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WebLogic Server コマンド リファレンス

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CONNECT

WebLogic Server インスタンスに対して接続を行い、各接続が確立されるまでの合計時間とその平均時間をミリ秒で示します。

構文

java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin 
[-url URL]
[ ユーザ資格の引数 ]
CONNECT [count]

引数

定義

-url [protocol://]listen-address:listen-port

接続先となるサーバ インスタンスのリスン アドレスとリスン ポートを指定する。

セキュア リスン ポートを指定する場合は、セキュア プロトコルを指定する必要がある。

値を指定しない場合、コマンドでは、t3://localhost:7001 が想定される。

詳細については、表 1-2 の -url エントリおよび「プロトコルのサポート」を参照。

count

weblogic.Admin ユーティリティが、指定したサーバ インスタンスに対して確立する接続の数。

デフォルトではこのコマンドによって確立される接続は 1 つのみ。


 

次の例では、weblogic.Admin ユーティリティは、リスン アドレスが ManagedHost、リスン ポートが 8001 の WebLogic Server インスタンスに対して 10 個の接続を確立します。

java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic 
-password weblogic CONNECT 10

この例が実行される環境の詳細については、「例における環境」を参照してください。

コマンドによって接続が確立すると、次のような情報が返されます。

Connection: 0 - 3,229 ms
Connection: 1 - 17 ms
Connection: 2 - 14 ms
Connection: 3 - 20 ms
Connection: 4 - 18 ms
Connection: 5 - 25 ms
Connection: 6 - 27 ms
Connection: 7 - 15 ms
Connection: 8 - 15 ms
Connection: 9 - 15 ms
RTT = ~3422 milliseconds, or ~342 milliseconds/connection

コマンドによって接続が確立されない場合は、何も返されません。

この例では、最初の接続に 3,229 ミリ秒を要し、2 番目の接続に 17 ミリ秒を要しています。 すべての接続の平均時間は 3,422 ミリ秒でした。

 

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