ナビゲーションをスキップ.

Administration Console オンライン ヘルプ

  前 次 前/次ボタンと目次ボタンとの区切り線 目次

 


[JMS 接続ファクトリ] --> [コンフィグレーション] --> [一般]

タスク     関連トピック     属性

概要

このタブでは、JMS 接続ファクトリの一般的なコンフィグレーション属性を定義します。JMS サーバの定義が済んだら、1 つまたは複数の接続ファクトリをコンフィグレーションして、定義済み属性を備えた接続を作成できます。

タスク

JMS 接続ファクトリのコンフィグレーション

接続ファクトリの複数のサーバへのデプロイ

関連トピック

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS の基礎」

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS の管理

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS アプリケーションの開発

属性

表 155-1

属性の表示名

説明

値の制約

[名前]

この JMS 接続ファクトリ コンフィグレーションの英数字による名前。 このフィールドでは、空白を使用できない。

WebLogic ドメインの各 JMS 接続ファクトリ コンフィグレーションは、それが置かれているサーバ インスタンスまたはクラスタに関係なく名前がユニークでなければならない。

WebLogic Server では、MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : Name


[JNDI 名]

JNDI ネームスペース内で接続ファクトリをルックアップするのに使用する JNDI 名。接続ファクトリ名は別途コンフィグレーションされる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : JNDIName


[クライアント ID]

この接続ファクトリを使用する恒久サブスクライバのクライアント ID (省略可能)。 この値をコンフィグレーションすると、複数の JMS クライアントがファクトリの接続を使用するのを防ぐことができる。

通常、JMS 恒久サブスクライバ アプリケーションは、javax.jms.Connection.setClientID() を呼び出してクライアント ID を動的に設定する。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : ClientId

動的 : はい

[デフォルト優先順位]

優先順位が明示的に定義されていない場合にメッセージに適用するデフォルトの優先順位。

javax.jms.MessageProducer.getPriority() メソッドを呼び出すと、メッセージ プロデューサは明示的に優先順位を取得できる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : DefaultPriority

最小値 : 0

最大値 : 9

デフォルト値 : 4

動的 : はい

[デフォルト生存時間]

メッセージの最長存在期間 (ミリ秒単位)。この値は、優先順位が明示的に定義されていない場合にメッセージに適用される。値 0 はメッセージが無限に存在することを示す。

javax.jms.MessageProducer.getTimeToLive() メソッドを呼び出すと、メッセージ プロデューサは明示的に存続時間を取得できる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : DefaultTimeToLive

最小値 : 0

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : 0

動的 : はい

[デフォルト配信時間]

メッセージが生成されてから送り先で表示できるようになるまでの遅延時間 (ミリ秒単位)。

weblogic.jms.extensions.WLMessageProducer.getTimeToDeliver() メソッドを呼び出すと、メッセージ プロデューサは明示的に配信時間を取得できる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : DefaultTimeToDeliver

最小値 : 0

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : 0

動的 : はい

[デフォルト配信モード]

現在の接続ファクトリからプロデューサが送信した全メッセージに割り当てられた配信モード。

javax.jms.MessageProducer.getDeliveryMode() メソッドを呼び出すと、メッセージ プロデューサは明示的に配信モードを取得できる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : DefaultDeliveryMode

デフォルト値 : [永続]

有効な値 :

  • [永続]

  • [非永続]

動的 : はい

[デフォルト再送遅延]

ロールバックまたは回復されたメッセージが再配信されるまでの遅延時間 (ミリ秒単位)。

weblogic.jms.extensions.WLSession.getRedliveryDelay() メソッドを呼び出すと、メッセージ コンシューマは明示的に再配信遅延時間を取得できる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : DefaultRedeliveryDelay

最小値 : 0

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : 0

動的 : はい

[最大メッセージ数]

非同期セッション向けに存在し、メッセージ リスナに渡されていないメッセージの最大数。

値 -1 はメッセージ数を制限しないことを示す。 ただし、その場合、使用可能な仮想メモリ量が制限される。 値 0 は無効な値で、例外が送出される原因になる。

非同期コンシューマでメッセージの順序付き再配信が行われるようにするには、受信側アプリケーションで使用される接続ファクトリでこの値を明示的に 1 に設定する。

メッセージ数が [最大メッセージ数] の値に達した場合の処理は次のとおり。

  • マルチキャスト セッションの場合、新しいメッセージは [超過時のポリシー] 属性によって指定されたポリシーに従って破棄され、DataOverrunException が発生する。

  • 非マルチキャスト セッションの場合、新しいメッセージはフロー制御されるか、アプリケーションがメッセージを受け入れることができるまでサーバ上に保持される。

マルチキャスト セッションの場合、接続が停止してもメッセージの配信は、[最大メッセージ数] 値に達するまで続行される。この値に達すると、メッセージは超過時のポリシーに従って破棄される。

注意: マルチキャスト エクステンションを使用しているトピック サブスクライバの場合は、[超過時のポリシー] 属性を参照。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : MessagesMaximum

最小値 : -1

最大値 : 2147483647

デフォルト値 : 10

動的 : はい

[超過時のポリシー]

未処理マルチキャスト メッセージの数が [最大メッセージ数] で指定した値に達し、一部のメッセージを破棄する必要がある場合に採用するポリシー。

  • [新しいメッセージを保持] に設定した場合、最新のメッセージが最も古いメッセージに対して優先され、必要に応じて、古いメッセージは破棄される。

  • [古いメッセージを保持] に設定した場合、最も古いメッセージが最新のメッセージに対して優先され、必要に応じて、最新のメッセージは破棄される。

メッセージの存在期間は受け取り順序によって決まり、JMSTimestamp 値によって定義されるわけではない。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : OverrunPolicy

デフォルト値 : [古いメッセージを保持]

有効な値 :

  • [古いメッセージを保持]

  • [新しいメッセージを保持]

動的 : はい

[メッセージの短縮を許可]

close() メソッドまたは stop() メソッドを onMessage() メソッド呼び出し内で発行できるようにするメッセージ コンシューマを、接続ファクトリで作成するかどうかを指定する。

  • このフラグを有効 (true) にした場合、永続的なブロッキングではなく、onMessage() メソッド呼び出し内からの close() メソッドまたは stop() メソッド呼び出しが成功する。セッションの通知モードを AUTO_ACKNOWLEDGE に設定した場合、onMessage() が完了しても現在のメッセージは自動的に通知される。

  • このフラグを選択しない場合 (false)、onMessage() から呼び出されたときに stop() および close() メソッドがハングする。

この属性は動的であり、いつでも変更できる。ただし、この値を変更しても、既存の接続には効果が及ばない。その効果は、この接続ファクトリで作成された新しい接続だけに及ぶ。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : AllowCloseInOnMessage

デフォルト値 : false

有効な値 :

  • true

  • false

動的 : はい

[確認応答ポリシー]

CLIENT_ACKNOWLEDGE モードを使用する非トランザクション セッションの確認応答ポリシー。

[All] は、メッセージの確認応答を呼び出すと、セッションで受信されたすべての未応答メッセージを確認応答することを示す。

[Previous] は、メッセージの確認応答を呼び出すと、そのメッセージを含む未応答メッセージのみを確認応答することを示す。

注意: この属性は、JMS 仕様の変更の問題を回避する。具体的に説明すると、この仕様では確認応答されるメッセージとその前のすべてのメッセージを確認応答できた。しかし、以下に示すとおり、仕様の変更によって、任意のメッセージを確認応答すると受信済みのすべてのメッセージが確認応答されるようになった (確認応答されるメッセージの後に受信したメッセージも含む)。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : AcknowledgePolicy

デフォルト値 : [All]

有効な値 :

  • [All]

  • [Previous]

動的 : はい

[ロード バランスを有効化]

分散送り先の場合に、分散キューまたはトピックに送信する匿名でないプロデューサが送信単位でロード バランシングされるかどうかを指定する。

  • true の場合、関連付けられたメッセージ プロデューサのすべての send() または publish() でロード バランシングが実行される。

  • false の場合、関連付けられたメッセージ プロデューサの最初の send() または publish() でロード バランシングが実行される。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : LoadBalancingEnabled

デフォルト値 : true

有効な値 :

  • true

  • false

動的 : はい

[サーバ アフィニティを有効化]

分散送り先の場合に、WebLogic Server で、分散送り先内の複数の物理送り先 (キューまたはトピック) にまたがってコンシューマまたはプロデューサのロード バランシングを実行するときに、同じサーバ内で動作する他の物理送り先にまたがるロード バランシングを最初に試行するかどうかを指定する。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSConnectionFactoryMBean

属性 : ServerAffinityEnabled

デフォルト値 : true

有効な値 :

  • true

  • false

動的 : はい

 

Skip navigation bar  ページの先頭 前 次