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[JMS テンプレート] --> [コンフィグレーション] --> [オーバライド]
タスク 関連トピック 属性
概要
このタブでは、JMS テンプレートのオーバーライドのコンフィグレーション属性を定義します。JMS テンプレートを使用すると、似た属性設定を持つ複数の送り先を効率的に定義できます。
JMS テンプレートに対してコンフィグレーション可能なオーバーライド属性は、送り先にコンフィグレーションされる属性と同じです。しかし、JMS テンプレートを使用する送り先が属性に対するオーバーライド値を指定している場合は、そのオーバーライド値が使われます。
タスク
JMS テンプレートの作成
関連トピック
『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS の基礎」
『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS の管理」
『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「WebLogic JMS アプリケーションの開発」
属性
表 22-1
属性の表示名
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説明
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値の制約
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[優先順位オーバライド]
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メッセージ プロデューサによって指定された優先順位に関わりなく、送り先に届くすべてのメッセージに割り当てられる優先順位。
デフォルト値 (-1) は、送り先が優先度の設定をオーバーライドしないことを示す。
この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。
MBean: weblogic.management. configuration. JMSTemplateMBean
属性 : PriorityOverride
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最小値 : -1
最大値 : 9
デフォルト値 : -1
動的 : はい
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[生存時間のオーバライド]
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メッセージ プロデューサによって指定された生存時間に関係なく、送り先に届くすべてのメッセージに割り当てられる生存時間。
デフォルト値 (-1) は、送り先が生存時間の設定をオーバーライドしないことを示す。
この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。
MBean: weblogic.management. configuration. JMSTemplateMBean
属性 : TimeToLiveOverride
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最小値 : -1
最大値 : 9223372036854775807
デフォルト値 : -1
動的 : はい
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[配信時間オーバライド]
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プロデューサおよび接続ファクトリによって指定された配信時間とは関係なく、メッセージが生成されてからその対象送り先で表示できるようになるまでのデフォルトの遅延時間。ミリ秒で示されるか、スケジュールとして表示される。
デフォルト値 (-1) は、送り先が配信時間の設定をオーバーライドしないことを示す。
[配信時間オーバライド] は、long として、または高度なスケジューリング構文として指定できる (詳細については『WebLogic JMS プログラマーズ ガイド』の「メッセージ配信時間の設定」を参照)。
注意 : TimeToDeliverOverride の変更は将来のメッセージ配信のみに適用され、すでに生成されたメッセージには適用されない。
MBean: weblogic.management. configuration. JMSTemplateMBean
属性 : TimeToDeliverOverride
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デフォルト値 : "-1"
動的 : はい
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[配信モードのオーバライド]
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メッセージ プロデューサによって指定された配信モードに関わりなく、送り先に届くすべてのメッセージに割り当てられる配信モード。
[配信しない] は、配信モードがオーバーライドされないことを示す。
この属性は動的にコンフィグレーションできるが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しない。
MBean: weblogic.management. configuration. JMSTemplateMBean
属性 : DeliveryModeOverride
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デフォルト値 : [配信しない]
有効な値 :
動的 : はい
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