アプリケーションのデプロイメント

以下の節では、アプリケーションとアプリケーション コンポーネントを WebLogic Server にインストールおよびデプロイする方法について説明します。

• デプロイメントのサポート形式

• weblogic.deploy ユーティリティ (非推奨) を使用した Web アプリケーションのデプロイメント

 

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デプロイメントのサポート形式

J2EE アプリケーションおよびコンポーネントは、エンタープライズ アプリケーション アーカイブ (EAR) ファイルとして、または展開ディレクトリ形式で WebLogic Server にデプロイできます。ただし、J2EE アプリケーションを展開形式でデプロイする場合、Web アプリケーション コンポーネント以外のコンポーネントは展開形式にしないようにすることをお勧めします。アプリケーションをアーカイブ形式でデプロイする場合は、アプリケーションのすべてのコンポーネントをアーカイブ形式にしてください。

アーカイブ コンポーネントには、EJB アーカイブ (JAR)、Web アプリケーション アーカイブ (WAR)、およびリソース アダプタ アーカイブ (RAR) があります。

J2EE アプリケーションのデプロイメントと WebLogic Server のデプロイメントの概要については、「WebLogic Server デプロイメント」を参照してください。

Web アプリケーションのデプロイメントについては、『Web アプリケーションのアセンブルとコンフィグレーション』を参照してください。

リソース アダプタのデプロイメントについては、「リソース アダプタのパッケージ化とデプロイメント」を参照してください。

EJB のデプロイメントについては、「WebLogic Server コンテナ用の EJB のパッケージ化」を参照してください。

 

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weblogic.deploy ユーティリティ (非推奨) を使用した Web アプリケーションのデプロイメント

WebLogic Server 7.0 では、weblogic.Deployer ユーティリティが新しく登場し、以前の weblogic.deploy ユーティリティは非推奨になりました。 古い WebLogic Server 6.x デプロイメント プロトコルを使用するユーティリティと API はすべて非推奨になっています。 アプリケーションのデプロイメントでは必ず、WebLogic Server 7.0 の 2 フェーズ デプロイメント ツールおよびユーティリティを使用してください。

weblogic.Deployer については、「weblogic.Deployer ユーティリティ」を参照してください。

weblogic.deploy ユーティリティを使用して Web アプリケーションをデプロイするには、次の手順に従います。

1. WebLogic Server クラスがシステムの CLASSPATH に入り、JDK が利用できるようにローカル環境を設定します。CLASSPATH の設定には、config/mydomain ディレクトリにある setEnv スクリプトを使用できます。

2. 次のコマンドを入力します。

   % java weblogic.deploy -port port_number -host host_name
      -user username -component application:target deploy 
      password name application source

   各値の説明は次のとおりです。

   • port_number は、WebLogic Server がリクエストをリスンしているポート番号。

   • host_name は、WebLogic Server のホストマシンの名前。

   • username は、-host 引数で指定したサーバで要求を処理するパーミッションが付与されたユーザ名。デフォルトは、-host 引数で指定したサーバの起動に使用するユーザ名。ユーザ名は WebLogic Server を起動するためのユーザ アカウント。

     システム管理タスクのパーミッションについては、システム管理操作の保護を参照してください。

   • application は、この Web アプリケーションに割り当てる名前。

   • target は、この Web アプリケーションの対象となるサーバ、クラスタ、または仮想ホストの名前。複数の対象を入力するには、カンマでそれらを区切ります。

   • password はシステム管理用パスワード。

   • name はシステム管理の名前。

   • source はデプロイする .war ファイルの絶対パス名、または展開ディレクトリ形式の Web アプリケーションを含むディレクトリの絶対パス名。

     次に例を示します。

     java weblogic.deploy -port 7001 -host myhost -component
        myWebApp:myserver deploy pswd1234 myWebApp d:\myWebApp.war

 

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デプロイメントに関するマニュアル

「WebLogic Server デプロイメント」では、WebLogic Server のデプロイメントと、デプロイメントのツール、手順、およびベスト プラクティスについて説明しています。

マニュアル	デプロイメントに関するトピック
『WebLogic Builder』	WebLogic Builder を使用して、J2EE アプリケーションおよびそのコンポーネント用の XML デプロイメント記述子ファイルを編集、生成する方法。
『WebLogic Server アプリケーションの開発』	WebLogic Server J2EE アプリケーションのデプロイ方法。
Administration Console オンライン ヘルプ	デプロイメント タスクにおける Administration Console の使用方法。
『WebLogic エンタープライズ Java Beans プログラマーズ ガイド』	WebLogic Server EJB のデプロイ方法。
『WebLogic J2EE コネクタ』	WebLogic Server J2EE コネクタのデプロイ方法。
『Web アプリケーションのアセンブルとコンフィグレーション』	WebLogic Server Web アプリケーションのデプロイ方法。
『WebLogic JSP プログラマーズ ガイド』	JSP からのアプレットのデプロイ方法。
「クラスタのコンフィグレーションとアプリケーションのデプロイメント」	クラスタ化されたサーバへのデプロイ方法。
「WebLogic Server アプリケーションのパッケージ化」	WebLogic Server アプリケーション コンポーネントのパッケージ方法。