表3-1 BridgeDestination の属性
属性
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説明
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指定できる値とデフォルト値
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AdapterJNDIName
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指定した送り先との通信に使用されるアダプタの JNDI 名を定義する。 この名前は、アダプタのデプロイメント記述子ファイルで指定され、WebLogic Server JNDI でアダプタをバインドする WebLogic Server コネクタ コンテナによって使用される。
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Administration Console のフィールド表示 : [JNDI アダプタ名]
デフォルト値 : eis.jms.WLSConnectionFactoryJNDIXA
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Classpath
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ブリッジ送り先の CLASSPATH を定義する。主に、WebLogic JMS の別リリースへの接続に使用される。
接続する送り先がバージョン 6.0 以前の WebLogic Server で動作している場合、古い WebLogic Server 実装のクラスの場所を示す CLASSPATH をブリッジ送り先に指定する必要がある。
注意 : サードパーティの JMS 製品に接続する場合は、WebLogic Server の CLASSPATH で製品の CLASSPATH をブリッジ送り先に指定する必要がある。
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Administration Console のフィールド表示 : [アダプタ クラスパス]
必須 : いいえ
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Name
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このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。
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Administration Console のフィールド表示 : [名前]
必須 : いいえ
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Notes
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このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。
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Administration Console のフィールド表示 : [メモ]
必須 : いいえ
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Properties
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ブリッジ送り先のプロパティを指定する文字列値。送り先のプロパティは、セミコロン (;) で区切る必要がある。
以下のプロパティは、すべての JMS 実装で必要となる。
- ConnectionURL=
- 送り先への接続の確立に使用される URL。
- ConnectionFactoryJNDIName=
- 接続の作成に使用される JMS 接続ファクトリの JNDI 名。
- DestinationJNDIName=
- JMS 送り先の JNDI 名。
- DestinationType=
- キューまたはトピックのいずれか。
- InitialContextFactory=
- JNDI コンテキストの取得に使用されるファクトリ。
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Administration Console のフィールド表示 : [プロパティ (key=value)]
必須 : いいえ
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UserName
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ブリッジ送り先にアクセスする場合にアダプタで使用されるユーザ名を定義する (省略可能)。
注意 : 指定した送り先に対する処理はすべて、このユーザ名と、対応するパスワードを使って行われる。 したがって、メッセージング ブリッジを機能させるには、ソースおよび対象送り先のユーザ名/パスワードに基底の送り先へのアクセス権限が付与されている必要がある。
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Administration Console のフィールド表示 : [ユーザ名]
必須 : いいえ
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UserPassword
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ブリッジ送り先にアクセスする場合にアダプタで使用されるユーザ パスワードを定義する。
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Administration Console のフィールド表示 : [ユーザ パスワード]
必須 : いいえ
暗号化 : はい
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