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Administration Console オンライン ヘルプ

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[ドメイン] --> [コンフィグレーション] --> [JTA]

タスク     関連トピック     属性

概要

Administration Console の [ドメイン|コンフィグレーション|JTA] タブでは、ユーザの環境に合うように Java Transaction API (JTA) 属性をコンフィグレーションできます。Administration Console では、すべての JTA コンフィグレーション属性に対して、デフォルト値が割り当てられています。コンフィグレーション属性に対して無効な値を指定すると、再起動時に WebLogic Server が起動しません。

JTA のコンフィグレーション設定は、ドメイン レベルで適用できます。つまり、コンフィグレーション属性の設定はドメイン内のすべてのサーバに適用されることになります。JTA のモニタ タスクおよびロギング タスクは、サーバ レベルで実行されます。

WebLogic JTA および任意のトランザクション参加コンポーネントをコンフィグレーションすると、システムは JTA API および WebLogic JTA 拡張機能を使用してトランザクションを実行できます。

タスク

JTA のコンフィグレーション

トランザクション ログ ファイルの場所 (プレフィックス) の設定

Administration Console によるサーバ インスタンスのモニタ

関連トピック

WebLogic JTAプログラマーズ ガイド

属性

表 67-1

属性の表示名

説明

値の制約

[タイムアウト秒数]

トランザクション タイムアウトの秒数。この値 (begin() からカウント) を過ぎてもトランザクションが「アクティブ」の場合、自動的にロールバックされる。ただし、トランザクションが準備された状態になった場合、このタイムアウト パラメータは無効になる。トランザクションは、すべてのリソースがコミットされるまで再試行される。

MBean: weblogic.management.
configuration.JTAMBean

属性 : TimeoutSeconds

最小値 : 1

最大値 : 2147483647

デフォルト値 : 30

動的 : はい

[トランザクションを保持する最大秒数]

トランザクション破棄タイムアウトの秒数。2 フェーズ コミット プロセスの 2 番目のフェーズで、トランザクション マネージャは、すべてのリソース マネージャがトランザクション完了を示すまでトランザクションを完了しようとする。AbandonTimeoutSeconds 属性を使用すると、トランザクションの 2 番目のフェーズでトランザクション マネージャがトランザクション完了まで処理を再試行する最長時間を設定できる。トランザクション破棄タイムアウトの時間を過ぎると、トランザクションを解決するための処理はこれ以上行われなくなる。トランザクションが破棄前に準備された状態に入った場合、トランザクション マネージャは、トランザクションをロールバックし、破棄されたトランザクションの代わりに保持されたロックを解放する。

MBean: weblogic.management.
configuration.JTAMBean

属性 : AbandonTimeoutSeconds

最小値 : 1

最大値 : 2147483647

デフォルト値 : 86400

動的 : はい

[beforeCompletion の反復上限]

トランザクション マネージャが beforeCompletion 同期化コールバックを実行するサイクルの最大数。同期化オブジェクトは beforeCompletion がすでに呼び出されたオブジェクトであっても、beforeCompletion で別のオブジェクトを登録できる。たとえば、EJB は、その ejbStore() メソッドで別の EJB を呼び出せる。これに対応するために、トランザクション マネージャはすべての同期化オブジェクトを呼び出し、新しいオブジェクトが登録されている場合、このサイクルを繰り返す。この値で、発生するサイクルの回数を制限する。

MBean: weblogic.management.
configuration.JTAMBean

属性 : BeforeCompletionIterationLimit

最小値 : 1

最大値 : 2147483647

デフォルト値 : 10

動的 : はい

[最大トランザクション数]

サーバで許可される同時進行トランザクションの最大数。

MBean: weblogic.management.
configuration.JTAMBean

属性 : MaxTransactions

最小値 : 1

最大値 : 2147483647

デフォルト値 : 10000

動的 : はい

[ユニーク名の最大数]

保持する統計の対象となるユニークなトランザクション名の最大数。トランザクション名は、通常、ビジネス トランザクションのカテゴリを表す (「送金」など)。

MBean: weblogic.management.
configuration.JTAMBean

属性 : MaxUniqueNameStatistics

最小値 : 0

最大値 : 2147483647

デフォルト値 : 1000

動的 : はい

[チェックポイント間隔の秒数]

トランザクション マネージャが、新しいトランザクション ログ ファイルを作成し、すべての古いトランザクション ログ ファイルをチェックしてそれらを削除できるかどうかを確認する間隔。デフォルトは 300 秒 (5 分)、最小値は 10 秒、最大値は 1800 秒 (30 分)。

MBean: weblogic.management.
configuration.JTAMBean

属性 : CheckpointIntervalSeconds

最小値 : 10

最大値 : 1800

デフォルト値 : 300

動的 : はい

[ヒューリスティックを無視]

ヒューリスティックの決定をレポートするすべてのリソースに対して、トランザクション マネージャが自動的に XA Resource forget() 操作を実行するかどうかを指定する。デフォルト値は true。つまり、トランザクションがヒューリスティック結果を認識すると、forget が発行される。リソースがヒューリスティックの決定をレポートしたときにそのリソースで何をすべきかが明らかな場合にのみ、false に設定する。

MBean: weblogic.management.
configuration.JTAMBean

属性 : ForgetHeuristics

デフォルト値 : true

有効な値 :

  • true

  • false

動的 : はい

 

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