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[サーバ] --> [プロトコル] --> [チャネル]

タスク関連トピック属性

概要

このタブでは、サーバインスタンスのネットワークチャネルをコンフィグレーションします。ネットワークチャネルを使用すると、ネットワークインタフェースカード (NIC) でネットワークトラフィックを分散化でき、複数のポートで要求をリスンできます。

タスク

クラスタ化されていないサーバ用のカスタムネットワークチャネルのコンフィグレーション

関連トピック

「ネットワークチャネルについて」

「チャネルのコンフィグレーション」

属性

表 318-1

属性の表示名	説明	値の制約
[名前]	このネットワークチャネルの名前。 MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean` 属性 : `Name`	デフォルト値 : "<unknown>"
[プロトコル]	このネットワークチャネルでサポートされているプロトコル。 MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean` 属性 : `Protocol`	デフォルト値 : [t3] 有効な値 : [t3] [iiop] [com] [http] [t3s] [iiops] [https]
[リスンアドレス]	ネットワークチャネルに関連付けられている IP アドレスまたは DNS 名。注意: DNS 名を IP アドレスに解決するには、Weblogic Server は次のことができなければならない。注意: 適切な DNS サーバにアクセスするか、IP アドレスのマッピングをローカルで取得できなければならない。したがって、リスンアドレスに DNS 名を指定する場合は、WebLogic Server インスタンスが DNS サーバに接続してそのマッピングをキャッシュできるだけの時間ポートを開いておくか、ローカルファイルの IP アドレスのマッピングを指定する必要がある。リスンアドレスに IP アドレスを指定して、クライアントリクエストが DNS 名を指定している場合、WebLogic Server はその DNS 名を解決しようとするが、DNS 名のマッピングにアクセスできない場合、リクエストは失敗する。	デフォルト値はサーバインスタンスのリスンアドレス。
[リスンポート]	ネットワークチャネルに関連付けられているリスンポート。	デフォルト値はサーバインスタンスの標準リスンポート。
[外部リスンアドレス]	クライアントに送信される、現在のサーバの外部アドレス。これは、ネットワークアドレス変換を行ってファイアウォールを通過する場合のコンフィグレーションで必要になる。このプロパティは、ExternalDNSName に代わるプロパティである。null の値は、この値がサーバから継承されることを示す。 MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean` 属性 : `PublicAddress`	デフォルト値 : null
[外部リスンポート]	チャネルの外部リスンポート。-1 は、この値が内部リスンポートから継承されることを示す。 MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean` 属性 : `PublicPort`	デフォルト値 : -1

詳細オプションの属性

表 318-2

属性の表示名

説明

値の制約

[発信の有効化]

新規のサーバ間接続で、要求の初期化時にこのチャネルを考慮するかどうかを指定する。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `OutboundEnabled`

デフォルト値 : true ([プロトコル] が [com] の場合、デフォルト値は false)

有効な値 :

true

false

[プロトコル] が [com] の場合、デフォルト値の false 以外は指定できない。

[チャネルの重み]

サーバ間接続を作成するときにこのチャネルに割り当てる重み。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `ChannelWeight`

最小値 : 1

最大値 : 100

デフォルト値 : 50

[クラスタアドレス]

このチャネルのクラスタアドレス。クラスタアドレスを設定しない場合は、パブリックアドレスが使用される。パブリックアドレスが未設定の場合は、クラスタコンフィグレーションのクラスタアドレスが使用される。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `ClusterAddress`

デフォルト値 : null

[バックログを受け入れ]

リスンポートで受け入れ可能な接続要求のバックログ。-1 は、この値がチャネルから継承されることを示す。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `AcceptBacklog`

最小値 : -1

デフォルト値 : -1

[このプロトコルで HTTP を有効化]

このポートで HTTP リクエストを受け入れるかどうかを指定する。一般的に HTTP は、スタブやその他のリソースをダウンロードする場合にバイナリプロトコルで必要となる。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `HttpEnabledForThisProtocol`

デフォルト値 : true ([プロトコル] が [com] の場合、デフォルト値は false)

有効な値 :

true

false

[プロトコル] が [com] の場合、デフォルト値の false 以外は指定できない。

[プロトコル] が [http] または [https] の場合、デフォルト値の true 以外は指定できない。

[ログインタイムアウト]

サーバのログインタイムアウト (単位はミリ秒)。この値は 0 以上にする必要がある。-1 は、この値がチャネルから継承されることを示す。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `LoginTimeoutMillis`

単位 : ミリ秒

最小値 : -1

最大値 : 100000

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[完了メッセージタイムアウト]

完全なメッセージの受信を待機する期間の最大秒数。この属性は、呼び出し側が特定のサイズのメッセージを送信し続けるサービス拒否攻撃を回避するのに役立つ。-1 は、この値がチャネルから継承されることを示す。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `CompleteMessageTimeout`

単位 : 秒

最小値 : -1

最大値 : 480

デフォルト値 : -1

コンフィグレーション可能 : はい

動的 : はい

[アイドル接続タイムアウト]

接続がサーバによって閉じられるまでアイドル状態になっている期間の最大秒数。この属性は、開いている接続が多すぎることによって発生するサーバのデッドロックの防止に有用である。-1 は、この値がデフォルトチャネルから継承されることを示す。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `IdleConnectionTimeout`

単位 : 秒

最小値 : -1

デフォルト値 : -1

コンフィグレーション可能 : はい

動的 : はい

[トンネリングを有効化]

HTTP トンネリングクライアントを有効にする。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `TunnelingEnabled`

デフォルト値 : false

有効な値 :

true

false

[プロトコル] が [com] の場合、デフォルト値の false 以外は指定できない。

[トンネリングクライアント Ping]

HTTP トンネリングクライアントがまだ有効かどうかを確認するために ping を実行する間隔 (単位は秒)。-1 は、この値がチャネルから継承されることを示す。

この属性は、[トンネリングを有効化] が true の場合にのみ有効になる。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `TunnelingClientPingSecs`

単位 : 秒

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[トンネリングクライアントタイムアウト]

見つからない HTTP トンネリングクライアントを応答なしとみなすまでの期間 (単位は秒)。-1 は、この値がチャネルから継承されることを示す。

この値は、[トンネリングを有効化] が true の場合にのみ有効になる。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `TunnelingClientTimeoutSecs`

単位 : 秒

デフォルト値 : -1

動的 : はい

[最大メッセージサイズ]

メッセージヘッダ内の最大メッセージサイズを指定する。この属性は、呼び出し側がサーバで使用できる以上のメモリを強制的に割り当てさせ、サーバが他の要求に迅速に応答できないようにするサービス拒否攻撃を回避する。

MBean: `weblogic.management. configuration. NetworkAccessPointMBean`

属性 : `MaxMessageSize`

単位 : バイト

デフォルト値 : 10000000

コンフィグレーション可能 : はい

動的 : はい