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Administration Console オンライン ヘルプ

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ドメイン

[ドメインに関する属性と Administration Console 画面のリファレンス]

ドメインとは、相互に関連した WebLogic Server リソースの集合で、1 つの単位として管理されます。ドメインには 1 つまたは複数の WebLogic Server が含まれ、1 つまたは複数の WebLogic Server クラスタが含まれる場合もあります。

ドメインは独立した管理単位です。アプリケーションがドメインにデプロイされている場合、そのアプリケーションのコンポーネントを、そのドメインに含まれないサーバにデプロイすることはできません。ドメインでクラスタがコンフィグレーションされている場合、クラスタのすべてのサーバもそのドメインの一部となります。

ドメインごとに、ドメイン内のすべてのサーバとクラスタに適用される WebLogic Server リソースのサブセットをコンフィグレーションできます。これらの属性は Administration Console のドメイン ノードでコンフィグレーションします。

 


タスク

ドメイン全体の管理ポートの有効化

WebLogic Server には、ドメイン内のすべてのサーバで使用する SSL 管理ポートを有効にするオプションが用意されています。管理ポートは省略可能ですが、以下の 2 つの機能があります。

管理ポートではセキュアな SSL トラフィックのみが受け入れられ、管理ポートを経由するすべての接続にはサーバ管理者による認証が必要となります。このため、管理ポートを有効にするには、ドメインに対する以下の制限に従う必要があります。

ドメインの管理ポートを有効にするには、次の手順に従います。

  1. まず、ドメイン内のすべてのサーバが SSL を使用するよう適切にコンフィグレーションされていることを確認します。詳細については、相互 SSL のコンフィグレーションを参照してください。
  2. 左ペインでアクティブなドメインの名前を選択して、ドメインのコンフィグレーション属性を表示します。
  3. 右ペインの [コンフィグレーション] タブをクリックします。
  4. 右ペインの [一般] タブをクリックします。
  5. [ドメイン管理ポートを有効化] 属性を選択して、このドメインの SSL 管理ポートを有効にします。
  6. [管理ポート] ボックスに、ドメイン内のサーバ インスタンスが管理ポートとして使用する SSL ポート番号を入力します。サーバ インスタンスの [コンフィグレーション|一般] タブの [詳細オプション] で、個々のサーバ インスタンスの管理ポート割り当てをオーバーライドできます。
  7. [適用] をクリックして変更を保存します。
  8. ドメイン内のすべてのサーバ インスタンス (管理サーバとすべての管理対象サーバを含む) を再起動します。ドメイン内のすべてのサーバ インスタンスが再起動するまで、管理ポートは機能しません。
  9. 管理ポートを有効にした後、管理対象サーバを起動するには、ドメインの管理サーバとの SSL 接続を確立する必要があります。接続の確立は、管理対象サーバの起動時にコマンドラインで次のオプションを指定して行います。
  10. -Dweblogic.management.server=https://host:admin_port

    host は管理サーバのアドレス、admin_port は管理サーバで使用されている管理ポートです。http:// ではなく、https:// をプレフィックスとして指定する必要があります。

 

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