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バージョン 6.0 より前の WebLogic Server を使用していた場合、weblogic.properties
ファイルを WebLogic Server 8.x ドメイン用のコンフィグレーション ファイル (config.xml
) に変換できます。1 つの XML コンフィグレーション ファイルで定義されているリソースが、1 つのドメインを構成します。
SSL セキュリティ ファイルは、従来のプロパティ ファイルでは次のように設定されています。
weblogic.security.certificate.server=democert.pem weblogic.security.key.server=demokey.pem weblogic.security.certificate.authority=ca.pem weblogic.security.clientRootCA=SecureServerCA.pem
これらのファイルは、<NewDomain>/<ServerName>
(サーバ別のディレクトリ) にコピーされ、config.xml
ファイルで次のように反映されます。
<SSL
ServerCertificateFileName="<NewDomain>/myserver/democert.pem"
ServerKeyFileName="<NewDomain>/myserver/demokey.pem"
ServerCertificateChainFileName="<NewDomain>/myserver/ca.pem"
TrustedCAFileName="<NewDomain>/myserver/SecureServerCA.pem"
weblogic.properties で指定されている SSL セキュリティ ファイルが従来のサーバ別ディレクトリにない場合、それらのファイルは config.xml で設定されません。したがって、<NewDomain>/<ServerName>
(サーバ別のディレクトリ) にコピーして、config.xml で設定する必要があります。
weblogic.properties で登録されているすべてのサーブレットが、1 つの Web アプリケーションに変換されます。
変換ツールでは、web.xml や weblogic.xml などの必要なファイルが、次のディレクトリのいずれかに作成されます。
<NewDomain>/applications/DefaultWebApp_myserver/WEB-INF
ディレクトリ (プロパティ ファイルにすでに宣言されたものがなければ、デフォルトの Web アプリケーションとして作成される)<NewDomain>/<Server_Name>/WEB-INF
ディレクトリ (デフォルトの Web アプリケーションがすでに宣言されている場合)WebLogic の内部サーブレットを除いて、従来の weblogic.properties
で weblogic.httpd.register
として個別に登録されているすべてのサーブレット クラスは、web.xml で指定されているとおりに新しい WebLogic (7.x) Server のツリー構造にコピーする必要があります。
<servlet>
<servlet-class>weblogic.hello.HelloWorldServlet</servlet-class>
</servlet>
サーブレット クラスの HelloWorldServlet.class
は、対応する WEB-INF/classes/weblogic/hello
ディレクトリにコピーする必要があります。カレント ディレクトリは、WebLogic Server (7.x) が新しいコンフィグレーションで起動されるディレクトリです。
weblogic.properties
の weblogic.ejb.deploy
および weblogic.httpd.webApp.<webAppName>
で相対的なディレクトリが指定されている場合は、それらの JAR ファイルと WAR ファイルを新しい WebLogic (7.x) Server のツリー構造にコピーする必要があります。
weblogic.ejb.deploy=weblogic/ejb/HelloEJB.jar
この JAR ファイルは、./weblogic/ejb/
ディレクトリにコピーする必要があります。