コンフィグレーションリファレンス

Security

説明

WebLogic ドメインのセキュリティプロパティを指定します。

構文

<Security
  AuditProviderClassName="String"
  CompatibilityMode=( "true" | "false" )
  ConnectionFilter="String"
  ConnectionFilterRules="list of Strings"
  ConnectionLoggerEnabled=( "true" | "false" )
  CustomObjectAuthenticationEnabled=( "true" | "false" )
  GuestDisabled=( "true" | "false" )
  Name="String"
  Notes="String"
  PasswordPolicy="PasswordPolicy name"
  Realm="Realm name"
  SystemUser="String"
/>

親要素

Domain

属性

表 56-1 Security の属性

属性	説明	指定できる値とデフォルト値
AuditProviderClassName		Administration Console のフィールドラベル : [監査プロバイダクラス] 必須 : いいえ
CompatibilityMode	WebLogic Server 6.x のセキュリティコンフィグレーションからの移行を有効にするかどうかを指定する。	デフォルト値 : false
ConnectionFilter	接続フィルタを実装する Java クラスの名前。接続フィルタは `weblogic.security.net.ConnectionFilter` インタフェースの実装でなければならない。WebLogic Server ではデフォルトの実装が用意されている。	Administration Console のフィールドラベル : [接続フィルタ] 必須 : いいえ
ConnectionFilterRules		Administration Console のフィールドラベル : [接続フィルタルール] 必須 : いいえ
ConnectionLoggerEnabled	受け付けた接続のロギングを有効にする。この属性を使用すると、システム管理者は受信時接続をログファイルで動的にチェックして、フィルタ処理を実行する必要があるかどうかを決定できる。	Administration Console のフィールドラベル : [接続ログを有効化] デフォルト値 : false
CustomObjectAuthenticationEnabled	非推奨。カスタム UserInfo オブジェクトのログインを許可するかどうかを指定する。	Administration Console のフィールドラベル : [カスタムオブジェクト認証を有効化] デフォルト値 : false
GuestDisabled	非推奨。guest ログインを使用して WebLogic Server リソースにアクセスできるかどうかを指定する。この属性は互換性モードで使用される。	Administration Console のフィールドラベル : [ゲスト不可] デフォルト値 : true
Name	MBean の名前を設定する。	必須 : いいえ
Notes	このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。	Administration Console のフィールドラベル : [メモ] 必須 : いいえ
PasswordPolicy	非推奨。パスワードポリシーを設定する。このインタフェースは互換性モードで使用される。	必須 : いいえ
Realm	レルムポリシーを設定する。	Administration Console のフィールドラベル : [レルム] 必須 : いいえ
SystemUser	`system` ユーザの名前。この属性は、必ず指定しなければならない。	Administration Console のフィールドラベル : [システムユーザ] デフォルト値 : system