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WTCRemoteTuxDom

 


説明

このインタフェースは、WTC リモート Tuxedo ドメイン コンフィグレーション属性へのアクセスを提供します。ここで定義されるメソッドは、WLS ドメイン レベルの WTC コンフィグレーションに適用されます。

 


構文

<WTCRemoteTuxDom
AccessPoint="String"
AccessPointId="String"
AclPolicy=( "GLOBAL" | "LOCAL" )
CmpLimit="number"
ConnPrincipalName="String"
ConnectionPolicy=( "ON_DEMAND" | "ON_STARTUP" | "INCOMING_ONLY" | "LOCAL" )
CredentialPolicy=( "GLOBAL" | "LOCAL" )
FederationName="String"
FederationURL="String"
LocalAccessPoint="String"
MaxEncryptBits=( "0" | "40" | "56" | "128" )
MaxRetries="number"
MinEncryptBits=( "0" | "40" | "56" | "128" )
NWAddr="String"
Name="String"
Notes="String"
RetryInterval="number"
TpUsrFile="String"
/>

 


親要素

 


属性

表74-1 WTCRemoteTuxDom の属性

属性

説明

指定できる値とデフォルト値

AccessPoint

WTCServer MBean でドメインを識別するために使用する名前を定義する。 この名前は WTCServer MBean における WTCLocalTuxDom および WTCRemoteTuxDom の AccessPoint 名のスコープ内でユニークでなければならない。

Administration Console のフィールド表示 : [アクセス ポイント]

AccessPointId

別のドメインへの接続を確立するときに、ドメインを識別するための接続プリンシパル名を定義する。

WTCRemoteTuxDom MBean の AccessPointId は、Tuxedo DMCONFIG ファイルの *DM_LOCAL_DOMAINS セクションにある対応する DOMAINID と一致する必要がある。

Administration Console のフィールド表示 : [アクセス ポイント ID]

AclPolicy

リモート ドメインからの着信アクセス制御リスト (ACL) ポリシーを定義する。

  • Interoperate を Yes に設定している場合、AclPolicy は無視される。

  • LOCAL : ローカル ドメインは、指定のリモート ドメインから受信したサービス リクエストの ID を、指定のリモート ドメインのローカル プリンシパル名で指定されたプリンシパル名に変更する。

  • GLOBAL : ローカル ドメインは、ID を変更せずにサービス リクエストを渡す。

Administration Console のフィールド表示 : [ACL ポリシー]

必須 : いいえ

デフォルト値 : LOCAL

セキュアな値 : "GLOBAL" または "LOCAL"

CmpLimit

リモート ドメインへのデータの送信に使用する圧縮しきい値を定義する。このサイズより大きいアプリケーション バッファは圧縮される。

Administration Console のフィールド表示 : [Cmp 制限]

必須 : いいえ

デフォルト値 : 231-1

最小値 : 0

最大値 : 231-1

ConnPrincipalName

別のドメインへの接続を確立するときに、このドメインの識別子を検証するために使用されるプリンシパル名を指定する。

  • このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行しているタイプ TDOMAIN のドメインにのみ適用される。

  • 指定しない場合、接続プリンシパル名はこのドメインの AccessPointID にデフォルト設定される。

注意 : ConnectionPrincipalName はこのリリースではサポートされていない。

Administration Console のフィールド表示 : [接続プリンシパル名]

必須 : いいえ

ConnectionPolicy

ローカル ドメインがリモート ドメインとの接続の確立を試行する場合の条件を定義する。

  • ON_DEMAND : リモート サービスへのクライアント リクエストまたは管理接続コマンドのいずれかによってリクエストされたときのみ、接続が試行される。

  • ON_STARTUP : ドメイン ゲートウェイは、ゲートウェイ サーバの初期化時にそのリモート ドメイン アクセス ポイントで接続を確立する。リモート サービス (このローカル アクセス ポイントのドメイン ゲートウェイによって JNDI に通知されるサービス) は、接続がそのリモート ドメイン アクセス ポイントに正常に確立されたときのみ通知される。リモート ドメイン アクセス ポイントへのアクティブな接続がない場合、リモート サービスはサスペンドされる。デフォルトでは、この接続ポリシーは失敗した接続を 60 秒ごとに再試行する。アプリケーション固有の値を指定するには、MaxRetry および RetryInterval 属性を使用する。

  • INCOMING_ONLY : ドメイン ゲートウェイは、起動時にリモート ドメイン アクセス ポイントへの初期接続を行わず、リモート サービスは最初にサスペンドされる。ドメイン ゲートウェイはリモート ドメイン アクセス ポイントからの受信接続に使用可能で、リモート サービスはこのローカル ドメイン アクセス ポイントのドメイン ゲートウェイが受信接続を受け付けたときに通知される。接続の再試行処理は実行できない。

Administration Console のフィールド表示 : [接続ポリシー]

必須 : いいえ

デフォルト値 : ON_DEMAND

CredentialPolicy

リモート ドメインへの発信アクセス制御リスト (ACL) ポリシーを定義する。

  • Interoperate を Yes に設定している場合、CredentialPolicy は無視される。

  • LOCAL : リモート ドメインは、ローカル ドメインから受信したサービス リクエストの ID を、このリモート ドメインのローカル プリンシパル名で指定されたプリンシパル名に設定する。

  • GLOBAL : リモート ドメインは、変更せずにサービス リクエストを渡す。

Administration Console のフィールド表示 : [資格ポリシー]

必須 : いいえ

デフォルト値 : LOCAL

FederationName

外部ネーム サービスと結合するコンテキストを定義する。 省略すると、結合ポイントは tuxedo.domains になる。

Administration Console のフィールド表示 : [フェデレーション名]

必須 : いいえ

FederationURL

JNDI に結合される外部ネーム サービスの URLを定義する。省略した場合は、以下のように扱われる。

  • WebLogic Tuxedo Connector は外部ドメインに CosNaming サーバがあると見なす。

  • WebLogic Tuxedo Connector は TGIOP を使用して CosNaming サーバに結合する。

WebLogic Tuxedo Connector は非 CORBA サービス プロバイダと結合することもできる。

Administration Console のフィールド表示 : [フェデレーション URL]

必須 : いいえ

LocalAccessPoint

リモート ドメインがアクセスするローカル ドメイン名を定義する。

Administration Console のフィールド表示 : [ローカル アクセス ポイント]

MaxEncryptBits

ローカル ドメインのネットワーク接続確立時に使用される最大の暗号化キー長 (ビット単位) を定義する。

  • 値が 0 の場合、暗号化は使用されない。

  • MaxEncryptBits 属性の値は、MinEncrypBits 属性の値以上でなければならない。

  • MaxEncryptBits の値 40 は、Tuxedo 7.1 以降が動作するドメインでのみ使用できる。

Administration Console のフィールド表示 : [最大暗号化レベル]

必須 : いいえ

デフォルト値 : 128

MaxRetries

ドメイン ゲートウェイが、リモート ドメイン アクセス ポイントへの接続の確立を試行する回数を定義する。ConnectionPolicy が「ON_STARTUP」に設定されている場合にのみ使用する。

  • WTCLocalTuxDomMBean の MaxRetries 属性で定義される値にデフォルト設定するには、値 -1 を使用する。

  • 再試行メカニズムを無効にするには、0 を使用する。

  • 接続が確立されるまで試行するには、最大値を使用する。

Administration Console のフィールド表示 : [最大再試行回数]

必須 : いいえ

デフォルト値 : -1

最小値 : -1

最大値 : 263-1

MinEncryptBits

ローカル ドメインのネットワーク接続確立時に使用される最小の暗号化キー長 (ビット単位) を定義する。

  • 値が 0 の場合、暗号化は使用されない。

  • MinEncrypBits 属性の値は、MaxEncrypBits 属性の値以下でなければならない。

  • MinEncrypBits の値 40 は、Tuxedo 7.1 以降が動作するドメインでのみ使用できる。

Administration Console のフィールド表示 : [最小暗号化レベル]

必須 : いいえ

デフォルト値 : 0

セキュアな値 : "40"

NWAddr

ローカル ドメイン ゲートウェイのネットワーク アドレスを定義する。以下のフォーマットのいずれかで TCP/IP アドレスを指定する。

  • //hostname:port_number

  • //#.#.#.#:port_number

hostname を使用する場合、ドメインはローカル名解決機能 (通常は DNS) を使用して hostname のアドレスを検索する。ドットで区切った 10 進フォーマットを使用する場合、各 # は 0 〜 255 の数字でなければならない。このドット区切りの 10 進数は、ローカル マシンの IP アドレスを表す。port_number は、ドメイン プロセスが受信するリクエストをリスンする TCP ポート番号。

Administration Console のフィールド表示 : [ネットワーク アドレス]

Name

このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。

必須 : いいえ

Notes

このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。

必須 : いいえ

RetryInterval

リモート ドメイン アクセス ポイントへの接続を確立するために自動的に試行される接続の間隔の秒数を定義する。

  • ConnectionPolicy が「ON_STARTUP」に設定されている場合にのみ使用する。

  • WTCLocalTuxDomMBean の RetryInterval 属性で定義される値にデフォルト設定するには、値 -1 を使用する。

Administration Console のフィールド表示 : [再試行間隔]

必須 : いいえ

デフォルト値 : -1

最小値 : -1

最大値 : 231-1

TpUsrFile

uid/gid 情報を含むユーザ パスワード ファイルへの絶対パスを定義する。 このファイルは、リモート ドメインで Tuxedo tpusradd ユーティリティによって生成されるファイルと同じ。ユーザ名、uid および gid 情報が含まれていて、適切な認可、認証、監査に対して有効でなければならない。

Administration Console のフィールド表示 : [TP ユーザ ファイル]

必須 : いいえ

 

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