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このチュートリアルでは、開発モードで新しい MedRec サーバ インスタンスを設定および使用する方法を説明します。WebLogic Server には、開発モードとプロダクション モードという 2 つの異なるサーバ モードがあり、このモードによって、ドメインのすべてのサーバ インスタンスのデフォルト コンフィグレーション値およびサブシステムの動作が異なります。
開発モードでは、デモ用の信頼性のある CA 証明書を使用してセキュリティを確保できます。また、開発環境から MedRec アプリケーションを直接デプロイすることもできます (開発環境は次のチュートリアルで構築します)。そのため、アプリケーションをビルドまたはテストするときは、必ず開発モードを使用してください。
注意 : | 新しくインストールした WebLogic Server インスタンスではデフォルトで開発モードが使用されるため、このチュートリアルに示す手順は必須ではありません。ただし、開発環境からプロダクション環境への移行方法を説明する後続のチュートリアルは、ここで行う変更を前提にしています。 |
MedRec サーバ ドメインを作成します。「チュートリアル 1 : 開発用の WebLogic ドメインおよびサーバ インスタンスの作成」を参照してください。チュートリアル 1 で作成したサーバ起動スクリプトを変更します。
MedRec サーバを開発モードにするには、次の手順に従います。
起動スクリプトを編集してサーバを開発モードにするように明示的に指定するために、MedRec サーバを停止する必要があります。
サーバが実行中でない場合は、「手順 2 : サーバ起動ファイルを編集する」に進んでください。
http://
host
:7101/console
host
は MedRecServer が実行されているコンピュータを指します。ブラウザが MedRecServer と同じコンピュータにある場合は、http://localhost:7101/console
という URL を使用できます。
weblogic
を指定して、[ログイン] をクリックします。MedRecServer(admin)
] をクリックします。MedRecServer(admin)
] をチェックします。注意 : | Administration Console を起動するときに接続した管理サーバを停止するため、サーバが実際に停止すると、ブラウザにサーバが使用できなくなったことを示すメッセージが表示されます。 |
指定のドメインの管理サーバにコマンドライン オプションを指定することにより、そのドメインのすべてのサーバに開発モード (またはプロダクション モード) が設定されます。MedRec チュートリアルでは 2 つのスタンドアロン サーバを個別のドメインで使用するため、それぞれのサーバの起動スクリプトを編集してコマンドライン オプションを追加する必要があります。
prompt> cd c:\bea\user_projects\domains\MedRecDomain\bin
setDomainEnv.cmd
(Windows) または setDomainEnv.sh
(UNIX) スクリプトをテキスト エディタで開きます。prompt> notepad setDomainEnv.cmd
PRODUCTION_MODE
スクリプト変数を設定する行を探します。set PRODUCTION_MODE=
PRODUCTION_MODE
変数の値に「false」を追加します。set PRODUCTION_MODE=false
サーバを再起動して、開発モードで起動していることを確認します。
prompt> c:\bea\user_projects\domains\MedRecDomain\startWebLogic.cmd
<Apr 5, 2007 10:39:39 AM PDT> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000331> <Started WebLogic Admin Server "MedRecServer" for domain "MedRecDomain" running in Development Mode>
<Apr 5, 2007 10:39:40 AM PDT> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000365> <Server state changed to RUNNING>
<Apr 5, 2007 10:39:40 AM PDT> <Notice> <WebLogicServer> <BEA-000360> <Server started in RUNNING mode>
MedRec アプリケーションで、SSL 認証を有効にして、後続のチュートリアルで WebLogic Server セキュリティ機能を使用するために、WebLogic Server とともにインストールされているサンプルの信頼性のある CA 証明書を使用します。後続のセキュリティに関するチュートリアルで作業するとき、開発モードではサンプル証明書ファイルを使用できます。
次のチュートリアルでは、MedRec の開発ディレクトリ構造を作成し、WebLogic Server でのエンタープライズ アプリケーション開発時にソース コードとコンパイルしたコードを別々に管理する方法を示します。開発モードでは、アプリケーションを .jar
ファイルや展開された .jar
ディレクトリにパッケージ化することなく、開発ディレクトリからアプリケーションを直接デプロイできます。
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