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[サーバ] --> [接続] --> [jCOM]

概要

このタブでは、COM アプリケーションと WebLogic Server 間の通信のさまざまな側面(認証、タイムアウト、パケット サイズなど)を制御するためのコンフィグレーション属性を定義します。このタブを使用して、以下のことを行います。

タスク

タスクは、2 つのカテゴリに分かれます。属性変更を有効にするためにサーバの再起動が必要なものと、それ以外のものです。2 つを除いて、すべてサーバの再起動が必要です。最初に、その 2 つのタスクについて説明します。

WebLogic Server が受け入れる COM メッセージ パケット サイズの制限

WLS が完全な COM メッセージの受信を待機する秒数の制限

サーバのリスン ポート上での COM 呼び出しの許可または禁止

認証用のプライマリ ドメイン コントローラの設定

ネイティブ モード通信の許可または禁止

メモリ使用状況ログの有効化または無効化

要素のプリフェッチの許可

ネイティブ モードでのアパートメント スレッド COM の初期化の許可または禁止

関連マニュアル

(インターネット接続が必要です)

WebLogic jCOM プログラマーズ ガイド

属性

属性の表示名

説明

値の制約

[COM を有効化]

プレーンテキスト ポート上で COM サポートを有効にするかどうか(COM は SSL ポートではサポートされない)。

MBean: weblogic.management.
configuration.ServerMBean

属性 : COMEnabled

デフォルト値 : false

読み取り可能 : はい

書き込み可能 : はい

[最大 COM メッセージ サイズ]

メッセージ ヘッダ内の最大 COM メッセージ サイズを指定する。この属性は、呼び出し側がサーバで使用できる以上のメモリを強制的に割り当てさせ、サーバが他のリクエストに迅速に応答できないようにするサービス拒否攻撃を回避する。この設定は、デフォルト ポート(ServerMBean setListenPort および setAdministrationPort または SSLMBean setListenPort)のいずれかを使用して開始された接続にのみ適用される。追加ポート上での接続は、NetworkChannelMBean によってチューニングする。

MBean: weblogic.management.
configuration.ServerMBean

属性 : MaxCOMMessageSize

単位 : バイト

最小値 : 4096

最大値 : 2000000000

デフォルト値 : 10000000

コンフィグレーション可能 : はい

動的 : はい

読み取り可能 : はい

書き込み可能 : はい

[COM メッセージ タイムアウト]

完全な COM メッセージを取得するまでの最大秒数を指定する。この属性は、呼び出し側が特定のサイズのメッセージを送信し続けるサービス拒否攻撃を回避するのに役立つ。この設定は、デフォルト ポート(ServerMBean setListenPort および setAdministrationPort または SSLMBean setListenPort)のいずれかを使用して開始された接続にのみ適用される。追加ポート上での接続は、NetworkChannelMBean によってチューニングする。

MBean: weblogic.management.
configuration.ServerMBean

属性 : CompleteCOMMessageTimeout

単位 : 秒

最小値 : 0

最大値 : 480

デフォルト値 : 60

コンフィグレーション可能 : はい

動的 : はい

読み取り可能 : はい

書き込み可能 : はい

[NTAuth Host]

クライアント認証用のプライマリ ドメイン コントローラのアドレス。このプロパティを設定しない場合、COM クライアントは認証されない。

MBean: weblogic.management.
configuration.COMMBean

属性 : NTAuthHost

コンフィグレーション可能 : はい

読み取り可能 : はい

書き込み可能 : はい

[ネイティブ モードを有効化]

ネイティブ DLL を使うと、Java オブジェクトが COM オブジェクトと対話できる。Windows でのみサポートされる。

MBean: weblogic.management.
configuration.COMMBean

属性 : NativeModeEnabled

デフォルト値 : false

読み取り可能 : はい

書き込み可能 : はい

[メモリ ログを有効化]

メモリ使用状況のログを有効化する。

MBean: weblogic.management.
configuration.COMMBean

属性 : MemoryLoggingEnabled

デフォルト値 : false

読み取り可能 : はい

書き込み可能 : はい

[列挙子のプリフェッチ]

一部の COM メソッドは、COM VariantEnumeration 型を返す。java2com ツールは、返された型を標準 Java java.lang.Enumeration に自動的に変換する。しかし、これは完全な一致とはならない。COM Enumeration には hasMoreElements() 呼び出しに相当するものがないからである。クライアントは、NoSuchElementException が発生するまで nextElement を呼び出し続ける必要がある。このプロパティを設定すると、jCOM はバックグラウンドで次の要素をプリフェッチして、hasMoreElements が呼び出されたときに正しい値を返す。

MBean: weblogic.management.
configuration.COMMBean

属性 : PrefetchEnums

読み取り可能 : はい

書き込み可能 : はい

[アパートメント スレッド]

COM をネイティブ モードで初期化するためのフラグを設定する。デフォルトでは、jCOM は COINIT_MULTITHREADED_FLAG を使用して COM を初期化する。ネイティブ モード時にサーバが「Class Not Registered Message」というログを記録する場合、このプロパティを設定する(COINIT_APARTMENTTHREADED)。

MBean: weblogic.management.
configuration.COMMBean

属性 : ApartmentThreaded

デフォルト値 : false

読み取り可能 : はい

書き込み可能 : はい



 

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