロジックがすでにアクティブ化されている場合に、JMS クライアントが遅延された切断でハングすることがありました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR364200
メッセージ セレクタがコンフィグレーションされていない場合に、メッセージ ブリッジが SwiftMQ で機能しませんでした。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR370616
単一の分散トピックの送り先が Unit-of-Work とマークされている場合に、これらのトピックがクラスタ内でメッセージを相互に送信できませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2

 


JNDI

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR264754
アプリケーションの WLConnection.getReconnectPolicy() 属性が all に設定されていると、サービスの移行後に JMS メッセージ コンシューマを再接続できないことがあります。コンシューマが移行されていないと、例外が送出されるか、コンシューマが有効でなくなったことをアプリケーションに通知する onException が発生します。
回避策または解決策 :
アプリケーションで、例外ハンドラまたは onException を使用してコンシューマを更新できます。
9.2
修正の予定なし

 


JSP とサーブレット

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR267128
アプリケーションの weblogic.xml デプロイメント記述子ファイルで値が指定された場合に、page-check-seconds パラメータがプロダクション モードで機能しませんでした。このパラメータの値は、変更された JSP ページを WebLogic Server がチェックして再コンパイルまたは再ロードする間隔を示します。変更された JSP ページは、サーバを開発モードで起動した場合は適切に再コンパイルされていましたが、プロダクション モードで起動した場合は再コンパイルされていませんでした。
解決策 :
weblogic.xml デプロイメント記述子ファイルで page-check-seconds パラメータに有効な値が指定されている場合は、プロダクション モードでもその値が適用されるようになりました。
9.1
10.0
CR310570
同一の標準ヘッダ名で response.addHeader() を複数回呼び出した場合に、クライアントに設定された最後のヘッダ値のみが返されていました。
この問題は、標準ヘッダ CACHE_CONTROL、ACCEPT-RANGES、および PRAGMA で修正されています。
9.2
10.0 MP1
CR314138
アプリケーションに対する ping に HEAD リクエストが使用されている場合、サーブレットで次の例外が発生していました。
javax.servlet.ServletException: Original response not available
この問題は修正されています。
8.1 SP3
10.0 MP1
CR314140
UnavailableException が、永久的または一時的な利用不可状態に関して、サーブレット仕様 2.4 に準拠していませんでした。
この問題は修正されています。
9.1
10.0 MP1
CR314154
weblogic.xmlurl-rewriting-enabled パラメータが有効になっている WebLogic セッション ID が、access.log ファイルに URI で記録されていませんでした。
この問題は修正されています。
9.1
10.0 MP1
CR316761
CR318708
文字セット コンテンツを含む非 JSP ページへの応答において、サーブレット コンテナによって HTTP ヘッダ contentTypecharset=ISO-8859-1 が追加されていました。これが原因で、マルチバイト文字が正しく表示されない場合がありました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR320444
JSF 管理対象 Bean の依存性注入が失敗し、警告が生成されていました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR325499
Web ライブラリからの JSP があらかじめコンパイルされており、それぞれのクラスが Web ライブラリに含まれているにも関わらず、不必要な再コンパイルが発生することがありました。この問題が原因で、サーバのパフォーマンスが悪化していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR329951
JSP で式言語を使用している間に、メモリ リークが発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR323724
web.xml に複数のサーブレットが含まれていて、最初のサーブレットに <jsp-file> 要素が含まれている場合に、Web コンテナが initDone() メソッドを呼び出しませんでした。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR348229
<wl:cache> タグが存在する場合は、アンデプロイまたは再デプロイ処理中にメモリ リークが発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR352643
JSP にデフォルト スコープの key および timeout 属性を使用する <wl:cache> タグが含まれている場合、weblogic.cache.CacheSystem.waitOnLock() の高負荷の下でアプリケーション スレッドがブロックされていました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR354462
JSP ファイルは、ライブラリ モジュールからアプリケーションにコピーされ、その後変更されてアクセスされました。この JSP ファイルがアプリケーションから削除されてアクセスされた場合に、ライブラリ モジュールの JSP としてではなく、アプリケーションの変更または削除された JSP として表示されていました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR354996
auth フィルタを使用した場合に Permgen 領域がデプロイメント間でリリースされず、メモリ リークが発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR358768
WebLogic Server 9.2 MP2 ドメインを WebLogic Server 10.0 MP1 にアップグレードした場合に、実行時例外が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR361183
AuthCookie がデプロイメント記述子で無効になっていても、weblogic.servlet.securityServletAuthentication.invalidateAll() メソッドで _WLS_AUTHCOOKIE_<CookieName> がリセットされていました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR363928
JSP で式言語 (EL) を処理している間に、NullPointerException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR366913
weblogic-application.xml でコンフィグレーションされた HTTP セッション タイムアウト値を Web コンテナが受け取りませんでした。
この問題は修正されています。現在は、weblogic-application.xml で設定されたセッション タイムアウト値が Web コンテナによって読み込まれます。セッション タイムアウトが web.xml、weblogic.xml、および weblogic-application.xml の 3 つのすべてのデプロイメント記述子に設定されている場合、web.xml の値によって weblogic.xml と weblogic-application.xml の値の両方がオーバーライドされます。weblogic.xml に設定されたタイムアウト値によって weblogic-application.xml の値がオーバーライドされます。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR340191
JSP タグのある HTML ファイルのコンパイルに JSP コンパイラを使用した場合に、NullPointerException が発生していました。これらのファイルをコンパイルできるのは HTML コンパイラのみでした。
この問題は、useJspCompilerForHTML という新しいシステム プロパティを提供することで修正されています。JSP コンパイラを使用して HTML ファイルをコンパイルするには、このプロパティを true に設定します。
10.0
10.0 MP2
CR366372
jsp:plugin の mayscript 属性が JSP コンパイラで認識されませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR367059
javelin フレームワークで少量のメモリ リークが発生し、そのため JSP ページのコンパイル時にオブジェクト数が増加していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR370173
静的同期メソッド JspFactory.getDefaultFactory() でスレッドがブロックされ、そのためパフォーマンスが低下していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR372327
マルチコア プロセッサのマシンで、複数のスレッドが同時に ServlectContext.getAttribute() または setAttribute() メソッドを呼び出した場合に、スレッドがスタックし、HashMap.get() メソッド内で無限ループを引き起こしていました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR368248
JSP 内に XML ドキュメントが XML 形式で含まれている場合に、ドキュメントの XML プロローグの読み込み中に JSP のコンパイルが失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR375768
JSP コンパイラで生成されたクラス ファイルから、許可されたサイズ (64 KB) を超えるメソッドが生成されていました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR376677
ページがセッションに参加していない場合に、JSP コンパイラでは getAttributesScope() メソッドで java.lang.IllegalStateException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR377283
jsp:useBean で使用される Java Bean に汎用型の戻り型またはメソッド パラメータを持つアクセサ メソッドまたはミューテータ メソッドがある場合に、JSP のコンパイルでエラーが発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR379374
JSP ファイルに変更がない場合でも、Java アーカイブにバンドルされた .tag ファイルを参照する JSP ファイルがリクエストのたびにコンパイルされていました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2

 


JTA

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR246323
トランザクション対応のメソッドにおいて、remote-client-timeout の設定が無視されていました。
回避策または解決策 :
トランザクション非対応のメソッドだけでなく、トランザクション対応のメソッドでも RemoteClientTimeout がサポートされるようになりました。メソッドがトランザクション対応で tx タイムアウトが設定されている場合は、tx タイムアウトや RemoteClientTimeout よりも RMI クライアントのタイムアウトが大きくなります。メソッドがトランザクション非対応の場合は、RemoteClientTimeout がそのまま適用されます。tx タイムアウトは、EJB デプロイメント記述子 (TransactionTimeoutMS) または JTAMBean.TimeoutSeconds から取り出されます。
9.1
10.0
CR310346
リモート tx において他の作業が実行されない場合に、BEA Oracle XA DatabaseMetaData オブジェクトが無効になっていました。BEA ブランドで提供されている Oracle 用 XA ドライバが、誤ってトランザクションごとに新しい XA 接続が必要になるように設定されていました。
解決策 :
BEA Oracle XA ドライバで、トランザクションごとに新しい XA 接続が必要になることはなくなりました。
9.2
10.0
CR336898
JTA 呼び出しが他のサーバに実行され、管理ポートが有効にされた場合に、トランザクションのコミットが失敗し、NullPointerException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2

 


Java 仮想マシン (JVM)

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR232043
Sun Microsystems の確認済みの VM バグ (513552) が原因で、1.4 シン クライアント アプレットから WebLogic Server 9.0 以降にアクセスできません。これは、クライアントとサーバの間の接続を VM が正しく認識できないためです。VM は、サーバ タイプの接続を作成し、その接続をキャッシュします。次に、クライアント タイプの接続を作成しようとしますが、キャッシュされている接続を見つけてそれを使用しようとします。しかし、クライアントがサーバ接続を使用することはできないためにエラーが発生します。
回避策または解決策 :
なし。この問題は、Sun Microsystems によって解決される必要があります。
9.0
ベンダによる修正が必要
CR305879
マルチ CPU (またはマルチ コア) マシンにおいて、WebLogic Server を JRockit バージョン R26.4 上で実行し、デフォルトの GC アルゴリズムを使用している場合に、一部の Web アプリケーションのパフォーマンスが WebLogic Server 9.2 に比べて低下することがあります。
回避策または解決策 :
この問題は、JVM フラグ -Xgc:parallel をオンにすると解決する可能性があります。
10.0
 
CR324809
WebLogic Server を再起動すると、再接続されたにもかかわらず、Applet JMS コンシューマでメッセージを受信できませんでした。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP2

 


モニタ

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR272650
WorkManagerRuntimeMBeanStuckThreadCount 属性で、スタック スレッドが存在する場合でも常にゼロが返されていました。OverLoadProtection などのスタック スレッド コンフィグレーションが指定されているサーバの監視および実行においては、この情報が重要なデータ ポイントになります。
解決策 :
WorkManagerRuntimeMBeanStuckThreadCount 属性で正しい値が返されるようになりました。
9.1
10.0
CR285328
WLDF ハーベスタで ServerLifeCycleRuntimeMBean を使用することができません。
WLDF ハーベスタは、ローカル実行時 MBean サーバの実行時 MBean のみをチェックします。ServerLifeCycleRuntimeMBean インスタンスは、管理サーバでは結合された MBean サーバにのみ登録され、ローカル実行時 MBean サーバでは使用できません。したがって、ServerLifeCycleRuntimeMBean の属性 (たとえば State 属性) を収集したり、その属性値に基づいて監視ルールをコンフィグレーションしたりすることはできません。
回避策 :
ServerLifeCycleRuntimeMBean の属性に SNMP モニタをコンフィグレーションし、属性値に基づいて通知を受信することは可能です。
10.0
 
CR298604
WebLogic Server の以前のリリースでは、SNMP エージェントによって MBeanServer の互換性を監視していました。MBean には、wlsMonitorNotification トラップの trapServerName 変数で使用する Location フィールドがありました。一方、実行時 MBean サーバの MBean には Location フィールドがありません。
解決策 :
trapServerName では、ドメイン内でエージェントが実行されているサーバの名前を使用することになりました。JMX の AttributeChange 通知に基づくトラップの場合は、trapMBeanName 属性に MBean の完全な ObjectName が格納され、MBean の短縮名の代わりとしてこのトラップの発動に使用されるようになりました。
SNMPJMXMonitorMBean に基づくその他のトラップの場合は、Location フィールドに、対応するコンフィグレーション MBean の MonitoredMBeanName 属性の値が格納されます。
9.0
10.0
CR299918
SNMPJMXMonitorMBean および SNMPAttributeChangeMBean のコンフィグレーションが検証されるようになりました。
SNMPJMXMonitorMBean の場合は、MonitoredMBeanType が有効な WLS MBean タイプで、MonitoredAttributeName にその MBean タイプの有効な属性が指定されている必要があります。SNMPAttributeChangeMBeanAttributeMBeanType および AttributeName 属性にも同様の検証が追加されました。無効な値を指定するとエラーが発生します。
回避策または解決策 :
有効な属性値を指定してください。
10.0
なし
CR297717
サーバ ログ、HTTP アクセス ログなどは、ログ アクセサでのクエリの実行を高速化するためインデックス化されています。WLDF では、これらのインデックスを最新の状態に維持するため、定期的に増分再インデックス化を実行していました。しかし、WLDF アクセサが使用されていないときにも、再インデックス化によって CPU サイクルが消費されていました。
解決策 :
全体的なパフォーマンスを向上させるため、WLDF でのログ ファイルの自動的な増分再インデックス化は実行されなくなりました。代わりに、アクセスが発生したら、最後の再インデックス化以降にログ ローテーションが発生していた場合にのみ、再インデックス化が時間をかけて実行されるようになりました。
たとえばファイル ローテーションのファイル サイズに大きな値が設定されている場合など、状況によってはインデックス データがかなり古くなっている可能性もあります。このような場合は、アクセサ インタフェースを使用したクエリの実行に時間がかかることがあります。
9.1
10.0
CR300893
SNMP コマンドライン ツール weblogic.diagnostics.snmp.cmdline.Manager で、SnmpTrapLogger サブコマンドの -C <prop-file> オプションが機能しません。このため、SNMP コマンドライン ツールの SnmpTrapLogger サブコマンドに、ログ コンフィグレーション プロパティ ファイルを指定することができません。
回避策または解決策 :
現時点ではありません。
10.0
 
CR300617
WebLogic Server の SNMP 実装が変更されたため、SNMPAgentMBeanDebugLevel 属性が非推奨期間なしで削除されました。
回避策または解決策 :
SNMP エージェントの情報をデバッグする必要がある場合は、ServerDebugMBeanDebugSNMPToolkit 属性を使用してください。
10.0
なし
CR300681
SNMPAgentMBean インタフェースの TargetedTrapDestinations 属性は使用されなくなりました。
回避策または解決策 :
TargetedTrapDestinations 属性の代わりに SNMPTrapDestinations 属性を使用してください。
10.0
なし
CR307017
SNMP エージェントの問題が原因でサーバの起動に失敗します。
UNIX プラットフォームでは、1024 未満のポート番号は root でないと使用できないよう保護されています。しかし、SNMP UDP ポートのデフォルト値は 161、agentX ポートのデフォルト値は 705 です。UNIX において、これらのデフォルト ポート番号を設定したまま、通常どおり root 以外のユーザで WebLogic Server を起動すると、バインド例外によって WebLogic Server の起動に失敗していました。
回避策または解決策 :
SNMP エージェントの起動に失敗すると、それ以降のサーバ起動は失敗しません。また、問題を診断できるよう、次のエラー ログ メッセージがサーバ ログに記録されます。
SNMP エージェントの開始に失敗しました。ポートのバインドに失敗した場合は、ポートが使用可能であること、およびポートにバインドする権限がプロセスにあることを確認してください。
UNIX プラットフォームでは、ポート バインディング エラーを回避するため、SNMP ポートに 1023 より大きいポート番号をコンフィグレーションするか、サーバを root として起動するようにしてください。
9.0
10.0
CR311787
WebLogic Server から SNMP INFORM 通知を送信する際、受信側のマネージャが応答確認に失敗すると、再試行が別のスレッドで実行されます。そのため、成功状態のコントロールが、直ちに呼び出し側に返されます。結果として、マネージャが応答に失敗しても、その失敗が報告されません。
回避策または解決策 :
現時点では、この問題の解決策はありません。この問題は、DebugSNMPToolkit デバッグが有効になっている場合に確認されています。しかし、これによって非常に冗長な出力が生成されます。
10.0
 
CR312488
セッションによっては SNMP OID が繰り返し可能でない場合があり、それが原因で MBean 属性の取得に失敗する可能性があります。基底の SNMP 実装では、OID は入力された順序でカスタム MBean 属性に割り当てられます。この順序を変更すると、割り当てられる OID も変わります。
回避策または解決策 :
属性がアルファベット順に追加されるようになりました。これにより、MBean 属性のセットが変更されない限り、セッション間において MBean 属性の OID が維持されるようになりました。追加、削除、名前の変更などの操作によって MBean 属性のセットが変更された場合は、セッションごとに MBean 属性に割り当てられた OID が異なる可能性もあります。
 
10.0
CR310492
インタフェース レベルで、@unharvestable タグが適用されていません。MBean 属性が明示的に @unharvestable とマークされていない場合は収集可能と見なされ、WebLogic Administration Console にも収集可能と表示されます。
回避策 :
MBean 属性を明示的に @unharvestable とマークしてください。
10.0
 
CR312358
サーブレットの doGet または doPost メソッドのアクセスが「保護」されている場合、Servlet_Before_Service、Servlet_After_Service、および Servlet_Around_Service 診断インスツルメンテーション モニタが、診断コードからそれらのメソッドへのウィービングに失敗します。doGet および doPost メソッドは、パブリックなアクセス修飾子が指定されている場合は正しくインスツルメントされます。
回避策 :
サーブレットにおいて、doGet および doPost メソッドをパブリックにすることを検討してください。
10.0
 
CR344916
以下の LogFileConfig API およびプロパティは、WebLogic Server 10.0 MP1 において非推奨期間なしで削除されました。
com.bea.logging.BaseLogEntry
com.bea.logging.BaseLoggerFactory
com.bea.logging.BaseLogRecordFactory
com.bea.logging.LogFileConfig
com.bea.logging.LoggingServiceConfig
com.bea.logging.StdoutConfig
com.bea.logging.LogFileConfigBean
com.bea.logging.LogFileConfigImpl
com.bea.logging.LoggingLifecycle
com.bea.logging.LoggingServiceConfigImpl
com.bea.logging.LogMessageFormatter
com.bea.logging.RotatingFileStreamHandler
com.bea.logging.StdoutConfigImpl
10.0
10.0 MP1

 


ノード マネージャ

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR189504
管理対象サーバの起動パスワードを変更した後、ノード マネージャを使用してサーバを再起動すると、ノード マネージャが新しい起動ユーザ パスワードにアクセスできないために再起動に失敗していました。回避策としては、WebLogic Server Administration Console から管理対象サーバを再起動して、新しいサーバ コンフィグレーションの詳細を伝播する必要がありました。
解決策 :
管理対象サーバのサーバ起動フィールドが変更されたときに、更新されたプロパティが管理サーバからノード マネージャに送信され、管理対象サーバの startup.properties ファイルに保存されるようになりました。ノード マネージャがサーバを自動的に再起動する必要がある場合は、このファイルに保存されている最新の起動プロパティが使用されます。
8.1
10.0
CR255457
以下の NodeManager MBean API およびプロパティは、WebLogic Server 9.x において非推奨期間なしで削除されました。
DEFAULT_CERTIFICATE_PASSWORD_BYTE_ARRAY
getCertificatePasswordEncrypted()
getCertificate()
getCertificatePassword()
getCertificateType()
getTrustedCertsFile()
setCertificate(java.lang.String)
setCertificatePassword(java.lang.String)
setCertificatePasswordEncrypted(byte[])
setCertificateType(java.lang.String)
setSSLEnabled(boolean)
setTrustedCertsFile(java.lang.String)
9.0
なし
CR263140
Java ベースのノード マネージャで、起動スクリプトなしの移行がサポートされていませんでした。
解決策 :
スクリプト版のノード マネージャが備えているサーバ移行機能が、Java ベースのノード マネージャにも追加されました。Windows での自動移行サポートも、クラスタのコンフィグレーションで有効にされています。Java ベースのノード マネージャでも、WebLogic Server でサポートされるすべてのプラットフォームでのサーバの自動移行がサポートされるようになりました。これにより、それぞれの環境で SSH/RSH を使用する代わりに、Java ベースのノード マネージャを使用してリモートの WebLogic Server インスタンスを管理できるようになりました。
9.0
10.0
CR269928
remote-start 引数に $CLASSPATH 変数を指定した場合、ノード マネージャを使用して WebLogic Server インスタンスを起動したときに、$CLASSPATH 変数の値が実際の値で置き換えられていませんでした。
解決策 :
$CLASSPATH 変数の値が、実際の値で正しく置き換えられるようになりました。
9.0
10.0
CR327335
WLST を使用して管理対象サーバを作成した場合に、最初の管理対象サーバは正常に作成されて起動しますが、その後のサーバのアクティブ化が FileNotFoundException で失敗していました。
回避策 :
同一マシンの別ディレクトリ以外の、管理サーバおよびノード マネージャが実行中のドメイン ディレクトリで nmEnroll を実行します。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2

 


操作と管理

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR275912
ドメイン コンフィグレーションに対して動的でない変更を加えた後にアプリケーション (たとえば MyApp) を追加し、その後で動的でない変更をアクティブにすると、管理例外「[Deployer:149001] No application named 'MyApp' exists for operation start」が送出されます。
回避策または解決策 :
このエラー メッセージが表示される理由は、動的でないコンフィグレーション設定を編集した場合、動的なコンフィグレーション設定に対する編集内容は再起動するまでは有効にならないためです。つまり、動的な属性と動的でない属性の編集を一度に行った場合、編集内容の一部分だけがアクティブ化されることはありません。アプリケーションはまだコンフィグレーションに追加されていないため、アプリケーションをアクティブにすることができず、アクティブ化で管理例外が発生します。
動的な変更と動的でない変更の詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「コンフィグレーションの変更の管理」を参照してください。
9.2
10.0
CR277865
コマンドライン サーバ起動オプション -Dweblogic.management.startupMode が正しく処理されておらず、ADMIN モードでの起動に失敗していました。
解決策 :
この問題は修正されています。
9.1
10.0
CR279207
クラスタ内の 1 つの管理対象サーバを中断または正常停止すると、クラスタ内の他のサーバがハングすることがありました。この問題は、ReplicationManager がクラスタ内のサーバの中断または正常停止を停止としてマークしておらず、そのサーバへのセッションのレプリケーションを引き続き試行していたために発生していました。その結果、ReplicationManager 内のすべての実行スレッドがブロックされ、実行中のサーバがハングしていました。
解決策 :
この問題は修正されています。
 
10.0
CR279659
WebLogic Server で、管理対象サーバの診断イメージをキャプチャする際に ImageSourceCreationException が発生していました。エラーの内容は次のとおりです。
<BEA-320127> <An error occurred while generating Image Source configuration as part of the diagnostic image zip file:
weblogic.diagnostics.image.ImageSourceCreationException: java.lang.NullPointerException at
weblogic.management.provider.internal.ConfigImageSource.createDiagnosticImage(ConfigImageSource.java:105)
解決策 :
この問題は、NPE エラーを除去し、WebLogic Server が管理対象サーバでのイメージ キャプチャを完了できるようにすることで解決されました。
9.1
10.0
CR282614
実際には動的な属性を変更した場合でも、WebLogic Server の再起動が必要になることがありました。WebLogic Server では、属性が動的かどうかをアノテーションに基づいて判別しています。この問題は、ServerStart、SNMPAgent、SNMPAttributeChange、SNMPCounterMonitor、SNMPGaugeMonitor、SNMPLogFilter、SNMPProxy、SNMPStringMonitor、SNMPTrapDestination、および SNMPTrapSource MBeans で発生していました。
解決策 :
これらの MBean の属性を変更した場合でも、サーバを再起動する必要はなくなりました。
9.0
10.0
CR298763
ドメイン実行時 MBean サーバ内の MBean の呼び出しが、次のような NoAccessRuntime 例外で失敗していました。
weblogic.management.NoAccessRuntimeException: Access not allowed for subject: principals=[deployer, Deployers], on ResourceType: ServerRuntime Action: execute, Target: lookupApplicationRuntime
MBean を呼び出すための適切なロールがユーザに割り当てられていても、WebLogic Server でその MBean の MBeanInfo を取得できていませんでした。ロール情報は MBeanInfo に格納されているため、呼び出しが拒否されていました。
解決策 :
WebLogic Server は、MBean タイプで MBeanInfo をルックアップしてロール情報を取得できるようになりました。これにより、呼び出しが正常に実行されるようになりました。
9.2
10.0
CR301220
WebLogicMBeanMaker ユーティリティでの通常の操作でメモリ不足例外が発生することがありました。
解決策 :
WebLogicMBeanMaker ユーティリティに省略可能な引数 jvmArgs が追加され、作成されるサブプロセスのヒープ サイズを変更できるようになりました。次に例を示します。
jvmArgs="-Xms256m -Xmx512m"
詳細については、WebLogicMBeanMaker ユーティリティの使い方メッセージを参照してください。
9.0
10.0
CR255460
以下の ServerMBean API およびプロパティは、WebLogic Server 9.x において非推奨期間なしで削除されました。
isIORServletEnabled();
setHelpPageURL(java.lang.String);
setIORServletEnabled(boolean);
setWorkspaceShowUserKeysOnly(boolean);
9.0
なし
CR302493
コンソールで HTTPAccessLog を表示できない場合がありました。
解決策 :
LogFileMBeanbuffer-size-kb パラメータが追加されました。このパラメータのデフォルト値は 8 KB です。ゼロ以下の値に設定すると、ログ メッセージはバッファされません。
たとえば、config.xmlaccess.log のバッファ サイズを指定するには、次のように指定します。
<server>
...
<web-server>
<web-server-log>
<buffer-size-kb>0</buffer-size-kb>
<web-server-log>
9.0
10.0
CR303563
MDF の有効な値の引数で、スペースが削除されていませんでした。たとえば、カスタム セキュリティ プロバイダの MDF ファイルに次のような値を定義したとします。
LegalValues="PLAINTEXT, PRECALCULATEDHASH, REVERSIBLEENCRYPTED"
この場合、有効な値の先頭のスペースが削除されず、たとえば「PRECALCULATEDHASH」ではなく「 PRECALCULATEDHASH」という値が保持されていました。
解決策 :
先頭のスペースが削除されるようになりました。
9.1
10.0
CR304683
以前のリリースの WebLogic Server では、古いバージョンの javax.management.j2ee.statistics パッケージが配布されていました。このバージョンには、javax.management.j2ee.statistics.JMSStats クラスが含まれていませんでした。
解決策 :
このリリースの WebLogic Server には、最新バージョンの javax.management.j2ee.statistics パッケージが含まれています。
9.0
10.0
CR309553
JRockitRuntimeMBean で、非推奨になった JRockit MAPI ProfilingSystem API の機能が公開されています。そのため、以下の JRockitRuntimeMBean メソッドは非推奨となります。
public boolean isExceptionCountEnabled(Class throwableClass);
public long getMethodTiming(Method method);
public long getConstructorTiming(Constructor constructor);
public boolean isMethodInvocationCountEnabled(Method method);
public boolean isConstructorInvocationCountEnabled(Constructor constructor);
public boolean isMethodTimingEnabled(Method method);
public boolean isConstructorTimingEnabled(Constructor constructor);
public long getExceptionCount(Class throwableClass);
public long getMethodInvocationCount(Method method);
public long getConstructorInvocationCount(Constructor constructor);
10.0
なし
CR327368
管理サーバでの javax.management.ObjectName オブジェクトのメモリ リークが原因で、管理サーバで OutOfMemory エラーが発生していました。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP1
CR309488
クライアントから DeploymentManager を使用すると、サーバサイドでメモリ リークが発生していました。DeploymentManagerFactory.getDeploymentManager () の呼び出し時に作成された IIOPServerImpl$ConnectorLister オブジェクトが、DeploymentManager の release() メソッドの呼び出時に削除されていませんでした。これらのオブジェクトは、クライアント プロセスが停止するまでそのまま残されていました。
この問題は修正されています。
9.1
10.0 MP1
CR319746
WebLogic Server 9.2 のサーバ ログにログ フィルタが割り当てられた場合に、WebLogic Server 9.2 ドメインから WebLogic Server 10.0 へのアップグレードに失敗していました。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP2
CR326621
管理サーバが異なる URL で再起動された場合に、管理サーバに接続されている管理対象サーバが切断されていました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR365578
NodeManagerMBean プロパティを変更すると、それぞれのマシンでコンフィグレーションされたサーバを再起動するのではなく、ドメイン内のすべてのサーバを再起動する必要がありました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2

 


プラグイン

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR338803
受信したチャンクをストリームするところで、IIS プラグインがチャンクの転送エンコーディング応答をバッファしていました。
この問題は修正されています。WLFlushChunks フラグを true に設定すると、WebLogic Server からチャンクが受信時に直ちにフラッシュされます。このフラグのデフォルト値は false です。
10.0
10.0 MP1

 


プロトコル

現時点での問題はありません。

 


RMI-IIOP

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR374256
RMI サーバ アプリケーションで OutOfMemoryError がスローされた場合に、OutOfMemoryErrorjava.rmi.ServerError にラップされずに RMI クライアントに送信されていました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2

 


セキュリティ

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR231321
-Dweblogic.system.StoreBootIdentity オプションは、適切なサーバ セキュリティ ディレクトリが存在する場合にのみ機能します。このディレクトリは通常、コンフィグレーション ウィザードまたはアップグレード ツールによって作成されます。
ただし、ソース コントロール システムにチェック インしているドメインでは、この適切なサーバ セキュリティ ディレクトリがない場合があります。
9.0
 
CR282491
UNIX プラットフォームにおいて、CertificateRegistry、SAMLCredentialMapperV2、SAMLIdentityAsserterV2、または SAMLIdentityAsserter セキュリティ プロバイダ内で信頼性のある証明書を登録し、WebLogic Administration Console の [ファイル] ボタンを使用して証明書を格納するファイルのパス名を選択すると、java.lang.StringIndexOutOfBoundsException が発生して証明書の登録に失敗していました。
解決策 :
これらのセキュリティ プロバイダが修正され、[ファイル] ボタンが正常に機能するようになりました。
9.0
10.0
CR299738
セッション レプリケーション呼び出しのセキュリティが不十分でした。
解決策 :
セッション レプリケーションの呼び出しが管理ユーザに限定され、セッション データも同様に保護されるようになりました。
クラスタに ReplicationChannel が定義されている場合、ReplicationManager に対するすべての呼び出しは ReplicationChannel でのみ許可されます。ReplicationChannel が定義されておらず、クラスタでセキュアなレプリケーションが有効になっている場合、ReplicationManager に対するすべての呼び出しはデフォルトのセキュア チャネルでのみ許可されます。ReplicationChannel が定義されておらず、クラスタでセキュアなレプリケーションが有効になっていない場合、ReplicationManager に対するすべての呼び出しはデフォルト チャネルでのみ許可されます。
セッション レプリケーション呼び出しをセキュアなチャネルで実行する場合、呼び出し側には管理ロールが割り当てられている必要があります。呼び出しをセキュアでないチャネルで実行する場合は、呼び出し側に管理ロールは必要ありません。
9.0
10.0
CR303468
WebLogic Server 9.x で、次のメソッドが誤って公開されていたため削除されました。
weblogic.security.SubjectUtils.getOnePrincipal(javax.security.auth.Subject, java.lang.Class)
このメソッドは、次の Java メソッドと同等です。
javax.security.auth.Subject.getPrincipals(Class type);
9.0
なし
CR358562
特定の LDAP ディレクトリ サーバでは、動的なグループの定義が許可されます。動的なグループのメンバは、静的なグループの定義に使用される静的な場所ではなく、URL を使用して検索されます。
動的なグループのユーザを検索するとき、WebLogic Server は、格納されているかどうかにかかわらず、これらのユーザがユーザ ベースの識別名の下の LDAP ディレクトリに格納されている場合と同様に機能していました。
この問題は修正されています。動的なグループのメンバであるユーザの LDAP 検索は、ユーザ ベースの識別名の場所ではなく、動的なグループのメンバシップ URL を使用するように変更されました。動的なグループのメンバであるにもかかわらず、ユーザ ベースの識別名の下に格納されているユーザに依存するアプリケーションでは、動作が変更される可能性があります。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR364944
管理サーバが停止しているときに MSI モードで管理対象サーバを起動すると、時間がかかっていました。起動時に、管理対象サーバの LDAP はデプロイされた各アプリケーションの各ポリシーを管理サーバの LDAP に書き込もうとします。ポリシーを書き込むたびに管理サーバへの新しい接続が試行される一方で、管理サーバが実行されている場合は、最初の接続がその後のポリシーの書き込みに使用されます。これは、WebLogic Portal の使用例のように、数百ものポリシーが関連する場合に悪影響を与えます。MSI モードで起動する管理対象サーバでは、以前にデプロイしたアプリケーションのポリシーを管理サーバに書き込む必要はありません。
この問題は修正されています。管理対象サーバでパラメータ Dweblogic.security.MSILocalLDAPOnlytrue に設定すると、管理対象サーバの LDAP はローカル LDAP にのみポリシーを書き込みます。これにより、管理対象サーバを起動する時間全体を短縮できます。MSI の状態が変更され、サーバが使用可能になったとき、管理サーバの LDAP への書き込みが再開されます。
10.0
10.0 MP2
CR351257
デフォルトの weblogic.policy ファイルを使用して JACC を有効にすると、WebLogic Server の起動に失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR374869
特定の条件では、管理対象サーバに直接書き込まれたユーザまたはグループが必ずしも管理サーバに伝播されるとは限りませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2

 


WebLogic Server 上の Spring フレームワーク

このリリースの WebLogic Server では、Spring フレームワークのバージョン 2.0.2 が認定されています。

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR319968
JRockit 上で実行されている WebLogic Server では、OpenJPA ClassFileTranformer が機能しません。
回避策または解決策 :
回避策として、OpenJPA エンハンサ コンパイラを使用して、ビルド時に拡張を適用してください。LoadTimeWeaver は使用しないでください。
10.0
 
CR320649
OpenJPA で問題が発生するため、JRockit で実行されている WebLogic Server 10.0 に Spring Pet Clinic サンプル アプリケーションをデプロイできません。
回避策または解決策 :
JRockit のバージョンを R26.4 から R27.2 にアップグレードしてください。
10.0
10.0

 


アップグレード

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR252571
petstore ドメインを WebLogic Server 7.0.x から 9.x にアップグレードするときに EJBException が発生します。
回避策または解決策 :
ドメインをアップグレードする前に、MyTopicConnectionFactoryxa-connection-factory-enabled 要素が true に設定されるように config.xml ファイルを編集します。
9.1
 
CR256082
WebLogic Server 9.2 以降の JWS は WebLogic Workshop 8.1 のコールバック プロトコルをサポートしていません。そのため、9.2 以降の JWS は 8.1 WebLogic Workshop アプリケーションまたは 8.1 WLI JPD にコールバックできません。また、9.2 以降の JWS クライアントは 8.1 WLW アプリケーションまたは 8.1 WLI JPD からコールバックを受信できません。
回避策または解決策 :
クライアント サイドの呼び出しを 9.2 サービス コントロールで前処理します。
9.2
10.0
CR262360
JPD から JWS へのサービス コントロールのコールバックはサポートされていません。JWS は 9.x 形式のコールバックのみを認識します。JPD または 8.1 サービスは 8.1 形式のコールバックのみをサポートします。
回避策または解決策 :
JPD を JWS および PC で前処理するか (JPD 9.x エンドポイントのみで有効)、エンドポイント サービスを同期的にし、ポーリングを使用します (8.1 サービスおよび JPD 9.x エンドポイントのみで有効)。
9.2
10.0
CR265099、CR268712
Weblogic Workshop 8.1 では、Web サービス オペレーションから java.util.Map 型を返すことができました。ランタイムは、Map から XML および XML から Map への Workshop 固有のシリアライゼーションを提供しました。このシリアライゼーションのスキーマは Web サービスの WSDL に含まれていました。
WebLogic Server 9.2 以降では、Web サービス オペレーションから java.util.Map 型を返すことはできません。
回避策または解決策 :
java.util.Map で提供される key/value 機能をサポートする、アプリケーション定義の型を用意します。その型は JAX/RPC Java と XML 間のシリアライゼーション ルールに準拠する必要があります。そのアプリケーション定義の型に key 型または type 値のサブクラスが含まれる場合は、weblogic.jws.Types アノテーションを使用して、実行時に含まれる型を指定する必要があります。この新しいアプリケーション定義の型を使用するように、以前に java.util.Map を返していた WebLogic Web サービス (とそのクライアント) を手動で更新する必要があります。
   
CR285105
名前にスペースが含まれている WebLogic Server ドメインがアップグレードされていませんでした。このようなアップグレードは、IllegalCharacter 例外で失敗していました。
解決策 :
ドメイン名にスペースが含まれている WebLogic Server ドメインもアップグレードされるようになりました。
9.1
10.0
CR288846
WebLogic Server 9.0、9.1、および 9.2 では、Web モジュールの WEB-INF/web.xml 記述子での <servlet-mapping> 要素の使用に制約があります。2 つの下位要素 <servlet-name> および <url-pattern> によって <servlet-mapping> 要素の複合キーを形成するため、これらの下位要素の組み合わせをユニークにする必要があります。この制約は、スキーマでは判別できませんが、解析時に WebLogic Server によって適用されます。したがって、この制約に違反した場合は、スキーマ検証エラーではなく、weblogic.descriptor.BeanAlreadyExistsException が発生します。
回避策または解決策 :
<servlet-name> および <url-pattern> 要素にユニークな値を指定してください。
9.0
10.0

 


Web アプリケーション

現時点での問題はありません。

 


WebLogic Scripting Tool (WLST)

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR305738
SelfTuning MBean にルックアップ メソッドが含まれていなかったため、WLST の configToScript コマンドで生成したスクリプトを実行できませんでした。スクリプトを実行すると、次のエラーが発生していました。
Problem invoking WLST - Traceback (innermost last): in create_WorkManager_80 AttributeError: lookupWorkManager
解決策 :
この問題は、SelfTuningMBeanlookupWorkManager メソッドを追加することで解決されました。生成されたスクリプトは正常に実行できます。
9.0
10.0
CR280234
WLST の loadProperties コマンドで、名前に「.」(ピリオド) が含まれているプロパティのロードがサポートされていません。たとえば、プロパティ ファイル内に myapp.db.default という名前のプロパティが存在すると、WLST から次のような名前例外が送出されます。
Problem invoking WLST - Traceback (innermost last):
File "<iostream>", line 7, in ?
File "<iostream>", line 4, in readCustomProperty
NameError: myapp
これは、Python および loadProperties コマンドのシステム制限です。WLST では、変数の名前と値を読み込み、それらを Python インタプリタの変数として設定します。Python インタプリタでは、ネームスペースやパッケージの命名において、モジュールのスコープ指定を示す区切り文字として「.」が使用されています。したがって、前述のプロパティ ファイルの場合、myapp.db.default.version=9imyapp.db.default パッケージに含まれていることを示しますが、そのようなパッケージは存在しないためエラーになります。
9.0
 
CR280234 (続き)
回避策 :
変数名にピリオドを使用しないようにしてください。これにより、プロパティ ファイルから変数をロードし、WLST スクリプトでそれらを参照できるようになります。ネームスペースの区切り文字としては、「_」(アンダースコア) や英字の大文字/小文字などを使用できます。
別の方法としては、プロパティ ファイルから変数を設定することも可能です。スクリプト内で変数を使用すると、それらの変数はプロパティ ファイルからの実際の値に置き換えられます。次に例を示します。
myapp.py
var1=10
var2=20
import myapp
print myapp.var1
10
print myapp.var2
20
10
この方法は、1 レベルのネームスペース (myapp.var1、myapp.var2 など) であれば機能します。同じ名前をネームスペースとして共有する最上位の変数 (myapp=oracle、myapp.var1=10 など) では機能しません。myapp 変数を設定すると、myapp ネームスペースはオーバーライドされます。複数のレベルが必要な場合は、ディレクトリを使用してパッケージ ネームスペースを定義できます。vars.py ファイルで、次のように myapp/db/default を作成します。
var1=10
var2=20
そして、次のようにインポートします。
import myapp.db.default.vars
print myapp.db.default.vars.var1
10
サブディレクトリに __init__.py ファイルを追加する必要がある場合もあります。パッケージの詳細については、次の Python ドキュメントを参照してください。
   
CR306870
WLST の jndi() ツリーで管理ポートをコンフィグレーションしても、その管理ポートが使用されていませんでした。そのため、管理ユーザとして接続すると次のエラーが発生していました。
User 'principals=[weblogic, Administrators]' has administration role.All tasks by adminstrators must go through an Administration Port.
解決策 :
WLST の jndi() で、コンフィグレーションされている管理ポートが使用されるようになりました。
9.2
10.0
CR309324
ALSB テンプレートから ALSB ドメインを作成した場合、プロジェクト ブラウザ内をナビゲートできず、次のようなエラーが発生していました。
Message: The current login role is not authorized to use the console action: "/ViewProject"
Type: com.bea.wli.common.base.SBConsoleAccessException
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP1
CR318445
.py スクリプトで、set('PasswordEncrypted','wlssafadmin') のように、暗号化されたパスワードをリモート SAF LoginContext に指定した場合に、暗号化されたパスワードが mydomain\config\jms 内の wgxt5_s1_m2-jms.xml file under にプレーン テキストとして格納されていました。
この問題は修正されています。
9.2 MP1
10.0 MP1
CR310480
WLST を使用して ALSB テンプレートから ALSB ドメインを作成した場合に、変更管理がうまく機能していませんでした。
この問題は修正されています。
9.2 MP1
10.0 MP1
CR323782
オフラインの WLST スクリプトを使用して DefaultAdjudicator を作成した場合に、生成された config.xml エントリが間違っているためにサーバの起動に失敗していました。
この問題は修正されています。
9.2 MP1
10.0 MP1
CR359323
アップグレード後、WebLogic Platform ドメインの configuration.xml ファイルで SSL タグが不足していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2

 


Web サーバ プラグイン

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR284615
特定の WebDAV メソッド (BPROPPATCH など) によるリクエストが、BEA プラグインによってパススルーされていませんでした。
解決策 :
WebDAV リクエストが BEA プラグインによってパススルーされるようになりました。
8.1
10.0
CR306253
ISAPI プラグインでは常に、iisproxy.dll ファイルが格納されているディレクトリ内の iisproxy.ini ファイルが検索されます。そのため、SSL を使用したい場合は、iisproxy128.dll の名前を iisproxy.dll に変更してから IIS を再コンフィグレーションする必要があります。
9.2
 
CR310036
サポートされていない Sun Web Server 6.0 プラグインが削除されました。
以前のリリースの WebLogic Server には、サポートされていない Sun Web Server 6.0 プラグインが含まれていました。このプラグインは、このリリースの WebLogic Server からは削除されました。
9.0
10.0
CR335775
WebLogic Server で、Ren サーバに対する予約済みプロキシ サーバ (RPS) として HttpProxyServlet を使用すると、ブラウザを閉じてもソケットが閉じられなかったり、まったく別のサイトにナビゲートされたりしていました。クライアント接続が閉じられた後も、HttpProxyServlet がバックエンドからの応答を読み取っていました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1

 


Web サービスと XML

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR189158
WebLogic Server では、JAX-RPC 1.1 仕様の要件に従い、Sparse Array および Partially Transmitted Array はサポートされていません。
9.0
修正の予定なし
CR228385
Web サービス記述言語 (Web Services Description Language : WSDL) のコンパイラでシリアライズ可能なデータ型が生成されないため、データがリモートの EJB に渡されない、または JMS 送り先に格納されません。
9.0
 
CR262036
プロキシ サーバを使用している環境では、JMS 転送を使用できません。これは、JMS 転送の場合は Web サービス クライアントが常に t3 プロトコルを使用して Web サービスに接続するのに対し、プロキシ サーバでは HTTP/HTTPS しか受け付けられないためです。
9.2
 
CR269696
WebLogic Server 9.2 以降では、コールバック Web サービスでの JAX RPC ハンドラはサポートされません。
回避策または解決策 :
WebLogic Workshop 8.1 で作成された Web サービスで JAX RPC ハンドラが使用されていた場合、そのアプリケーションは、コールバック ハンドラ機能を使用しないように再設計する必要があります。
9.2
 
CR273307
WebLogic Server 9.2 以降では、コールバック Web サービスでのメッセージ レベルのセキュリティはサポートされません。
回避策または解決策 :
WebLogic Workshop 8.1 で作成された Web サービスで WS-Security を使用している場合は、コールバックでメッセージ レベルのセキュリティを使用しないように Web サービスを再設計する必要があります。
9.2
 
CR280155
WebLogic Server 9.2 以降では、Web サービスの URL での 2 バイト文字の使用はサポートされません。
回避策または解決策 :
WebLogic Workshop 8.1 で作成された Web サービスが URL で 2 バイト文字を使用している場合は、URL から 2 バイト文字をすべて削除するように Web サービスを再設計する必要があります。
9.2
 
CR282449
JWS コールバックで 2 次元の XmlObject パラメータ (XmlObject[][]) を使用すると、IllegalArgumentException が発生します。
回避策または解決策 :
回避策は確認されていません。
9.2
 
CR282728
@WildcardBinding(className="javax.xml.soap.SOAPElement[]", binding=WildcardParticle.ANYTYPE) のように Web サービス パラメータとして SoapElement[] を使用すると、クライアントでは常に空の配列が生成されます。
回避策または解決策 :
SOAPElement[] のデフォルト バインディングを WildcardParticle.ANYTYPE に変更する際に、@WildcardBinding アノテーションを使用しないようにしてください。SOAPElement[] のデフォルト バインディングが WildcardParticle.ANY に設定されます。
9.2
 
CR271996
WebLogic Server では、添付ファイル付き SOAP メッセージをストリーミングする場合にチャンク転送エンコーディングをサポートしていません。
回避策または解決策 :
回避策は確認されていません。
9.2
 
CR273446
WebLogic Server では、Java メソッドの引数または戻り値のパラメータが XmlBean プロパティを含む JAX-RPC 形式の JavaBean である場合、その処理をサポートしていません。たとえば、アプリケーションは次のようなシグネチャのメソッドを持つことはできません。
void myMethod(myJavaBean bean);
myJavaBean クラスは次のとおりです。
public class MyJavaBean {
private String stringProperty;
private XmlObject xmlObjectProperty;
public MyJavaBean() {}
String getStringProperty() {
return stringProperty;
}
void setStringProperty(String s) {
stringProperty = s;
}
XmlObject getXmlObjectProperty() {
return xmlObjectProperty;
}
void getXmlObjectProperty(XmlObject x) {
xmlObjectProperty = x;
}
}
回避策または解決策 :
回避策は確認されていません。
9.2
 
CR260810
WebLogic Server では、親 Web サービスの対象ネームスペースに適合しないパッケージを持つカスタム例外を、コールバックで使用することはできません。
回避策または解決策 :
コールバックで使用されるカスタム例外は、親 Web サービスの対象ネームスペースに適合するパッケージに入れるようにしてください。
9.2
 
CR266759
大文字/小文字が混在するパッケージ名を使用してコールバック インタフェースを定義している Web サービスは、jwsc によるコンパイルに失敗します。
回避策または解決策 :
名前が小文字のパッケージでコールバック インタフェースを作成します。
9.2
 
CR270499
wsrp-wsdl-template.wsdl を編集するには、wlp-wsrp-producer-web-lib.war から web-app に以下のサポート ファイルをコピーする必要があります。
  • wlp_wsrp_v11_types.xsd
  • wlp_wsrp_v1_types.xsd
  • wsrp_v1_full.wsdl
  • wsrp_v1_types.xsd
  • wsrp-wsdl-template.wsdl
  • wlp_wsrp_v1_bindings.wsdl
  • wsrp_v1_bindings.wsdl
  • wsrp_v1_interfaces.wsdl
  • wsrp-wsdl-full.wsdl
  • xml.xsd
9.2
10.0
CR265983
Web サービス パラメータとして複合型 http://www.w3.org/2001/XMLSchema{schema} を使用する WSDL の処理中に clientgen が失敗します。
回避策または解決策 :
回避策は確認されていません。
9.2
 
CR286543
clientgen では、列挙値のリストを格納するネストされた単純型の WSDL がサポートされておらず、IllegalArgumentException が送出されていました。次に例を示します。
<s:simpleType name="ABPropertyType">
<s:list>
<s:simpleType>
<s:restriction base="s:string">
<s:enumeration value="Name" />
<s:enumeration value="IsBot" />
<s:enumeration value="IsPartManaged" />
<s:enumeration value="Subscribe" />
<s:enumeration value="Unsubscribe" />
</s:restriction>
</s:simpleType>
</s:list>
</s:simpleType>
解決策 :
列挙値のリストを格納するネストされた単純型がサポートされるようになりました。
9.2
10.0
CR288687
WebLogic Administration Console では、Web サービスのポリシー添付の方向として「着信」、「発信」、および「両方」を指定できます。新しいポリシーやポリシーの方向の変更はデプロイメント プランに更新されていましたが、オペレーションからデタッチされたポリシーがデプロイメント プランから削除されていませんでした。
解決策 :
デタッチ時にもデプロイメント プランが正しく更新されるようになりました。VariableAssignments によって参照されていない変数は削除されます。Bean を削除すると、その Bean への参照も削除されます。
9.2
10.0
CR292441
デフォルトではチャンクされない SOAP 応答が、WebLogic Server によって生成されていました。
解決策 :
SOAP 応答のチャンクは無効にできます。チャンクを無効にすると、応答はメモリ バッファにキャッシュされます。指定されたバッファ サイズを超えると、SOAP メッセージのチャンクが再開されます。
チャンクを無効にするには、weblogic.wsee.NoFlush プロパティを設定します。このプロパティは、WebLogic Server 起動スクリプトで変更するか、WebLogic Server の起動中に設定できます。次に例を示します。
-Dweblogic.wsee.NoFlush=true
バッファ サイズを制御するには、コマンドライン パラメータ weblogic.wsee.http.response.BufferSize を設定します。次に例を示します。
-Dweblogic.wsee.http.response.BufferSize=<buffer size in Bytes>
なお、バッファ サイズはチャンク サイズの倍数にする必要があるため、実際のバッファ サイズとしてはチャンク サイズの倍数が自動的に割り当てられ、ユーザ指定の値より少し大きい値になります。
9.2
10.0
CR292441 (続き)
これらのプロパティは、Web サービスの weblogic-webservice.xml ファイルでコンフィグレーションすることもできます。次に例を示します。
<weblogic-webservices xmlns="http://www.bea.com/ns/weblogic/90";;
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance";;>
.....
<port-component>
....
<service-endpoint-address>
....
</service-endpoint-address>
<http-flush-response>false</http-flush-response>
<http-response-buffersize>12288</http-response-buffersize>
</port-component>
</webservice-description>
</weblogic-webservices>

注意 : これらの機能は、現時点では JAX-RPC Web サービス スタックに限定されています。

   
CR293674
特定の状況において、信頼性のあるメッセージング用にコンフィグレーションされた WebLogic Web サービスを呼び出すと、次のような PersistentStoreRuntimeException エラーが送出されます。
weblogic.store.PersistentStoreRuntimeException: [Store:280051]The persistent store was not able to create a new record.
回避策または解決策 :
信頼性のある Web サービスをデプロイする WebLogic Server インスタンスを起動する際に、次のプロパティを設定してください。
-Dweblogic.wsee.exclude.properties=weblogic.wsee.ejb.target
10.0
 
CR309493
Web サービス A から Web サービス B を呼び出す場合には、Web サービス A で @ServiceClient アノテーションを使用して呼び出す必要があります。Web サービス B において Web サービス B に添付されていないカスタム ポリシー ファイルが必要になる場合、Web サービス A の実行は失敗します。Web サービス A は、ポリシー ファイルを /Web-Inf/classes/policies/xxx.xml で検索します。しかし、その場所にはポリシー ファイルが存在しないため、ファイルが見つからないことを示す例外が送出されます。
回避策または解決策 :
Web サービス B にカスタム ポリシー ファイルを添付してください。次に例を示します。
@Policy(uri="CustomPolicy.xml",
attachToWsdl=true)
public class B {
...
}
10.0
 
CR301238
このリリースの WebLogic Server では、セキュアな Web サービスによるクラスタ化がサポートされています。ただし、セキュアな Web サービスのポリシー形式は、OASIS WS-SecurityPolicy 1.2 に準拠している必要があります。したがって、以前のポリシー形式を使用する既存の Web サービスでは、これまでと同様クラスタ化はサポートされません。
回避策または解決策 :
既存のセキュアな Web サービスは、単一のサーバで実行してください。それらをクラスタ内で使用したい場合は、WS-SecurityPolicy 1.2 に準拠したセキュリティ ポリシーに置き換えてください。
10.0
 
CR314559
JAX-WS Web サービスの WebMethod 名に、非 ASCII 文字やマルチバイト文字を使用することはできません。これは、com.sun.tools.javac.main.JavaCompiler クラスの国際化 (i18n) のバグによるものです。
回避策または解決策 :
WebMethod 名には、ASCII 文字のみを使用してください。
10.0
 
CR314691
Web サービスが、省略可能な要素 minOccurs="0" を受け入れることができませんでした。リクエスト メッセージで、この省略可能な要素を指定して Web サービスを呼び出すと、以下のような問題が発生していました。
  • この省略可能な要素をリクエスト メッセージから削除すると、Web サービスの呼び出しに失敗する。
  • Web サービス クライアントがこの省略可能な要素に null 値を指定して Web サービスを呼び出すと、SOAP 応答の値が空の SOAP 本文に省略可能な要素が追加される。そのため、この省略可能な要素に nillable=false と指定されている場合は、生成される XML がスキーマに対して検証されません。
これらの問題は修正されています。
9.2
10.0 MP1
CR321667
XMLBean を使用する場合に、プライマリ スキーマに複数のスキーマが含まれており、それらの含まれているスキーマ内に参照される型が指定されていると、jwsc Ant タスクで無効な WSDL が生成されていました。jwsc Ant タスクでは、含まれているスキーマごとにスキーマ セクションが生成されていたため、含まれているスキーマ内の型をプライマリ スキーマから解決することができませんでした。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR323419
SOAP ヘッダの後ろに空白が指定されていると、JAX-WS がペイロードを処理できていませんでした。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP1
CR325168
WebLogic Server において、JAX-RPC コールバック内で long[] などのプリミティブ データ型配列を使用すると、次のような例外が発生していました。
NegativeArraySizeException: allocLargeArray
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR329270
Indigo において、acksTo がアプリケーション メッセージの送信先と同じアドレスになっている必要がありました。これらのアドレスが異なっているということは、アプリケーション エンドポイントともアドレスが異なるということになり、提供されたシーケンス acksTo で問題が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR329341
SOAP メッセージからの MTOM 添付を deref すると、Indigo クライアントから WebLogic Server への MTOM 基本バイト配列リクエストによって、サーバサイドで NullPointerException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR329747
JAX-RPC MTOM SOAP1.2 Web サービスで、.NET クライアントからの非 XOP メッセージを受信できていませんでした。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR329991
WebLogic Server SOAP 1.2 Web サービスから、無効な SOAP エラーが返されていました。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP1
CR329993
WebLogic Server SOAP 1.2 Web サービスで、間違った VersionMismatch エラーが生成されていました。
この問題は修正されています。
9.2
10.0 MP1
CR338207
WSEE 実行時 MBean がクリアされていなかったために、再デプロイ時に大規模なメモリ リークが発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP1
CR339239
server_only キット (プラットフォーム キットではない) のインストールで UDDI 機能を使用すると、次のようなエラーが UDDIException が発生することがありました。
Error in initializing pluggable tModels.
回避策または解決策 :
<WEBLOGIC_HOME>/server/lib/uddi.properties ファイル内のエントリ pluggableTModel.file.list をコメント化してください。
10.0 MP1
 
CR337659
EJB 3.0 で、ワークマネージャをセッション Bean ベースの Web サービスに割り当てる方法がありません。
回避策または解決策 :
Web アプリケーション ベースの Web サービスから EJB を呼び出します。weblogic.xml を使用して、Web アプリケーション ベースの Web サービスにワークマネージャを割り当てることができます。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR339719
JWSC から作成された WSDL が Javadoc によって不適切に生成されたため、不適切な Java ソース ファイルが生成されました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR341728
WsdlFactory を使用して WSDL を解析した場合に、一部の <wsdl:documentation> 要素が不足し、他の要素が重複していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR346060
XMLBean 型の一部として使用された場合に、必須の属性がエコー メソッドで返されませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR346061
BigDecimal[] などのラップされた型をパラメータ型として使用した場合に、jwsc ant タスクで無効な WSDL が生成されていました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR346064
WSDL から作成された Web サービスのデプロイメントが FileNotFoundException によって失敗していました。
この問題は修正されています。
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CR348244
HL7 スキーマが無効であり、Web サービス プロジェクトで使用できませんでした。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR348377
weblogic.transaction.Transaction クラスが wls-api.jar に含まれていませんでした。そのため、jws がweblogic.transaction.Transaction をインポートした場合に、ワークショップで作成された Web サービス プロジェクトをビルドできませんでした。
この問題は、wls-api.jar ファイルに weblogic.transaction.Transaction を含めることで修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR349311
JAX-WS ベースの Web サービス アプリケーションをデプロイ後に起動した場合に、実行時例外が発生していました。
回避策 :
失敗するスキーマ要素を nillable='false' に設定します。これにより、これらの要素で @XmlElementRef の代わりに @XmlElement アノテーションが生成され、ファクトリ メソッドが不要になります。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR350614
WS ポリシー スキーマの検証が Eclipse 上で失敗していました。
この問題は修正されています。
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CR355638
カスタム例外のある Web サービスで、e.getMessage() および e.getCause() メソッドに対してクライアント サイドで NULL が返されていました。
この問題は修正されています。WebLogic Server 10.x のクライアント サイドで返されるカスタム JAXRPC 例外は、WebLogic Server 8.1 とは異なります。10.x で 8.1 スタイルの例外に従うための新しいコマンド ライン フラグ Dweblogic.wsee.soap.81CustomException=true が提供されています。
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CR355746
jar または war ファイルの WSDL に対して typeFamilyXMLBEANS_APACHE に設定して clientgen を実行した場合に、java.io.FileNotFoundException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR358677
JWS ファイルを含む WebLogic Server 8.1 アプリケーションを WebLogic Server 10.0 アプリケーションにアップグレードした場合に、コンパイル エラーが発生していました。
この問題は修正されています。
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10.0 MP2
CR359698
WSDL 要素がデフォルトのネームスペースなしで修飾された場合に、JAX-WS クライアントで NullPointerException が発生していました。
この問題は修正されています。
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CR359942
JAX-WS 2.0.1 の HandlerPipe がスレッド セーフではありませんでした。そのため、JAX-WS ハンドラを使用した場合に NullPointerException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR364594
JAX-WS SOAPHandler での JAX-WS Web サービスのデプロイメントが NullPointerException で失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2
CR367051
jar ファイルとしてパッケージされている場合に、XSDS/WSDL で JAX-WS クライアント アプリケーションが相対パスを解決できませんでした。その結果、実行時に JAX-WS スタックを使用した Web サービスの呼び出しが例外で失敗しました。
この問題は修正されています。
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CR368133
CR380352
WSDL Web サービスに対する HTTP HEAD 要求が HTTP 404 エラーで失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR369899
AIX のシリアライズの問題によって、転送 WS カテゴリ テストが AIX プラットフォームで失敗していました。
この問題は修正されています。
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CR370778
WebLogic Server で設定された ContentTransferEncoding の問題によって、Nokia MMSC で WebLogic Network Gatekeeper を使用できませんでした。
この問題は、weblogic.xml.saaj.skipContentTransferEncoding というシステム プロパティを追加することで修正されています。このプロパティのデフォルト値は false です。
10.0 MP1
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CR373333
パッケージ名で大文字と小文字を使用して Callback インタフェースを定義する Web サービスのコンパイルが jwsc で失敗していました。
この問題は、パッケージの Callback インタフェースの名前を小文字で作成することで修正されています。
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CR374564
サーバで予期されるポリシーがクライアントで適用されない場合、ポリシー検証エラーが発生する可能性があります。
この問題は修正されています。以前の動作に切り替えるには、システム フラグ weblogic.wsee.security.wst.sts.policy.validation.offtrue に設定します。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR375526
状況によってカスタム SOAPFaultException が失敗し、サーバ サイドで NullpointerException が発生していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR381331
要求のたびに JWS コンテナ オブジェクト内でクラスロードを実行すると、多大なボトルネックを引き起こし、パフォーマンスに悪影響を与えていました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR381749
ホストされたユーザ サーブレットが Web サービス アプリケーションとともに再ロードされた場合に、NullPointerException で失敗していました。
この問題は修正されています。
10.0 MP1
10.0 MP2
CR382770
Web サービスのデフォルトの JdkSSLAdapter クラスでは Sun HTTPS プロトコル ハンドラ (sun.net.www.protocol.https.Handler) を直接インスタンス化します。IBM JVM にはこのクラスが存在しないため、JdkSSLAdapter を使用すると noClassDefFoundError が発生します。
この問題は修正されています。
9.1
10.0 MP2

 


WebLogic Tuxedo Connector

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR127660
VIEW クラスは接続ごとには設定されません。
2 つのアプリケーションが、定義は異なるが同じ VIEW 名を持つ VIEW クラスをそれぞれ指定した場合、WebLogic Tuxedo Connector の共有ハッシュ テーブルは、サーバで予期しない動作を引き起こすことがあります。Resource セクション用のハッシュ テーブルに加えて、その接続における VIEW クラス用のハッシュ テーブルを用意する必要があります。
回避策または解決策 :
すべての WebLogic Workshop アプリケーションで定義されている全 VIEW クラスに一貫性を持たせます。つまり、同じ VIEW クラスを表す場合にのみ同じ VIEW 名を用いるようにします。
8.1 SP2
修正の予定なし
CR279512
WTC viewj および viewj32 コンパイラが正しいクラス ファイルを生成しません。
WebLogic Server 9.2 より前のリリースでは、viewj および viewj32 コンパイラは NULL 値が欠けているビュー定義ファイルを処理せず、代わりに警告メッセージを発行して処理を停止していました。この動作は、WebLogic Server 9.2 で変更されました。コンパイラによってビュー用の Java ファイルが生成されますが、ビュー クラスにはフィールド データやそれらへのアクセス メソッドがありません。つまり、viewj および viewj32 コンパイラは不適切な java ビュー クラスを生成します。
回避策または解決策 :
ビュー定義ファイル内のすべてのフィールドに NULL 値を追加します。
9.2
10.0

 


その他

変更要求番号
説明と回避策または解決策
問題が発生したリリース
問題が解決したリリース
CR223728
WebLogic Server では、標準の Ant ディストリビューションが WL_Home/modules/org.apache.ant_1.6.5 にパッケージ化されることになりました。インストールの一部として作成された標準の WebLogic Server 環境スクリプトを使用している場合は、何も変更しなくても引き続き Ant を使用できます。一方、インストールした WebLogic Server から Ant jar を直接参照している場合は、Ant ディストリビューションの新しい場所を指すようにクラスパスを変更する必要があります。
このディレクトリの lib/ant-all.jar には、lib ディレクトリ内の他の JAR すべてを参照するマニフェスト クラスパスが含まれています。以前の動作を維持するには、ant.jar の代わりに、ant.jar のマニフェスト クラスパスに lib ディレクトリ内のすべての JAR が含まれるように変更されている ant-all.jar を使用する必要があります。
10.0
なし
CR290964
weblogic.jar マニフェスト クラスパスに ant-contrib.jar を含めないことになりました。したがって、ant-contrib タスクを使用していて「Could not load definitions from resource net/sf/antcontrib/antlib.xml. It could not be found」のようなエラー メッセージが表示された場合は、ant-contrib.jar がクラスパスに含まれていないことを意味します。WebLogic Server の setWLSEnv スクリプトを使用すると、クラスパスに ant-contrib.jar が追加されます。しかし、クラスパスに weblogic.jar を追加する独自のスクリプトを使用している場合は、ant-contrib.jar が追加されるようにスクリプトを更新する必要があります。
回避策または解決策 :
標準ディストリビューション (または次に示す WebLogic Server 付属) の ant-contrib.jar をクラスパスに追加してください。
BEA_HOME/modules/net.sf.antcontrib_1.0b2.0/lib/ant-contrib.jar
10.0
なし
CR293355
マシンのデフォルト Ant バージョンでは、互換性が確保できない場合があります。
UNIX に古い Ant がインストールされている場合、/etc/ant.conf という名前のファイルが作成されていることがあります。このファイルは、そのマシンで使用する Ant インストールを指します。古い Ant インストールには、WebLogic Server で必要となるすべての機能が含まれているわけではありません。
この問題がある場合、たとえば次のようなエラーが発生します。
ant -version
java.lang.NoClassDefFoundError: org/apache/tools/ant/launch/Launcher
回避策または解決策 :
/etc/ant.conf ファイルを削除し、ant -noconfig を使用してください。
10.0
 
CR296679
Windows におけるファイル パスの長さの制約が原因で、Web サービスのデプロイ時に WebLogic Server デプロイメントが失敗します。この場合、JarFileUtils$PathLengthException エラーが発生してデプロイメントに失敗します。
解決策 :
この問題は、WebLogic Server で相対パスが使用されないようにし、内部的には標準パスが使用されるようにすることで解決されました。
9.2
10.0
CR312952
JarBuilder を使用してクライアント アプリケーションを作成する際に、Ant のバージョンに一貫性がないためにエラーが発生することがあります。
JarBuilder ユーティリティを使用してクライアントをビルドすると、次のようなエラーが表示されることがあります。
Invalid implementation version between Ant core and Ant optional tasks.
このエラーは、生成された wlfullclient.jar に含まれている Ant クラスのバージョン番号が、クラスパスに指定されている Ant バージョンと一致しないために発生します。
回避策または解決策 :
ローカルの Ant インストールからの ant.jar を、クライアント クラスパスの wlfullclient.jar の前に追加します。別の方法として、WLS インストールからの Ant モジュールを、クラスパスの wlfullclient.jar の前に追加してもかまいません。
$BEA_HOME/modules/org.apache.ant_1.6.5/lib/ant-all.jar
10.0
 
CR323840
Smart Update バージョン 3 を既存の BEA_HOME にインストールして、コマンドライン モードで使用しようとすると、エラー (「Unsupported product release」) が発生し、Smart Update が終了します。
回避策または解決策 :
Smart Update をアンインストールし、再インストールします。[新しい BEA ホームを作成する] オプションを選択して別のディレクトリにインストールします。
10.0
 
CR354893
製品のインストール時に、シンボリック リンクが使用されている場合に特定のドメイン テンプレートおよびアプリケーション テンプレートが検出されませんでした。
この問題は修正されています。
10.0
10.0 MP2


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