WebLogic Server のコンフィグレーションと管理
サーバの起動と停止 : クイック リファレンス
以下の節では、WebLogic Server のインスタンスを起動および停止するために頻繁に使われる単純な方法を説明します。
WebLogic Server インスタンスの起動と停止の包括的な情報については、Administration Console オンライン ヘルプの「サーバの起動と停止」を参照してください。
WebLogic Server のインスタンスの起動
次の表で、WL_HOME
は WebLogic Platform の最上位のインストール ディレクトリを表しています。
表 11-1 サーバ インスタンスの起動
起動対象
|
手順
|
MedRecServer サンプル サーバ
|
呼び出し :
WL_HOME \samples\domains\medrec\startMedRecServer.cmd (Windows)
WL_HOME /samples/domains/medrec/startMedRecServer.sh (UNIX)
サーバは、MedRec ドメインで管理サーバとして起動する。
Windows では、[スタート] メニューから MedRecServer を起動することもできる。
|
ExamplesServer
|
呼び出し :
WL_HOME \samples\domains\examples\startExamplesServer.cmd (Windows)
WL_HOME /samples/domains/examples/startExamplesServer.sh (UNIX)
サーバは、Examples ドメインで管理サーバとして起動する。
Windows では、[スタート] メニューから ExamplesServer を起動することもできる。
|
作成した管理サーバ
|
呼び出し :
domain_directory \startWebLogic.cmd (Windows)
domain_directory /startWebLogic.sh (UNIX)
domain_directory は、ドメインを作成したディレクトリ。
サーバがユーザ名とパスワードの入力を要求する場合は、サーバを起動するパーミッションを持つ WebLogic Server ユーザの名前を入力する。詳細については、Administration Console オンライン ヘルプの「サーバを起動および停止するためのユーザ名とパスワードの提示」を参照。
注意 : 開発環境では、管理サーバを起動し、アプリケーションを直接その管理サーバにデプロイすればたいていは十分。 プロダクション環境では、通常はアプリケーションを実行する管理対象サーバを作成する。
Windows では、ドメイン コンフィグレーション ウィザードで、作成したサーバを起動するためのショートカットを [スタート] メニューに作成するように指定できる。また、サーバを Windows サービスとしてインストールするように指定することもできる。そのように指定した場合、サーバはホスト マシンの起動時に自動的に起動する。
|
作成した管理対象サーバ
|
ドメインの管理サーバを起動する (サーバが Windows サービスとしてコンフィグレーションされている場合は、Windows ホスト コンピュータの起動時に自動的に起動する)。
起動する管理対象サーバをホストするコンピュータでノード マネージャを起動する (ノード マネージャが Windows サービスとしてコンフィグレーションされている場合は、Windows ホスト コンピュータの起動時に自動的に起動する)。詳細については、「ノード マネージャの起動と停止」を参照。
Administration Console の左ペインで [サーバ] フォルダを展開する。
図 11-1 サーバ名のクリック
右ペインで、[制御|起動/停止] タブを選択する。
[このサーバを起動...] を選択し、[はい] をクリックして確定する。
管理対象サーバを起動する他の方法については、「サーバの起動と停止」を参照。
|
WebLogic Server のインスタンスの停止
サーバの停止方法として推奨される手順は次のとおりです。
Administration Console の左ペインで [サーバ] フォルダを展開します。
右ペインで、[制御|起動/停止] タブを選択します。
[このサーバを停止...] を選択し、[はい] をクリックして確定します。
これで、正常な停止が開始されます。サーバはサブシステムに作業中のすべてのリクエストを完了するように指示します。サブシステムが作業を完了した後、サーバは停止します。