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[JMS テンプレート] --> [コンフィグレーション] --> [再配信]
タスク 関連トピック 属性
概要
このタブでは、JMS テンプレートの再配信のコンフィグレーション属性を定義します。JMS テンプレートを使用すると、似た属性設定を持つ複数の送り先を効率的に定義できます。
JMS テンプレートに対してコンフィグレーション可能な再配信属性は、送り先にコンフィグレーションされる属性と同じです。しかし、JMS テンプレートを使用する送り先が属性に対するメッセージ再配信の値を指定している場合は、その再配信の値が使われます。
タスク
JMS テンプレートの作成
関連トピック
『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS の基礎」
『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS の管理」
『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS アプリケーションの開発」
属性
表 23-1
属性の表示名
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説明
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値の制約
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[再配信遅延のオーバライド]
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コンシューマや接続ファクトリによって指定された再配信遅延に関わりなく、ロール バックまたは回復されたメッセージが再配信されるまでの遅延 (ミリ秒単位)。再配信されたキュー メッセージは元の送り先に返され、再配信されたトピック メッセージは元のサブスクリプションに返される。
デフォルト値 (-1) は、送り先が再配信遅延の設定をオーバーライドしないことを示す。
この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。
注意 : [再配信遅延のオーバライド] を変更すると、将来のロールバックおよび回復にのみ影響し、すでに発生したロールバックおよび回復には影響しない。
MBean: weblogic.management. configuration. JMSTemplateMBean
属性 : RedeliveryDelayOverride
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最小値 : -1
最大値 : 9223372036854775807
デフォルト値 : -1
動的 : はい
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[再配信の制限]
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このページで指定される [エラー送り先] にメッセージが移動するまでに試行できる再配信の回数。この設定は、メッセージの送信側で設定された再配信の上限をオーバーライドする。再配信の上限がコンフィグレーションされているものの、エラー送り先がコンフィグレーションされていない場合、永続および非永続メッセージは、再配信の上限に達すると、単純にドロップする (削除される)。
デフォルト値 (-1) は、メッセージ送信側の再配信の上限設定を送り先がオーバーライドしないことを示す。
この属性は動的にコンフィグレーション可能だが、変更内容は、これから受信するメッセージにのみ影響し、すでに送信されているメッセージは、元の再配信の上限を引き続き使用する。
注意 : メッセージが再配信された回数は永続しない。つまり、再起動後は各メッセージの配信試行回数がゼロにリセットされる。
MBean: weblogic.management. configuration. JMSTemplateMBean
属性 : RedeliveryLimit
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最小値 : -1
最大値 : 2147483647
デフォルト値 : -1
動的 : はい
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[エラー送り先]
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再配信の上限に達したメッセージの対象送り先 (キューまたはトピック) の名前。 エラー送り先がローカル JMS サーバにコンフィグレーションされていない場合、このメッセージはそのまま削除される。 メッセージが期限切れで、[有効期限ポリシー] が [Redirect] に設定されている場合、メッセージは指定したエラー送り先に移動する。
注意 : コンフィグレーションされている送り先の割り当ては、エラー送り先に転送された期限切れメッセージや再配信制限メッセージには適用されない。 これらのメッセージは、その送り先が割り当てに達している場合でもエラー送り先に移動する。
この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。
MBean: weblogic.management. configuration. JMSTemplateMBean
属性 : ErrorDestination
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最小値 : -1
デフォルト値 : null
動的 : はい
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