FAQ: デプロイメント

• アプリケーション用のデプロイ順はどのようにして設定できますか。

• デプロイ済みアプリケーションの静的コンポーネントを再デプロイしないで更新することはできますか。

• -nostage オプションは、いつ使用するべきですか。

• external_stage オプションは、いつ使用するべきですか。

• デプロイメント識別子ファイルを自動的に生成することはできますか。

• アプリケーション コンポーネントについてはデプロイ順を設定できますか。コンポーネントのタイプについてはどうですか。

• WL_HOME/config/examples/applications フォルダと WL_HOME/config/examples/stage フォルダとは何が違うのですか。

• 自動デプロイメント機能をオフにするにはどうすればよいですか。

• WebLogic 7.0 デプロイメントについてさらに知ることができる場所はどこですか。

Q. アプリケーション用のデプロイ順はどのようにして設定できますか。

A. WebLogic Server 7.0 では、アプリケーションについてロード順を選択することができます。「Application」で、ApplicationMBean の LoadOrder 属性を参照してください。WebLogic Server では、アプリケーションのデプロイメントの前に、サーバレベルのリソース (JDBC に続いて JMS) がデプロイされます。 アプリケーションは、コネクタ、EJB、Web アプリケーションの順にデプロイされます。アプリケーションが EAR の場合、application.xml デプロイメント記述子に宣言されている順番で、個々のコンポーネントがロードされます。

Q. デプロイ済みアプリケーションの静的コンポーネントを再デプロイしないで更新することはできますか。

A. はい。 weblogic.Deployer を使用すれば、更新したいコンポーネントと対象サーバを指定できます。次の構文で指定します。

java weblogic.Deployer -adminurl http://admin:7001 -name appname -targets server1,server2 -activate jsps/*.jsp

Q. -nostage オプションは、いつ使用するべきですか。

A. 他の場所にコピーしないで、現在の場所から実行したい場合は、(weblogic.Deployer または Administration Console を使用して) ステージング モードを -nostage に設定します。

Q. external_stage オプションは、いつ使用するべきですか。

A. アプリケーションをステージングしたい場合、および独自の手段で対象にコピーしたい場合に、(weblogic.Deployer を使用して) -external_stage に設定します。

Q. デプロイメント識別子ファイルを自動的に生成することはできますか。

A. はい。 J2EE アプリケーション用のデプロイメント識別子ファイルは、WebLogic Builder により、自動的に生成されます。 『WebLogic Builder Online Help』を参照してください。

Q. アプリケーション コンポーネントについてはデプロイ順を設定できますか。コンポーネントのタイプについてはどうですか。

A. デプロイ順属性を使用すると、スタンドアロン モジュールおよび Web アプリケーションのデプロイメントの順序を、同じタイプの他のモジュールやアプリケーションとの相対で指定できます。 たとえば、デプロイ順の値が小さいスタンドアロン EJB は、値が大きいスタンドアロン EJB より前にデプロイされます。

アプリケーションが EAR で 2 フェーズ デプロイメント プロトコルを使用する場合、アプリケーションのデプロイ順は ApplicationMBean LoadOrder 属性で設定できます。

Q. WL_HOME/config/examples/applications フォルダと WL_HOME/config/examples/stage フォルダとは何が違うのですか。

A. 「applications」フォルダは、プロダクション環境への準備がまだできていないアプリケーション用を意図しています。 WebLogic Server では、applications フォルダ内の中身が動的にデプロイされます。 「stage」フォルダ (または同じ目的で作成したフォルダ) には、プロダクション環境にデプロイする準備のできているデプロイメント ファイルのコピーを格納します (デプロイメント モードとして stage または external_stage を使用するデプロイメント)。

Q. 自動デプロイメント機能をオフにするにはどうすればよいですか。

A. 自動デプロイメント機能は、「applications」フォルダを 3 秒ごとにチェックして、何か新しいアプリケーションがあるか、または、既存のアプリケーションに変更があるかを判断し、何かあれば、これらの変更を動的にデプロイします。

自動デプロイメント機能は、デプロイメント モードで実行されているサーバにおいて有効になっています。 自動デプロイメント機能を無効にするには、以下のいずれかの方法でサーバをプロダクション モードにします。

• Administration Console の左ペインでドメインの名前をクリックし、右ペインで [プロダクション モード] チェックボックスをチェックする。

• コマンドラインでドメインの管理サーバを起動する際に次の引数を指定する。

  -Dweblogic.ProductionModeEnabled=true

指定したドメイン内のすべての WebLogic Server インスタンスがプロダクション モードに設定されます。

Q. WebLogic 7.0 デプロイメントについてさらに知ることができる場所はどこですか。

A. 「デプロイメント」ページです。