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[JMS サーバ] --> [コンフィグレーション] --> [しきい値と割当]

タスク     関連トピック     属性

概要

このタブでは、JMS サーバのインスタンスのしきい値と割り当ての属性を定義します。JMS サーバは、クライアントに代わって接続とメッセージ要求を管理します。送り先またはコンシューマをコンフィグレーションするには、あらかじめ JMS サーバをコンフィグレーションしておく必要があります。

タスク

JMS サーバのコンフィグレーション

JMS サーバの割り当てとデプロイ

関連トピック

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS の管理

属性

表 9-1

属性の表示名

説明

値の制約

[最大バイト数]

この JMS サーバに保存可能な最大バイト数の割り当て (合計バイト数)。デフォルト値 -1 は、保存可能なバイト数が制限されていないことを示す。ただし、あまり大きなバイト数を割り当てると、メモリが飽和状態になるおそれがあるので、残りのアプリケーションの負荷を考慮に入れ、利用可能なシステム メモリの総量に見合った値にすること。

この属性は動的にコンフィグレーションできる。

値の範囲 : >= BytesThresholdHigh

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSServerMBean

属性 : BytesMaximum

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[最大バイトしきい値]

JMS サーバに保存されているバイト数に基づいてイベントを発生させる上限しきい値。バイト数がこのしきい値を超えた場合、発生するイベントは以下のとおり。

  • ログ メッセージ - 最大しきい値条件を示すメッセージがサーバに記録される。

  • バイト ページング - バイト ページングが有効化されている (およびページング ストアがコンフィグレーションされている) 場合、サーバのバイト ページングが開始される。

  • フロー制御 - フロー制御が有効化されている場合、JMS サーバが防御状態になり、プロデューサに対してメッセージ フローを減らすよう指示する。

この属性は動的にコンフィグレーションできる。値 -1 を指定すると、JMS サーバに対するサーバのバイト ページング、フロー制御、およびしきい値ログ メッセージが無効になる。

値の範囲 : <= BytesMaximum; >BytesThresholdLow

注意 : バイト ページングは、BytesThresholdHigh を -1 に設定することによって動的に無効にすることはできない。ページングを無効にするには、BytesThresholdHigh を大きい値に設定してページングが発生しないようにする。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSServerMBean

属性 : BytesThresholdHigh

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[最小バイトしきい値]

JMS サーバに保存されているバイト数に基づいてイベントを発生させる下限しきい値。バイト数がこのしきい値を下回った場合、発生するイベントは以下のとおり。

  • ログ メッセージ - しきい値条件が解除されたことを示すメッセージがサーバに記録される。

  • バイト ページング - バイト ページングが有効化されている場合、ページングが停止する (ページングが実行されている場合)。

  • フロー制御 - フロー制御が有効化されている場合、JMS サーバが防御状態を解除して、プロデューサに対してメッセージ フローを増やすよう指示する。

この属性は動的にコンフィグレーションできる。値 -1 を指定すると、JMS サーバに対するサーバのバイト ページング、フロー制御、およびしきい値ログ メッセージが無効になる。

値の範囲 : < BytesThresholdHigh

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSServerMBean

属性 : BytesThresholdLow

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[バイト ページングを有効化]

JMS サーバのバイト負荷が指定のしきい値に達したときに、メッセージ本文をメモリから一時的にスワップ アウトするために、JMS サーバに対してバイト ページングを有効にするかどうかを指定する。

  • false - サーバのバイト ページングが明示的に無効になる。

  • true - ページング ストアがコンフィグレーションされており、かつ BytesThresholdLow と BytesThresholdHigh の値がどちらも -1 より大きい場合、サーバのバイト ページングは有効になる。

BytesThresholdLow または BytesThresholdHigh 属性のいずれかが未定義であるか、-1 に設定されている場合、このフラグが true に設定されていてもサーバのバイト ページングは暗黙的に無効になる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSServerMBean

属性 : BytesPagingEnabled

デフォルト値 : false

有効な値 :

  • true

  • false

[最大メッセージ数]

この JMS サーバに保存可能な最大メッセージ数の割り当て (合計メッセージ数)。デフォルト値 -1 は、保存可能なメッセージ数が制限されていないことを示す。ただし、あまり大きなメッセージ数を割り当てると、メモリが飽和状態になるおそれがあるので、残りのアプリケーションの負荷を考慮に入れ、利用可能なシステム メモリの総量に見合った値にすること。

この属性は動的にコンフィグレーションできる。

値の範囲 : >= MessagesThresholdHigh

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSServerMBean

属性 : MessagesMaximum

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[最大メッセージしきい値]

JMS サーバに保存されているメッセージ数に基づいてイベントを発生させる上限しきい値。メッセージ数がこのしきい値を超えた場合、発生するイベントは以下のとおり。

  • ログ メッセージ - 最大しきい値条件を示すメッセージがサーバに記録される。

  • メッセージ ページング - メッセージ ページングが有効化されている (およびページング ストアがコンフィグレーションされている) 場合、サーバ メッセージ ページングが開始される。

  • フロー制御 - フロー制御が有効化されている場合、JMS サーバが防御状態になり、プロデューサに対してメッセージ フローを減らすよう指示する。

この属性は動的にコンフィグレーションできる。値 -1 を指定すると、JMS サーバに対するサーバのメッセージ ページング、フロー制御、およびしきい値ログ メッセージが無効になる。

値の範囲 : <= MessagesMaximum; >MessagesThresholdLow

注意 : メッセージ ページングは、MessagesThresholdHigh を -1 に設定することによって動的に無効にすることはできない。ページングを無効にするには、MessagesThresholdHigh を十分に大きい値に設定してページングが発生しないようにする。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSServerMBean

属性 : MessagesThresholdHigh

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[最小メッセージしきい値]

JMS サーバに保存されているメッセージ数に基づいてイベントを発生させる下限しきい値。メッセージ数がこのしきい値を下回った場合、発生するイベントは以下のとおり。

  • ログ メッセージ - しきい値条件が解除されたことを示すメッセージがサーバに記録される。

  • メッセージ ページング - メッセージ ページングが有効化されている場合、ページングが停止する (ページングが実行されている場合)。

  • フロー制御 - フロー制御が有効化されている場合、JMS サーバが防御状態を解除して、プロデューサに対してメッセージ フローを増やすよう指示する。

この属性は動的にコンフィグレーションできる。値 -1 を指定すると、JMS サーバに対するサーバのメッセージ ページング、フロー制御、およびしきい値ログ メッセージが無効になる。

値の範囲 : < MessagesThresholdHigh

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSServerMBean

属性 : MessagesThresholdLow

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[メッセージ ページングを有効化]

JMS サーバのメッセージ負荷が指定のしきい値に達したときに、メッセージ本文をメモリから一時的にスワップ アウトするために、JMS サーバに対してメッセージ ページングを有効にするかどうかを指定する。

  • false - サーバのメッセージ ページングが明示的に無効になる。

  • true - ページング ストアがコンフィグレーションされており、かつ MessagesThresholdLow と MessagesThresholdHigh の値がどちらも -1 より大きい場合、サーバのメッセージ ページングは有効になる。

MessagesThresholdLow または MessagesThresholdHigh 属性のいずれかが未定義であるか、-1 に設定されている場合、このフラグが true に設定されていてもサーバのメッセージ ページングは暗黙的に無効になる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSServerMBean

属性 : MessagesPagingEnabled

デフォルト値 : false

有効な値 :

  • true

  • false

[最大メッセージ サイズ]

この JMS サーバでメッセージ プロデューサから受信するメッセージの最大サイズ。メッセージのサイズには、メッセージの本文、ユーザ定義のプロパティ、ユーザ定義の JMS ヘッダ フィールド (JMSCorrelationID および JMSType) が含まれる。コンフィグレーションした最大メッセージ サイズを超えるメッセージを JMS サーバに送信するプロデューサは、ResourceAllocationException を受信する。

最大メッセージ サイズは、メッセージの最初の生成に対してのみ適用される。エラー送り先に転送されたメッセージ、または分散送り先のメンバーに転送されたメッセージに対しては、サイズはチェックされない。たとえば、送り先の最大メッセージ サイズが 128KB、対応するエラー送り先の最大メッセージ サイズが 64KB でコンフィグレーションされている場合、96KB のメッセージは (64KB を超えても) エラー送り先にリダイレクトできるが、プロデューサが 96KB のメッセージをエラー送り先に直接送信することはできない。

この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSServerMBean

属性 : MaximumMessageSize

最小値 : 0

最大値 : 2147483647

デフォルト値 : 2147483647

動的 : はい

[ブロッキング時の送信ポリシー]

送り先がメッセージ割り当てを超えた場合に、長いメッセージの前に短いメッセージを配信するかどうかを定義する JMS サーバのポリシー。これは、同じ JMS サーバ上で複数の送り側がスペースを求めて競合している場合に発生することがある。

このポリシーは JMS サーバ用で、個々の送り先に対して設定することはできない。有効なポリシーは以下のとおり。

  • [FIFO] - FIFO (先入れ先出し) ポリシーでは、同じ送り先に対するすべての送信要求は、スペースが使用できるようになるまで 1 つずつキューに入れられる。送信要求の実行は、スペースを待機する別の送信要求がその前に存在する限り許可されない。スペースが限られている場合、[FIFO] ポリシーでは、残っているスペースを小さな要求が連続的に使用した結果、大きな要求のスペースが不足する、という事態を防ぐことができる。スペース不足ではない場合でも、大きな要求が完了するまで、小さな要求は処理されない。スペースが使用可能になると、要求が作成順に考慮される。

  • [Preemptive] - スペースが使用可能な場合、送信操作が別のブロックしている送信操作よりも先に処理できることを示す。つまり、現在の要求に対する十分なスペースが存在する場合、スペースを待機している他の要求がその前に存在する場合でもそのスペースが使用される。スペースが限られている場合、[Preemptive] ポリシーでは、大きな要求のスペースが不足することがある。たとえば、大きな要求に対して十分なスペースがない場合は、その要求は、他の要求の後のキューに入れられる。スペースが使用可能になると、すべての要求が元の作成順に考慮される。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSServerMBean

属性 : BlockingSendPolicy

デフォルト値 : [FIFO]

有効な値 :

  • [FIFO]

  • [Preemptive]

動的 : はい

 

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