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[JMS テンプレート] --> [コンフィグレーション] --> [しきい値と割当]

タスク     関連トピック     属性

概要

このタブでは、この JMS テンプレートから作成される送り先に対する、メッセージ数またはバイト数の最大および最小しきい値と最大割り当て、メッセージの最大サイズ、およびバイト ページングまたはメッセージ ページングの有効化を定義できます。JMS テンプレートに対してコンフィグレーション可能なしきい値および割り当て属性は、送り先にコンフィグレーションされる属性と同じです。しかし、JMS テンプレートを使用する送り先が、[しきい値と割当] タブの属性に対するデフォルト以外の値を指定している場合は、その値が使用されます。JMS サーバの、割り当て、しきい値、およびページングに関するコンフィグレーション設定も参照してください。

タスク

JMS テンプレートの作成

関連トピック

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS の基礎

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS の管理

『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS アプリケーションの開発

属性

表 24-1

属性の表示名

説明

値の制約

[最大バイト数]

トピック送り先またはキュー送り先に保存可能な最大バイト数の割り当て (合計バイト数)。デフォルト値 -1 は、送り先に保存可能なバイト数が制限されていないことを示す。ただし、あまり大きなバイト数を割り当てると、メモリが飽和状態になるおそれがあるので、残りのアプリケーションの負荷を考慮に入れ、利用可能なシステム メモリの総量に見合った値にすること。

注意 : コンフィグレーションされている割り当ては、エラー送り先に転送された期限切れメッセージやエラー (再配信制限) メッセージには適用されない。 これらのメッセージは、その送り先が割り当てに達している場合でもエラー送り先に移動する。

値の範囲 : >= BytesThresholdHigh

この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。

注意 : 分散送り先メンバーに JMS テンプレートを使用している場合、この設定はそれら特定のメンバーにのみ適用され、分散送り先セット全体には適用されない。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSTemplateMBean

属性 : BytesMaximum

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[最大バイトしきい値]

トピック送り先またはキュー送り先に保存されているバイト数に基づいてイベントを発生させる上限しきい値。バイト数がこのしきい値を超えた場合、発生するイベントは以下のとおり。

  • ログ メッセージ - 最大しきい値条件を示すメッセージがサーバに記録される。

  • バイト ページング - バイト ページングが有効化されている (およびページング ストアがコンフィグレーションされている) 場合、送り先レベルのバイト ページングが開始される。

  • フロー制御 - フロー制御が有効化されている場合、送り先が防御状態になり、プロデューサに対してメッセージ フローを減らすよう指示する。

値 -1 を指定すると、送り先の設定によってテンプレートがオーバーライドされない限り、送り先に対するバイト ページング、フロー制御、およびしきい値ログ メッセージが無効になる。

値の範囲 : <= BytesMaximum; >BytesThresholdLow

この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。

注意 : バイト ページングは、BytesThresholdHigh を -1 に設定することによって動的に無効にすることはできない。ページングを動的に無効にするには、BytesThresholdHigh を大きな値に設定してページングが発生しないようにする。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSTemplateMBean

属性 : BytesThresholdHigh

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[最小バイトしきい値]

トピック送り先またはキュー送り先に保存されているバイト数に基づいてイベントを発生させる下限しきい値。バイト数がこのしきい値を下回った場合、発生するイベントは以下のとおり。

  • ログ メッセージ - しきい値条件が解除されたことを示すメッセージがサーバに記録される。

  • バイト ページング - バイト ページングが有効化されている場合、ページングが停止する (ページングが実行されている場合)。

  • フロー制御 - フロー制御が有効化されている場合、送り先が防御状態を解除して、プロデューサに対してメッセージ フローを増やすよう指示する。

値 -1 を指定すると、送り先の設定によってテンプレートがオーバーライドされない限り、送り先に対するバイト ページング、フロー制御、およびしきい値ログ メッセージが無効になる。

値の範囲 : < BytesThresholdHigh

この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSTemplateMBean

属性 : BytesThresholdLow

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[バイト ページングを有効化]

トピック送り先またはキュー送り先に対してバイト ページングを有効にするかどうかを指定する。ページングを使用すると、送り先のバイト負荷が指定のしきい値に達したときに、メッセージ本文をメモリから一時的にスワップ アウトできる。

  • チェック ボックスを選択しない場合 (false)、送り先の設定によってテンプレートがオーバーライドされない限り、テンプレートの送り先に対するバイト ページングは無効になる。

  • このチェック ボックスを選択すると (true)、送り先の設定によってテンプレートがオーバーライドされない限り、JMS サーバ用のページング ストアがコンフィグレーションされており、かつ BytesThresholdLow と BytesThresholdHigh の属性値がどちらも -1 より大きい場合に、テンプレートの送り先のバイト ページングは有効になる。

注意 : 値が定義されていない場合、この設定はデフォルトで false となり、送り先の設定によってテンプレートがオーバーライドされない限り、テンプレートの送り先のバイト ページングは無効になる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSTemplateMBean

属性 : BytesPagingEnabled

デフォルト値 : false

有効な値 :

  • true

  • false

[最大メッセージ数]

トピック送り先またはキュー送り先に保存可能な最大メッセージ数の割り当て (合計メッセージ数)。デフォルト値 -1 は、送り先に保存可能なメッセージ数が制限されていないことを示す。ただし、あまり大きなメッセージ数を割り当てると、メモリが飽和状態になるおそれがあるので、残りのアプリケーションの負荷を考慮に入れ、利用可能なシステム メモリの総量に見合った値にすること。

注意 : コンフィグレーションされている割り当ては、エラー送り先に転送された期限切れメッセージやエラー (再配信制限) メッセージには適用されない。 これらのメッセージは、その送り先が割り当てに達している場合でもエラー送り先に移動する。

値の範囲 : >= MessagesThresholdHigh

この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。

注意 : 分散送り先メンバーに JMS テンプレートを使用している場合、この設定はそれら特定のメンバーにのみ適用され、分散送り先セット全体には適用されない。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSTemplateMBean

属性 : MessagesMaximum

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[最大メッセージしきい値]

トピック送り先またはキュー送り先に保存されているメッセージ数に基づいてイベントを発生させる上限しきい値。メッセージ数がこのしきい値を超えた場合、発生するイベントは以下のとおり。

  • ログ メッセージ - 最大しきい値条件を示すメッセージがサーバに記録される。

  • メッセージ ページング - メッセージ ページングが有効化されている (およびページング ストアがコンフィグレーションされている) 場合、送り先レベルのメッセージ ページングが開始される。

  • フロー制御 - フロー制御が有効化されている場合、送り先が防御状態になり、プロデューサに対してメッセージ フローを減らすよう指示する。

値 -1 を指定すると、送り先の設定によってテンプレートがオーバーライドされない限り、送り先に対するメッセージ ページング、フロー制御、およびしきい値ログ メッセージが無効になる。

値の範囲 : <= MessagesMaximum; >MessagesThresholdLow

この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。

注意 : メッセージ ページングは、MessagesThresholdHigh を -1 に設定することによって動的に無効にすることはできない。ページングを動的に無効にするには、MessagesThresholdHigh を大きな値に設定してページングが発生しないようにする。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSTemplateMBean

属性 : MessagesThresholdHigh

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[最小メッセージしきい値]

トピック送り先またはキュー送り先に保存されているメッセージ数に基づいてイベントを発生させる下限しきい値。メッセージ数がこのしきい値を下回った場合、発生するイベントは以下のとおり。

  • ログ メッセージ - しきい値条件が解除されたことを示すメッセージがサーバに記録される。

  • メッセージ ページング - メッセージ ページングが有効化されている場合、ページングが停止する (ページングが実行されている場合)。

  • フロー制御 - フロー制御が有効化されている場合、送り先が防御状態を解除して、プロデューサに対してメッセージ フローを増やすよう指示する。

値 -1 を指定すると、送り先の設定によってテンプレートがオーバーライドされない限り、送り先に対するメッセージ ページング、フロー制御、およびしきい値ログ メッセージが無効になる。

値の範囲 : < MessagesThresholdHigh

この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSTemplateMBean

属性 : MessagesThresholdLow

最小値 : -1

最大値 : 9223372036854775807

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[メッセージ ページングを有効化]

トピック送り先またはキュー送り先に対してメッセージ ページングを有効にするかどうかを指定する。ページングを使用すると、送り先のメッセージ負荷が指定のしきい値に達したときに、メッセージ本文をメモリから一時的にスワップ アウトできる。

  • チェック ボックスを選択しない場合 (false)、送り先の設定によってテンプレートがオーバーライドされない限り、テンプレートの送り先に対するメッセージ ページングは無効になる。

  • このチェック ボックスを選択すると (true)、送り先の設定によってテンプレートがオーバーライドされない限り、JMS サーバ用のページング ストアがコンフィグレーションされており、かつ MessagesThresholdLow と MessagesThresholdHigh の属性値がどちらも -1 より大きい場合に、テンプレートの送り先のメッセージ ページングは有効になる。

注意 : 値が定義されていない場合、この設定はデフォルトで false となり、送り先の設定によってテンプレートがオーバーライドされない限り、テンプレートの送り先のメッセージ ページングは無効になる。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSTemplateMBean

属性 : MessagesPagingEnabled

デフォルト値 : false

有効な値 :

  • true

  • false

[最大メッセージ サイズ]

この送り先でメッセージ プロデューサから受信するメッセージに許容される最大サイズ。メッセージのサイズには、メッセージの本文、ユーザ定義のプロパティ、ユーザ定義の JMS ヘッダ フィールド (JMSCorrelationID および JMSType) が含まれる。

最大メッセージ サイズはメッセージが送り先に送信される前にチェックされる。そのため、指定された許容サイズを超えるとメッセージは直ちに拒否され、送り先にコンフィグレーションされた割り当て (バイト数または最大メッセージ数) またはその上限しきい値が考慮されることはない。

プロデューサが、送り先に指定された最大メッセージ サイズを超えるメッセージを送信した場合、JMS ResourceAllocation 例外が返される。

最大メッセージ サイズは、メッセージの最初の生成に対してのみ適用される。エラー送り先に転送されたメッセージ、または分散送り先のメンバーに転送されたメッセージに対しては、サイズはチェックされない。たとえば、送り先の最大メッセージ サイズが 128K、対応するエラー送り先の最大メッセージ サイズが 64K でコンフィグレーションされている場合、96K のメッセージは (64K を超えても) エラー送り先にリダイレクトできるが、プロデューサが 96K のメッセージをエラー送り先に直接送信することはできない。

この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。

MBean: weblogic.management.
configuration.
JMSTemplateMBean

属性 : MaximumMessageSize

最小値 : 0

最大値 : 2147483647

デフォルト値 : 2147483647

動的 : はい

 

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